CL敗退のクラブ・ブルージュ、わずか12試合でスコット・パーカー監督を解任

2023.03.09 06:30 Thu
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
クラブ・ブルージュは8日、イングランド人指揮官スコット・パーカー監督(42)を解任したことを発表した。

昨年12月31日にカール・フーフケンス前監督の後任として、クラブ・ブルージュの指揮官に就任したパーカー監督。首位ヘンクに12ポイント差の4位と不振だった国内リーグでの立て直しが期待されたが、就任後はリーグ戦10試合で2勝6分け2敗と立て直しに失敗。

また、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントでも、ポルトガルの強豪ベンフィカに連敗。2戦合計スコア1-7の大敗を喫しラウンド16敗退となった。
なお、クラブ・ブルージュは現在、ベルギー・プロリーグでパーカー監督就任時と同じ4位につけているが、3位のアントワープとは11pt差、首位のヘンクとは21pt差となっている。

関連ニュース
thumb

世代交代のベルギー代表から35歳ミニョレも去る…「別れを告げるとき」

クラブ・ブルージュのGKシモン・ミニョレ(35)がベルギー代表からの引退を表明した。 シント=トロイデンでのプロデビューから、サンダーランド、リバプールを経て、2019年夏からクラブ・ブルージュでクラブキャリアを紡ぐミニョレ。代表キャリアは2010年9月の初招集から始まり、2011年3月のデビュー以降、35キャップを誇る。 代表キャリアの途中からはレアル・マドリーに所属するGKティボー・クルトワの存在が大きく立ちはだかり、バックアッパーに。ただ、先のカタール大会を含め、2014年のブラジル大会から3大会連続でワールドカップ(W杯)のメンバーに入った。 エデン・アザール、トビー・アルデルヴァイレルトに続いて、代表からの幕引きを決断したミニョレは自身のツイッターにビデオメッセージを投稿して、そのなかで引退を明らかにしている。 「やあ、シモンだ。タフな決断を迫られる日もあるけど、今日はその1つ。13年間、国を代表してきて、ベルギー、レッドデビルズに別れを告げるときだ」 「誇り、名誉、感謝、3つの気持ちがキャリアにおけるこの美しい章に対する思いを表している。チームメイト、スタッフ、特にファン、みんなにありがとう」 <span class="paragraph-title">【動画】ベルギー代表からまた1人が引退…ミニョレが別れを告げる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">To all my teammates, the staff, especially the fans, everyone, thank you.<a href="https://twitter.com/BelRedDevils?ref_src=twsrc%5Etfw">@BelRedDevils</a> <a href="https://t.co/ZArhFEnYjn">pic.twitter.com/ZArhFEnYjn</a></p>&mdash; Simon Mignolet (@SMignolet) <a href="https://twitter.com/SMignolet/status/1635346417278685185?ref_src=twsrc%5Etfw">March 13, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.14 17:00 Tue
twitterfacebook
thumb

「屈辱的な敗北」5失点完敗でCL敗退のクラブ・ブルージュ、不振が続くパーカー監督は去就に言及「私はコントロールできない」

クラブ・ブルージュのスコット・パーカー監督がベンフィカ戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 7日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでベンフィカと対戦したクラブ・ブルージュ。1stレグでは0-2で敗れており、逆転突破には3点が必要な状況だった。 しかし、試合はホームのベンフィカが圧倒。ラファ・シウバの先制点を皮切りに前半だけで2点を決められると、後半も3失点。クラブ・ブルージュはビョルン・マイヤーが一矢報いるも、5-1で敗れ、2戦合計7-1で敗退となった。 パーカー監督は試合を振り返り、ベンフィカが強かったと完敗を認めた。 「屈辱的な敗北であり、残念な結果だ。ベンフィカはクリニカルであり、テクニックのクオリティはとても高かった。今飲むのには苦い薬だ」 「チームはここに到達するまでに信じられないほどのことをした。私にとってはチャレンジングだったが、選手たちは素晴らしく、これを好転させるためにできる限りのことをしたいと思っていた」 「私が言えることは、この状況を好転させ、再び勝ち始めるチームを作ろうとしているということだけだ」 なお、昨年12月に指揮官に就任したパーカー監督だが、チームは大きく低迷。12試合を指揮し、2勝6分け4敗と苦しい日々が続いている最中での大敗となった。 解任論も出る中で、パーカー監督は『BT Sport』で去就について話している。 「よく分からない。私がコントロールできるものではない」 「その質問をしている理由は理解できるし、おそらく数週間前からターゲットにしていたのだろう」 「私はコントロールできない。それを理解する立場にもない。間違った人に聞いていると思う」 「この状況を好転させることに全力を尽くしており、それが私がやろうとしていることだ」 2023.03.08 11:25 Wed
twitterfacebook
thumb

ベンフィカFWゴンサロ・ラモス、余裕の8強入りも「簡単そうに感じてそうでもない」

ベンフィカのポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスが振り返っている。 7日のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でクラブ・ブルージュとのリターンレグを迎えたベンフィカ。敵地での1stレグを2-0と先勝してのホーム戦も5-1と相手に巻き返しを許さずのゴールラッシュで飾り、2季連続のベスト8入りを決めた。 先発したG・ラモスも2点目と3点目を決め、1つのアシストもマーク。先のカタール・ワールドカップ(W杯)ではクリスティアーノ・ロナウドをベンチに追いやり、ハットトリックの21歳は『Eleven Sports』でチームの結果を何より喜んだ。 「簡単そうに感じるかもしれないけど、そんなことはない。僕らが限界まで働き、自分たちのプレーをして、そのフットボールにクオリティがあったからこそ、タスクがよりイージーなものになったんだ」 「ブルージュをリスペクトしているけど、すでに次のラウンドに集中している。得点? 僕のようなストライカーはそれで生計を立てているんだ。でも、一番は僕らが良いプレーをして、勝ったことだ」 2023.03.08 11:20 Wed
twitterfacebook
thumb

「とても誇り」大量5ゴールで圧勝のベンフィカ、守りに入らずベスト8進出に指揮官「勝つためにそこにいた」

ベンフィカのロジャー・シュミット監督が、クラブ・ブルージュ戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 7日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでベンフィカはホームにクラブ・ブルージュを迎えた。 アウェイでの1stレグを0-2で勝利していたベンフィカ。逆転を目指すクラブ・ブルージュとの対戦となったが、試合を圧倒する。 まずは38分、ラファ・シウバのゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにはゴンサロ・ラモスのゴールで追加点を奪う。 ほぼほぼ試合の大勢を決めた中、57分にもゴンサロ・ラモスが追加点。71分にはジョアン・マリオがPKを決めると、77分にはダビド・ネレスが追加点を奪い5-0。最後に1点を返されるが、2戦合計7-1で圧勝し、ベスト8進出を決めた。 シュミット監督は高いパフォーマンスを見せた選手たちについてコメント。2点差を守るのではなく、しっかりと勝利を目指して戦ったとした。 「チームをとても誇りに思っている。トップゲームをしたい一心だった。ベルギーで勝利した後、状況は我々にとって良いものだったが、この試合を尊重していた」 「それはCLの試合であり、全ての対戦相手はクオリティを持っている。今日、我々は素晴らしいチームであり、2-0を守るのではなく、勝つためにそこにいることを示した。我々は準々決勝に値する」 ベスト8進出を果たしたベンフィカ。シュミット監督は準決勝でも同じような試合を見せたいとコメントした。 「準々決勝への進出には満足している。ドローを待ちたい。CLのこの段階では、常に良い対戦相手がいる。全ての相手を尊重する必要がある」 「しかも、このようにプレーし、この集中力、モチベーション、そしてしっかりとしたディフェンスを見せて、準決勝に進むためにベストを尽くしたいと思う」 なお、対戦相手について問われると「対戦相手の希望?それはない」とコメント。相手がどこであっても同じ戦いを見せるつもりのようだ。 2023.03.08 09:50 Wed
twitterfacebook
thumb

レーティング:ベンフィカ 5-1(AGG:7-1) クラブ・ブルージュ《CL》

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ベンフィカvsクラブ・ブルージュが7日に行われ、5-1でベンフィカが圧勝。2戦合計スコア7-1でベンフィカがベスト8へ進出している。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。 ▽ベンフィカ採点 GK 99 ヴラチョディモス 5.5 枠内シュート1本で1失点。シュートは相手を褒めるべき DF 6 バー 6.0 逆サイドのグリマルドを見つつ、自身も攻撃参加 (→ジウベルト 6.0) PK獲得。攻撃面で圧力をかける 66 アントニオ・シウバ 6.0 19歳ながら完成されたフィジカルで相手アタッカーを封殺 (→ヴェリッシモ -) 30 オタメンディ 5.5 難しい対応を迫られることはなかった (→モラト -) 3グリマルド 6.5 質の高い攻撃参加を続け、3点目をアシスト MF 20 ジョアン・マリオ 6.5 アウルスネス、ラファ・シウバらと流動性を生んだ 61 フロレンティーノ 6.0 バランスを取るプレーで大勝に貢献 27 ラファ・シウバ 7.0 想像性溢れるプレーでアクセントを付ける。攻撃の中心 22 シキーニョ 6.0 負傷が心配されたが先発。1stレグ同様、的確にパスを捌いた (→ネレス 6.0) 左サイドでプレー。チーム5点目をマーク 8 アウルスネス 6.5 正確なボールスキルで中盤と前線をつないだ FW 88 ゴンサロ・ラモス 7.0 2ゴール1アシスト。決定力の高さを示し、周囲との関係性も良好 監督 R・シュミット 6.5 ブルージュとの質の違いを存分に見せ付けた ▽クラブ・ブルージュ採点 GK 22 ミニョレ 5.0 止められるシュートはなかったが5失点 DF 77 マタ 5.0 アウルスネスとグリマルドに翻弄された (→オドイ 5.0) マタと大差のないプレーぶり 44 メシェレ 5.0 3バックを統率できず 94 シラ 4.5 PK献上。ポジショニングにも難 MF 19 ソワー 5.0 サイドからの突破はほぼなかった (→ヌサ -) 17 ブキャナン 5.0 攻撃面で働けず 27 ニールセン 5.0 守備を締められず 20 ヴァナケン 5.5 高さを生かしての攻撃である程度脅威となった (→リッツ -) 14 マイヤー 6.0 一つ好守を見せ、一矢報いるゴール FW 10 ラング 5.0 左サイドに流れてのチャンスメークを狙ったが、機能せず (→オニェディカ 5.0) 中盤センターでプレー。守備の強度は変わらなかった 70 ヤレムチュク 5.0 古巣対決。何もできず (→ジュグラ 5.0) ヤレムチュク同様に何もできず 監督 パーカー 5.0 3バックでスタートしたが、面白いように裏を取られていた ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ゴンサロ・ラモス(ベンフィカ) 高いシュート精度、正確なポストプレーと、ストライカーに求められる能力を高いレベルで有している。今後の成長が楽しみなアタッカー ベンフィカ 5-1(AGG:7-1) クラブ・ブルージュ 【ベンフィカ】 ラファ・シウバ(前38) ゴンサロ・ラモス(前47) ゴンサロ・ラモス(後12) ジョアン・マリオ(後26[PK]) ネレス(後32) 【クラブ・ブルージュ】 マイヤー(後42) 2023.03.08 06:51 Wed
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly