「バルサへ行きたい」発言のフェリックスを同僚エルモソが叱責「何を望もうとも今はアトレティコだろう?」

2023.07.28 15:33 Fri
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アトレティコ・マドリーポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)がチームメイトから叱責を受けた。

今夏チェルシーからローンバックしたフェリックス。かねてよりディエゴ・シメオネ監督と不仲だと言われてきたなか、トレーニングの紅白戦から外されるなど半ば構想外の扱いを受けているが、ここ最近は「バルセロナへ移籍したい」という旨の発言が大きな騒動となっている。

首脳陣がこれに激怒したとも言われるなか、チームメイトもやはり複雑な気持ちになった模様。レアル・マドリーのカンテラ出身でエスパニョールを経由しての加入となった元スペイン代表DFマリオ・エルモソは、クラブへの忠誠心といった部分に人一倍配慮するタイプだ。
そして、スペイン『Cadena Ser』のインタビューに応じた元スペイン代表DFはフェリックスを「僕たちの仲間」と前置きしつつ、アトレティコに身を置く以上は不適切な発言だったとの見解を示している。

「当然のことながら、フェリックスが何を望もうとも、彼はクラブが何らかの決定を下すまではアトレティコの選手であり、僕たちの仲間だ。これが唯一の真実だよ」
「“クラブ”という存在は、それを構成する誰よりも上の位置にある。選手をサポートしてくれる人たち、外から応援してくれる人たちもアトレティコを構成している、紛れもない重要な存在だし、フェリックスもアトレティコを構成する1人だ」

「アトレティコでプレーしたい選手がここにいるべきであり、そうでない選手は加わるべきではないと思う。それでも、ここにいる以上はアトレティコの選手として扱われるんだ」

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17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat
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アトレティコがオブラク後釜探し? 指揮官の同胞GKに関心か

アトレティコ・マドリーが、絶対的守護神の後継者として指揮官の同胞GKをリストアップしているようだ。 アトレティコではスロベニア代表GKヤン・オブラク(32)が絶対的な守護神として君臨。現在の年齢を考えると、中東からの高額オファーを除きヨーロッパのライバルへの移籍の可能性は低く、今後数年はコルチョネロスのゴールマウスを守る可能性が高い。 とはいえ、将来的に後釜を託せる後継者探しはクラブにとって重要な課題となっている。 スペイン『エスタディオ・デポルティボ』によれば、アトレティコはその候補の一人として、ボカ・ジュニアーズでプレーするU-23アルゼンチン代表GKレアンドロ・ブレイ(22)をリストアップしているという。 2022年2月にロス・アンドレスから国内屈指の名門に加入したブレイは、今シーズンの後半から正GKに定着。パリ・オリンピックではオーバーエイジのGKヘロニモ・ルジに守護神の座を譲ったが、世代屈指のGKとの評価を確立している。 南米で高い評価を得ているブレイには1400万ユーロ(約22億7000万円)の契約解除条項があり、ここ最近ではナポリからの関心も伝えられているという。ただ、現時点でアトレティコが獲得を急ぐことはないようだ。 2025.01.02 20:03 Thu
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元チェルシーDFフィリペ・ルイスがアザールの衝撃事実を告白!「試合の5分前までマリオカートを…」

23日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のアトレティコ・マドリーvsチェルシーを前に、両クラブに在籍経験のあるフラメンゴの元ブラジル代表DFフィリペ・ルイスがイギリス『ガーディアン』のインタビューに答えた。 2010年から2014年にかけてアトレティコでプレーしていたフィリペ・ルイスは、2014年夏にチェルシーに移籍した。その夏を最後に退団したレジェンドのアシュリー・コールの後釜として高い期待がかけられていたが、当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョの信頼を得られず、1年後にアトレティコへ戻っていった。 わずか1年の在籍だったが、フィリペ・ルイスは印象的なことが多かったとコメント。特にFWエデン・アザール(現レアル・マドリー)は、これまで共にプレーしてきた中で最高の選手だったとし、驚きの逸話を明かしている。 「ネイマールに並んで、エデンは僕が一緒にプレーした中で最高の選手だよ。メッシにも届くぐらい、彼は一人で試合を勝たせてしまっていた」 「あまり守備もしないしトレーニングもしてなかったけどね。試合の5分前までロッカールームでマリオカートで遊んでいた始末だよ」 「靴紐も結ばず練習やウォーミングアップをしていたよ。だけど誰も彼からボールを奪えなかった。簡単にドリブルで3、4人抜き去っていくんだ。近付き過ぎれば一瞬で引き離されてしまう。本当に凄かったよ」 フィリペ・ルイスはまた、2015年2月にチェルシーからフィオレンティーナにレンタル移籍したFWモハメド・サラーにも言及。その去り際に、引き留めようと理由を訪ねていたようだ。 「サラーがここまで優秀だとは誰も思わなかっただろう?それは違う。練習で僕は何度ヤツに屈辱を味わってきたか…」 「彼がフィオレンティーナに行くと聞いた時、僕は聞いたんだ。『どうして出ていくんだ?ここはチェルシーだぞ』って。そしたら彼はこう言った。『プレーするためだ』って」 「ああ、この少年(当時22歳)は凄いなと思ったよ。彼がサッカーをするのは決してお金やタイトルのためではなかった。彼は自分を証明するために移籍したんだ」 「トレーニングでの彼はメッシみたいだった。本当にね。誰にでも聞いてみるといいよ」 そして、フィリペ・ルイスは1年でチェルシーを退団しアトレティコに復帰した理由も説明。チェルシーに勧誘したディレクターのマリナ・グラノフスカイアに別れと感謝のメッセージを送っていたという。 「最後にマリナにメッセージを送ったんだ。ベストを尽くせなくてごめん、信じてくれてありがとうってね」 「これ以上モウリーニョの下にいたくなかった。でもこれだけは言わせてほしい。モウリーニョだけのせいではないと」 「チョロ(ディエゴ・シメオネ)がいれば、僕はまた昔のフィリペ・ルイスのようになれると思っていたんだ。後に彼はこう言ってくれた。『お前は私の下でなら上手くやれる。もう一度戻ってこい』とね」 「その通りだったよ。彼は僕の頭の隅々まで把握していた。復帰することに疑いは全くなかったよ」 2021.02.23 16:34 Tue
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「王子様みたい」「めちゃくちゃかっこよくなってる」髭を剃ったグリーズマンにファン絶賛!チームメイトも続々反応「ヒゲ剃ったの!?」

アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのイメチェンが話題だ。 2019年に一度バルセロナへと移籍したものの、期限付き移籍を経てアトレティコへと戻ってきたグリーズマン。今シーズンは好調を維持しており、ラ・リーガでは24試合で11ゴール、公式戦全体では35試合で18ゴールを記録している。 そのグリーズマンは、20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでインテルとのアウェイゲームに先発。チームはセリエA首位のチームに苦戦を強いられ、1-0で1stレグを落とすこととなったが、グリーズマンの見た目にも注目が集まった。 グリーズマンは、伸ばしていた髭を綺麗に剃って登場。一気に爽やかになった姿を見せていた。 アトレティコの公式SNSによると、グリーズマンは19日に髭を剃った模様だ。チームメイトたちはその変化に気が付くと、「ヒゲ剃ったの?」と反応。アルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルはスベスベの肌を触って「赤ちゃんみたい」だといじっていた。 グリーズマンの変化には、ファンも「王子様みたいなビジュアル復活してるな」、「めちゃくちゃかっこよくなってる」、「ヒゲ剃ってる!」と反応。久々の髭なしの姿に注目が集まっていた。 <span class="paragraph-title">【動画】まるで王子様!?髭を剃って一気に爽やかになったグリーズマン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="it" dir="ltr"> Grizi <a href="https://t.co/cv24JHLWFf">pic.twitter.com/cv24JHLWFf</a></p>&mdash; Atlético de Madrid (@Atleti) <a href="https://twitter.com/Atleti/status/1759672955326370016?ref_src=twsrc%5Etfw">February 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.21 12:25 Wed
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終盤コレア退場から悪夢の連続失点…週明けにCLダービー控えるアトレティコがヘタフェに痛恨逆転負け【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第27節、ヘタフェvsアトレティコ・マドリーが9日にコリセウムで行われ、ホームのヘタフェが2-1で逆転勝利した。 2位のアトレティコは前節、アスレティック・ビルバオとの上位対決にウノセロ勝利。ラ・リーガで重要な勝利を収めた。だが、敵地サンティアゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の1stレグではレアル・マドリーに1-2で惜敗した。 週明けにメトロポリターノでのリターンレグを控えるなか、今節は14位のヘタフェとのマドリード自治州ダービーに臨んだ。シメオネ監督は前述のマドリード・ダービーから先発2人を変更。バリオスとヒメネスに代えてモリーナ、ル・ノルマンを起用。ただ、ウォームアップ中にラングレが違和感を訴えたことで、ヒメネスが急遽スタメンに。2トップはグリーズマン、アルバレスの主力コンビとなった。 ランチタイムキックオフのアウェイゲームという難しさもあり、立ち上がりからボールを握れども前進の部分で苦戦するアトレティコ。逆に、シンプルな縦への仕掛けやロングボールで深い位置まで侵攻するヘタフェに幾度か際どい場面も作られた。 前半半ばを過ぎても決定機はおろかシュートを打てない状況が続いたアウェイチームは、29分にセットプレー流れからグリーズマンがようやくファーストシュートを記録するが、これは相手のシュートブロックに遭う。 その後、前半終盤にはヘタフェの右CKの場面でミジャの正確なクロスをゴール前のウチェにドンピシャのヘディングで合わせられたが、これはGKオブラクが正面でキャッチ。完全に攻撃が停滞したものの、最低限のゴールレスで試合を折り返した。 迎えた後半、アトレティコはハーフタイムに2枚替えを敢行。前半に痛めていたデ・パウルに加えてリーノを下げて、バリオスとアンヘル・コレアをピッチに送り出した。 この交代とハーフタイムの修正によって攻撃を活性化させたいところだったが、後半もヘタフェの堅守を前に手詰まり感は変わらず。58分にはアルバレスを下げてセルロートを投入し、より長いボールやクロスを意識した戦い方に変化。 さらに、モリーナに代えて久々起用のレマル、グリーズマンを下げてギャラガーと意外な交代策を行うと、71分にはそのレマルの正確なプレースキックがビッグチャンスを創出。クロス対応でGKソリアがキャッチし損ねたボールがDFアルデレーテの手に当ると、オンフィールド・レビューの結果、PKが与えられた。これをキッカーのセルロートが冷静に右隅へ蹴り込み、75分の先制点となった。 これでウノセロでの逃げ切り態勢に入ったアトレティコは危なげなく時計を進めていたが、86分には前線でアグレッシブにボール奪取を試みたコレアの足裏がジェネの脛に入ってしまい、オンフィールド・レビューの結果、一発レッドでの退場に。 これで数的不利を背負ったアトレティコは、このプレーで与えたセットプレーの流れからゴール前で混戦を作られると、ボックス内で2度ルーズボールを制したアランバリに泥臭くシュートを流し込まれて痛恨の失点。 さらに、10分が加えられた後半アディショナルタイムの92分にはディエゴ・リコのミドルシュートをゴール前に走り込んだアランバリにワンタッチでコースを変えられると、これがゴール右隅に決まって逆転まで許した。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、お得意様ヘタフェに今季初の逆転勝利を献上したアトレティコは、痛恨の黒星。リーグタイトル争いに加え、週明けのダービーにもダメージが残る結果となった。 ヘタフェ 2-1 アトレティコ・マドリー 【ヘタフェ】 マウロ・アランバリ(後43、後47) 【アトレティコ】 アレクサンダー・セルロート(後30[PK]) 2025.03.10 00:04 Mon

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