カペッロが古巣マドリーのCLシティ戦を語る! 「カルロ、我々が勝つのを願う」

2023.05.09 17:10 Tue
Getty Images
元指揮官のファビオ・カペッロ氏が9日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのレアル・マドリーvsマンチェスター・シティにコメントした。イギリス『インデペンデント』が伝えている。

昨季の準決勝に続いて実現した同カード。事実上の決勝戦とも目される一戦はレアル・マドリーのホームからスタートする。元マドリー指揮官でもあるカペッロ氏は、シティが最強だと認めた上で、古巣にエールを送っている。『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード2023』でこう話した。

「シティは世界最高のチームだと思うよ。彼らはとても良いフットボールをしているし、ここ数年、常に大会に参加していて、すでに経験もある。何をすべきかわかっているから、去年のように負けることはない」
「だが、相手はCL史上、最高のクラブだ。その歴史というのは様々な場面で役立つときがあるもの。誰もがシティ有利と思っていることだろうが、レアル・マドリーが試合の最後の1秒まで常に生きるというのも歴史から振り返る必要がある」

「それを目にするのは嬉しいが、あの美しい大会を勝ち抜くための準備も確実に整っていると思う」
また、シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを特別視しつつ、古巣レアル・マドリーの勝利を願っている。

「シティは世界最高のチームだと思うよ。 今年の違いはそこだね。昨季は(シティに)FWがいなかったが、今年は本当に重要なFWを獲得した。 それだけではない。選手全員の質が高く、誰が交代で入ってもそのクオリティを見せることができる。マドリーはそれが14、5人というところだね」

「マドリーは6日に行われたコパ・デル・レイ決勝の影響で、おそらく少し疲れているだろう。しかし、彼らには世界最高の監督カルロ・アンチェロッティがいる。カルロ、マドリーが勝つことを願っているよ」

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エジル氏の答えは「アルダ・ギュレル」、メッシorロナウドの質問に縁ある19歳推す

元ドイツ代表MFメスト・エジル氏は、やはりレアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルがお気に入りのようだ。 かつてマドリーやアーセナルといったビッグクラブで活躍し、2023年3月にイスタンブール・バシャクシェヒルで現役を退いたエジル氏。最近では引退後の肉体改造も話題を呼んだ。 そんななか、エジル氏は出席したイベントで「メッシorロナウド?」というサッカー界でお馴染みの質問を受けることに。笑いながら「アルダ・ギュレル」と答え、場内を沸かせた。 自身と同じレフティの天才肌とはフェネルバフチェ時代に共闘。16歳の若さでファーストチームデビューを飾った神童に対し、移籍のタイミングに関するアドバイスを送ったという報道もあった。 エジル氏にとってはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも元同僚だが、今回は自らのルーツでもあるトルコの期待の星を選択。自身と同様にマドリーでプレーするなど、縁の深い19歳を気にかけている。 <span class="paragraph-title">【動画】会場が沸く! エジル氏の回答</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mmx__lcXPtA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.17 17:20 Thu
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ムバッペ母「交渉は終了、決めるのはキリアン」

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの母親が息子の去就について言及している。中東『Kora Plus』のインタビューで答えている。 新シーズン、レアル・マドリーへの加入が報じられるムバッペだが、母親であるファイザ・ラマリさんは現在の状況について以下のような見解を示している。 「PSGとレアル・マドリーのオファーはほぼ変わらない。交渉は終了したわ。今は息子の判断を待っている状況よ」 スペイン『EL PAÍS』によればレアル・マドリーは肖像権の50%譲渡を契約に入れているとのことで、この点がムバッペ側のネックになっていると見られている。 対するPSGは肖像権の100%譲渡に加え、破格のボーナスも準備している模様。ムバッペの決断が待たれるところだ。 2022.05.21 00:30 Sat

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