「もう戻れないところまで来ている」主力選手との不和が明るみに出たフランス女子代表監督がW杯4カ月前に解任

2023.03.09 23:20 Thu
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今年7月にオーストラリア&ニュージーランドで女子ワールドカップ(W杯)が開催される中、フランス女子代表のコリーヌ・ディアクル監督(48)が解任された。フランスサッカー連盟(FFF)が発表した。

近年力をつけてきているフランス女子代表。W杯では3大会連続でベスト8以上の成績を残した一方で、2021年の東京オリンピックは予選敗退で参加できず。それでも、2022年の女子ユーロでは3位の成績を残していた。

今夏の女子W杯でも期待された中、代表チーム内では不協和音が。キャプテンを務めるDFワンディ・ルナールが代表引退を電撃発表。監督との軋轢が問題とされると、フランス女子代表で100キャップ以上を数えるFWカディディアトゥ・ディアニマリー・アントワネット・カトトもこれを支持することを表明していた。
主力選手と監督の間の問題にFFFが介入。多くのヒアリングを執行委員会が実施。その結果、選手たちとの間に大きなギャップがあることが判明。そのことが浮き彫りとなり、「代表チームとして有害であり、もう戻れないところまで来ている」と発表された。


その結果、FFFはディアクル監督の任務遂行への真剣な取り組みを認識している一方で、チームが機能不全を起こしていることを見過ごせないとし、解任することを決定したと発表した。

なお、後任監督は未定だが、フィリップ・ディアロ暫定会長は後任候補者との速やかな面談を行うことを要請したという。

また、今回は監督が解任される結果となったが、選手たちがとったボイコットの手段についても苦言を呈している。

「委員会はまた、選手が批判を表明するために使用した方法は、将来的にはもはや受け入れられないことに留意した」

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ユナイテッドがモナコのフランス代表DFを補強? 冬から交渉中

マンチェスター・ユナイテッドが、モナコのフランス代表DFアクセル・ディザジ(25)に関心を寄せているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 今冬の移籍市場でもディザジに興味を持っていたユナイテッド。最初の話し合いが行われたとされている。 今夏の獲得に向けた話し合いとなっており、現在も交渉は続いているとのこと。ただ、ユナイテッド以外にもプレミアリーグのクラブが関心を寄せているとされ、そのうちの1つであるとされている。 ユナイテッドは、イングランド代表DFハリー・マグワイア、スウェーデン代表DFビクトル・リンデロフが退団する可能性もあり、元フランス代表DFラファエル・ヴァランもケガが不安な部分があり、夏にセンターバックを補強する可能性があるという。 ディザジはパリFCの下部組織で育ち、スタッド・レンヌのBチームへ移籍。その後ファーストチームに昇格すると、2020年8月にモナコへと完全移籍した。 今シーズンもリーグ・アンで28試合に出場し2ゴール3アシスト。ヨーロッパリーグでも8試合に出場し2ゴール1アシストを記録。チームの主軸としてプレーし、モナコとの契約は2025年夏までとなっているが、今夏の売却を考えているという。 なおユナイテッド以外では、パリ・サンジェルマン(PSG)やバイエルン、トッテナム、ウェストハムも関心を寄せているとのこと。ディザジ本人は「僕はイングランドが好きだ。とてもエキサイティングなリーグ。僕のお気に入りのリーグと言える」とプレミアリーグへの憧れも口にしていた。 2023.03.22 10:20 Wed
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ムバッペがフランス代表の新主将に

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