ベティス、無所属のイスコを1年契約で獲得! ペジェグリーニ監督とはマラガ時代以来の共闘に

2023.07.27 06:01 Thu
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レアル・ベティスは26日、元スペイン代表MFイスコ(31)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2024年6月30日までとなる。

長らくレアル・マドリーでプレーしたイスコは、2021-22シーズン限りでエル・ブランコを退団。その後、昨年8月に当時監督を務めていたフレン・ロペテギ監督との関係もあり、セビージャにフリートランスファーで加入。

セビージャではラ・リーガで12試合2アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で6試合1ゴール1アシストを記録していたが、成績不振によってロペテギ監督が解任されたこともあり、イスコ自身も2022年12月にセビージャ退団。
その後、ウニオン・ベルリンのメディカルチェックを受診し、加入が決定的と見られていたが、契約条件を巡る問題が発生して最終的に破談。 以降はコンヤスポルやフェネルバフチェ、エバートン、ビジャレアルといったクラブへの移籍の可能性も取り沙汰されたが、現在もフリーの状況が続いていた。

ベティスでは、昨季まで主力を務めていたスペイン代表MFセルヒオ・カナレスがメキシコのモンテレイへ移籍。また、2月に左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負ったフランス代表MFナビル・フェキルが最長で11月まで離脱する状況の中、マラガ時代にペジェグリーニ監督の指導を3年間受けた師弟関係にあるイスコに白羽の矢を立てたようだ。

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「心の準備ができなかった」イスコ、冷遇され続けたマドリーでのラスト1年を回想「前を向くたび…」

レアル・ベティスの元スペイン代表MFイスコがレアル・マドリー時代を振り返った。スペイン『Relevo』が伝えている。 マラガで2012-13シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8を経験し、翌シーズンから9年間マドリーに所属したイスコ。マドリーで通算353試合出場53ゴール57アシストを記録し、ラ・リーガ優勝3回、CL優勝5回など計19ものタイトルに恵まれた。 昨季はセビージャへフリー移籍も、首脳陣との確執により加入5カ月で契約解除。今年7月まで無所属が続き、新天地はセビージャの宿敵・ベティスに。今季ここまでの公式戦全11試合に先発出場と、半年以上のブランクを感じさせないプレーを披露している。 そんなイスコはスペイン『Canal Sur Radio』に出演し、近況を語るとともにマドリー時代を回想。数々のタイトルを獲得した一方、イスコ自身はなかなかゲームに絡めなくなる時期も少なくなく、とりわけ最後の1年は苦しかったと振り返る。 「僕は今、ベティスで昔の自分を取り戻しているかのようだ。エリートとして扱われたマラガでの素晴らしい2年間を思い出すよ。その後マドリーには9年間いたっけ。最後の1年は状況が状況でね…心ここに在らずだった」 イスコはマドリーでのラストシーズンとなった2021-22シーズン、第二次政権を発足させたカルロ・アンチェロッティ監督から冷遇され、公式戦の出場が17試合止まり。自身5回目のCL制覇となった1年だが、そのCLでは1分たりとも出番を与えられなかった。 「どう努力してもプレーできないんだ…と試合に向けて心の準備ができなかった。もう少し頑張ろうと前を向いても心が折れてしまうんだ。結局、『プレータイムは少ししか与えない』と言われたときに『ここにいる必要はない、マドリーを去る時が来た』と感じたんだ」 「(マドリーで)世界最高の選手たちとプレーし、タイトルも獲得できた。僕は自分が築いてきたキャリアを誇りに思う。けど、満足はできていない。だからこそベティスに来たのかもしれないね」 冷遇され続けたマドリーでのラスト1年、爪痕を残すことなく去ったセビージャを経て、ベティスで元気にプレーする31歳イスコ。2019年以来となるスペイン代表復帰も見据える。 「戻れればいいなってくらいに捉えているけど、代表からフェードアウトする年齢が早すぎたのは心残りだ。僕はワールドカップ(W杯)に出たことはあるけど、ユーロは一度もない…やっぱり来年のユーロ2024に出たいな」 「ベティスで良い仕事をしたら、もしかしたら僕にも資格が与えられるかもしれないね」 2023.10.18 14:08 Wed
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「4年間は薬を飲んでいる」イスコがてんかん発作の過去を告白も問題なしアピール「あれから発作は起きていない」

