「望んでいた形」シティとドロー、後半の戦い方を称えるライプツィヒ指揮官「多くのことを正しくやれた」

2023.02.23 10:18 Thu
Getty Images
RBライプツィヒのマルコ・ローゼ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

22日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでライプツィヒはホームにシティを迎えた。
ブンデスリーガでは5位とやや苦戦中のライプツィヒ。それでも、11日にウニオン・ベルリンに敗れるまでは公式戦18戦無敗という流れだった。

昨シーズンのグループステージでは勝1敗のイーブンな結果に終わった両チーム。シティが前半は主導権を握り、ライプツィヒはハイプレスがハマらず、27分にリヤド・マフレズに先制ゴールを許す。

ペースを掴めないライプツィヒだったが、後半に入って勇気を出して前に押し出すと、徐々にチャンスを作り出すことに。すると70分にショートコーナーから最後はヨシュコ・グヴァルディオルがヘディングでネットを揺らして1-1の同点に。その後もこう着状態が続き、1-1のドローに終わった。
2ndレグへ決着が委ねられることとなった中、ローゼ監督は前後半で違う試合になったとコメント。後半のパフォーマンスを称えた。

「前半と後半ではとても異なっていた。前半はとても消極的で、多くのことを追いかけていた。後半は完全に異なっていたが、自分たちが望んでいた形でプレーした。チャンピオンズリーグでのスタンダードなプレーで、互角の試合だった」

「我々は走っているときは全く違うチームで、ボールを持っているときは試合を変えることができる。後半は、我々は多くのことを正しくやれていた」

「マンチェスターでの試合は賭けが多く、引き分けを素直に受け止めたいと思う。もう1度あそこに行き、色々なことをうまくやりたいと思う」



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