泥沼9連敗のウニオン、主軸DFドゥーヒの代理人が“脱出”を示唆? 「間違いなくイタリアへ移籍する」

2023.10.26 14:40 Thu
ウニオン・ベルリンの主軸DFドゥーヒ
Getty Images
ウニオン・ベルリンの主軸DFドゥーヒ
公式戦9連敗中のウニオン・ベルリン。主軸選手の代理人がステップアップを匂わせた。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
PR
初のブンデスリーガ昇格からわずか4年でチャンピオンズリーグ(CL)まで辿り着いたウニオン。しかし、迎えた今シーズンはリーグ戦開幕2連勝までは良かったが、第3節・RBライプツィヒ戦からなんと公式戦9連敗に。一部選手とウルス・フィッシャー監督の関係悪化も報じられる。そんなウニオンで今季の公式戦全12試合にスタメン出場しているのがオランダ人DFダニーリョ・ドゥーヒ(25)。A代表初招集も期待される身長190cmのセンターバックは、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチの加入後もその座が揺らぐことはない。
まさに替えの効かない存在なわけだが、『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ドゥーヒにはセリエAの複数クラブから関心が寄せられており、CLのグループCで同居するナポリもその1つとのこと。ドゥーヒ擁するウニオンは24日に敵地でナポリと対戦(0●1)した。

試合前にはドゥーヒの代理人を務めるセライノ・ダルグリッシュ氏がイタリアメディアの取材に応じ、ドゥーヒの将来的なイタリア移籍に自信を持っていると語ったという。
「ドゥーヒ自身がイタリアでのプレーを望んでいる。イングランドやドイツも可能性があるが、可能性が最も高いのはイタリアだ。少なくともドゥーヒはキャリアのどこかで間違いなくイタリアへ移籍することになる」

その時期がいつなのかはわからないが、ウニオンが窮地に陥っていることを考えれば「ドゥーヒは来年1月、または来夏の“脱出”を希望している」と示唆したと捉えるべきか、それともクライアントの希望を受けての単なるイタリアメディアへのリップサービスか。

意図はどうあれ、ウニオンにとって厄介な発言となった。

PR

ウルス・フィッシャーの関連記事

堂安律が所属するフライブルクは18日、クリスティアン・シュトライヒ監督(58)の今シーズン限りでの退任を発表した。 選手、指導者として合計30年を過ごしたフライブルクを離れる決断を下したドイツ人指揮官は、家族とより多くの時間を過ごしたいと今季限りでの退任理由を説明した。 現役時代にもフライブルクでプレーした 2024.03.18 22:32 Mon
ウニオン・ベルリンのマリー=ルイーズ・イータ氏(32)が、ブンデスリーガ史上初の女性指揮官として勝利を飾った。 ウルス・フィッシャー前監督の解任に伴い、昨年11月からウニオンのファーストチームのアシスタントコーチに就任したイータ氏。その後、クラブがネナド・ビエリカ監督を新指揮官に招へいしたが、イータ氏はそのまま同 2024.01.29 23:35 Mon
ウニオン・ベルリンは26日、クロアチア人指揮官のネナド・ビエリカ氏(52)を新監督に招へいしたことを発表した。 ビエリカ新監督は、現役時代は中盤でプレーしクロアチア代表歴もあり、母国のオシエクやアルバセテ、レアル・ベティス、ラス・パルマス、カイザースラウテルンなどでプレーした。 引退後は指導者となり、オース 2023.11.26 23:15 Sun
ウニオン・ベルリンは20日、アシスタントコーチのセバスチャン・ベーニヒ氏がしばらく休養することを発表した。 ウニオン・ベルリンでは、15日に2018年7月から指揮官を務めてきたウルス・フィッシャー監督との契約を解除し、当分の間、U-19チームの監督を務めるマルコ・グローテ氏(51)が暫定指揮官を務めることを発表し 2023.11.21 00:50 Tue
ウニオン・ベルリンが、オリバー・グラスナー氏(49)の招へいに動く可能性があるようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。 今シーズンここまでのブンデスリーガで2勝9敗の最下位に低迷するウニオンは2018年7月の就任以降、1部昇格、カンファレンスリーグ、ヨーロッパリーグ、チャンピオンズリーグとクラブ史を塗り替えた名将ウ 2023.11.17 23:55 Fri