レアル・ベティスの元スペイン代表MFイスコが持病を明かしている。スペイン『Relevo』が伝えた。 半年間の無所属期間を経て2023年7月にベティスへ加入し、ラ・リーガの19試合でマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せたイスコ。夏のユーロ2024を戦うスペイン代表入りも期待されたが、5月に左足腓骨を骨折し、代表復帰は叶わなかった。 当初は2〜3カ月での復帰が予想されたが、思うように回復せず9月に再手術。リハビリの時が続いている。 そんななか、32歳MFはクラブメディアに出演。16日の世界食料デーを記念し、ベティスの栄養士アントニオ・バレステロスさんとともにピザを作った。 調理中には自身の健康面について語り、キャリアの序盤は食生活をあまり意識していなかったとコメント。「でも、歳を重ねるにつれ、それがどれだけ重要なことか気づくんだ」と主張した。 また、イスコはてんかん発作に見舞われた過去も告白。苦しんだ経験を明かしている。 「2022年のことだったと思う。寝ている時の出来事だった。子供の頃も少し大きくなってからも、一度も経験したことがなかった。だけどかなり強烈だった」 「検査のために4日間ほど入院した。あの日起きたことをはっきりと覚えていないし、病院でのことも思い出せない瞬間がある」 「4年間は夜は薬を飲んでいるけど、僕はここにいる。幸いなことにあれから発作は起きていない」 さらに、イスコは自らの知名度を利用して世界にメッセージ。てんかんに悩む人々を勇気づけた。 「このことを公に話したことは一度もなかった。こういったエピソードを抱えている人は、それが正常なものであること、治るし治療が可能なこと、この手のことも当たり前のものとして扱われるべきことを知るべきだ」 <span class="paragraph-title">【動画】栄養士とピザを作るイスコ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-S4hICM_cbE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.17 20:46 Thu
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レアル・マドリーファン、大一番でイスコの起用を希望...指揮官ジダンの悩みの種

レアル・マドリーのファンは、大一番でMFイスコが起用されることを望んでいるようだ。<br><br>スペイン『マルカ』は、14日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦パリ・サンジェルマン戦を前にアンケートを実施。「あなたがマドリーの監督なら誰を先発させるか」の問いに、3万5000人以上が答えた。<br><br>GKケイロール・ナバス、DFナチョ・フェルナンデス、ラファエル・ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、MFカセミロ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースは不動だ。問題は前線の選手である。<br><br>最も票を多く集めたのはイスコークリスティアーノ・ロナウドーガレス・ベイル(36,15%)だ。次いでイスコーC・ロナウドーマルコ・アセンシオ(23,9%)、ベイルーC・ロナウドーアセンシオ(16,61%)、ベイルーベンゼマーC・ロナウド(13,6%)、C・ロナウドールーカス・バスケスーベイル(9,74%)という結果になっている。<br><br><br>提供:goal.com 2018.02.14 22:29 Wed

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2001年から続いたレアル・マドリーの“ジダン王朝”、三男テオがカスティージャ退団でとうとう終焉へ

レアル・マドリーから“ジダン”がいなくなる見通しに。スペイン『Relevo』が伝える。 2001年7月9日、レアル・マドリーで前年から第一次政権を発足させたフロレンティーノ・ペレス会長が、21世紀到来を控えてスタートした“銀河系軍団”構築の第2弾として、ユベントスから2000年のFIFA世界最優秀選手賞、ジネディーヌ・ジダン氏を当時史上最高額の9000万ユーロで獲得。全世界が仰天した。 その後、ジダン氏は2006年の現役引退までマドリーでプレーし、引退後は2度にわたって監督を歴任。その間の功績等は説明不要だろう。 一方、ジダン氏には4人の息子が。長男エンツォ・ジダン(1995年生まれ)、次男ルカ・ジダン(98年生まれ)、三男テオ・ジダン(02年生まれ)、四男エリアス・ジダン(05年生まれ)。エンツォとルカは父の現役時代からマドリー下部組織に所属し、テオとエリアスも兄2人を追うようにマドリーの一員となった。 現在もマドリーに残るはリザーブチーム「カスティージャ」でプレーする三男テオのみだが、一家の父が2001年7月にマドリー入りして以来、エル・ブランコには絶えず、”ジダン”が所属しているのだ。 しかし、2024年夏をもって、四半世紀近く続いてきた「マドリーにジダンあり」が終わる見通しに。テオの契約が6月末までとなっており、本人に延長の意志なし。トップチーム昇格を待たずして、キャリアで初めてマドリーを離れる決断を25日に下したとのことだ。 22歳テオは、父の盟友ラウール・ゴンサレスが率いるカスティージャで主力選手。今季のスペイン3部でセントラルハーフとして優れたパフォーマンスを披露し、他クラブのトップチームに羽ばたく目処が立ったとみられている。 なお、マドリートップチーム通算“1試合1得点”という29歳の長男エンツォは、現役引退を宣言せずとも現在サッカーから離れ、不動産業に従事。1月にマドリーからレアル・ベティスへ移籍した18歳の四男エリアスは、来季のトップチーム昇格が決定し、U-19フランス代表でも主力級という194cmの左利きセンターバックだ。 2024.05.27 15:00 Mon
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【2023-24 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】首位マドリー、大躍進ジローナから最多3選手を選出

