欠場続くサンチョ、FAカップで約3カ月ぶり復帰も?

2023.01.28 13:30 Sat
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWジェイドン・サンチョに戦線復帰の可能性が浮上している。イギリス『BBC』が報じた。

今季でユナイテッド移籍2年目のサンチョ。シーズンが進むにつれ、存在感が薄れていき、昨年10月下旬に行われたチェルシーとのプレミアリーグを最後に試合から遠ざかっている。

カタール・ワールドカップ(W杯)の中断期間にスペイン遠征を実施したユナイテッドだが、サンチョはオランダでコンディション調整。今はクラブ練習場に戻ったが、欠場が続く。
今年に入ってもエリク・テン・ハグ監督から身体面と精神面の状態不安が話されるなか、17日から全体練習に合流。そして、試合に出られるか否かを見極る段階まできているようだ。

テン・ハグ監督は28日にホームで行われるFAカップ回戦のレディング戦に先立った会見で、サンチョの出場可否について、今後のトレーニングで見極める意向を明かした。
「彼はチームと一緒にトレーニングをしているし、様子を見る。復帰の途上にあり、一歩ずつ前進している」

なお、オランダ人指揮官は負傷離脱が続くポルトガル代表DFジオゴ・ダロトの欠場を明言して、先のカラバオカップを病欠のイングランド代表DFルーク・ショーも出場微妙と述べている。

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「絶対に謝らない」ハーランド父に復讐したロイ・キーンが“報復”タックルを否定

マンチェスター・ユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏が現役時代にアルフ=インゲ・ハーランド氏を負傷させたタックルについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 キーン氏は、ハーランド氏がリーズ・ユナイテッドに在籍していた1997年にタックルを受けて前十字じん帯損傷の大ケガを負っていた。 しかし4年後、2001年4月21日に行われたマンチェスター・シティとの試合で、ハーランド氏の右ヒザに悪質なタックルを敢行。レッドカードが提示された後にファウルが意図的だったとコメントしたため、5試合の出場停止処分を受けていた。 なお、ハーランド氏はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの実の父親だが、このタックルの影響もあり2年後の2003年に31歳で現役を引退している。 『スカイ・スポーツ』の番組内で、シティにも在籍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が、キーン氏に現役時代の後悔について質問。話の流れの中で、この件に言及した。 「言わせてもらっていいかな? サッカーのピッチでやったことで後悔したことは一度もない。一度もだ」 「聞いてほしい。私は退場になりチームを失望させた。私は人々と戦っていた。私はピッチの真ん中にいたんだ」 リチャーズ氏が「ハーランド氏を傷づけようとしたわけではないでしょう」と尋ねるとキーン氏はさらに続けた。 「違う。当然だ。だが選手を傷つけようとしたかと言われればそうだ」 「それについては絶対に謝らない。そして人々は私を痛めつけてきた。私は人生で選手をケガさせようとしたことはないが、選手を傷つけようとしたことはある」 「ピッチの真ん中でボールを取りに行けば、誰かが傷つくこと可能性は大いにある」 そう話したキーン氏は、最後に「(君は)私の精神科医みたいだ。胸のつかえが降りたよ」と語っている。 キーン氏は、ハーランド氏個人ではなく対戦相手の“選手”を狙ってのタックルであり、それについての後悔はないと考えているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ロイ・キーンがハーランド父に繰り出した“悪質”タックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2001: Roy Keane committed a horror challenge when he studded Alf-Inge Haaland&#39;s knee.<a href="https://t.co/eX85rW9hhV">pic.twitter.com/eX85rW9hhV</a></p>&mdash; The Sportsman (@TheSportsman) <a href="https://twitter.com/TheSportsman/status/1252565333577269248?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.11 07:05 Fri

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