なでしこの来季W杯へ向け代表選出はあるか、WEリーグが自慢のクロッサー5人をピックアップ
2022.12.10 20:15 Sat
クロッサーとしてピックアップされた北川ひかる(新潟L)
なでしこジャパンへの選出や定位置確保に至るだろうか。WEリーグ公式インスタグラムは9日、サイドからチャンスを演出するクロッサー5人を紹介。第1節から第5節におけるラストパスのシーンを公開している。
名前が挙がったのは、守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)、高平美憂(マイナビ仙台レディース)、奥津礼菜(AC長野パルセイロ・レディース)、水野蕗奈(INAC神戸レオネッサ)、北川ひかる(アルビレックス新潟レディース)の5選手だ。
INACの右ウイングバックを務める守屋は、加入8年目を迎えるDF。昨季よりも果敢なスタイルを標榜する朴康造新監督体制では、高い位置で攻撃に絡む回数が増加し、今季は全試合にフル出場中でカップ戦では得点も挙げている。年代別の代表経験はあるが、なでしこジャパンへの招集歴はない。
左利きの高平も仙台で今季は全試合に出場中。今夏のE-1サッカー選手権ではなでしこジャパンデビューも飾っている。奥津は日本体育大学時代にはボランチでもプレーしたユーティリティプレーヤーで、長野では右サイドバックとしての地位を確立させている。
攻撃的な左サイドバックである北川も、昨シーズンはフル出場。代表活動中のケガの影響により、今季の序盤は欠場したが、復帰後は突破からクロスでアシストも記録している。
女子は2023年7月にオーストラリア・ニュージーランドワールドカップ(W杯)を控えている。池田太監督率いるなでしこジャパンは3バックも取り入れており、新たな可能性を模索中。紹介された5選手がWEリーグでさらに輝きを放てば、メンバー入りも見えてくるかもしれない。
名前が挙がったのは、守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)、高平美憂(マイナビ仙台レディース)、奥津礼菜(AC長野パルセイロ・レディース)、水野蕗奈(INAC神戸レオネッサ)、北川ひかる(アルビレックス新潟レディース)の5選手だ。
左利きの高平も仙台で今季は全試合に出場中。今夏のE-1サッカー選手権ではなでしこジャパンデビューも飾っている。奥津は日本体育大学時代にはボランチでもプレーしたユーティリティプレーヤーで、長野では右サイドバックとしての地位を確立させている。
水野も守屋とともにINACの翼を形成する1人。2020年のなでしこリーグ1部では新人賞に輝き、今季もフル出場中だったが、第5節のちふれASエルフェン埼玉戦で前半に負傷交代。状態が心配される。
攻撃的な左サイドバックである北川も、昨シーズンはフル出場。代表活動中のケガの影響により、今季の序盤は欠場したが、復帰後は突破からクロスでアシストも記録している。
女子は2023年7月にオーストラリア・ニュージーランドワールドカップ(W杯)を控えている。池田太監督率いるなでしこジャパンは3バックも取り入れており、新たな可能性を模索中。紹介された5選手がWEリーグでさらに輝きを放てば、メンバー入りも見えてくるかもしれない。
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「悔しさが抜け切れていない」スクランブルで両ウイングバックを務めた守屋都弥、将来の海外挑戦を視野に意欲高く成長を誓う「意識して取り組みたい」
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INAC神戸レオネッサは1日、なでしこジャパンDF守屋都弥(28)がNWSL(アメリカ女子1部)のエンジェル・シティFCへ完全移籍すると発表した。 エンジェル・シティによれば、契約期間は1年の延長オプション付帯の1年契約になるという。 奈良県出身の守屋はJFAアカデミー福島から2015年にINACに加入。以降は国内屈指の強豪でリーグ戦130試合近くに出場。2021-22シーズンのWEリーグ、皇后杯3度の優勝に貢献。個人としてもWEリーグでベストイレブン、優秀選手賞を受賞するなど、リーグを代表する選手に成長した。 また、2023年にデビューを飾ったなでしこジャパンではここまで15試合に出場し、2023年FIFA女子ワールドカップ、2024年パリオリンピックにも出場している。 なお、エンジェル・シティにはJFAアカデミー福島の後輩であるなでしこジャパンの同僚MF遠藤純、INACの元同僚GKスタンボー華が在籍している。 今回の移籍に際して、守屋は10年間を過ごしたINACへの感謝の想いを綴っている。 