2023-24シーズンのラ・リーガは第19節を消化しました。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:バジェス DF:カルバハル、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:イスコ、アレイシ・ガルシア、ベリンガム FW:久保建英、ドヴビク、グリーズマン GK アルバロ・バジェス(26歳/ラス・パルマス) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初のプリメーラの舞台でリーグ2位の堅守に貢献。クルトワ、テア・シュテーゲンの長期離脱によって例年以上の熾烈を極める今季ここまでのサモラ賞レースでバスクの両雄の守護神、アトレティコGKオブラクを抑えて昇格組の守護神が首位に立った。ベティスのカンテラ出身で2018年からラス・パルマスでプレーする26歳は昨季のプリメーラ昇格に貢献。今季は自身初のプリメーラの舞台でもその能力を遺憾なく発揮。高いアスリート能力を活かしたパラドンに加え、ポジショニング、シュートに対する面の作り方などシュートストップに関する基礎技術の高さが光り、ハイボール処理やディストリビューションといった部分もそつなくこなしている。 DF ダニエル・カルバハル(32歳/レアル・マドリー) 出場試合数:14(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 攻守両面でハイパフォーマンスを維持。バルセロナDFカンセロの攻撃面での活躍も印象的だったが、攻守両面で最も安定したパフォーマンスを見せた首位チームのラテラルを選出。負傷によって数試合を欠場したが、ここまで14試合に出場し2ゴール2アシストを記録。システム変更によって攻撃では若干役割が変わったものの、効果的な絡みが多くセビージャ戦、バレンシア戦でゴラッソも記録。また、重要な試合になればなるほどパフォーマンスレベルを上げる、さすがのプレーぶりだった。 DF ダニ・ビビアン(24歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アスレティックの堅守支えるディフェンスリーダー。ミランデスでの武者修業を経て昨季に本格ブレイクを果たした24歳は、イニゴ・マルティネスのバルセロナ移籍によって今季は経験豊富なジェライのバックアップを受けながらディフェンスラインの主軸として活躍。184cmとセンターバックとしてサイズに恵まれてはいないが、バスク人らしい屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さを見せる。開幕戦では0-2で敗れたものの、マドリーのエースFWヴィニシウスを完封する出色のパフォーマンスを披露。攻守両面でまだまだ粗削りな部分も見受けられるが、近いうちのラ・ロハ入りも期待される。 DF アントニオ・リュディガー(30歳/レアル・マドリー) 出場試合数:18(先発:17)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最少失点の立役者。元々の選手層の問題に加え、ミリトン、アラバの長期離脱で本職中盤のチュアメニをスポット起用するなどスクランブルが続くセンターバックでフル稼働。GK起用も流動的な中でリーグ最少11失点の堅守を支えた最大の功労者だ。加入1年目はイージーミスも散見されたが、今季ここまではより堅実にプレー。地対空の対人戦で無類の強さをみせ、無理の利く守備で再三のピンチの芽を積み続けた。さらに、ミリトン不在の状況において攻守両面でのセットプレーの存在感は抜群で、前半戦最終戦のマジョルカ戦での値千金の決勝点が首位ターンに繋がった。 DF ミゲル・グティエレス(22歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> マドリー育ちの多才なラテラルが躍動。昨季、レアル・マドリーからの完全移籍で加入しブレイクの兆しを見せたU-21スペイン代表は今季に入って完全に開花。ミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、攻撃ではインテリオールとして組み立てに参加しながらドリブラーのサヴィオを適切な立ち位置でサポートし、崩しの局面に参加。傑出した運動量とアスリート能力、戦術理解度を併せ持つ万能型ラテラルは戦術上のキーマンの一人となっている。また、バルセロナ相手の歴史的な勝利では圧巻のゴラッソを叩き込んだ。 MF イスコ(31歳/レアル・ベティス) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師の下で完全復活。レアル・マドリー晩年の停滞、セビージャでの苦戦によって“終わった”選手の印象も否めなかったが、マラガ時代に指導を受けたペジェグリーニ監督のラブコールを受けて加入したベティスで完全復活を遂げた。ここまで2ゴール3アシストと数字面のインパクトはそこまで目立つものではないが、チャンスクリエイトやキーパスといったスタッツはリーグ上位に位置し、出場18試合のうち10試合でMOMを獲得する傑出したパフォーマンスを披露した。 MF アレイシ・ガルシア(26歳/ジローナ) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦の準MVP。異次元のパフォーマンスを見せたベリンガムにMVPの座を譲ったが、前半戦のパフォーマンスは勝るとも劣らないものだった。過去にマンチェスター・シティに青田買いされたこともあり、10代から将来を嘱望された大器は紆余曲折を経て2021年に2度目の加入となったジローナでその才能を開花。今季はミラクル・ジローナの“心臓”として中盤に君臨し、卓越した戦術眼、パスセンスを武器にオーガナイザーとして攻撃のテンポ、リズムを司る。さらに、高精度の右足のキックを武器に3ゴール4アシストと決定的な仕事にも絡んだ。 MF ジュード・ベリンガム(20歳/レアル・マドリー) 出場試合数:17(先発:17)/得点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。1億ユーロ超えの高額な移籍金によって鳴り物入りでの加入となったなか、開幕4試合連続ゴールで見事に重圧を撥ね返すと共に目の肥えたマドリディスタのハートをわしづかみにした。以降は名将アンチェロッティの巧みな用兵もあり、攻守両面で持ち味を遺憾なく発揮し、自身初のエル・クラシコでは圧巻のドブレーテで劇的逆転勝利に導く衝撃のデビューを飾るなど前半戦で常に主役の座を譲らなかった。 FW 久保建英(22歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:6 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・レアルの攻撃の全権担う。加入2年目で完全にワールドクラスに到達した日本人アタッカーは、贔屓目なしに前半戦で最も優れたパフォーマンスを見せた右ウイングだった。昨季の活躍によって対戦相手のラフプレーを辞さない徹底マークに遭いながらも、ここまで6ゴール3アシストを記録。自身初のCLとの二足の草鞋によって勤続疲労からパフォーマンスを落とした試合も見受けられたが、文句なしでラ・レアルのベストプレーヤーだった。ゴール、アシストといった数字面の伸び悩みに関しては振るわないセンターフォワード陣や指揮官の戦術面という外的な部分が多く、チームとして戦い方を改善できれば、自ずとその数字は伸びてくるはずだ。 FW アルテム・ドヴビク(26歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:14)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初挑戦のラ・リーガで鮮烈な活躍。ウクライナ代表での活躍によって一部では知られた存在ではあったものの、加入時点ではほぼ無名の存在だったが、ここまで11ゴール5アシストの圧巻の活躍でジローナ躍進に貢献した。サラ賞レースでトップタイの12ゴールを挙げるアトレティコFWモラタ、ヘタフェFWマジョラルの2人の活躍も見事だったが、初挑戦での活躍を評価して選出した。189cmの恵まれた体躯もあり純然たるターゲットマンという印象だが、空中戦とポストワークを特長としながらもオフ・ザ・ボールの動き出しの巧さ、個での打開力、中盤的な資質も持つ万能型だ。もちろん、パワフル且つ精度の高い左足のフィニッシュが最大の持ち味だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(32歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240110_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のベストアタッカー。昨季後半戦からの良い流れを今季も継続し、11ゴール3アシストを記録。2トップの一角での配置ながら実質前線と中盤を繋ぐフリーマンとして振る舞い、卓越したテクニックと戦術眼を武器にコルチョネロスの攻撃を牽引。好調を維持する相棒モラタの存在もあり、昨季以上に自由度の高い形で自身の特長を遺憾なく発揮している。また、11ゴールの内の7ゴールが決勝点とエースとしての勝負強さも評価したい。なお、直近のスーペル・コパでルイス・アラゴネスを抜くクラブ最多174ゴールに到達し、名実ともにアトレティコのレジェンドとなった。 2024.01.11 20:05 Thu
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【2021-22 ラ・リーガベストイレブン】優勝レアル・マドリーから最多5選手

