新加入ゾマーに大満足も…インテルは早くも後継者を選定中、ブラジル国内No.1GKを注視か

2023.11.15 14:45 Wed
ヤン・ゾマー(左) ベント(右)
Getty Images
ヤン・ゾマー(左) ベント(右)
インテルがスイス代表GKヤン・ゾマー(34)の後継者を選定しつつあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

今夏バイエルンから加入の183cm守護神ゾマー。前任者のアンドレ・オナナ売却に不安を覚えたインテリスタも少なくなかっただろうが、蓋を開けると、ゾマーはそんな心配も吹き飛ばす安定感を見せつけ、インテルはスカッド全体が充実していることもあり、セリエAで首位に立つ。

マンチェスター・ユナイテッドでうだつの上がらないオナナを尻目に、インテリスタの信頼をバッチリ掴んだゾマー。ただ、選手寿命の長いポジションとはいえ、来月には35歳となり、契約は2026年6月までの2年間となっている。インテルとしては後継者を特定しておきたい。
今夏も当初はゾマーではなく、当時エンポリ所属のイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(27)をNEXTオナナとしてターゲットオン。また、当時シャフタール所属のウクライナ代表GKアナトリー・トルビン(22)を2番手に控えさせるのが第1プランだったという。

しかし、ヴィカーリオはトッテナムへ、トルビンはベンフィカへと移籍。結果としてゾマーに落ち着き、これが見事にハマったわけだが、ここから将来に向けては、ブラジル1部はアトレチコ・パラナエンセのブラジル代表GKベント(24)に関心を寄せているとのことだ。
ベントはブラジル国内No.1GKとの評価もある190cm守護神。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権)20チーム中9位と中堅どころのチームにおいて、公式戦58試合出場で57失点と奮闘し、うち20試合でクリーンシートを達成している。今夏あたりからユベントス行きも浮上している注目株だ。

かつてはブラジル代表の正GKジュリオ・セザール氏がゴールマウスを守ったインテル。イタリア系ブラジル人のベントは偉大な同胞の先輩に続くこととなるのだろうか。

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インテルがルイス・エンヒキと5年契約で個人間合意か、残すはマルセイユとの交渉に

インテルがマルセイユのブラジル人FWルイス・エンヒキ(23)の獲得に迫っているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。 母国ブラジルのトレッス・パッソスでキャリアをスタートしたルイス・エンヒキ。レンタル先のボタフォゴFRで台頭し、バイエルンやユベントスの関心も集めたなか、2020年にマルセイユへ完全移籍した。 その新天地では左右のウイング、右ウイングバックを主戦場に準主力を担った一方、ボタフォゴへのレンタル移籍も経験。ローンバックした2023-24シーズン後半戦で定位置を掴むと、ロベルト・デ・ゼルビ新監督を迎えた今季は開幕から完全な主力を担い、ここまで公式戦30試合9ゴール7アシストを記録している。 そんなルイス・エンヒキには、今夏にウイングバックの強化に動いているインテルが注目。『フット・メルカート』によると、すでに選手個人とは2030年までの5年契約で合意に至ったとのこと。 また、クラブ間では2400万ユーロ+ボーナス400万ユーロの総額2800万ユーロ(約45億4000万円)のオファーを提示。しかし、3000万~3500万ユーロ(約48億6400万~56億7500万円)を要求するマルセイユ側との交渉はまだ続いているという。 なお、ルイス・エンヒキにはインテルのほかにも、バイエルンが関心を示していたが、選手がインテルへの移籍を希望したため破談に終わったと報じられていた。 2025.04.22 09:15 Tue

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