ブライトン&ユーベ行き噂もフラッテージは未だローマ行き熱望

2023.04.28 06:00 Fri
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サッスオーロのイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)は、今でも愛する古巣復帰を熱望しているようだ。

サッスオーロとイタリア代表で進境著しい活躍を見せる23歳のボックス・トゥ・ボックスの万能型MF。

今シーズン限りでのネロヴェルディ退団が有力視される同選手に対しては、恩師ロベルト・デ・ゼルビ監督が率いるブライトン、以前から関心を示すユベントスの2チームが争奪戦を繰り返していると言われる。
ただ、ローマ出身でASローマのプリマヴェーラ育ちで、ローマのレジェンドであるダニエレ・デ・ロッシを崇拝するフラッテージは、直近2度の移籍市場で交渉が不調に終わった古巣帰還を今でも熱望しているようだ。

イタリア『カルチョメルカート』によると、フラッテージは今月20日にスタディオ・オリンピコで行われたヨーロッパリーグ準々決勝2ndレグのローマvsフェイエノールトをスタンド観戦。延長戦開始前にスタジアムにこだました『ローマ、ローマ、ローマ』の大合唱に興奮した姿も見せていたという。
その姿を見れば、フラッテージの帰還願望は明白と言えるが、サッスオーロが3500万ユーロ(約51億6000万円)を要求するクラブ間の交渉は現時点で完全に停滞している模様。

ローマは2017年にフラッテージを売却した際、リセール時の移籍金30%を受け取れる条項を盛り込んでいるが、それでも財政面で問題を抱えるクラブは獲得に二の足を踏んでいるという。

相手方が望むU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェと、U-20イタリア代表MFクリスティアン・ヴォルパートの譲渡を交渉に盛り込むこともできるが、獲得のカギは来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得となるようだ。

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