「INAC神戸レオネッサに関わるすべての皆様へ この度、Angel City FCに移籍させていただくことになりました」 「シーズン途中にも関わらずこの決断を尊重してくださったクラブ関係者の皆様には心から感謝しています」 「高校卒業後からINAC神戸の選手として戦った10年間は、私にとって宝物です。入団して1年目はベンチにも入れず、2位ばかりのシーズンで「シルバーコレクター」と呼ばれる時期もありましたが、苦しいことばかりではありませんでした。WEリーグ初年度優勝やチームみんなで勝ち取った皇后杯優勝など、いろんな喜びを味わうこともできました。長くクラブにいたからこそ毎年色んな選手とプレーすることができ、ともに喜び、自分にないサッカー感や価値観に刺激をもらう毎日でした」 「その中で海外に挑戦したいという思いは常にあり、今そのチャンスをいただけたので決断することにしました。初めての移籍が海外ということで不安はたくさんありますが、成長した姿をお届けできるよう精一杯頑張ってきます!」 「サポーターの皆さんには直接ご報告とお礼を伝えることができず心残りではありますが、毎シーズン戦い抜くことができたのも雷音さんをはじめ応援してくださる皆さんのおかげです!」 「最後に、これまでクラブをご支援してくださったスポンサーの皆様には心から感謝申し上げます」 「本当に長い間INACの一員として戦わせていただきありがとうございました。これからも引き続きINAC神戸の応援と、守屋都弥の応援をしていただけたら嬉しいです! 行ってきます!」 2025.02.01 14:20 Sat4
INAC神戸の新監督にフェロン氏、現役時代はチャビらとシドニー五輪銀メダル「光栄であり大きな責任も感じています」
INAC神戸レオネッサは10日、2023-24シーズンのトップチーム監督にスペイン人のジョルディ・フェロン氏(44)が就任することを発表した。 フェロン氏はバルセロナの育成組織出身で、選手時代には2000年のシドニーオリンピックでU-23スペイン代表として、チャビ・エルナンデスら(バルセロナ監督)ともに銀メダルを獲得している。 指導者キャリアは2015年にスタート。セアグル女子チームやエスパニョール女子の監督を歴任し、AEM・デ・レイダのスポーツ・ダイレクター(SD)を経て2021-22シーズンにはエイバルの指揮官として米井朋香らも指導した。 WEリーグ初の欧州出身監督として注目を集めるフェロン氏は、クラブを通じて意気込みを語っている。 「こんにちは!ジョルディ・フェロンです。日本女子サッカーチームの中でも非常に重要なINAC神戸の監督に就任することは、光栄であり、大きな責任も感じています。最大限のリスペクトと謙虚な気持ちをもち、リーグ優勝に向けて練習に励みたいと思います。ありがとうございます」 I神戸は星川敬監督(Y.S.C.C.横浜監督)のもとで初代WEリーグチャンピオンに輝くも、連覇を目指した昨季は朴康造監督のもとで2位に。今季は女王奪還へ巻き返しを図る。 <span class="paragraph-title">【写真】INACの新監督に就任したフェロン氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">お知らせ<br><br>このたび、2023-24シーズンのINAC神戸レオネッサトップチーム監督に、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ジョルディ・フェロン</a> 氏が就任することが決定しましたので、お知らせいたします。<br><br>監督コメント・詳細情報<a href="https://t.co/vWUyFa9ljc">https://t.co/vWUyFa9ljc</a><a href="https://twitter.com/hashtag/INAC%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#INAC神戸</a> <a href="https://t.co/g3nhYkUZMw">pic.twitter.com/g3nhYkUZMw</a></p>— INAC神戸レオネッサ公式 (@inac_kobe2001) <a href="https://twitter.com/inac_kobe2001/status/1678344238495580165?ref_src=twsrc%5Etfw">July 10, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.07.11 13:58 Tue5