韓国16強入りの立役者ファン・ヒチャンが喜び 「20年前に夢見たステージ」
2022.12.03 16:40 Sat
韓国代表をカタール・ワールドカップ(W杯)のベスト16に導くゴールを決めたFWファン・ヒチャンが喜び、そして感謝した。今大会の韓国はポルトガル代表、ガーナ代表、ウルグアイ代表と各国の強国がひしめくグループHに組み込まれ、2試合を消化して勝ち点1の3位。最終節を残して突破を決めたポルトガル以外の3カ国で決勝トーナメント行きの1枠を争う状況だった。
逆転突破に勝利が絶対条件の韓国だが、5日に行われた最終節のポルトガル戦ではパウロ・ベント監督がベンチ入り禁止処分で不在に。試合も開始5分で先制を許す最悪の展開だったが、27分に左CKのこぼれからDFキム・ヨングォンが振り出しに戻す。
そして、後半も粘りの戦いを続けると、後半アディショナルタイムに相手CKからFWソン・フンミンが推進力をもって一気に敵陣のバイタルエリア右に。絶妙なタメからの股抜きパスを試みると、ボックス内のファン・ヒチャンが右足で流し込んだ。
このゴールでポルトガルを逆転で下し、勝ち点を「4」に伸ばした韓国は同時刻キックオフの他会場で同じく勝利したウルグアイと勝ち点、得失点差で並んだが、総得点差で上回って逆転での2位通過が決定。実に3大会ぶりの16強進出となっている。
「まさに20年前に夢見たステージ。20年後にチームメイト、家族、国民と一緒に誇らしい瞬間を作れて、とても嬉しい。みんな、ありがとう!!!」
逆転突破に勝利が絶対条件の韓国だが、5日に行われた最終節のポルトガル戦ではパウロ・ベント監督がベンチ入り禁止処分で不在に。試合も開始5分で先制を許す最悪の展開だったが、27分に左CKのこぼれからDFキム・ヨングォンが振り出しに戻す。
このゴールでポルトガルを逆転で下し、勝ち点を「4」に伸ばした韓国は同時刻キックオフの他会場で同じく勝利したウルグアイと勝ち点、得失点差で並んだが、総得点差で上回って逆転での2位通過が決定。実に3大会ぶりの16強進出となっている。
ソン・フンミンもさすがだったが、途中出場から劇的な決勝ゴールを決め、主役に躍り出たファン・ヒチャン。普段、ウォルバーハンプトンでプレーする26歳は試合後、自身のインスタグラムで心境を綴った。
「まさに20年前に夢見たステージ。20年後にチームメイト、家族、国民と一緒に誇らしい瞬間を作れて、とても嬉しい。みんな、ありがとう!!!」
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▽韓国の伝説的なGKが現役を退いた。元韓国代表の守護神であるGKキム・ビョンジ(46)が自身のフェイスブックで引退宣言をした。 ▽1992年に蔚山現代でプロキャリアをスタートさせたキム・ビョンジは、浦項スティーラース、FCソウル、慶南FC、全南ドラゴンズと韓国クラブでプレー。現役生活24シーズンで公式戦通算706試合に出場していた。 ▽昨年9月にKリーグクラシックの水原三星ブルーウィングス戦が現役最後のゲームとなった。なお、当時は45歳5カ月15日でありKリーグの最年長出場記録を樹立した。昨シーズン限りで全南ドラゴンズを退団すると、今年はフリーの状態が続いていた。最年長出場記録以外にも、Kリーグでのクリーンシートが229試合を記録し、最多無失点試合記録を樹立。出場試合数もリーグ最多記録を保持している。 ▽また、韓国代表としても62キャップを記録。1998年のフランス・ワールドカップでは3試合に出場、2002年の日韓ワールドカップではチームがベスト4入りするも出場機会はなかった。なお、特徴的な髪型から「鳥の尾頭」というニックネームで呼ばれており、Kリーグでは3得点を記録している。 ▽キム・ビョンジは「選手として過ごした35年を思い出として保存する」と投稿。「実力を一晩で磨くことができないように、競技力も簡単には衰えないが、新たなスタートを切るため、気持ちを整理した」と引退の理由を明かしている。 2016.07.21 18:52 Thu4
主将キ・ソンヨン、韓国代表引退を決断「サッカー人生で代表は何よりも大切だった」
韓国サッカー協会(KFA)は30日、ニューカッスルに所属するMFキ・ソンヨン(30)が韓国代表を引退することを発表した。 全世代別の代表に選出され、FCソウル在籍時の2008年6月に19歳で韓国代表デビューを飾ったキ・ソンヨン。すぐさまレギュラーに定着し、キック力とパスセンスを武器に長きにわたって韓国を支えてきた。ワールドカップ(W杯)には、2010年大会から3大会連続出場。2012年に行われたロンドン五輪では、U-23韓国代表の主役として銅メダルを獲得した。2015年からキャプテンとしてチームをけん引。現在、開催中のAFCアジアカップ2019にも参戦していたが、グループE第1戦のフィリピン代表戦で右ハムストリングを痛め、グループステージ終了後に代表を離脱していた。代表キャリアでは、通算110試合10得点を記録した。 KFAによると、キ・ソンヨンは30日にKFAに「2019年のAFCアジアカップを最後に代表という大きな名誉と重大な責任を終えようと思う」と書信を送付。代表引退を決断したキ・ソンヨンは、以下のようにコメントしている。 「サッカー人生の中で、代表は何よりも大切だった。これまで多くの愛と声援を送ってくれたファンの皆さんに深く感謝を申し上げたい」 「アジアカップではファンの期待に応えられず、代表は困難な時期を迎えている。ただ、パウロ・ベント監督の指導の下、仲間たちと後輩が力を合わせて乗り越えていくと思っている」 「代表を応援する一人のサッカーファンに戻り、韓国サッカーの発展を誰よりも祈っている」 「クラブで最善を尽くし、サッカー選手としてのキャリアが終わるまで、ファンの皆さんの期待に応えていきます」 2019.01.31 18:50 Thu5