ビッグクラブ行き噂の21歳ベイガ、疲労蓄積で精神状態が安定せず?

2023.06.29 15:14 Thu
ラ・リーガ最終節のバルセロナ戦では2ゴール。セルタは2-1で勝利した
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ラ・リーガ最終節のバルセロナ戦では2ゴール。セルタは2-1で勝利した
ビッグクラブ行きも噂されるセルタのU-21スペイン代表MFガブリ・ベイガ(21)だが、そのコンディションに懸念が生まれているようだ。

マンチェスター・シティリバプールチェルシーなどが獲得を狙っているとされるベイガ。下部組織時代からセルタに在籍する若武者は今シーズン、セントラルハーフながらもラ・リーガ36試合で11ゴールを叩き出し、チームの主軸へと上り詰めた。

そんなベイガだが、若手スペイン人選手の中で最も注目を浴びている1人と言っても過言ではないなか、肉体的疲労、そして精神状態を不安視する声が挙がっている。
現在はU-21スペイン代表として欧州選手権に出場中。チームはグループBを3連勝し、決勝トーナメント進出を決めたが、選手登録されているフィールドプレーヤー20人のうちベイガだけが3試合でスタメン出場がない状況だ。

スペイン『Relevo』によると、最初の2試合は戦術的判断によるベンチスタートで、それぞれ74分と73分から出場。しかし、スタメン予定だった27日の第3節・U-21ウクライナ代表戦の試合当日、ベイガは太ももの違和感をコーチ陣に報告し、結局、82分からの出場に留まった。
試合には出れているため、さほど深刻ではないと想像できる。しかし、『Relevo』はベイガについて「肉体的にも精神的にも悪い時期」と論じ、セルタで過酷な残留争いを戦い終えた直後の欧州選手権出場により、疲労がピークに達していると主張している。

実際にベイガ本人は今大会への招集を望まず、休暇を求めていたとのこと。また、決勝戦は7月8日に予定されており、チームが勝ち進めば今シーズン終了直後の遠征スタートからほぼ1カ月、開催地のルーマニアに滞在することとなる。

ビッグクラブ行きも噂されるなか、精神的疲労が極限に達しているのか、今大会ではミックスゾーンで報道陣の問いかけに応じず。『Relevo』はベイガがまだ21歳の青年であることを強調し、「何度も去就を聞かれることへの恐れ。教育や協調性の欠如ではない」と擁護している。

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セルタのエースFWが苦労したリバプール時代を回想、レジェンドを称賛「ジェラードは模範的なワールドクラスだった」

セルタのスペイン代表FWイアゴ・アスパスが、リバプール時代を振り返った。 下部組織時代から所属していたセルタでエースとして活躍していたアスパスは、2013年夏にリバプールへ加入。9番を与えられるなど高い期待がかけられていたが、FWルイス・スアレス、FWダニエル・スタリッジからポジションを奪うことはできず。2013-14シーズンは公式戦15試合の出場でわずか1ゴールの成績に終わり、その後セビージャへレンタル移籍した。 その後、セビージャへ完全移籍を果たすと、2015年夏に古巣のセルタへ復帰したアスパスは再びエースとして活躍。今シーズンもラ・リーガ28試合に出場して13ゴール4アシストをマークするなど、チームを牽引している。 イギリス『BBC』のインタビューに応じたアスパスは、リバプールで難しい時間を過ごしたことを認めつつ、自分のキャリアには満足しているとコメントした。 「リバプールでは思うようなプレーができなかった。でも、あそこはビッグクラブであり、選手も多く、最後までリーグ優勝を目指して戦っていたからね。プレシーズンではそれなりの結果を残せていたけど、ルイス・スアレスが(前シーズンに受けた噛みつきによる出場停止処分から)復帰すると、出場時間は少なくなってしまった」 「もしかしたら、もっとリバプールで多くの時間を楽しみ、イギリスで自分のサッカーを見つけ、チャンピオンズリーグを楽しめたかもしれない。でも、もしハッピーではなく、ピッチに立つことを楽しめていないなら、自分の持つ最高の才能は絶対引き出せないだろうね」 「だからラ・リーガに戻り、故郷に戻り、仲間たちと一緒にサッカーをするのが一番だと思ったんだ。それが僕のサッカー、僕自身にとって良いことだと証明されたと思う。ワールドカップでプレーしてゴールを決められたことは、大きな夢の一つが叶った瞬間だった」 また、リバプール時代に同僚だったスティーブン・ジェラード氏(現アストン・ビラ監督)についても触れ、模範的な選手だったと称えた。 「(ジェラードは)模範的で、ワールドクラスで、素晴らしかった。彼とドレッシングルームを共有できたのは、本当に贅沢だったね。子供たちには、僕がスティーブン・ジェラードとリバプールで一緒にプレーしたことがあると、いつだって言えるよ」 「彼は常に他の選手より1秒でも先に行こうとしていた。だから今彼が指導者として、これらのことを選手に伝えるのは簡単だろうね」 2022.03.31 10:48 Thu
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セルタがミンゲサを完全移籍で獲得、2026年まで契約

セルタは2日、バルセロナのスペイン代表DFオスカル・ミンゲサ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの4年間となっている。 バルセロナのカンテラ出身であるミンゲサは2018年にバルセロナBでプロデビュー。2020-21シーズンからはトップチームに登録され、右サイドバックとセンターバックをこなすユーティリティ性を武器に、守備陣のバックアッパーとして存在感を示していた。 昨季序盤もロナルド・クーマン監督の下で戦力としての扱いを受けたが、昨年11月にチャビ・エルナンデス監督が就任すると、出場機会が激減。同年12月以降のラ・リーガでの出番はわずか8試合にとどまり、昨季終了後にはチャビ監督により構想外を通告されていた。 なお、バルセロナは将来的にミンゲサを買い戻す権利があり、セルタが他クラブにミンゲサを売却した場合、移籍金の50%がバルセロナに渡る契約になっているとのことだ。 2022.08.03 00:45 Wed

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