パウロ・ベント監督の手腕がカギ? 最終予選A組ではUAEが17年ぶりの北朝鮮撃破を目指す

2024.10.10 17:25 Thu
UAE代表を率いるパウロ・ベント監督
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UAE代表を率いるパウロ・ベント監督
UAE代表が正念場のホームゲームへ。

10日、2026年北中米W杯アジア最終予選第3節の各組全9試合が行われる。C組の森保ジャパンは日本時間11日3:00キックオフで、サウジアラビア代表とのアウェイゲームだ。

A組に目を向けると、ここまで1勝1敗・3位のUAE代表が、北朝鮮代表とのホームゲームへ。UAE『Al Bayan』は「この10月は是が非でも勝ち点6を」と論じ、ウズベキスタン代表との敵地戦を控え、北朝鮮撃破をマストとする。
しかしながら、近年北朝鮮に勝てぬUAE。

最後に勝利したのは、17年前の2007年7月。UAEは国際親善試合で北朝鮮を1-0と撃破も、そこから4試合で0勝1分け3敗となり、北朝鮮との直近3試合はゴールも奪えていない。
過去を振り返ると、個々のスキルに頼らず、フィジカル能力を存分に活かした北朝鮮の推進力を苦手としていた印象のUAE。敗れれば1勝2敗でウズベクへ向かうこととなるが、果たして。

2022年W杯で韓国代表を率いたパウロ・ベント監督の手腕が興味深い一戦となりそうだ。

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競争力の高い最終予選A組…UAE代表が36年ぶりW杯へ正念場の10月「まず北朝鮮撃破を」「敗れればカタールに越される」

UAE代表が正念場の最終予選2連戦へ。UAE『Al Bayan』が伝える。 近年アジアで一定の存在感を示すUAEサッカー。今春はアル・アインが圧倒的な攻撃力でACLを勝ち進み、金満集団アル・ヒラル、そして横浜F・マリノスに打ち勝つ形で、21年ぶりとなるアジア制覇を成し遂げた。 ただし、1990年イタリア大会を最後にワールドカップ(W杯)出場がないA代表は、2010年南アフリカ大会、2018年ロシア大会、2022年カタール大会とアジア最終予選へ進出するが、どうしても壁を破れず、敗退を繰り返す。 今回、3大会連続で最終予選進出のUAEは、イラン、カタール、ウズベキスタン、北朝鮮、キルギスという、それぞれ独自のカラーを有する競争力が高いA組に組み込まれることに。 9月の第1〜2節では、敵地ドーハで“最大のライバル”カタールに逆転勝利も、喜びもそこそこに挑んだホームでのイラン戦はウノゼロ負け。戦前に『Al Bayan』が「せめて勝ち点1を」と期したなかで、やっぱりイランは強かった。 10月の第3~4節は、まずホームに北朝鮮を迎え、次にアウェイで現首位ウズベキスタンと。『Al Bayan』はA組の競争力を考慮し、「是が非でも勝ち点6を」とする。UAEは現在3位も、望むは2位以上での本大会切符だ。 「北朝鮮やカタールが第1〜2節で黒星を喫し、彼らは今後勝ち点の取り戻しに全力を注ぐ。これから熾烈な競争へと突入していくことが確実だ。我々(UAE)はイラン戦の敗戦を忘れ、まずはホームで北朝鮮からフルポイント(+3)を」 「選手たちはとにかく北朝鮮戦へ集中を。ウズベキスタンのことは一旦隅に置くべきだ」 「我々が北朝鮮を迎える裏で、カタールはホームでキルギスと対戦する。カタールがここで3ポイントを稼ぐ可能性は高く、もし我々が敗れれば順位が入れ替わってしまうだろう」 正念場の10月を迎えるUAE代表である。 ◆最終予選A組(〜第2節) 1位 ウズベキスタン | 勝ち点6 | +2(総得点4) 2位 イラン | 勝ち点6 | +2(総得点2) 3位 UAE | 勝ち点3 | +1 4位 北朝鮮 | 勝ち点1 | -1 5位 カタール | 勝ち点1 | -2 6位 キルギス | 勝ち点0 | -2 2024.10.07 16:20 Mon
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最終予選A組首位のウズベキスタン代表、カタネッツ監督が健康不安…イランとの首位攻防戦含む10月指揮を回避へ

ウズベキスタン代表のスレチコ・カタネッツ監督(61)が、健康不安により10月の2試合でベンチから外れるとのことだ。 『Novosti Uzbekistana』によると、ウズベキスタンサッカー連盟(UFF)が7日、A代表を率いるカタネッツ監督の健康状態に不安があると公表。同日はすでに代表活動が始まっていたが、医師の推奨により、チームを離れたという。 カタネッツ監督は現役時代に旧ユーゴスラビア代表、スロベニア代表としてプレー。故イビチャ・オシム氏が率いたユーゴ代表では1990年イタリアW杯ベスト8、セリエA黄金期の90年代にはサンプドリアでチャンピオンズカップ(現CL)準優勝を経験した。 引退後の指導者キャリアは、ギリシャ1部・オリンピアコスでの1年間などを除き、ほぼ全てが代表チームの指揮。これまでスロベニア、北マケドニア、UAE、イラクを率い、2021年からウズベキスタンを指揮している。 現職としては、今年3月の香港代表戦も体調不良でコーチに代行指揮を依頼。今回10月の2026年北中米W杯アジア最終予選A組第3〜4節は、アシスタントコーチ2名による二頭体制が敷かれるとのことだ。 同代表主軸MFにして背番号「10」を託されるヤロルディン・マシャリポフは、「カタネッツ監督のために」と勝利へ意欲。また、連盟UFFにクギを刺すような発言も飛び出した。 「監督の健康状態は選手たちも把握しているところ。彼が日頃僕たちに何を求めているか…彼がいなくてもしっかり戦わなくてはならない。僕たちは離れていても一緒に戦うんだ」 「そして、監督の健康状態を理由に新しいコーチを招聘…なんて考えているのなら、僕は反対だ。いまの僕たちがあるのは、監督のおかげだ。これまで勝てなかった、ゴールも奪えなかったような相手に勝ち始めたのは、スレチコ・カタネッツのおかげだと断言する」 ウズベキスタン代表の10月は2試合ともホームゲーム。10日にイラン代表との最終予選A組首位攻防戦を戦い、15日にはUAE代表を迎える。 2024.10.09 14:25 Wed
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アジア杯連覇で慢心? “W杯予選突破経験のないアジア王者”カタールがUAEに逆転負け「消極的なプレーでミスを…」

アジア王者のカタール代表がいきなり躓いた。カタール『ガルフ・タイムズ』が伝える。 5日にアジア各地で行われた、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第1節。 A組は、アジア杯連覇のカタールが、隣国にして国交のないライバル・UAEにホームで1-3と逆転負け。自国開催の2022年W杯が大会初出場だったアジア王者は史上初となる「アジア予選突破」を目指すなか、いきなり躓いた。 カタールがこの敗戦を過小評価できないのは、A組で同居のUAE以外を見渡しても明らか。 タフさがアジア随一のイラン、パリ五輪を経験した選手が多いウズベキスタンも同居し、北朝鮮のような何がどう転ぶか全く予測できない存在も。唯一キルギスは少し力が劣りそうだが、基本的に競争力は高いと見るべきだ。 MFタレク・サルマンは試合後、「前半はとても良かったが、チャンスを潰しすぎた。UAEは後半に入ってリスクを恐れなくなり、トライ&エラーを繰り返した一方、僕たちは消極的なプレー選択でミスを起こした」と後悔を口に。 UAEは2015年を最後に、敵地ドーハに限ると2001年からカタール相手の勝利がなく、積極果敢な姿勢で後半3発。アジア王者のカタールは、UAEに対する慢心が多少なりともあったことがコメントから窺える。 サルマンは、「予選はまだまだ続いていく。懸命に戦うこと、ミスを減らすことを国民に誓う」と力なく締め括ったそうだ。 カタールは10日、中立地ラオスで北朝鮮とのアウェイゲーム(A組第2節)を戦う。 2024.09.06 17:45 Fri
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UAEはアジア王者撃破に一切浮かれず…1997年を最後に未勝利イランとの一大決戦へ「最高の状態じゃなきゃ勝てないんだ」

UAE代表にとって、イラン代表戦は単なる1試合ではない。UAE『Al Bayan』が伝える。 UAE代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組第1節を戦い、アウェイでアジア杯王者・カタール代表に1-3と逆転勝利。敵地ドーハでのカタール撃破は2001年以来、実に23年ぶりとなった。 これにより、まずは最終予選A組を首位発進。1990年イタリア大会以来のW杯出場を目指すなか、大変良いスタートを切ったと言える。 ただし、試合後にエミレーツ・サッカー協会(UAEサッカー協会)のハムダン・ビン・ムバラク会長は選手たちを称えつつも「次戦の重要性は今回を上回る」と緊張感。UAEは10日、第2節でイランとの大一番を迎えるのだ。 たとえカタールがアジア杯を2連覇していようとも、イランの馬力、タフさはアジア全土が知るところ。FWメフディ・タレミ(インテル)&FWサルダール・アズムン(アル・アハリ・ドバイ)の2トップを恐れぬ国などない。 今回、UAEとしてはホームゲームであり、敵地カタールを攻略した成果、ポイントをより意味あるものとすべく、できれば勝ち点3、最低でも勝ち点1は確保しておきたいところ。 しかしながら、UAEはイランが大の苦手。 今やW杯常連のイランにも時代によって波があったわけだが、UAEの対イランはなんと通算1勝2分け13敗。 最後にして唯一の勝利は1997年9月2日。両チームは98年フランスW杯アジア最終予選前最後の強化試合として激突し、イラン側が当時アジア最強FWだったアリ・ダエイ氏を温存したうえでの、UAEの3-1勝利となっている。 したがって、UAEは公式戦でイランに勝利したことがなく、ここのところはW杯予選、アジア杯2011、2015、2023で6連敗中。97年以降は13試合2得点とゴールもほぼない。 UAEを率いるパウロ・ベント監督は前日会見で「フィジカルと戦術がきっちり噛み合い、限りなく最高の状態でなければ、イランには勝てないんだ。攻略は難航する。我々は個性をフルで発揮する試合だ」と苦戦を覚悟。 それでも、「私は就任から今日に至るまで、規律と組織力の重要性について繰り返し選手らと擦り合わせてきた。過去の対戦戦績も知っているが、全てが昨日今日の話というわけではない…選手を信じている」とアツい言葉。 アル・アイン所属の主軸MFヤイア・ナデルも「タフな、タフな、本当にタフな試合となるだろう。僕たちは各々の努力を結集し、フルポイント(勝ち点3)を獲りにいく。最高潮のサポートをお願いしたい」とファンに要請する。 UAE代表にとって、10日に行われるイラン代表戦は単なるW杯予選の1試合ではない。 <span class="paragraph-title">【動画】UAEがカタールに逆転勝利 後半3発でアジア王者を粉砕</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">HIGHLIGHTS | Qatar - UAE <br><br>3 goals in the final third of the game helped UAE cancel out Al Hassan’s opener!<br><br>Match Report <a href="https://t.co/vpwL5oKoOE">https://t.co/vpwL5oKoOE</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/AsianQualifiers?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianQualifiers</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/QATvUAE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#QATvUAE</a> <a href="https://t.co/knmtYw6YUL">pic.twitter.com/knmtYw6YUL</a></p>&mdash; #AsianQualifiers (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1832003308598493628?ref_src=twsrc%5Etfw">September 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.10 17:30 Tue
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日本はオーストラリアやサウジアラビアとグループCで同居! 韓国は中東だらけのグループに…アジア最終予選組み合わせ決定【2026年北中米W杯】

アジアサッカー連盟(AFC)は27日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選(最終予選)の組み合わせ抽選会を行った。 アジアには「8.5枠」の出場権が与えられている北中米W杯。最終予選でもある3次予選では、6チームが3グループに分かれ、上位2カ国、合計6カ国が出場権を獲得する。 敗れた6カ国は4次予選に進み、3カ国ずつ2つのグループに分かれ、各グループの1位が出場権を獲得。5次予選では2位同士が戦い、勝者が大陸間プレーオフで残りの「0.5枠」を争うこととなる。 抽選会には昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表FW岡崎慎司と、イラン代表として活躍し、ハンブルガーSVなどで活躍したメフディ・マハダビキア氏がドロワーを務めた。 ポット6からの抽選となった中、ポット1に入った日本は岡崎が引いた中で最後まで残り、グループCに入ることが決定。オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同居した。 一方で、韓国は厳しい戦いが待っていると予想されるグループBに。イラク、ヨルダン、オマーン、パレスチナ、クウェートと4カ国が中東という状況となった。 またアジア王者のカタールは、イラン、ウズベキスタン、UAE、キルギス、北朝鮮と対戦する。 最終予選は9月から2025年6月まで開催される。抽選結果は以下の通り。 【グループA】 イラン カタール ウズベキスタン UAE キルギス 北朝鮮 【グループB】 韓国 イラク ヨルダン オマーン パレスチナ クウェート 【グループC】 日本 オーストラリア サウジアラビア バーレーン 中国 インドネシア 2024.06.27 16:40 Thu

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