2021-22シーズンのラ・リーガが全日程を消化しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆ラ・リーガベストイレブン GK:クルトワ DF:アラウホ、ダビド・ガルシア、ル・ノルマン、アラバ MF:モドリッチ、ブスケッツ、フェキル FW:デンベレ、ベンゼマ、ヴィニシウス GK ティボー・クルトワ(30歳/レアル・マドリー) 出場試合数:36(先発:36)/失点数:29 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 圧巻のパラドン連発で優勝に貢献。2シーズンぶりのサモラ賞(最優秀GK)はセビージャ守護神ボノに譲るも、重鎮退団で開幕前に懸念されたエルブランコの守備を見事に支えた。シーズンを通じて決してピンチの数は少なくなかったが、驚異的な反射神経に加え、経験に裏打ちされた的確な判断、ポジショニングで絶体絶命のピンチを幾度も救った。 DF ロナルド・アラウホ(23歳/バルセロナ) 出場試合数:30(先発:25)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ブラウグラナの新たなディフェンスリーダー。ピケの加齢による衰えもあって被カウンター時の対応を含め、ここ数年問題を抱えるバルセロナは、今季もシーズンを通じてそのウィークを露呈。その苦境においてウルグアイ代表DFは卓越したアスリート能力と守備センスを武器に獅子奮迅の働きを見せた。また、チーム事情で手薄な右サイドバックでもプレーした中、クラシコではヴィニシウスを封じるなど改めて対人守備での能力の高さを証明した。また、チャビ新体制では指揮官が明確に課題と指摘するビルドアップにも前向きに取り組み、半年間で見違える進歩を見せており、来シーズン以降の更なる飛躍が期待されるところだ。 DF ダビド・ガルシア(28歳/オサスナ) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・ロハ初招集も期待される玄人好みの守備者。オサスナ一筋のキャリアを歩む28歳は、以前から堅守に定評があるチームで安定したパフォーマンスを披露してきた。とりわけ、今シーズンは空中戦の強さを生かしてキャリアハイの4ゴールを奪ったほか、本職の守備においても対人、カバーリングと卒のないプレーが光った。ル・ノルマンと共にオトラ・リーガでは屈指の守備者の評価を確立しており、今夏の去就にも注目したいところだ。 DF ロビン・ル・ノルマン(25歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:37(先発:37)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・レアルの堅守を支える万能型DF。出身はフランスも、有能なセンターバックを輩出するバスクの地で本格ブレイクを果たした25歳は、直近2シーズンも主力として活躍したものの、今季はもう一段階上のレベルに到達。サスペンションで欠場した1試合を除きフルタイム出場を果たし、卓越した危機察知能力、ポジショニングを生かしたクレバー且つ強度の高い守備で堅守に貢献。さらに、アルグアシル監督の下で後方から繋ぐスタイルを取る採用するチームにおいて、磨きをかけたビルドアップ能力で攻撃の出発点としても機能している。 DF ダビド・アラバ(29歳/レアル・マドリー) 出場試合数:30(先発:30)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初のラ・リーガ挑戦でタイトル獲得に貢献。13年を過ごしたミュンヘンを離れ、鳴り物入りでの加入となったエルブランコではセンターバックを主戦場にプレー。セルヒオ・ラモスに代わる新たなディフェンスリーダーとして相棒ミリトンをコントロールしながら、守護神クルトワと共にリーグ2位の堅守を構築。さらに、的確なドライブや正確な配球とビルドアップの局面においても絶大な存在感を放った。 MF ルカ・モドリッチ(36歳/レアル・マドリー) 出場試合数:28(先発:25)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 黄金の中盤で抜群の輝き。今年9月に37歳を迎えるベテランMFだが、衰え知らずの見事なシーズンを過ごした。バルベルデやカマヴィンガらの台頭、相棒クロースがシーズンを通してフル稼働を果たしたことで、ある程度プレータイムをコントロールできたこともあり、シーズンを通してハイパフォーマンスを維持。とりわけ、重要なビッグマッチにおいてはベンゼマらと共に勝負強い働きをみせ、改めてワールドクラスのプレーヤーであることを証明した。インテリオールのポジションでの8アシストという数字も素晴らしかった。 MF セルヒオ・ブスケッツ(33歳/バルセロナ) 出場試合数:36(先発:36)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 盟友チャビの下で完全復活。メッシの電撃退団に伴い、今季からカピタンに就任したが、クーマン、セルジ暫定体制での前半戦はチームスタイルの影響もあり、攻守両面で長所よりも短所ばかりが目につく試合が目立った。しかし、チャビ新体制ではチームの原点回帰、イメージを共有できるガビやペドリ、フェラン・トーレスらの存在によって長所がより際立つ戦いが増え、見事なゲームメイクでチームの2位フィニッシュの立役者となった。 MF ナビル・フェキル(28歳/ベティス) 出場試合数:34(先発:33)/得点数:6 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進ベティスの攻撃をけん引。卓越した左足の技術、馬力のある仕掛け、創造性を武器に6ゴール8アシストを記録。リーグで最もスペクタクルなチームと称されるペジェグリーニ率いるチームにおいて、カナレスと共に攻撃の組み立てを担い、フアンミやウィリアン・ジョゼやボルハ・イグレシアスらストライカー陣を巧みに操った。好戦的過ぎるメンタル、得点数に改善の余地はあるが、フアンミ、ギド・ロドリゲスらと共にベティス躍進の主役となった。 FW ウスマーヌ・デンベレ(25歳/バルセロナ) 出場試合数:21(先発:15)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャビ率いる新生バルサの崩しの切り札に。シーズン前半戦をケガでほぼ棒に振ったが、契約延長問題に揺れる中で主力として起用したチャビ監督の信頼に応え、今季リーグアシスト王となる13アシストを記録。当初はカンプ・ノウでブーイングを浴びたが、その圧倒的なパフォーマンスで、ブーイングをスタンディングオベーションに変えた。圧倒的な個の打開力、正確なクロス、ラストパスから盟友オーバメヤンらに決定機をお膳立てし続けた。来季の去就はいかに…。 FW カリム・ベンゼマ(34歳/レアル・マドリー) 出場試合数:32(先発:31)/得点数:27 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。27ゴールで自身初のピチーチ(得点王)獲得。アシストランキングでも2位の12アシストと、ヴィニシウスと共にエルブランコの攻撃を見事に牽引した。今季のバロンドール最有力候補の圧倒的な存在感だった。 FW ヴィニシウス・ジュニオール(21歳/レアル・マドリー) 出場試合数:35(先発:30)/得点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エルブランコの新たなエースに成長。戦術眼、アタッキングサードでのプレー判断に磨きをかけてベンゼマの信頼を勝ち取った前半戦に完全覚醒を果たした。後半戦はゴールペースをやや落としたものの、いずれもキャリアハイ更新となる17ゴール10アシストを記録。ハーランドやムバッペ、フォーデンらとの次代のバロンドールレースに本格参戦を告げる1年に。 2022.06.03 18:01 Fri
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「心の準備ができなかった」イスコ、冷遇され続けたマドリーでのラスト1年を回想「前を向くたび…」

レアル・ベティスの元スペイン代表MFイスコがレアル・マドリー時代を振り返った。スペイン『Relevo』が伝えている。 マラガで2012-13シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8を経験し、翌シーズンから9年間マドリーに所属したイスコ。マドリーで通算353試合出場53ゴール57アシストを記録し、ラ・リーガ優勝3回、CL優勝5回など計19ものタイトルに恵まれた。 昨季はセビージャへフリー移籍も、首脳陣との確執により加入5カ月で契約解除。今年7月まで無所属が続き、新天地はセビージャの宿敵・ベティスに。今季ここまでの公式戦全11試合に先発出場と、半年以上のブランクを感じさせないプレーを披露している。 そんなイスコはスペイン『Canal Sur Radio』に出演し、近況を語るとともにマドリー時代を回想。数々のタイトルを獲得した一方、イスコ自身はなかなかゲームに絡めなくなる時期も少なくなく、とりわけ最後の1年は苦しかったと振り返る。 「僕は今、ベティスで昔の自分を取り戻しているかのようだ。エリートとして扱われたマラガでの素晴らしい2年間を思い出すよ。その後マドリーには9年間いたっけ。最後の1年は状況が状況でね…心ここに在らずだった」 イスコはマドリーでのラストシーズンとなった2021-22シーズン、第二次政権を発足させたカルロ・アンチェロッティ監督から冷遇され、公式戦の出場が17試合止まり。自身5回目のCL制覇となった1年だが、そのCLでは1分たりとも出番を与えられなかった。 「どう努力してもプレーできないんだ…と試合に向けて心の準備ができなかった。もう少し頑張ろうと前を向いても心が折れてしまうんだ。結局、『プレータイムは少ししか与えない』と言われたときに『ここにいる必要はない、マドリーを去る時が来た』と感じたんだ」 「(マドリーで)世界最高の選手たちとプレーし、タイトルも獲得できた。僕は自分が築いてきたキャリアを誇りに思う。けど、満足はできていない。だからこそベティスに来たのかもしれないね」 冷遇され続けたマドリーでのラスト1年、爪痕を残すことなく去ったセビージャを経て、ベティスで元気にプレーする31歳イスコ。2019年以来となるスペイン代表復帰も見据える。 「戻れればいいなってくらいに捉えているけど、代表からフェードアウトする年齢が早すぎたのは心残りだ。僕はワールドカップ(W杯)に出たことはあるけど、ユーロは一度もない…やっぱり来年のユーロ2024に出たいな」 「ベティスで良い仕事をしたら、もしかしたら僕にも資格が与えられるかもしれないね」 2023.10.18 14:08 Wed
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常に苦労絶えずも何度でも這い上がるセバージョス…古巣復帰に傾くも残留決意「今季は残る。ベティスの幸運を祈る」

レアル・マドリーの元スペイン代表MFダニ・セバージョス(28)が再び這い上がってきた。スペイン『Relevo』が苦労人を称える。 “苦労が絶えない男”、“心が折れそうで折れない男”、ダニ・セバージョス。 若手時代の2017年夏、20歳でエル・ブランコの門を叩き、真に序列が高かったことは一度もなし。ほぼほぼ構想外と表現してもいい時期さえあり、2年間のレンタル放出も経験した。 21-22シーズンからのカルロ・アンチェロッティ第二次政権では、やはり中盤の5〜7番手からスタート。それでも22-23シーズンの奮闘が指揮官を納得させ、継続起用によりA代表復帰も。キャリアハイの公式戦46試合に出場した。 しかし、23-24シーズンはケガで出遅れ、ビッグマッチで起用されることはまずないクローザー要員に。23年夏の契約延長を後悔し、とうとう退団を希望し始めたことが明らかとなった。 それでも今季、ラ・リーガ首位ながらもどこか停滞感が拭えないマドリーで、途中出場よりも先発出場が多い状況。昨年11月以降は公式戦16試合中15試合でプレーし、直近のラス・パルマス戦ではパス「73」、インターセプト「10」など、際立ったスタッツを記録した。 クラブは元々この冬の放出を検討していたようだが、ここにきて今季中のキープを決定。セバージョスも昨秋、古巣レアル・ベティスからの接触で移籍に傾いたと公言するも、11月に入って出場機会が増えたことにより翻意。 セバージョスはラス・パルマス戦後、インタビューで「決断は固い。クラブや監督とも話し、今季は間違いなく最後まで残る。ベティスの幸運を祈っているよ」と残留を宣言した。 2025.01.20 18:40 Mon

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