オサスナのアルゼンチン人FWチミ・アビラにスペイン代表入り浮上! 国籍取得済みの29歳
2023.03.07 20:54 Tue
オサスナのアルゼンチン人FWチミ・アビラ(29)にスペイン代表入りが浮上している。スペイン『Fichajes』が伝えている。
ラ・リーガ中堅クラブ屈指のストライカーとして知られるチミ・アビラ。身長172cmとFWとしては小柄だが、フィジカルと首の強さは一級品で、強烈なヘディングシュートを叩き込めることでお馴染みだ。
クラブキャリアではサン・ロレンソやウエスカなどを経て、2019年にオサスナへ加入。チーム事情で右サイドハーフをこなす試合も多いが、今季のラ・リーガ21試合で7得点2アシスト、また、クラブ通算で94試合26得点7アシストを記録している。
そんなアビラはウエスカ時代の2017年からスペインに在住しており、昨年時点でスペイン国籍を取得済み。昨年12月にスペイン代表監督に就任したルイス・デ・ラ・フエンテ新監督は、今月25日と28日に行われるユーロ2024予選のノルウェー代表戦、スコットランド代表戦に向けてアビラの初招集を検討しているという。
アビラも先月、スペイン『マルカ』のインタビューでスペイン代表入りの可能性を問われ、前向きな姿勢を語っていた。
2026年の北中米3カ国共催ワ-ルドカップ(W杯)に向けてリスタートする新生スペイン代表だが、アビラのみならず、レアル・ソシエダのフランス人DFロビン・ル・ノルマン(26)も近いうちに招集する見込み。ル・ノルマンは現在、スペイン国籍取得の手続きを進めている。
ラ・リーガ中堅クラブ屈指のストライカーとして知られるチミ・アビラ。身長172cmとFWとしては小柄だが、フィジカルと首の強さは一級品で、強烈なヘディングシュートを叩き込めることでお馴染みだ。
クラブキャリアではサン・ロレンソやウエスカなどを経て、2019年にオサスナへ加入。チーム事情で右サイドハーフをこなす試合も多いが、今季のラ・リーガ21試合で7得点2アシスト、また、クラブ通算で94試合26得点7アシストを記録している。
アビラも先月、スペイン『マルカ』のインタビューでスペイン代表入りの可能性を問われ、前向きな姿勢を語っていた。
「もしそうなれば、とても誇りに思う。今は長い間やってきたことが身を結んでいる時期だよ。この国(スペイン)は僕と僕の家族を温かく迎え入れてくれた。スペイン代表は夢だよ」
2026年の北中米3カ国共催ワ-ルドカップ(W杯)に向けてリスタートする新生スペイン代表だが、アビラのみならず、レアル・ソシエダのフランス人DFロビン・ル・ノルマン(26)も近いうちに招集する見込み。ル・ノルマンは現在、スペイン国籍取得の手続きを進めている。
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来シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の出場権を獲得したオサスナだが、暗雲が立ち込めているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。 今シーズンのラ・リーガを7位でフィニッシュし、コパ・デル・レイでも準優勝と、チームとして躍進したオサスナ。2023-24シーズンのECL出場権を確保することに成功し、ヨーロッパの舞台に戻ってきた。 欧州サッカー連盟(UEFA)の大会に出場するため、資格手続きをパスしなければいけない中、大きな問題が立ちはだかる可能性が浮上。2013-14シーズンに発生した八百長問題がネックとなりそうだ。 これは降格に瀕していたオサスナが、残留を掴むためにクラブ幹部主導で相手の選手数名に八百長を持ちかけていた。実際に2試合が操作され、ナバーラ地方裁判所は、主犯格に禁錮8年8カ月を言い渡すなど、処分を下していた。 そして問題となるのが、この八百長問題。資格手続きの規定の中には、「UEFA規約第50条3項の発効。すなわち、2007年4月27日以降、国内・国際レベルでの試合の組織化、結果に影響を与えることを目的とした活動に、直接的・間接的に関与しておらず、UEFA事務局に書面で確認する」という項目がある。 ただ、前述の通り八百長が認められて判決を受けている状況であり、試合の結果に関与していることが確定。そのため、資格を剥奪される可能性がある。 オサスナが最後にヨーロッパのカップ戦に出場したのは、2006-07シーズン。チャンピオンズリーグに出場し、その後UEFAカップへと回っていた。17シーズンぶりにヨーロッパの舞台に戻ることになる中で、今回のチェックは初めて受けることになり、思わぬ事態が待っていた。 オサスナは関係各所に確認中。まだ資格剥奪は確定していないため、今後の判断を待つこととなる。 なお、オサスナが資格を剥奪された場合、8位のチームが繰り上げになるとのこと。アスレティック・ビルバオが代わりに出場する可能性がある。 2023.06.09 23:20 Fri4
バルセロナにアブデ売却の意思はほぼなし…アストン・ビラやレバークーゼンが関心
バルセロナはモロッコ代表FWエズ・アブデ(21)の売却を基本的には考えていないようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 昨シーズンはオサスナにレンタルで移籍し、ラ・リーガで28試合に出場するなど経験を積んだアブデ。バルセロナに戻って迎えた今シーズンは開幕2試合ともに最初の交代カードとして途中出場するなど、チャビ・エルナンデス監督から一定以上の信頼を掴んでいる。 チャビ監督はフランス代表FWウスマーヌ・デンベレがパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したこともあり、アブデを手放すつもりがないとのこと。スポーツ・ディレクター(SD)を務めるデコ氏も同様の考えで、アブデの代理人にすでにその旨を伝えているという。 しかし、アストン・ビラとレバークーゼンがアブデ獲得に関心を示しているようで、レバークーゼンは1500万ユーロ(約23億7000万円)を提示する準備がある模様。一方のバルセロナも売却の意思が完全にないわけではないようだが、この若手ウインガーを3000万ユーロ(約47億4000万円)と評価しているため、現時点でレバークーゼン移籍の可能性は限りなく低いとみられている。 また、レアル・ベティスもアブデの状況を注視しているものの、こちらはレンタルでの獲得のみを検討。レンタル移籍であれば他にもオサスナを含めた複数のクラブが興味を示しているようだが、バルセロナはレンタルでの放出を全く考えていないようだ。 なお、アブデもバルセロナでプレーし続けることを優先し、このクラブで重要な役割を果たしたいと考えているとのこと。このままいけば、ひとまずバルセロナ残留の願いは叶いそうだが、移籍市場閉幕直前のサプライズはあるのだろうか。 2023.08.26 17:57 Sat5