ウニオン・ベルリンの関連記事

レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが12日にホームで行われるブンデスリーガ第29節ウニオン・ベルリン戦で復帰するようだ。シャビ・アロンソ監督が前日会見で明かしている。 ヴィルツは先月8日に行われたブンデスリーガ第25節ブレーメン戦の後半から出場した際、52分にフィフティーのボールに寄せに行ったとこ 2025.04.12 13:30 Sat
ブンデスリーガ第27節、フライブルクvsウニオン・ベルリンが30日にオイローパ=パルク・シュタディオンで行われ、アウェイのウニオンが1-2で逆転勝利した。なお、フライブルクのMF堂安律はフル出場した。 現在、7試合連続無敗も直近は3試合連続ドローと足踏みが続く6位のフライブルクは、13位のウニオンとのホームゲーム 2025.03.31 00:36 Mon
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が15日にホームで行われ、1-1の引き分けに終わったブンデスリーガ第26節ウニオン・ベルリン戦を振り返った。 3日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのレバークーゼン戦からスタメンを3人変更したバイエルンは、立ち上がりからハーフコートゲームを展開する 2025.03.16 10:30 Sun
ブンデスリーガ第26節、ウニオン・ベルリンvsバイエルンが15日にアルテ・フェルステライで行われ、1-1のドローに終わった。なお、バイエルンのDF伊藤洋輝は82分から途中出場した。 リーグ前節はパリーニャの前半退場も響いて格下ボーフムに屈辱の逆転負けを喫した首位のバイエルン。それでも、チャンピオンズリーグ(CL) 2025.03.16 01:35 Sun
ホルシュタイン・キールは2日、ブンデスリーガ第24節でウニオン・ベルリンとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。キールのFW町野修斗はフル出場している。 前節レバークーゼンに敗れて6戦勝ちのない(2分け4敗)最下位ホルシュタイン・キール(勝ち点13)は、町野が[3-5-2]の2トップの左で2試合連続先発となった。 2025.03.03 05:33 Mon

ブンデスリーガの関連記事

記事をさがす

ウルス・フィッシャーの人気記事ランキング

1

ブンデス史上初の女性コーチがウニオン・ベルリンで誕生! 暫定指揮官と共にユースチームから昇格

ウニオン・ベルリンでブンデスリーガ史上初の女性コーチが生まれている。 15日、ウルス・フィッシャー監督(57)との契約解除を発表したウニオン。2018年7月に指揮官に就任したフィッシャー監督は1年目からクラブを初のブンデスリーガ昇格へと導き、その後も次々とクラブの歴史を塗り替えていったが、チャンピオンズリーグ(CL)出場を叶えた今シーズンは公式戦12連敗を喫するなど泥沼にはまってしまった。 ウニオンはフィッシャー監督の契約解除と同時に、当分の間、U-19チームの監督を務めるマルコ・グローテ氏(51)が暫定指揮官を務めることも発表。また、U-19チームでアシスタントコーチを務めるマリー=ルイーズ・イータ氏(32)がグローテ氏をサポートすることも明らかとなった。 ブンデスリーガによると、このままフィッシャー監督の後任が発表されず25日のアウグスブルク戦を迎えた場合、イータ氏は男子チームのベンチに入るリーグ史上初の女性コーチとなる。 2014年に結婚するまで旧姓のベイジホーンを名乗っていたイータ氏は、選手としてタービン・ポツダムやハンブルガーSV、BVクロッペンブルク、ブレーメンでプレー。タービン・ポツダム時代の2009年から2011年にはリーグ3連覇、2010年には女子チャンピオンズリーグ(UWCL)優勝を経験した。 2018年に26歳で現役を引退すると、ブレーメンの男子ユースチームでコーチとしてのキャリアを開始。プロのコーチングライセンス取得後はU-17ドイツ代表のアシスタントコーチを経て、2023年7月にウニオンのU-19男子チームに迎えられた。 2023.11.16 17:29 Thu

ウニオン・ベルリンの人気記事ランキング

1

堂安律がフル出場で先制点の起点も、逆転負けのフライブルクは8戦ぶり黒星…【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第27節、フライブルクvsウニオン・ベルリンが30日にオイローパ=パルク・シュタディオンで行われ、アウェイのウニオンが1-2で逆転勝利した。なお、フライブルクのMF堂安律はフル出場した。 現在、7試合連続無敗も直近は3試合連続ドローと足踏みが続く6位のフライブルクは、13位のウニオンとのホームゲームで4戦ぶりの白星を狙った。インターナショナルマッチウィーク明けの一戦で堂安は右ウイングでスタメン起用となった。 試合は開始早々にアクシデント発生。保有元との対戦となったウニオンのチョン・ウヨンが左足首を痛めてプレー続行不可能となり、スカルケとの交代によってわずか8分でピッチを後にした。 仕切り直しとなった試合はここから一進一退の攻防が続くも、半ば過ぎに一気に動く。 まずは29分、フライブルクは右サイドでのパス交換でうまく前進。タッチライン際に張った堂安からアンダーラップしたグリフォへ絶妙なスルーパスが供給される。そのままボックス内に持ち込んだグリフォからの丁寧な折り返しをゴール前でフリーのホーラーが難なくワンタッチで仕留めた。 幸先よく先制に成功したホームチームだったが、わずか1分後に同点に追いつかれた。ボックス内への浮き球のボールを大きくはじき出せず、こぼれ球がペナルティアーク付近に流れると、これに猛然と走り込んできたケディラに鋭い右足シュートをゴール左隅に突き刺された。 このゴールによってアウェイチームが俄然勢いを増して守勢を強いられたフライブルク。それでも、前半終盤にかけては堂安やグリフォの収まりをうまく使って攻撃に厚みを出し始め、決定機には持ち込めずもイーブンで試合を折り返した。 しかし、後半立ち上がりの48分にはGKからのロングボールを右サイドで繋がれて完全にk無ずされると、スカルケの浮き球のクロスをゴール前でフリーにしたイリッチに頭で合わせられて逆転ゴールを奪われる最悪な入りに。 ここから一気に反撃姿勢を強めたフライブルクは70%を超えるボール支配で相手を押し込んでいく。そのなかで堂安はクロスやプレースキックでチャンス演出を試みるが、なかなか味方との呼吸が合わない。 その後、フライブルクは積極的にメンバーを入れ替えながらなんとか同点に追いつこうと攻勢を続けたが、粘り強い守備に加えてカウンターで引っくり返して陣地を回復するウニオンのしたたかな試合運びに苦戦。後半最終盤のパワープレー気味の攻撃も実らず、1-2のままタイムアップを迎えた。 この結果、リーグ8戦ぶりの黒星を喫したフライブルクは上位争いにおいて痛恨の勝ち点逸となった。 フライブルク 1-2 ウニオン・ベルリン 【フライブルク】 ルーカス・ホーラー(前29) 【ウニオン・ベルリン】 ラニ・ケディラ(前30) アンドレイ・イリッチ(後3) 2025.03.31 00:36 Mon
2

ウニオン・ベルリン守護神が魂の股間セーブ! だが、ダービーに完敗…

ウニオン・ベルリンのポーランド代表GKラファエウ・ギキェヴィチがヘルタ・ベルリンとのダービーで踏んだり蹴ったりの経験をすることになった。イギリス『Caught Offside』が伝えている。 ウニオンは22日、ブンデスリーガ第27節でヘルタとのベルリン・ダービーを戦い、敵地で0-4の大敗を喫した。 前節終了時点でヘルタと勝ち点1差の12位に位置するウニオンは、無観客のダービー勝利で11位浮上を目指したが、序盤から相手の攻勢を受ける厳しい展開に。 その流れの中で孤軍奮闘の活躍を見せたのがギキェヴィチ。前半の17分にはFWドディ・ルケバキオにボックス内に抜け出される大ピンチを迎えたが、ウニオン守護神は絶妙なポジショニングと飛び出しでシュートコースを消す。 だが、ルケバキオが至近距離から放った強烈な右足のシュートは腕や足、身体に向かうことなく股間に直撃。ギキェヴィチはプロ根性ですぐさま起き上がるが、ボールがタッチライン付近に向かうと、味方選手にプレーを切るように要求。 その後、股間を抑えながらピョンピョンとジャンプし、男性にとって“この世の終わり”と形容すべき痛みが過ぎ去るのを待った。 この魂の股間セーブ後も前半は幾度も好セーブを見せたギキェヴィチだったが、後半に入って守備が完全に決壊したチームは大量4失点を喫して0-4の大敗を喫することに。 ギキェヴィチにとってまさに踏んだり蹴ったりのダービーとなった。 <div id="cws_ad">◆まさに魂のセーブ!<div style="width: 100%; height: 0px; position: relative; padding-bottom: 56.250%;"><iframe src="https://streamable.com/e/0lzgqs" frameborder="0" width="100%" height="100%" allowfullscreen style="width: 100%; height: 100%; position: absolute;"></iframe></div></div> 2020.05.23 19:31 Sat
3

ウニオン・ベルリン、スリナム代表FWベッカーと契約延長!今季は40試合出場

ウニオン・ベルリンは29日、スリナム代表FWシェラルド・ベッカー(27)との契約延長を発表した。 スリナムにルーツを持つオランダ生まれのベッカーは、9歳の頃にアヤックスの下部組織に入団。その後、リザーブチームのヨング・アヤックスやズウォレ、ADOデンハーグでのプレーを経て、2019年の夏にウニオンへ完全移籍。 ウニオンでは度重なるケガに見舞われ、2年間で公式戦34試合に出場にとどまっていたが、負傷を乗り越えた今シーズンは、ブンデスリーガ28試合を含む公式戦40試合に出場し6ゴール9アシストを記録するなど、1シーズンを通して主力としてプレーした。 新契約にサインしたベッカーは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ウニオンは本当に居心地がいい。この数年間、一緒に信じられないようなことを成し遂げてきたし、クラブやチームとともに、僕もさらに成長することができた。これからも一緒に仕事ができることを楽しみにしているよ」 2022.06.30 02:01 Thu
4

ウニオン・ベルリン、レバークーゼンからレンタル中のGKグリルを今夏に完全移籍で獲得か

ウニオン・ベルリンが、レバークーゼンからレンタル移籍で加入中のドイツ人GKレナート・グリル(24)を来夏に完全移籍で獲得するようだ。 ドイツ『キッカー』によれば、レバークーゼンは今冬に腰を負傷したロシア代表GKアンドレイ・ルニョフの代わりとして、スタッド・ランスからオーストリア代表GKパトリック・ペンツを獲得。さらに第3GKにはドイツ人GKニクラス・ロムが控えており、グリルを呼び戻す意思がないとのこと。 また同紙は、両クラブ共に公式発表はしていないが、すでに話し合いが行われ、合意に至っているとのことだ。 グリルはマインツの下部組織で育ち、ファーストチームに昇格することなくカイザースラウテルンに完全移籍。2020年7月にレバークーゼンへと移籍したが、昨季はノルウェーのブランへレンタル移籍すると、今季はウニオン・ベルリンへレンタルに出されていた。 ウニオン・ベルリンでは、守護神GKフレデリック・レノウにバックアップとして今季はここまでブンデスリーガ4試合を含む公式戦6試合に出場していた。 2023.03.29 01:50 Wed
5

ボルシアMGがウニオン・ベルリンのアメリカ代表FWジョーダンを買取OP付きレンタルで獲得

ボルシアMGは31日、ウニオン・ベルリンのアメリカ代表FWジョーダン・ペフォク(27)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 シーズンレンタルとなり、買い取りオプションがついている。 ジョーダンはスタッド・ランスの下部組織出身で2015年7月にファーストチームに昇格。シャトールーへのレンタル移籍を経て、2018年7月にスタッド・レンヌへ完全移籍する。 その後、スイスのヤングボーイズにレンタル移籍すると、2021年7月に完全移籍。2022年7月にウニオン・ベルリンへと完全移籍した。 2022-23シーズンはブンデスリーガで31試合4ゴールを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも8試合に出場していた。 191cmの長身ストライカーで、今シーズンもブンデスリーガで1試合、DFBポカールで1試合に出場していた。 2023.08.31 21:57 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly