指揮官不在のレスター、シーズン終了までディーン・スミス氏を招へい…アストン・ビラ時代には奇跡の昇格を果たす

2023.04.11 09:42 Tue
Getty Images
レスター・シティは10日、シーズン終了までの暫定監督としてディーン・スミス氏(52)を招へいしたことを発表した。
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スミス新監督は、これまでウォルソールやブレントフォード、などの下部リーグのクラブを指揮した他、2018年10月から2021年11月まではアストン・ビラを指揮。2021年11月から2022年12月まではノリッジで監督を務めた。プレミアリーグでは通算114試合を指揮し、32勝21分け61敗。チャンピオンシップ(イングランド2部)、リーグ1(イングランド3部)での指揮経験が豊富だ。
特にアストン・ビラ時代の2018-19シーズンは、ジョン・テリー氏をアシスタントコーチに迎え、チャンピオンシップで15位に沈んでいたチームを蘇らせると、その年の昇格プレーオフを制してプレミアリーグに復帰。イングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(現:マンチェスター・シティ)を軸にチームを作り上げ、2019-20シーズンにはEFLカップで決勝に導く手腕を見せていた。

レスターは2日にブレンダン・ロジャーズ監督(50)を解任。2020-21シーズンにFAカップ初優勝をもたらした功労者だが、今季は序盤戦から低空飛行を続け、プレミアリーグで降格圏の19位に転落したことが決め手となった。
コーチのアダム・サドラー氏、GKコーチのマイク・ストーウェル氏による暫定二頭体制を敷いたが、2試合勝利なしとなっていた。

前リーズ・ユナイテッド指揮官のジェシー・マーシュ氏の就任が濃厚とされていた中、突如として破談に。急遽スミス監督が招へいされることとなった。

なお、コーチ陣には元イングランド代表DFジョン・テリー氏も入閣。アダム・サドラー氏、マイク・ストーウェル氏もそのまま指導を続けることとなる。

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