ユナイテッドに痛手、今季最多の51試合出場のDFダロトが負傷離脱…今季絶望の可能性にアモリム監督も言及

2025.04.25 23:00 Fri
ダロトが負傷離脱することに
Getty Images
ダロトが負傷離脱することに
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表DFジオゴ・ダロトが負傷離脱することとなった。クラブ公式サイトが伝えた。

今シーズンは公式戦51試合に出場しているダロト。ルベン・アモリム監督の下で最も試合に出場している選手であり、信頼をおかれている。

しかし、27日に行われるプレミアリーグ第34節のボーンマス戦に向けた記者会見で、アモリム監督が負傷について言及。ふくらはぎを負傷しており、シーズン終了までにコンディションを整えることになると明かした。
シーズンが終了したかどうかを尋ねられたアモリム監督は「その可能性はあるが分からない」とコメント。「彼は本当に一生懸命練習しているので、1週間ごとに様子を見てみる。かなり回復するだろうから、様子を見てみる」と、復帰の望みを捨てないとした。

また、「彼はふくらはぎの筋肉に問題を抱えている。試合が続いていて、ずっとプレーしていた。何とか対応しようとしたが、何人かの選手は長時間プレーしなければならず、それに対応できる準備ができていないと思われる選手は守らなければならなかった。しかし、ダロトは何かを感じていた」と、チーム事情もあり、プレーをさせすぎたと明かした。

ジオゴ・ダロトの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、17日にオールド・トラフォードで行われ、延長戦の末5-4で勝利したヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのリヨン戦後にコメントした。 敵地での1stレグを2-2の引き分けに持ち込まれていたユナイテッドは10分にMF 2025.04.18 12:30 Fri
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が17日にホームで行われ、延長戦の末5-4で勝利したヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのリヨン戦後にコメントした。 敵地での1stレグを2-2の引き分けに持ち込まれていたユナイテッドは10分にMFマヌエル・ウガルテが先制ゴールを奪取。良い入りとすると、ハー 2025.04.18 09:00 Fri
マンチェスター・ユナイテッドは17日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでリヨンをホームに迎え、延長戦の末5-4で勝利。2戦合計スコア7-6でユナイテッドが準決勝に進出した。 先週敵地で行われた1stレグを2-2の引き分けに持ち込まれたユナイテッドは、1-4で完敗した4日前のニューカッスル戦のスタメンから 2025.04.18 06:54 Fri
ポルトガルサッカー連盟(FPF)は14日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むポルトガル代表メンバー26名を発表した。 ポルトガルはUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグA・グループ1を首位で終え、準々決勝に進出。デンマーク代表と20日にアウェイで、23日にホームで対戦する。 2025.03.14 22:10 Fri
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、レアル・ソシエダ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 13日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグでユナイテッドはホームにソシエダを迎えた。 1stレグは1-1のドローに終わっていた中、2ndレグではソシエダがPK 2025.03.14 15:10 Fri

マンチェスター・ユナイテッドの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
プレミアリーグ第37節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが16日に行われ、チェルシーが1-0で勝利した。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシー(勝ち点63)は、プレミアリーグ初先発となる19歳ジョージが最前線で起用 2025.05.17 06:16 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが来シーズンについて言及した。 今シーズンは大苦戦を強いられているユナイテッド。プレミアリーグでは16位に低迷しており、残り2試合となっている。 ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進んでおり、トッテナムとの戦いで勝利すれば、来シーズンのチャ 2025.05.16 22:55 Fri
先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日 2025.05.16 19:00 Fri

プレミアリーグの関連記事

記事をさがす

ジオゴ・ダロトの人気記事ランキング

1

ユナイテッドで序列落とすワン=ビサカにC・パレス復帰の可能性?

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド人DFアーロン・ワン=ビサカ(24)にクリスタル・パレス復帰の可能性があるようだ。 2019年夏にクリスタル・パレスから加入したワン=ビサカ。移籍金として5000万ポンド(現レートで約81億2000万円)もの高額が動いてのステップアップだったが、今季途中にオーレ・グンナー・スールシャール監督が去り、ラルフ・ラングニック監督が指揮を託されるようになると、明らかに序列を下げてしまっている。 スールシャール監督の下では右サイドバックのポジションを欲しいがままにしたが、昨年11月の監督交代後はポルトガル代表DFジオゴ・ダロトの序列向上に伴って、ベンチ機会が増加。長い足を生かしてボールを刈り取る姿からスパイダーの異名もつけられたが、攻撃時の貢献度が乏しく、ここにきて序列低下に繋がっている。 ラングニック体制になってからキャリアが停滞する同選手の今後については来季から指揮を執るエリク・テン・ハグ監督がどういうプランを思い描いているかによるが、最近は売却対象のひとりとして指摘する報道もしばしば。そうしたなか、古巣クリスタル・パレスが救いの手を差し出そうとしているという。 イギリス『BBC』によると、クリスタル・パレスは元イングランド代表DFナサニエル・クラインとイングランド人DFジョエル・ウォードがともに30代の右サイドバックに関して補強の必要性を感じており、ワン=ビサカの連れ戻しを検討している様子。だが、高額な給与を考慮して、獲得するならローンになる可能性が高いようだ。 2022.05.04 12:45 Wed
2

C・ロナウドやフェリックス、B・フェルナンデスら順当選出のポルトガル代表26名が発表【UEFAネーションズリーグ】

ポルトガルサッカー連盟(FPF)は8日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むポルトガル代表メンバー26名を発表した。 ロベルト・マルティネス監督が率いるチームは4試合を終えて3勝1分けで首位に立っている。 今回のメンバーには、DFヌーノ・タヴァレス(ラツィオ)、DFチアゴ・ジャロ(ポルト)が復帰。その他、FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)やMFヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン)、FWジョアン・フェリックス(チェルシー)、MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、MFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)などは順当に選出された。 UNLでリーグA・グループ1に属するポルトガルは、15日にホームででポーランド代表戦、18日にアウェイでクロアチア代表戦を行う。 今回発表されたポルトガル代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆ポルトガル代表メンバー26名</h3> GK ジオゴ・コスタ(ポルト) ルイ・シウバ(レアル・ベティス/スペイン) ジョゼ・サ(ウォルバーハンプトン/イングランド) DF トマス・アラウホ(ベンフィカ) アントニオ・シウバ(ベンフィカ) チアゴ・ジャロ(ポルト) ジョアン・カンセロ(アル・ヒラル/サウジアラビア) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/フランス) ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン/イングランド) ジオゴ・ダロト(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) レナト・ヴェイガ(チェルシー/イングランド) MF ペドロ・ゴンサウヴェス(スポルティングCP) オタビオ(アル・ナスル/サウジアラビア) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン/フランス) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョアン・パリーニャ(バイエルン/ドイツ) ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) マテウス・ヌネス(マンチェスター・シティ/イングランド) ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) FW クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア) ペドロ・ネト(チェルシー/イングランド) ラファエル・レオン(ミラン/イタリア) フランシスコ・コンセイソン(ユベントス/イタリア) フランシスコ・トリンコン(スポルティングCP) ジョアン・フェリックス(チェルシー/イングランド) 2024.11.08 22:10 Fri
3

ユナイテッドOB達も奇跡の逆転劇に歓喜、ファーディナンド氏「奇跡以上のことが必要だと言ったが…」

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、17日にオールド・トラフォードで行われ、延長戦の末5-4で勝利したヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのリヨン戦後にコメントした。 敵地での1stレグを2-2の引き分けに持ち込まれていたユナイテッドは10分にMFマヌエル・ウガルテが先制ゴールを奪取。良い入りとすると、ハーフタイム間際にはMFジオゴ・ダロトが加点。 2戦合計スコア4-2とリードしたが、後半に2点を奪われて追いつかれ、延長戦に持ち込まれた。 その延長戦では数的優位だったにも関わらず2失点し、まさかの追う展開に。それでも諦めなかったユナイテッドは延長後半6分にPKを獲得し、これをMFブルーノ・フェルナンデスが決めて1点差とすると、同15分にMFコビー・メイヌーが同点弾。 さらに勢い付くユナイテッドは1分後にパワープレーからDFハリー・マグワイアが勝ち越し弾を挙げて奇跡のベスト4進出とした。 この試合を解説していたファーディナンド氏は「観客としてこんな試合は見たことがなかった。本当に素晴らしかった。2-4とされて試合が終わったと思ったし、多くのファンが去っていくのを見た。解説で試合をタイに戻すには奇跡以上のことが必要だと言ったが、とんでもないことが実際に起こった」と一観客として見入っていたことを明かした。 また、同じく現場にいたユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表MFポール・スコールズ氏は「ユナイテッドでは特別な出来事が起こるのを目の当たりにしてきた。私はスールシャールがゴールを決めた1999年のリバプール戦を思い出した。あの試合は2-1だったが、今日は5-4だったんだ!」とかつての名試合を引き合いに出して驚嘆していた。 2025.04.18 12:30 Fri
4

延長後半終盤の3発でユナイテッドが奇跡の逆転劇、“夢の劇場”でリヨンとの計9発の壮絶打ち合いを制す【EL】

マンチェスター・ユナイテッドは17日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでリヨンをホームに迎え、延長戦の末5-4で勝利。2戦合計スコア7-6でユナイテッドが準決勝に進出した。 先週敵地で行われた1stレグを2-2の引き分けに持ち込まれたユナイテッドは、1-4で完敗した4日前のニューカッスル戦のスタメンから5選手を変更。負傷したザークツィーに代わって最前線にはホイルンド、低調なパフォーマンスで正GKの座が定まらないゴールマウスには1stレグ同様オナナが構えた。 立ち上がりの主導権争いを経て10分、ユナイテッドが最初の好機で先制する。ブルーノ・フェルナンデスの右クロスを受けたガルナチョがボックス右ポケットを突いてクロス。これをウガルテがダイレクトで蹴り込んだ。 16分にはガルナチョのハイプレスからカゼミロに追加点の絶好機もボックス右から放ったコントロールシュートはGKペッリの好守に阻まれた。 前がかるリヨンに対し、26分にはCKからマグワイアのヘディングシュートで牽制したユナイテッドは、32分に大ピンチもシェルキのドリブルシュートをGKオナナが好守で凌いだ。 36分にはスーパーゴールが決まりかけたが、ダロトのロングフィードに抜け出して放ったブルーノ・フェルナンデスのボレーはバーに直撃した。 ここからユナイテッドの攻勢が強まり、ブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートで追加点に迫ると、追加タイム1分に大きな2点目。マグワイアのロングフィードをボックス右で収めたダロトがDFに競り勝ちシュートを決めきった。 迎えた後半、カウンターを狙うユナイテッドは開始5分に3点目の大チャンス。ホイルンドのパスを受けたガルナチョがボックス左に侵入。切り返しでDFを外し、GKと一対一となったがシュートコースが甘くGKペッリに阻まれた。 54分にはピンチもGKオナナがトリソの反転シュートを見事な反応でセーブしたユナイテッドだったが、ラカゼットを投入してきたリヨンに71分、1点差とされる。 FKの流れからディアカテとラカゼットにヘッドで繋がれ、最後はトリソにヘディングシュートを決められた。 リヨンの攻勢が強まる中、75分にはメイトランド=ナイルズのミドルでゴールに迫られたが、GKオナナが阻止。しかし78分に追いつかれる。 サイド攻撃で揺さぶられた流れからメイトランド=ナイルズの折り返しをタグリアフィコにボレーで押し込まれた。 意気消沈のユナイテッドだったが、89分に数的優位となる。後方からヨロの足を意図せず引っ掛けてしまったトリソに2枚目のイエローカードが提示された。 2戦合計4-4で迎えた延長戦、ゴールに迫れないユナイテッドは延長前半15分に失点。フォファナの仕掛けからルーズとなったボールをシェルキに拾われ、強烈なシュートを蹴り込まれた。 そして延長後半3分にはPKを献上。フォファナのドリブル突破をボックス内でショーが倒してしまった。これをラカゼットに決められたユナイテッドは2点を追う展開に。 絶体絶命かと思われたが、同6分にPKを獲得。カゼミロがボックス内に侵入したところでアルマダに蹴られた。これをブルーノ・フェルナンデスが決めて1点差としたユナイテッドは土壇場の15分にメイヌーがボックス左からコントロールシュートを決めきって追いつくと、1分後に劇的勝ち越し弾。 パワープレーで前線に構えていたマグワイアがカゼミロのクロスにヘッドで合わせた。これが決勝点となって奇跡の逆転劇としたユナイテッドがベスト4進出。 準決勝ではアスレティック・ビルバオと対戦する。 マンチェスター・U 5-4 リヨン 【マンチェスター・U】 マヌエル・ウガルテ(前10) ジオゴ・ダロト(前46) ブルーノ・フェルナンデス(延後9)【PK】 コビー・メイヌー(延後15) ハリー・マグワイア(延後16) 【リヨン】 コランタン・トリソ(後26) ニコラス・タグリアフィコ(後33) ラヤン・シェルキ(延前15) アレクサンドル・ラカゼット(延後3)【PK】 2025.04.18 06:54 Fri
5

ユナイテッドがベスト8進出! ブルーノのハットで久保建英スタメンの10人ソシエダ撃破【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグ、マンチェスター・ユナイテッドvsレアル・ソシエダが13日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが4-1で勝利。この結果、2戦合計5-2で準々決勝進出を決めた。なお、ソシエダのMF久保建英は76分までプレーした。 ユナイテッドは敵地で先勝を逃すも、1-1のドローという最低限の結果で初戦を終えた。また、先週末のリーグ戦では劣勢必至と思われたアーセナル戦を1-1のドローで終え、悪くない状況でホームでのリターンレグを迎えた。アモリム監督はその試合から先発3人を変更。負傷したヨロの代役にELデビューのヘヴン、リンデロフ、エリクセンに代えてドルグ、ホイルンドを起用した。 一方、先制を許すも追いつく形で初戦を終えたソシエダ。先週末のセビージャ戦では大幅なターンオーバーの影響もあって0-1の敗戦を喫したなか、公式戦1分け3敗の厳しい状況で敵地での大一番に臨んだ。イマノル監督はセビージャ戦で温存した主力を復帰させ、久保やオヤルサバル、スビメンディらがスタメンに名を連ねた。 前回対戦はクローズな展開が目立ったが、今回の一戦では早い時間帯にスコアが動く。9分、ボックス内でエルストンドのクロスに反応したゴール前のオヤルサバルがDFデ・リフトと交錯。これがアフターチャージと判定され、2戦連続でPKを獲得。これをオヤルサバルが自ら右隅へ蹴り込んだ。 ホームで先制を許したものの、ユナイテッドも直後に追いつく。16分、カゼミロの浮き球に抜け出したブルーノ・フェルナンデスからの折り返しにゴール前のホイルンドが反応。DFスベルディアと交錯すると、こちらも守備側のファウルとなってPKに。これをキッカーのブルーノが冷静に決め切った。 ともにPKで1点ずつを奪い合ったなか、オープンな展開が続いていく。より押し込む形となったホームチームはドルグのミドルシュートや前線3枚の絡みでチャンスの糸口を見いだそうとすると、ザークツィーの左ポケットからの折り返しに反応したホイルンドのワンタッチシュートでゴールに迫る。 これに対して、この試合でも右の久保を起点に攻撃を組み立てるラ・レアル。その久保は27分にセットプレー流れからニアを狙った左足シュート。32分には得意のカットインでペナルティアーク付近まで切り込んで再び左足を振るが、いずれも相手守備陣の対応に遭う。 前半終盤にかけてはボールの主導権を握ったユナイテッド優勢の時間帯が続いたが、ドルグのミドルシュートやいくつかのクロスはチャンスの一歩手前という形となり、勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。 迎えた後半、ソシエダが[5-4-1]の後ろ重心でスタートしたなか、ユナイテッドが開始早々にゴールを奪う。ボックス内のドルグとエルストンドの交錯でこの試合2本目のPKを獲得し、これをキッカーのブルーノが右隅へ蹴り込んで50分の勝ち越しゴールとした。 ビハインドを背負ったソシエダは55分に3枚替えを敢行し、アランブル、トゥリエンテス、バレネチェアの投入で攻勢を強める。だが、結果的にこの交代策が裏目に。 63分、ザークツィーの背後を狙ったスルーパスにドルグが抜け出すと、入れ替わられたアランブルが倒してしまい、DOGSOでの決定機阻止でレッドカードが掲示された。これでビハインドに加え数的不利を背負ったアウェイチームは76分に久保を下げてオスカールソンを最前線に投入した。 その後は数的優位を活かしたユナイテッド優勢の状況が続くなか、87分にはロングカウンターからガルナチョのラストパスに抜け出したブルーノがボックス右から右足の対角シュートを左隅に流し込み、ハットトリックを達成。さらに、試合終了間際にはダロトにもトドメの4点目が生まれた。 この結果、ホームで快勝のユナイテッドがリヨンの待つ準々決勝進出を決定。敗れたソシエダは無念のベスト16敗退となった。 マンチェスター・ユナイテッド 4-1(AGG:5-2) レアル・ソシエダ 【マンチェスター・U】 ブルーノ・フェルナンデス(前16[PK]、後5[PK]、後42) ジオゴ・ダロト(後46) 【レアル・ソシエダ】 ミケル・オヤルサバル(前10[PK]) 2025.03.14 07:12 Fri

マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング

1

EL決勝控えるユナイテッド、アモリム監督がスタッフのチケット代や渡航費用一部を負担へ! クラブ側は無料チケット配布せず

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、ビルバオで開催されるヨーロッパリーグ(EL)決勝に向け、バックルームスタッフ30名のチケット代、家族の渡航費用の一部を負担することを申し出たようだ。『ESPN』が報じている。 ユナイテッドは21日にビルバオのサン・マメスで行われるEL決勝でトッテナムとの同国対決に挑む。 EL優勝と来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を懸けた大一番となるが、今夏オールド・トラッフォードで最大200人の雇用を削減するなど、容赦のないコストカットを続けるクラブ首脳陣は決勝への旅行費用を負担する代わりに、スタッフが決勝戦のチケット2枚を購入できるようにしたという。 ユナイテッド首脳陣はクラブが割り当てられた1万5000枚のチケットから、サポーターが可能な限り多くのチケットを購入できるようにするために、この決定を下したという言い分を持っているという。だが、その実はコストカットの意味合いが強いものと思われている。 選手にはそれぞれ2枚しかチケットが割り当てられておらず、家族や友人の渡航費は支給されない。さらに、クラブ側はコーチ陣、理学療法士、サポートチームのチケット代は各自で負担するよう指示したという。 しかし、昨年11月にユナイテッドの監督に就任した際、スポルティングCPのスタッフ数名をマンチェスターに連れてきたアモリム監督は、クラブでの困難な半年間の貢献と献身に対する報酬として、低賃金スタッフを含むサポートチームの費用を負担するとの情報がある。 情報筋によると、アモリム監督はユナイテッド幹部に対し、各メンバーが最大2人の友人や家族を連れて行けるよう費用を負担すると伝えたという。 ちなみに、チャンピオンズリーグ決勝進出チームのパリ・サンジェルマンは先週、5月31日にミュンヘンで行われるインテル戦にスタッフ600名を無料招待すると発表。また、EL決勝の対戦相手であるスパーズもスタッフ700名全員に無料チケットを1枚ずつ提供するという。 2025.05.14 16:30 Wed
2

【プレミアリーグ第37節プレビュー】最終節前の変則開催、アーセナルvsニューカッスルなど注目カード満載

先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日にイングランド勢対決となったヨーロッパリーグ(EL)決勝が開催される影響で、16~20日に分かれての変則開催となる。 フライデーナイト開催となる2試合ではいずれもビルバオでのELファイナルを控える、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムが、いずれもアウェイで上位のチェルシーとアストン・ビラと対戦する。 16位のユナイテッドは前節、ウェストハムとの下位対決に臨んで0-2の敗戦。EL準決勝2ndレグ直後の試合ということもあり、若干のターンオーバーを敢行して臨んだホームゲームだったが、試合の際で相手に上回られて敗戦。加えて、DFヨロの負傷というアクシデントに見舞われ、リーグ戦は7試合勝利なしに。最優先はあくまで週明けのタイトルを懸けた大一番となるが、これ以上の離脱者は避けつつも、これ以上の不甲斐ない戦いは見せられない。 一方、5位のチェルシー(勝ち点63)は前節、ニューカッスルとのアウェイゲームで0-2の敗戦。開始直後にMFトナーリに先制点を奪われた上、前半半ば過ぎにはFWジャクソンの相手DFに対するエルボーがレッドカードと判断され、数的不利を背負うと、そのままホームチームに押し切られて公式戦連勝が「5」でストップ。トップ5争いでギリギリ出場圏内にとどまるが、下位との勝ち点差が縮まっている。対戦相手は大幅なターンオーバーが見込まれるが、残り試合で主砲ジャクソンをサスペンションで起用できず、最終節は1ポイント差で7位のノッティンガム・フォレスト(勝ち点62)とのアウェイゲームとなるため、勝ち点3奪取は必須だ。MFパーマーやFWペドロ・ネト、MFエンソ・フェルナンデスら主力の活躍に期待したい。 17位のスパーズは前節、クリスタル・パレスとのホーム開催のロンドン・ダービーで0-2の敗戦。GKにキンスキーを起用するなどユナイテッド同様に大幅にメンバーを入れ替えたエクスキューズはあったが、再三の際どいオフサイド判定などに助けられなければ、大差での敗戦もあり得た不甲斐ないパフォーマンスだった。また、決勝に向けては右の膝蓋骨の手術を受けたMFクルゼフスキが起用できない痛恨のアクシデントにも見舞われており、リーグ5戦未勝利で臨むアストン・ビラとのアウェイゲームでは主力のコンディション維持とともに中盤や前線のオプションも試したいところだ。 対戦相手となる6位のアストン・ビラ(勝ち点63)は前節、難敵ボーンマス戦を1-0で勝利。ライバルの取りこぼしを活かして逆転でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ望みを繋げた。負傷のFWラッシュフォードが今季絶望で、MFラムジーはボーンマス戦の退場で不在となるが、今のスパーズ相手のホームゲームであれば、勝ち点3を掴み取る可能性は高い。 サンデーナイト開催となる5試合では2位のアーセナル(勝ち点68)と3位のニューカッスル(勝ち点66)の直接対決が最注目カードとなる。 アーセナルは前節、王者リバプールとのアウェイ開催の頂上決戦を2-2のドローで終えた。圧倒された前半に2点のビハインドを背負ったが、後半にFWマルティネッリとMFメリーノのゴールで追いつく。だが、そのメリーノが2枚目のイエローカードで退場となり、試合終盤は割り切った守備的な戦いで勝ち点1を持ち帰る形となった。得失点差を考えれば、残り2試合で勝ち点1を得られればトップ5確定となるが、マグパイズ相手に2位の座を譲ることはできない。このホーム最終戦ではサスペンションのメリーノに加え、MFライス、MFジョルジーニョが負傷で不在と難しい戦いを強いられるが、負傷明けのFWハヴァーツの復帰も追い風に総力戦で勝ち点3を手にしたい。 一方、ニューカッスルは前節、チェルシーとの大一番を制して来季CL出場権獲得へ大きな勝ち点3を手にした。これで2位浮上のチャンスを得た一方、依然として最大の目標であるCL出場権獲得への戦いは続いており、気を引き締めて臨みたい。対ガナーズは今季の公式戦3試合全勝となっており、良いイメージでエミレーツ攻略といきたい。 マンデーナイトにはMF三笘薫を擁する9位のブライトン&ホーヴ・アルビオンと、MF遠藤航が所属する王者のリバプールが対戦する。 ブライトンは前節、好調のウォルバーハンプトン相手に2-0の勝利。負傷明けの三笘も途中出場で復帰を果たした。ただ、フォレストの試合結果によって来季のヨーロッパ出場の可能性は潰え、残り2試合ではトップハーフフィニッシュが目標となる。それだけに、コンディションが万全ではない三笘らの起用には慎重な対応も必要となるが、今季2桁ゴール達成まであと1ゴールに迫るだけにその偉業達成を期待したい。 一方、リバプールも優勝決定後にチェルシー、アーセナルのロンドン勢相手に1分け1敗の結果に終わっており、アンフィールドで行われるパレスとの最終節を前に白星を取り戻したいところ。遠藤と三笘の日本人対決も期待しつつ、王者らしい戦いぶりを見せてほしい。 17日のFAカップ決勝から中2日となる20日に試合を行うマンチェスター・シティとクリスタル・パレスは、それぞれボーンマスとウォルバーハンプトンと対戦する。 4位のシティ(勝ち点65)は前節、FWハーランドが先発復帰となったセインツ戦で痛恨のゴールレスドロー。FAカップ決勝に弾みを付けられず、逆に、連勝が「4」でストップし、CL出場権争いにおいてよりシビアな立場に。まずは今季唯一のタイトルが懸かる聖地ウェンブリーの大一番に集中しつつ、ホーム最終戦では難敵チェリーズ相手に勝ち点3を奪取し、MFデ・ブライネのホームラストマッチを白星で飾りたいところだ。 MF鎌田大地を擁する12位のパレスはトップハーフフィニッシュへ若干の可能性を残すとともにホーム最終戦という部分で、在籍13年のDFウォードを白星で送り出すべくしっかりとした戦いを見せたい。 《プレミアリーグ第37節》 ▽5/16(金) 《27:30》 アストン・ビラ vs トッテナム 《28:15》 チェルシー vs マンチェスター・ユナイテッド ▽5/18(日) 《20:00》 エバートン vs サウサンプトン 《22:15》 ウェストハム vs ノッティンガム・フォレスト 《23:00》 ブレントフォード vs フルアム レスター・シティ vs イプスウィッチ 《24:30》 アーセナル vs ニューカッスル ▽5/19(月) 《28:00》 ブライトン vs リバプール ▽5/20(火) 《28:00》 クリスタル・パレス vs ウォルバーハンプトン マンチェスター・シティ vs ボーンマス 2025.05.16 19:00 Fri
3

ハマーズに9試合ぶり白星献上のユナイテッドがリーグ7戦未勝利…【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第36節、マンチェスター・ユナイテッドvsウェストハムが11日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのウェストハムが0-2で快勝した。 ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグでアスレティック・ビルバオをホームで4-1で撃破し、2戦合計7-1で4季ぶりのファイナル進出を果たしたユナイテッド。ただ、プレミアリーグでは2分け4敗の6戦未勝利の15位と低調なパフォーマンスが続いており、21日の大一番を前にそろそろ勝利を取り戻したいところ。 17位のウェストハムをホームで迎え撃った一戦ではアスレティック戦から先発6人を変更。守護神オナナやマグワイア、カゼミロ、ガルナチョらがスタメンを外れ、アマスやショー、アマド、マウントらが起用された。 右サイドのアマドの収まりの良さを活かしながら攻撃を仕掛けていくユナイテッド。開始4分にはペナルティアーク付近で横パスを受けたブルーノ・フェルナンデスが右足ダイレクトシュートを狙うが、これはクロスバーの上を越える。以降もブルーノやアマドがフィニッシュへ絡んでいくが、この序盤に取り切れない。 すると、徐々にハマーズがカウンターを起点に押し返していくと、前半半ば過ぎにゴールが生まれる。26分、波状攻撃から左のポケットに侵入したクドゥスがライン際をえぐって高速のグラウンダークロスを供給。これをファーに飛び込んだソウチェクが左足ワンタッチでゴールネットに流し込んだ。 一瞬の隙を突かれて失点する、ここ最近のリーグ戦のパターンを踏襲する形でビハインドを背負った赤い悪魔。ここから前に出始めると、ホイルンドに幾度かいい形でフィニッシュのチャンスが訪れたが、攻撃に厚みを出すことができず。集中したハマーズの守備にジャブを打つにとどまった。 アウェイチームの1点リードで折り返した後半。ユナイテッドにアクシデントが発生。足を痛めたヨロがプレー続行不可能となり、アモリム監督はこのタイミングでショーも下げてリンデロフ、マグワイアのスクランブル投入を余儀なくされた。 そんななか、前半同様にハマーズが先にゴールをこじ開ける。57分、相手陣内でのボール奪取からボックス左のワン=ビサカが冷静にグラウンダーで折り返すと、フリーのボーウェンが左足ダイレクトで流し込んだ。 この失点後にユナイテッドはマウント、ウガルテを下げてドルグ、ガルナチョを同時投入。フレッシュなアタッカーを起点に押し込む展開に持ち込むと、セットプレーを軸に相手ゴールへ迫る。だが、身体を張ったハマーズの守備に苦戦。 後半半ばを過ぎてアマドのラストパスに抜け出したホイルンドがGKアレオラとの一対一、制空権を握ったマグワイアのセットプレーからのヘディングシュートでゴールに迫るも、相手の好守に阻まれてゴールが遠い。 この時間帯に1点も奪えなかった赤い悪魔は試合終盤にかけて攻撃がトーンダウン。3点目こそ与えなかったものの、停滞感漂う中でタイムアップの笛を聞いた。 この結果、ハマーズに9試合ぶりの白星を献上したユナイテッドはリーグ7戦未勝利となった。 マンチェスター・ユナイテッド 0-2 ウェストハム 【ウェストハム】 トマシュ・ソウチェク(前26) ジャロッド・ボーウェン(後12) 2025.05.12 00:30 Mon
4

「夏にはもっと多くの選手が必要」最悪のシーズンを送ったユナイテッド、マグワイアは来季に自信「すぐに好転すると信じている」

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが来シーズンについて言及した。 今シーズンは大苦戦を強いられているユナイテッド。プレミアリーグでは16位に低迷しており、残り2試合となっている。 ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進んでおり、トッテナムとの戦いで勝利すれば、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を手にすることができる。 明らかに失敗に終わるシーズンだが、マグワイアは37試合で4ゴール1アシストを記録。多くの出場機会を得ながら、結果を残せなかった中、来シーズンは明るい未来があると自信を窺わせた。 「状況はすぐに好転すると信じている。今、僕たちは文化を築きつつある。結果は十分ではなく、恥ずかしいものだが、好転するまでそう遠くはない」 「夏にはもっと多くの選手が必要だ。助けが必要だ。できるだけ多くの選手を獲得して競争力のあるチームを作り、ポジション争いを繰り広げられるようにしたい」 「僕は成功するチームに所属したいので、優秀な選手を獲得してほしいと思っている。クラブは夏までに正しい方向へ進み、大きく成長するだろう」 「このクラブはトロフィー獲得の上に成り立っており、歴史を通じてそれを成し遂げてきた。これは大きな戦いで、僕たちが楽しみにしている試合だ」 今季はタイトル獲得のチャンスがあと1回。しっかりと結果を残して、シーズンを締め括れるだろうか。 2025.05.16 22:55 Fri
5

リーグ戦7戦未勝利、アモリム監督は来季序盤も不振続くなら「別の人たちにこの場を与えるべき」と退陣も覚悟

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が11日にホームで行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第36節ウェストハム戦後にコメントした。 ヨーロッパリーグではアスレティック・ビルバオを下して決勝に進出したユナイテッド。しかしプレミアリーグでは不振が続き、ウェストハムに敗れて7戦未勝利となった。 アモリム監督は来季序盤も不振が続くようなら潔く身を引くと覚悟を示した。 「我々はビッグクラブであるという感覚を失いつつある。もしユナイテッドとして試合に負けることを恐れず、恐怖を抱かなくなったら、最も危険な状態だ。ここに居る全員が多くのことについて真剣に考えなければならない。誰もがEL決勝のことを考えている。決勝は問題ではない。もっと重要なことを考えなければならない。自分やクラブの文化を変える必要がある。ユナイテッドの歴史における決定的な瞬間だ。来季はこのようなシーズンにならないことを願う。夏には本当に強く、勇敢でなければならない。もし仮に我々がこの不振を来季に引きずるようなら、別の人たちにこの場を与えるべきだ」 なお、プレミアリーグ7戦未勝利(1992-93シーズン)に加え、ホーム戦9敗(1930-31、1933-34、1962-63シーズン)はクラブワーストタイ記録となっている。 2025.05.12 12:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly