アーセナルOBアンリが語る今のユナイテッド 「テン・ハグの下で様変わり」

2023.01.24 11:00 Tue
Getty Images
アーセナルOBのティエリ・アンリ氏だが、今のマンチェスター・ユナイテッドに可能性を感じているようだ。

ユナイテッドは22日のプレミアリーグ第21節でアーセナルとのアウェイ戦に臨み、2-3で敗戦。FWマーカス・ラッシュフォードの目の覚めるようなミドルで先制してから一時逆転されたなか、DFリサンドロ・マルティネスの加入後ゴールで追いついたが、最終盤に勝ち越され、公式戦11試合ぶりの黒星を喫した。

内容的にも首位を走るアーセナル優勢とあって妥当な結果となり、アンリ氏も喜んだが、エリク・テン・ハグ監督の下で規律の部分にもメスを入れながら変革を進め、プレミアリーグではトップ4フィニッシュを目指すユナイテッドに好印象を受けたようだ。アメリカ『CBS Sports』で語った。
「アーセナルが勝ってくれて嬉しいし、後半の出来は勝利に値するものだった。だが、ユナイテッドはテン・ハグの下で様変わりしたね」

「正直に言うと、私はテン・ハグの大ファンで、彼のことがとても好きだ。(ロナルド・)クーマンがバルセロナで追い出されたとき、私は(ジョアン・)ラポルタに推薦したぐらいさ。彼はジーニアスだ」
「今日の我々は3年間をかけて作り上げたチームと6カ月をかけて作り上げたチームの対戦を目にした。さらに、片方は1週間の休息があって、もう片方は2日間しか休みがなかったわけだが、ユナイテッドはそれでも拮抗した試合をしたんだ。驚かされたよ」

「アーセナルがキックオフから圧倒し、ユナイテッドの選手も後ろに下がると思ったが、それは見当違いだった。実際、前半はユナイテッドの方がうまくボールをコントロールしていた」

「テン・ハグにもう1年を与え、マーケットでサポートすれば、ユナイテッドは侮れない存在になる。敬意がないわけではないが、テン・ハグがユナイテッドで正しくやれたら、サー・アレックス・ファーガソンの時代よりも魅力的なフットボールになる」

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元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏の投稿が大きな話題となっている。 現役時代、芸術的な精度を誇る右足のキックや、その甘いマスクからは想像もつかないハードなプレーを武器に、主にマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーで活躍したベッカム氏。2002年の日韓・ワールドカップ(W杯)でも来日し、日本での人気も非常に高い。 48歳となった現在はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらが加入したインテル・マイアミの共同オーナーを務めている中、10日にインスタグラムを更新。その投稿が話題となっている。 ベッカム氏は小さなヤギとの2ショットを投稿。「田舎で小さな友達を見つけた。でもハーパー・セブン(ベッカム氏の娘)ごめん。家では飼えないよ。私たちはすでにインテル・マイアミにG.O.A.Tsを抱えているからね」とジョーク交じりに綴っていた。 英語で「GOAT」と綴るヤギ。スポーツ界では素晴らしい選手を「GOAT(Greatest of All Time/史上最高)」と呼ぶことがあり、メッシも「GOAT」と呼ばれることが多いため、そのことをかけた格好だ。 そんなベッカム氏の投稿を巡っては、ベッカム氏の見た目が話題に。イギリス『デイリー・メール』が「このかわいい動物は確かに注目を集めたが、2日前にティエリ・アンリと並んでポーズをとった最新のインスタグラム自撮り写真では、デヴィッドの髪がすっかり痩せた表情を見せており、話題をさらっていた」と伝え、「(今回の)写真では、今週初めに披露したものよりも髪が薄くなっているように見える、ぴったりとした坊主頭を披露していた」としていた。 SNS上などでも「イケメンは変わらない」、「渋さに憧れる」、「年相応に白髪が増えたのでは?」など様々な反響が寄せられている。 また、ベッカム氏のジョークにもファンは反応。「メッシがこんなにも可愛らしいなんて」、「親父の仲間入りだ」などの声が寄せられていた。 <span class="paragraph-title">【写真】48歳ベッカム氏の最新ショットが話題沸騰</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CzeG5eso56m/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CzeG5eso56m/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">David Beckham(@davidbeckham)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.11.13 21:15 Mon

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主力温存のユナイテッドがブレントフォードに大量4失点で逆転負け…デ・リフト再負傷も痛恨に【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第35節、ブレントフォードvsマンチェスター・ユナイテッドが4日にGtechコミュニティ・スタジアムで行われ、ホームのブレントフォードが4-3で逆転勝利した。 14位のユナイテッドは、アウェイ開催となったヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグのアスレティック・ビルバオ戦に3-0で完勝。最高の形でオールド・トラッフォードでの2ndレグを迎える形となった。その2ndレグに弾みを付けるべく臨んだ11位ブレントフォードとのアウェイゲームではドルグ、ウガルテ、ガルナチョを除く先発8人を変更。GKにバユンドゥルを起用したほか、チド・オビ、アマス、フレデリクソンら若手を起用した。 開始早々の3分にショーの不用意なヘディングでのバックパスがあわやオウンゴールとなりそうなバタバタした入りとなったユナイテッド。 以降も押し込まれる状況が続いたが、ワンチャンスを活かして先制点を奪う。14分、相手GKとDFの続けてのクリアミスを相手陣内左サイドでガルナチョが回収し味方とのパス交換で深い位置に抜け出して正確なグラウンダークロスを供給。これをゴール前に走り込んだマウントが右足で合わせ、待望の今季初ゴールとした。 幸先よく先制に成功したが、試合の主導権を掌握するまでには至らず。ブレントフォードの強度の高いプレーに押され始めると、27分にはカヨデのロングスローを撥ね返せずにボックス内でのルーズボールに続けて敗れる。最後はダムスゴーアの折り返しがDFショーにディフレクトしたボールがゴール右隅に決まった。 これで1-1のイーブンに戻されると、33分には自陣ボックス付近での競り合いでDFデ・リフトが足を痛めてプレーを止めてしまう。これに対してプレーを継続し右サイドからノアゴーアが浮き球で上げたクロスをシャーデが打点の高いヘディングで合わせたブレントフォードが逆転ゴールを奪った。 連続失点に加えてデ・リフトがプレー続行不可能となり、マグワイアのスクランブル投入を余儀なくされたユナイテッド。以降もシャーデやノアゴーアに決定機を許すなど守勢を撥ね返せぬまま1点ビハインドで試合を折り返した。 迎えた後半、ショーとドルグに代えてヨロ、アマドを同時投入したユナイテッド。さらに、57分にはマウントを下げて古巣対戦のエリクセンをピッチに送り出した。59分にはそのエリクセンを起点にガルナチョとオビの連携から決定機が生まれるが、オビのシュートは相手DFのブロックに遭う。 自分たちの時間帯でゴールをこじ開けられなかったユナイテッドはブレントフォードのしたたかな波状攻撃に遭い。一気に守備が瓦解する。まずは70分、左サイドから右サイドに振られてゴール前に折り返されたボールをシャーデに頭で合わせられて3失点目。さらに、74分には右サイドのスペースに抜け出したカヨデからの折り返しをゴール前のウィサにワンタッチで押し込まれ、瞬く間にリードを3点に広げられた。 これで厳しくなった赤い悪魔だったが、ゲームクローズに入ったホームチームを相手に試合終盤にかけては気概を見せた攻撃を仕掛けていく。そして、82分にはエリクセンとのパス交換からボックス手前のガルナチョが鋭いミドルシュートを右隅に突き刺して反撃の狼煙を上げる。 以降は相手の堅守に撥ね返され続けたが、試合終了間際の95分にはディアロがGKの股間を抜くシュートを突き刺して1点差まで詰め寄った。しかし、同点に追いつく時間は残されておらず。試合はこのままタイムアップ。 主力温存という当初の目的は達したが、デ・リフトの再負傷に大量4失点での敗戦と週明けのアスレティック戦へ不安を残す形となった。なお、勝利したブレントフォードは今季初の3連勝となった。 ブレントフォード 4-3 マンチェスター・ユナイテッド 【ブレントフォード】 オウンゴール(前27) ケヴィン・シャーデ(前33、後25) ヨアン・ウィサ(後29) 【マンチェスター・U】 メイソン・マウント(前14) アレハンドロ・ガルナチョ(後37) アマド・ディアロ(後50) 2025.05.05 00:14 Mon
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移籍の噂浮上のガルナチョ、ナポリやチェルシーが関心も「ここで幸せだ」とユナイテッド残留を匂わせ

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ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに

EFLリーグ2(イングランド4部)に所属するサルフォード・シティは8日、かつてマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したデイビッド・ベッカム氏とギャリー・ネビル氏が率いるコンソーシアムに買収されたことを発表した。 マンチェスターのサルフォードに拠点を置くサルフォード・シティは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍し92年組として知られるライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ニッキー・バット氏、フィリップ・ネビル氏が2014年にオーナーとなり、5シーズンで4回の昇格を経験した。 2018-19シーズンにEFLリーグ2に昇格を果たしたが、そこから上には上がれておらず。今シーズンもEFLリーグ2で8位となり、昇格プレーオフを最終節で逃す形となっていた。 そんな中、ベッカム氏、ギャリー・ネビル氏に加え、アメリカ在住の実業家のデクラン・ケリー氏、マーヴィン・デイヴィス卿がグループに入っている。 サルフォード・シティによれば、新たな株主たちはクラブと施設に多額の投資を行うという約束が入っているとのことだ。 なお、ギグス氏、スコールズ氏、バット氏、フィル・ネビル氏は引き続き「テクニカル、フットボール、コマーシャル、リクルート、SCFC財団」の各部門でクラブに関与していくとのこと。92年組が勢揃いすることとなった。 また、新しいコンソーシアムは、インドを拠点とするドリーム・スポーツ・グループ、コリン・ライアン、フランク・ライアン、ニック・ウッドハウス、シュラビン・ミッタルを含む9人の株主で構成されている。 ベッカム氏は「私はサルフォードで育った。そこで過ごした日々には、本当に素敵な思い出がある。この場所と人々は、私のサッカー人生の初期において、とても重要な役割を果たしてくれた。サルフォード・シティは地域社会の中心であり、豊かな歴史を誇る。その新たな章に加わることができ、大変嬉しく思う」とコメントしている。 ギャリー・ネビル氏も「サルフォード・シティに情熱を注いでいる。多様な才能と専門知識を持つメンバーが、サッカーへの愛で結ばれた、他に類を見ないパートナーシップだ。サッカーが最優先だが、今後4~5年でクラブを持続可能な方向へ導くことが不可欠だ。この旅の次の段階が待ちきれない」と、かつての仲間とともにチームを発展させていくことを誓った。 2025.05.08 20:55 Thu
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スパーズのEL決勝進出高まる状況でプレミア第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程が変更に

プレミアリーグ第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程の変更が発表された。 現在、熾烈なトップ5争いを繰り広げる7位のアストン・ビラと、16位のトッテナムの一戦は、当初5月18日(日)に開催予定だった。 しかし、ヨーロッパリーグ(EL)決勝進出の可能性があるトッテナムが、5月21日(水)に行われるサン・マメス(ビルバオ)に十分な準備期間を得るため、アストン・ビラとプレミアリーグに5月16日(金)への日程変更を訴えていた。 EL準決勝1stレグではトッテナムがホームでボデ/グリムトに3-1で勝利。これに対して同じプレミアリーグ勢のマンチェスター・ユナイテッドが、アウェイでアスレティック・ビルバオに3-0で先勝。イングランド勢同士のファイナルの可能性が高まっている。 そのユナイテッドは元々プレミアリーグ第37節で16日にチェルシーとのアウェイゲームを戦う予定で、トッテナムが18日に試合を行う場合、公平性という部分で問題が生じるため、最終的にノースロンドンのチームの要請が認められる形となった。 なお、新たな日程ではアストン・ビラvsトッテナムが現地時間5月16日(金)の19:30(日本時間27:30)、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが20:15(日本時間28:15)にリスケジュールとなった。 2025.05.07 14:35 Wed

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