NWSLでなでしこ勢日本人対決!遠藤純が先制点に絡み、杉田妃和はPK弾!

2023.04.30 20:18 Sun
Getty Images
アメリカ、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)の第5節、ポートランド・ソーンズFCvsエンジェル・シティFCが現地時間29日にプロビデンス・パークで行われ、3-3の引き分けに終わった。なでしこジャパン勢の2人はともに先発出場し、日本人対決が実現。ポートランドの杉田妃和は58分までプレーして1得点、エンジェル・シティの遠藤純はフル出場して1アシストをマークしている。

先制弾には遠藤が絡んだ。10分、自陣後方からのフィードをハーフウェーライン手前左で遠藤が落とすと、アリッサ・トンプソンがワンタッチで背後のスペースを取り、ボックス内左まで侵入。追い付いたDFをかわして右足での一撃を叩き込み、今季のNWSLドラフト1位の実力を見せ付ける。
ポートランドは32分、クリスタル・ダンが倒されてPKを獲得すると、キッカーにはクリスティン・シンクレアでもモーガン・ウィーバーでもなく杉田。やや長めの助走から右下隅へ流し込み、今季2ゴールを挙げて同点とした。

65分にはウィーバーのゴールでポートランドが逆転するも、エンジェル・シティは74分に相手のオウンゴール、その5分後にはジュリー・アーツの加入後初得点と、セットプレー2発で試合をひっくり返す。
ビハインドのポートランドは追加タイム7分にパワープレーを仕掛け、CKからGKベラ・ビックスビーがヒールキックで流し込む劇的な同点ゴール。試合はこのまま終了し、3-3のドローに終わっている。

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