日本代表のポテンシャルとは?/六川亨の日本サッカー見聞録
2023.04.07 22:15 Fri
JFA(日本サッカー協会)の技術委員会が4月6日に開催され、終了後に反町康治技術委員長がズームでメディアとの会見に応じた。3月のウルグアイ、コロンビアとのキリンチャレンジカップ2023については、「マッチメイクに焦ったが、意味ある2試合だった。挑戦なくして前進はない。スタートとしてランク上のチームなので上手くいかないが、しっかりと足元を見つめる、上々とは言えないまでもいいスタートだったのではないかな」と総括した。
そのコロンビア戦、後半33分に交代で浅野拓磨がピッチに入る際、森保一監督がメモを託して遠藤航に渡したことを一部メディアが批判した。
試合後の会見でも森保監督はメモを渡したことを認め、その理由を「(中盤を遠藤のアンカーと久保建英のトップ下による)ダイヤモンドの形を把握できるように渡しました。練習でやっていないので。負けている状況で、前線からプレッシャーをかけないといけない。久保をトップ下に置くことで、攻撃の起点になってもらうことを考えました」と説明した。
森保監督は、どんな練習をしているのかは非公開のため言及できない。しかし19年にUAEで開催されたアジアカップ(準優勝)や、20年にタイで開催されたU-22アジア選手権(東京五輪予選)を取材して感じたのは、「選手の自主性、成長をガマン強く待つ監督」という印象だった。
試合が始まれば、監督のできる仕事は選手交代くらいしかない。選手はベンチの監督から指示が出るのを待つのではなく、自分で判断して対処して欲しい。そんなメッセージを強く感じた。それはそれで理解出来る。だからこそアジアカップではグループリーグから劣勢の試合が多かったものの、結果として決勝戦までたどり着いた。しかしU-22日本代表は初めて森保監督が指揮を執ったものの、チームとして機能することなくグループリーグ敗退となった。
試合は左SBバングーナガンデ佳史扶の負傷交代と、CB伊藤洋輝を左SBにコンバートした混乱を突かれたのか勝ち越しゴールを奪われた。それはそれで仕方がない。問題はその後の日本の攻撃にある。劣勢にもかかわらず、攻撃のギアを上げるというか、リスクを冒して攻撃に人数をかけることをしない。試合開始直後と同じようなパスワークとポゼッションの、スローテンポの攻撃を繰り返すばかりだった。
かつてJSL(日本リーグ)時代の日本代表、Jリーグが出来てからの日本代表、そして現在はスタメン選手が欧州5大リーグでプレーしている日本代表と時代は移り変わり、選手個々のポテンシャル、技術・体力・戦術眼などは遙かにスケールアップしているはずである。にもかかわらず、勝っていても、負けていても、試合のリズムというかペースはほとんど変わらないのが日本代表でもある。もしかしてこれは「日本病」と呼ぶべきかもしれない。
負けていて、残り時間が少なくなれば、洋の東西を問わずパワープレーにでるのが常識だろう。今年1月のフットボールカンファレンスでも、オランダのGKコーチがアルゼンチン戦の「プランB」を明かしていた。上田綺世は空中戦で威力を発揮していただけに、もっと彼のストロングポイントを生かすべきだった。
とはいえ、「日本人は背が低い」という先入観があるのか、これまでの日本代表がパワープレーに出たことは皆無に近い。アルベルト・ザッケローニ監督は劣勢の試合終盤にハーフナー・マイクを起用したが、遠藤保仁ら中盤の選手は彼にクロスボールを送ることはせず、ひたすら地上戦にこだわった。選手交代という監督のメッセージを無視したようなものだ。
唯一の例外はイヴィチャ・オシム監督で、ピッチからクロスボールを上げるように指示したことがあった。
パワープレーに出たからといって、ゴールが決まるとは限らない。しかし、ブロックを作って守っている老獪なコロンビア相手に、同じリズムのパス回しで得点を奪えると楽観視したのは誰もいないはず。なによりも森保監督自身が危機感を抱いたはずで、それがメモになったのだろう。劣勢に立たされた際の閉塞状況をいかに打開するか。これは森保ジャパンと同時に、日本代表の抱える根深い問題でもあると思っている。
そのコロンビア戦、後半33分に交代で浅野拓磨がピッチに入る際、森保一監督がメモを託して遠藤航に渡したことを一部メディアが批判した。
試合後の会見でも森保監督はメモを渡したことを認め、その理由を「(中盤を遠藤のアンカーと久保建英のトップ下による)ダイヤモンドの形を把握できるように渡しました。練習でやっていないので。負けている状況で、前線からプレッシャーをかけないといけない。久保をトップ下に置くことで、攻撃の起点になってもらうことを考えました」と説明した。
試合が始まれば、監督のできる仕事は選手交代くらいしかない。選手はベンチの監督から指示が出るのを待つのではなく、自分で判断して対処して欲しい。そんなメッセージを強く感じた。それはそれで理解出来る。だからこそアジアカップではグループリーグから劣勢の試合が多かったものの、結果として決勝戦までたどり着いた。しかしU-22日本代表は初めて森保監督が指揮を執ったものの、チームとして機能することなくグループリーグ敗退となった。
そんな森保監督が、試合中に、いくら練習でトライしたことはないとはいえ、フォーメーションの変更をメモで指示したことは異例中の異例と言ってもいい。普段は泰然自若というか、マイペースの森保監督にしては考えられないことでもあり、逆に、そこに日本サッカー、あるいは日本人の問題点があると思わざるを得なかった。
試合は左SBバングーナガンデ佳史扶の負傷交代と、CB伊藤洋輝を左SBにコンバートした混乱を突かれたのか勝ち越しゴールを奪われた。それはそれで仕方がない。問題はその後の日本の攻撃にある。劣勢にもかかわらず、攻撃のギアを上げるというか、リスクを冒して攻撃に人数をかけることをしない。試合開始直後と同じようなパスワークとポゼッションの、スローテンポの攻撃を繰り返すばかりだった。
かつてJSL(日本リーグ)時代の日本代表、Jリーグが出来てからの日本代表、そして現在はスタメン選手が欧州5大リーグでプレーしている日本代表と時代は移り変わり、選手個々のポテンシャル、技術・体力・戦術眼などは遙かにスケールアップしているはずである。にもかかわらず、勝っていても、負けていても、試合のリズムというかペースはほとんど変わらないのが日本代表でもある。もしかしてこれは「日本病」と呼ぶべきかもしれない。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu2
「まだ泣くの早いって」と本田圭佑にツッコまれた日本代表サポーター、元Jリーガーの親友だった「親友が世界的にバズってて最高」
世界中でも話題となり、本田圭佑からもツッコミを受けた日本代表のサポーターが意外な人物と繋がっていたようだ。 1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループスE最終戦で日本はスペイン代表と対戦。劇的な逆転勝利を収め、グループ首位でベスト16入りを決めていた。 ドイツ代表戦に続いてのアップセットは世界中を驚かせた他、逆転ゴールに繋がった三笘薫の折り返しのシーンがラインを割っていたかどうかが大きな議論を呼ぶことに。国際サッカー連盟(FIFA)が公式見解を示すほどにまで発展していた。 今大会では日本人サポーターが世界中でバズることが多く、ドイツ戦前にFIFAの公式映像に映ったことで、世界中で美女サポーターだと大騒ぎになったSHONOさん、ドイツ戦で「私のボスへ。2週間の休暇を取らせてくれてありがとうございます!」と紙に書いた上、上司から返事をもらった男性サポーターなどがいた。 そんな中、スペイン戦でも1人のサポーターが注目の的に。田中碧の決勝ゴールが決まった後、すでに涙した姿が映し出された男性サポーターが大きな話題に。「ABEMA」で解説していた本田には、「まだ泣くの早いって」とツッコまれてしまったサポーターだが、実は元Jリーガーの親友だったという。 その選手とは、サガン鳥栖やベガルタ仙台、ガイナーレ鳥取、横浜FC、奈良クラブ、栃木シティFCでプレーし、今シーズンは松本山雅FCでGKコーチを務めていたシュナイダー潤之介氏だ。 シュナイダー潤之介氏は、自身のツイッターを更新。「親友が世界的にバズってて最高」とし、その男性サポーターがカメラに抜かれた写真を投稿していた。 ゴミ拾いも含め、何かと注目を集める日本代表関係者。意外な繋がりは他にもまだまだあるのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】本田圭佑に「泣くの早い」とツッコまれたサポーターの男性は世界でも話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">親友が世界的にバズってて最高 <a href="https://t.co/QlCar4pxMY">pic.twitter.com/QlCar4pxMY</a></p>— シュナイダー潤之介 (@j_schneider29) <a href="https://twitter.com/j_schneider29/status/1598648612720111616?ref_src=twsrc%5Etfw">December 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.12.03 15:33 Sat3
「なんとか取り戻したい」9月以来の日本代表活動の前田大然、高校の先輩・渡辺剛との初活動は「2人で活躍したい」
アジアカップの開幕が近づく中で、日本代表FW前田大然(セルティック)が自身の状態について言及した。 12日に開幕を迎えるアジアカップ2023。カタールで開催される中で日本代表は調整を続けている。 ケガの影響もあり9月以降の日本代表活動に参加できなかったが、復帰してアジアカップで合流。9日に行われたヨルダン代表とのトレーニングマッチでもゴールを記録していた。 前田は11日のトレーニング後に取材に応じ、ヨルダン戦についてコメント。「個人というかチームとして良い状態だと思います。ここ数回は辞退していたので、なんとか取り戻したいとやっていて、練習試合でしたけどしっかりゴールできて良かったです」と、ゴールを喜んだ。 セルティックでもリーグ戦5試合欠場したもの、12月中旬に復帰。5試合を戦った中、合流直前のセント・ミレン戦では10月以来のゴールを記録した。 「復帰してチームでも2、3試合やりましたし、こっちに来る前にゴールもできていたので、問題ないです」と状態は問題ないと語った前田。11日のトレーニングは途中で離脱したが「コンディションを上げたいという部分もありましたが、明日の練習から全然大丈夫なので問題ないです」と、大きな問題ではないとした。 開幕は12日だが、日本の初戦はベトナム代表と14日に行われる。カタール・ワールドカップ(W杯)のアジア予選でも戦ったベトナム。格下ではあるが、簡単にも勝たせてもらえない相手だ。 前田は「練習前にミーティングしましたけど、ベトナムとは1点差のゲームが多くて、難しい試合になることは間違い無いです」とコメント。「ただ、前と比べるとチームは大きく進化しているので、自分たちのサッカーをすれば良い試合ができていると思います」と、今の日本代表の戦いができれば問題はないと語った。 一方で、トレーニングマッチのヨルダン戦ではカウンターから失点。前田は失点はない方が良いとしながらも、本大会前に確認できたことは良かったとした。 「失点してきていなかった中での失点ですが、試合をやっていればどうしてもしてしまいますし、大会前にチームとして経験できたこと、そういうこともあるということが分かったのはこれから先やっていく上で良かったかなと。失点は無い方がもちろんいいので、減らしていけば良いと思います」 今回の日本代表には、山梨学院大学附属高校の1つ先輩であるDF渡辺剛(ヘント)が招集されている。高校の先輩と代表では初の活動になるが、「一緒にやりたいというのは常にあったので、今回初めてそういう機会が得られたので、母校を盛り上げるように2人で活躍したいです」とコメント。ついに実現したことを喜んだ。 2024.01.11 23:57 Thu4
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon5