鎌田大地のミラン移籍はスタンバイ? 幹部の退任で同僚の獲得が優先される可能性も
2023.06.09 09:45 Fri
ミランへの移籍が確実視されていたフランクフルトの日本代表MF鎌田大地(26)だが、クラブの優先事項は同僚に移ったかもしれない。イタリア『スポルト・メディアセット』が伝えた。
契約に口頭合意し、メディカルチェックを含めて手続きを踏むものと見られていた中、事態は急展開を迎えることに。ミランはテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏、 スポーツ・ディレクター(SD)のフレデリック・マッサーラ氏の退任を発表した。
選手補強を主導していたという2人がチームを去ったことにより、鎌田の獲得に向けた動きも一時停止。『スポルト・メディアセット』によれば、鎌田は「スタンバイ」の状態となったとのこと。ステファノ・ピオリ監督も鎌田自身を気に入っており、口頭合意までは済ませているものの、ミランの経営陣が書面によるオファーをするかどうかは定かではないとしている。
一方で、ミラン自体がブンデスリーガに目を向けているとも報じており、同様にフランクフルトからの退団が発表されたDFエヴァン・エンディカ(23)を優先する可能性があるという。
年齢も若く、ヨーロッパの大会でも経験を積んでいることで、ローマが狙う中で強奪する考えがあるとのこと。DFピエール・カルルは同じフランス人、DFフィカヨ・トモリ、DFマリック・チャウと若い最終ラインにもフィットできると考えられているようだ。
他の守備陣の動き次第では、鎌田よりもライバルが明確にいるエンディカの説得を先にする可能性は高いとのこと。今後も動向には目が離せない。
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フランクフルトの攻撃の中心として、2021-22シーズンはヨーロッパリーグ(EL)優勝を掴み取った鎌田。今シーズンもチームを牽引し、ブンデスリーガ32試合で9ゴール6アシストを記録していた。チームは契約延長に動いていたが、鎌田はこれに応じず、契約満了で退団。新天地の最有力候補としてミランが浮上していた。選手補強を主導していたという2人がチームを去ったことにより、鎌田の獲得に向けた動きも一時停止。『スポルト・メディアセット』によれば、鎌田は「スタンバイ」の状態となったとのこと。ステファノ・ピオリ監督も鎌田自身を気に入っており、口頭合意までは済ませているものの、ミランの経営陣が書面によるオファーをするかどうかは定かではないとしている。
ただ、数日後にはこの状況が打破されるという見方も。一度体制を整えてから、動き出すのではないかと予測されている。
一方で、ミラン自体がブンデスリーガに目を向けているとも報じており、同様にフランクフルトからの退団が発表されたDFエヴァン・エンディカ(23)を優先する可能性があるという。
年齢も若く、ヨーロッパの大会でも経験を積んでいることで、ローマが狙う中で強奪する考えがあるとのこと。DFピエール・カルルは同じフランス人、DFフィカヨ・トモリ、DFマリック・チャウと若い最終ラインにもフィットできると考えられているようだ。
他の守備陣の動き次第では、鎌田よりもライバルが明確にいるエンディカの説得を先にする可能性は高いとのこと。今後も動向には目が離せない。
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ミランのキャプテン、元イタリア代表DFダビデ・カラブリア(27)が今シーズン限りで契約満了の見通しになったようだ。 少年時代からクラブ一筋、生え抜きキャプテンの27歳カラブリア。トップ昇格後はなかなか突き抜けぬ時期が続き、苦労して定位置と腕章、A代表デビューを手に入れた努力家でもある。 しかし、とりわけ昨季のパフォーマンスは安定せず、そんななかで契約が2025年6月まで。最近はモチベーションの低下も指摘される。 イタリア『カルチョメルカート』によると、断続的に続いてきた契約延長交渉は中断されているといい、現時点で合意の道筋なし。カラブリアは少年時代から過ごすクラブ、ミランを今季終了後に離れる運命にあるとのことだ。 また、カラブリアの後継者とでも言うべきか、クラブがフトゥーロ(U-23)登録でトップチームにも帯同する右サイドバック、スペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)にたいへん大きな期待をかけている、とも紹介されている。 2024.11.20 20:35 Wed4
現ミランにOBアルベルティーニ氏「継続性がないね」「スクデット可能?いいえ」「イタリア人選手が…」
ミランのOB、元イタリア代表MFデメトリオ・アルベルティーニ氏が古巣について言及した。 90年代のセリエA、ミラン、そしてアッズーリを彩ったアルベルティーニ氏。引退後はイタリアサッカー連盟(FIGC)の副会長を務め、民事再生後のパルマでアドバイザーを担った時期も。 懐かしの司令塔はこのたび、『Milannews.it』で古巣ミランに言及。あっさりと厳しめの言葉を並べた。 「パウロ・フォンセカがトップクラスのコーチになれるか? ああ、スクデットを獲ればなれるさ(笑) コーチの職は結果に依存する。フォンセカなら良い結果を出せると思っているよ」 「しかし、現チームには継続性がない。レアル・マドリーに勝ったかと思えば、あのカリアリ戦だ。並外れた試合の直後に勝ち点を失うのが、今のミランだ。望ましい結果を掴めぬことも大いにあり得るだろうね」 “ミランはスクデットを取り戻せますか?” 「何かを判断するには早いが、私の意見は『いいえ』としておこう」 「道のりは長い。ほかのチームのほうが、ミランより強固で、なおかつ諸々整備されている。状態が落ち込んだ時期にコーチがどうチームを管理するか…これが重要となるだろう」 現ミランを支える主力選手たちにも言及。 「タイアニ・ラインデルス。とても良い選手だね。最初は名前も知らなかったし、期待のしようもなかったが、とても良い意味で驚かされた。だが、フランク・ライカールト(同じオランダ代表)と比較するには早すぎる」 「やはり一貫性がないのは、ラファエル・レオンだ。これから改善されていく可能性は多いにあるだろうね。力強い選手だからこそ、プレッシャーがかかるのだ。平凡な選手にはプレッシャーのほうから用がない」 アルベルティーニ氏は最後に「私は帰属意識たるものを大事にする人間だ。ミランにはいま、イタリア人選手が少ない」と、古巣で活躍する自国選手が少なくなっていることを嘆いた。 2024.11.19 15:35 Tue5