スペインサッカー連盟会長の問題発言流出…嫌いなクラブと名指しされた3クラブが謝罪要求
2022.10.11 23:51 Tue
スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長が、プリメーラに属する3クラブへの侮辱発言によって大きな批判を招いている。
ルビアレス会長は、今年に入ってスーペル・コパ・デ・エスパーニャのサウジアラビア開催に関して、バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケとの会話がリークされるなど、度々過去の発言が流出し、各所から批判を浴びている。
そのお騒がせ会長は、新たにセビージャ、ビジャレアル、バレンシアへの侮辱コメントが流出し、3クラブから謝罪を要求される事件を起こした。
スペイン『エル・コンフィデンシャル』が今回公開したメッセージアプリのスクリーンショットには、ルビアレス会長と父親が2020年のレアル・マドリーvsセビージャの試合中に行っていた以下のやり取りが写されていた。
「パラングナス(セビージャの愛称)が叩きのめされるのを見ようじゃないか。私はアイツらが嫌いだ。彼らは2番目に嫌いなクラブだよ」
さらに、セビージャが1-2で敗れた試合後には、FWルーク・デ・ヨングのゴールがVARで取り消された一件について、「アイツらはVARについて私にしつこく文句を言ってくるな」とのメッセージも送っていたようだ。
このメッセージ流出を受け、現会長に名指しで嫌いなクラブとして挙げられたセビージャ、ビジャレアル、バレンシアの3クラブは11日に共同声明を発表。プライベートな発言といえども、公平なリーグ運営が求められる立場にある人間として不適切な発言だったとして謝罪を要求している。
「セビージャ、バレンシア、ビジャレアルは、我々のクラブに対する RFEF会長の侮辱について共同で非難したい」
「彼が3つのクラブに対してそのような侮辱、敵意、そして傲慢さで話す会話は、そのような責任のある立場にあり、すべてのスペインのフットボールクラブの利益を平等にケアしなければならない人物から来ることは受け入れられない」
「セビージャ、バレンシア、ビジャレアルは、ルビアレスが我々の組織、そして最も重要なことに、サポーターの気持ちを無視し、尊重していないことを非難する。同様に、彼の行動を考えると、我々のクラブに対する彼の態度がもたらす可能性のある結果について懸念を表明する。競争の透明性に寄与しない」
「セビージャ、バレンシア、ビジャレアルは、ルビアレスに状況を是正し、3つのクラブとファンに公に謝罪するよう求める」
ルビアレス会長は、今年に入ってスーペル・コパ・デ・エスパーニャのサウジアラビア開催に関して、バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケとの会話がリークされるなど、度々過去の発言が流出し、各所から批判を浴びている。
そのお騒がせ会長は、新たにセビージャ、ビジャレアル、バレンシアへの侮辱コメントが流出し、3クラブから謝罪を要求される事件を起こした。
「パラングナス(セビージャの愛称)が叩きのめされるのを見ようじゃないか。私はアイツらが嫌いだ。彼らは2番目に嫌いなクラブだよ」
「私にとってはビジャレアル、セビージャ、バレンシアの順だね」
さらに、セビージャが1-2で敗れた試合後には、FWルーク・デ・ヨングのゴールがVARで取り消された一件について、「アイツらはVARについて私にしつこく文句を言ってくるな」とのメッセージも送っていたようだ。
このメッセージ流出を受け、現会長に名指しで嫌いなクラブとして挙げられたセビージャ、ビジャレアル、バレンシアの3クラブは11日に共同声明を発表。プライベートな発言といえども、公平なリーグ運営が求められる立場にある人間として不適切な発言だったとして謝罪を要求している。
「セビージャ、バレンシア、ビジャレアルは、我々のクラブに対する RFEF会長の侮辱について共同で非難したい」
「彼が3つのクラブに対してそのような侮辱、敵意、そして傲慢さで話す会話は、そのような責任のある立場にあり、すべてのスペインのフットボールクラブの利益を平等にケアしなければならない人物から来ることは受け入れられない」
「セビージャ、バレンシア、ビジャレアルは、ルビアレスが我々の組織、そして最も重要なことに、サポーターの気持ちを無視し、尊重していないことを非難する。同様に、彼の行動を考えると、我々のクラブに対する彼の態度がもたらす可能性のある結果について懸念を表明する。競争の透明性に寄与しない」
「セビージャ、バレンシア、ビジャレアルは、ルビアレスに状況を是正し、3つのクラブとファンに公に謝罪するよう求める」
ルイス・ルビアレスの関連記事
セビージャの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
ルイス・ルビアレスの人気記事ランキング
1
元会長からのキス事件についてエルモソが法廷で証言「決して合意の上ではなかった」
スペイン女子代表FWジェニファー・エルモソが、世界を騒がせたキス事件について法廷で証言した。スペイン『マルカ』やイギリス『BBC』、アメリカ『CNN』など複数メディアが伝えている。 事件が起きたのは2023年夏に行われたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝直後。表彰式の際に、当時のスペインサッカー連盟(RFEF)の会長だったルイス・ルビアレス氏から唇にキスを受けていた。 セレモニー中の衝撃的なシーンには世界中が反応。ルビアレス会長の行為に多くの批判が集まり、キスが合意ではないと訴えられた中で、ルビアレス会長は「合意の上だった」と主張を繰り返していた。 その後、ルビアレス会長は周囲からの批判を受けて2023年9月にRFEFの会長を辞任。さらに、エルモソは性的暴力で訴えることとなり、訴追を受ける可能性がある状況だ。 現在この行為に対して証拠が調べられている中、スペインの国家検察庁は2日に非公開で行われた公判後に声明を発表。「エルモソが検察官に申告した内容を承認した」とした。 「キスは予期せぬもので、決して合意の上ではなかった。この事件後、被害者がスペインに戻る飛行機の中でも、イビサに滞在している間にも、捜査対象者らの手によって経験した状況は、彼女の通常の生活を一変させる嫌がらせにあたり、不安と悲しみの状況を生み出していた」 ルビアレス元会長が強く主張する合意などは決してなかったと法廷で証言したエルモソ。法廷の外では記者団に対して「全てがうまくいった」と発言し、このまま訴訟が進んでいくことを望んでいるという。 なお、国際サッカー連盟(FIFA)はルビアレス氏に対して3年間のサッカー関連活動の禁止処分を与えている。 <span class="paragraph-title">【動画】性的暴行罪の可能性も、エルモソが訴えた会長からの合意のないキス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="nl" dir="ltr">Bij het uitreiken van de gouden WK-medailles kust de Spaanse bondsvoorzitter Luis Rubiales speelster Jenifer Hermoso op de mond. Een zoen die in Spanje tot verontwaardigde reacties lijdt.<br><br>Meer → <a href="https://t.co/NnTorFGYyA">https://t.co/NnTorFGYyA</a> <a href="https://t.co/2Hab7qDARf">pic.twitter.com/2Hab7qDARf</a></p>— NOS Sport (@NOSsport) <a href="https://twitter.com/NOSsport/status/1693616815232987646?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.03 18:12 Wed2
「今ではサッカーに集中」騒動が収束に向かっているスペイン女子代表、女子W杯最優秀選手のボンマティが語る「最初はストレスと不安が…」
スペイン女子代表のMFアイタナ・ボンマティは、騒動に揺れた中で現状を語った。 バルセロナでプレーするボンマティは、スペイン女子代表の中心選手でもあり、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でも初優勝に貢献。ゴールデンボール(最優秀選手)にも選ばれていた。 そんな中、スペイン女子代表には騒動が。スペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏が、決勝後のセレモニー中にFWジェニファー・エルモソの唇にキス。この行為が世界中で大きな騒動に発展した。 紆余曲折あった中、ルビアレス元会長は辞任。また、スペイン女子代表を率いていたホルヘ・ビルダ監督が解任されたものの、選手たちは招集をボイコットする声明を発表していた。 それでも試合が迫っていることで招集されると、選手たちは合流。その後、7時間以上の話し合いの末にルビアレス元会長の息がかかった人々が退陣することで合意。チームは20日にボイコットを終えると、22日にはスウェーデン女子代表相手に3-2で勝利を収めていた。 スペイン女子代表は、26日にスイス女子代表と対戦。ボンマティは試合前の記者会見に出席し、改めて今回の事態について言及。今は集中してプレーできているとし、将来に向けて、戦う必要があったとした。 「私たちはスポーツと社会のレベルで、男性と女性は平等に扱われるべきであるという模範を示している」 「最初の数日はストレスと不安で難しかったけど、日が経つにつれて状況は変わってきた。今では私たちはサッカーに集中することができ、それが私たちが望んでいたことだ」 「私たちは改善すべき点がたくさんあること、議論されてきたこと、そして状況を改善し、将来の全ての世代に良い遺産と良い環境を残してほしい」 「(男女平等は)世界的な争いであり、全ての選手は私たち自身の問題であると感じている」 「私たちはサッカーをするためにここにいますが、私たちには声を上げることができ、サッカーと女性を自分たちが見つけたよりも良い場所に残す責任がある」 2023.09.26 22:02 Tue3
「王者として重要な大会を戦わなければ」代表招集拒否のスペイン女子代表選手たちの声明、同意しなかったW杯優勝メンバーが理由を明かす「私は何よりもプレーしたい」
レアル・マドリーのスペイン女子代表FWアテネア・デル・カスティージョが、同意しなかった声明について自身の考えを明かした。 オーストラリ&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で見事に優勝したスペイン女子代表。しかし、メダルが授与されるセレモニーでスペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長がFWジェニファー・エルモソの唇にキス。これが大きな問題に発展した。 エルモソは望んでいないキスをされたとすると、世界中で批判がルビアレス会長に集中することに。しかし、ルビアレス会長は自身の行動を一度は謝罪するも、「合意の上だった」「辞任する気はない」と主張を繰り返すことに。ただ、国際サッカー連盟(FIFA)から懲戒処分を受けると、エルモソも正式に告訴。その結果、会長を辞任することとなった。 一方で、スペイン代表の選手たちや候補選手たちは連盟で改善がない限り代表招集に応じない意向を発表。RFEFはホルヘ・ビルダ監督も解任し、体制が変わったRFEFだったが、UEFA女子ネーションズリーグに向けたメンバーが発表される予定の15日に、39名の選手が更なる改善を要求し代表招集を拒否する声明を発表していた。 これにより、スペイン女子代表メンバー発表は延期されることとなった、女子W杯優勝メンバーのうち2人が声明にサインしていなかった。1人は、レアル・マドリーのMFクラウディア・ソルノサだったが、女子W杯をもって代表引退を決意したとのこと。もう1人が、カスティージョだった。 カスティージョは自身のX(旧ツイッター)を通じて、自身が声明に同意しなかった理由を説明。ルビアレス元会長の行為やRFEFの体制に対しての不満や訴えには同意しているものの、まずは代表選手としてプレーすることが大事だと考えていると明かした。 「ここ数時間の出来事を受け、私の意見と決断を下した全ての理由を述べたいと思う」 「今回発表された声明を掘り下げる前に、私の考えを明確にしておきたいと思う。仲間がすでに述べているように、ジェニ・エルモソに起こった全てのことを非難し、ルイス・ルビアレスの全く場違いで遺憾な行動を指摘することに、私は完全に同意する」 「このため、私は他の80人の選手たちと共に、この事件を非難する声明に署名し、ルイス・ルビアレスが引き続きその職に就くならば、代表チームに行かないと表明した」 「この声明とその後の出来事の後、誰もが知るように、ルイス・ルビアレスとホルヘ・ビルダはもはやRFEFにいない。ただ、ネーションズリーグの戦いが近いこと、そして私たちの要求の重要な部分が満たされていることを考慮すると、代表チームへの招集を断ることは考えていない。その主張を明確に示したいと思う」 「まず第一に、私たちはサッカー選手。ここ数週間に起こったことを考慮すると、それを思い出しておいて損はない。私たちはプロフェッショナルとして、その義務を果たさなければならない」 「第二に、私たちが要求する変化には名前と姓があり、それらを引き起こす、または少なくともそれを始めるのに最良の方法は内部からであると私は信じている」 「もちろん、それは必要だと思うけど、RFEFが全く不確実な状況にあることも承知しているし、現時点で指揮を執っている人たちを信頼したいと思っている。私たちは、そのために指定されたわけではないため、選手が私たちが求めているこれらの変更を行うことはできないことは明らかだ」 「また、オリンピック出場のチャンスを与えてくれる非常に重要な大会を戦わなければならないと思う。私たちは世界王者のチームであり、それを忘れてはいけない。選手たちは皆、スペインのスポーツ界で最も重要な偉業の1つを達成した後、酷い数週間を過ごした。私は特にサッカーに行きたい、サッカーを見たい、そして何よりもプレーしたいと思っている」 「要するに、私は自分が考えていること、やりたいことを表明し他のであり、それ以上でもそれ以下でもない。この状況を完全に終わらせて、サッカーのことだけを考え、プレーし、見て、楽しむことに戻りたいと思っている」 2023.09.16 19:30 Sat4
ボイコット表明のスペイン女子代表選手たちが活動に集合、処分の可能性拭えず渋々…バロンドール連覇のプテジャス「最悪」
代表招集のボイコットを表明していたスペイン女子代表選手たちが、チームに合流した。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で見事に優勝を果たしたスペイン女子代表。しかし、メダル授与のセレモニーでルイス・ルビアレス前会長がFWジェニファー・エルモソの唇にキスをするという驚きの行動をとった。 しかし、これが後に合意ではないことをエルモソが訴えると、世界中から大きな批判が。ルビアレス前会長は一度は謝罪のメッセージを出したものの、「合意の上だった」と主張。「辞任する気はない」と宣言したことで、更なる批判を浴びることとなった。 国際サッカー連盟(FIFA)は暫定的な資格停止処分を下すと、エルモソはスペイン検察の力を借りて告訴することに。ルビアレス前会長は、これを受けて辞任を表明していた。 この事件をきっかけに、スペイン女子代表選手は代表招集に応じないという合同声明を発表。15日にメンバー発表を控えていた中、直前でも39名が改めて声明を発表してメンバー発表が延期に。18日に発表されたメンバーは、そのうちの20名が含まれており、大きな驚きを与えていた。 ボイコットを続けることを主張した選手たちだったが、19日にマドリードのホテルに集合。マドリードでプレーする6名が集合し、レアル・マドリーのGKミサ・ロドリゲス、DFオルガ・カルモナ、DFオイハネ・エルナンデス、MFテレ・アベジェイラ、アトレティコ・マドリーのFWエバ・ナバーロが集合。15日のボイコットの声明には参加していなかったFWアテネア・デル・カスティージョも集まった。 その後、他の地域の選手たちも集合。バルセロナの選手たちは飛行機の問題で2時間以上遅れて到着。女子バロンドール連覇のMFアレクシア・プテジャスは「そうね…最悪だわ」とコメント。同じバルセロナのマピ・レオンは、「私たちは強制的に来ているのに、安全な場所に来るのかどうかについて、長くしっかりと話し合わなければならない」と語り、「私たちは来ることを余儀なくされた。しかし、もし彼らが私たちを制裁したいのなら、私たちは来なければならない」と、招集に応じない場合の補償がないことから来るしかなかったと語った。 <span class="paragraph-title">【動画】ホテルに到着したボイコットしたスペイン女子代表選手たち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/ChimoMasmano?ref_src=twsrc%5Etfw">@ChimoMasmano</a> <a href="https://t.co/mmtYCA6u1F">pic.twitter.com/mmtYCA6u1F</a></p>— Carrusel Deportivo (@carrusel) <a href="https://twitter.com/carrusel/status/1704215020874158525?ref_src=twsrc%5Etfw">September 19, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.20 10:35 Wed5
スペインのRFEF会長ペドロ・ロシャ、重大な違反行為で2年間の停職処分…
スポーツ仲裁裁判所(TAD)は重大な違反行為により、スペインサッカー連盟(RFEF)のペドロ・ロシャ会長に2年間の停職処分を科した。 RFEFは、前任のルイス・ルビアレス元会長が、2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)にて、悲願の初優勝後のセレモニーでジェニファー・エルモソにキス。しかし、これが合意の下ではないとして騒動に発展。当初ルビアレス氏は合意の下だと主張するも、エルモソの訴え、そして映像でも強引なキスであるとして世界的に批判を受け、会長を辞任した。 その後、RFEF管理委員会会長を経て4月末に新会長に選ばれたロシャ会長だったが、ルビアレス前会長とともに汚職事件の一環で捜査対象となっていた。 そういった事情もあったなか、ロシャ会長は在任中、事務総長アンドリュー・カンプスを含むRFEF幹部の解任など権限外の決定を下した。 この権限外の人事介入が「重大な不正行為」と判断され、2年の職務停止処分が科される結果となった。また、これ以外にも2つの違反行為によって3万3000ユーロ(約570万円)の罰金を科されている。 ユーロ2024優勝からわずか2日後に現職会長の停職処分が決定したスペインは、2030年にポルトガルとモロッコと共催する男子ワールドカップを控えるなかで再び不穏な空気に…。 2024.07.17 15:20 Wedセビージャの人気記事ランキング
1
ブライトンのアルゼンチン代表DFバルコがストラスブールに買取OP付きレンタル移籍…今季はセビージャにレンタルも9試合の出場に終わる
ストラスブールは2日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのアルゼンチン代表DFバレンティン・バルコ(20)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 バルコはボカ・ジュニアーズ育ちのサイドバック。2024年1月にブライトンへと完全移籍を果たしていた。 アルゼンチン期待のSBだったが、ロベルト・デ・ゼルビ前監督の下では7試合の出場と多くの出番を得られず。ファビアン・ヒュルツェラー監督も構想に入れておらず、今シーズンはセビージャにレンタル移籍していた。 そのセビージャでも多くの出番はなく、ラ・リーガで7試合、コパ・デル・レイで2試合に出場し1アシストを記録するにとどまっていた。 2025.02.02 23:20 Sun2
セビージャが今季就任のピミエンタ監督を解任…直近4連敗で13位に低迷
セビージャは13日、ガルシア・ピミエンタ監督(50)の解任を発表した。 バルセロナ出身でバルセロナのカンテラで指導者キャリアをスタートしたピミエンタ監督は、2022年1月にペペ・メル前監督の後任としてラス・パルマスの新指揮官に就任。クラブをプリメーラ昇格に導く手腕を発揮すると、昇格1年目の昨シーズンは後半戦に失速も、最終節を前に15位で残留を確定させていた。 そんななか、昨シーズン限りで退任したキケ・サンチェス・フローレス前監督の後任として今シーズンからセビージャの指揮官に就任。開幕7試合で2勝2分け3敗と微妙なスタートではあったが、その手腕を評価した首脳陣は昨年9月に就任時に結んでいた2年契約を1年延長していた。 だが、2025年に入って失速のチームは宿敵ベティスとのエル・グラン・デルビでの敗戦を含め直近は4連敗中。ラ・リーガ31試合9勝9分け13敗の13位という戦績を受け、クラブは解任を決断した。 なお、スペイン『レレボ』など複数国内メディアによれば、後任はすでにホアキン・カパロス氏(69)に決定しているという。 2000年から2005年まで長期体制を築き、2017-18、2018-19の2シーズンではシーズン終盤に暫定指揮官を務めた経験豊富な指揮官は残り7試合で降格圏と7ポイント差のチームを残留させる役目が託される。 2025.04.13 20:11 Sun3
現役時代のシメオネ監督はどんな人物だった? かつての同僚が明かす
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督について、現役時代のチームメイトたちが振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 現役時代セビージャやアトレティコ、そしてインテルなどで活躍したシメオネ氏。特に現在監督を務めるアトレティコには1994年から1997年までの3年間と2003年から2005年1月までの1年半の2度在籍し、公式戦155試合出場29ゴールを記録した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJKcDZqR25nZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 監督としてピッチサイドで感情を全面に出したスタイルでチームを鼓舞するシメオネ氏だが、現役時代からこの情熱的なスタイルは一貫したもので、共にプレーした多くの選手たちに大きな印象を与えていたようだ。 アトレティコでのチームメイトだった元スペイン代表DFトニ・ムニョス氏は、選手時代のシメオネ氏の情熱を振り返っている。 「彼は全てにおいて情熱的で、ピッチ上でも自分が感じたことを表現していた。苦しむことを楽しんでいたし、全員に対して高い要求を持っていて、強いパーソナリティのある選手だった」 またムニョス氏は、シメオネ氏の優れた戦術眼が得点に繋がっていたと話す。 「戦術的にもとても優れていた。常に1シーズンで8から14ゴールくらいを決めていたが、それは彼がフリーキックや攻撃参加が上手かっただけでなく、試合を読む力に非常に長けていたからだ」 「彼のフットボールに対する思いはとても大きかった。私にシエスタすらさせてくれなかったよ。常にフットボールについて話していて、寝ていても起こされたものだ」 「彼のウォーミングアップは試合前のホテルから始まっていた。チームメイトに指示をして人を集めて、ランチやディナーの時、気付いたら相手がどういう風にプレーするのかという話をしていた」 またセビージャ時代のチームメイトである元スペイン代表DFマノーロ・ヒメネス氏も、シメオネ氏がピッチ上で見せる姿に感嘆していたと明かし、選手時代から名監督としての片鱗を見せていたと語った。 「彼は熱量に溢れていた。失敗した時には怒り、野心と高い要求を求める選手だった。彼はチームのみんなのリスペクトを勝ち取った。なぜなら、失敗しても自分の足でもう一度立ち上がることのできる、勇気ある選手だったからだ」 「彼はハードワーカーで、自分の持つ全てをピッチで出し尽くし、全てのボールを200%の力で追う、今で言うBox to Box タイプのMFだった」 「アグレッシブさとクオリティを兼ね備え、前線への攻撃参加もできた、完全な選手だった。彼が監督になる姿は容易に想像できた」 「選手の時も監督の時も、エル・チョロ(シメオネ愛称)は誇張して大袈裟に行動したりしない。あれが彼のそのままの生き方なんだ」 「彼はベンチで静かに座っているようなタイプではない。自分のメンタルの強さやウイニング・スピリットを常に示してきた人物で、それは彼のDNAの中にあるものなんだ」 また、同じくセビージャ時代の同僚でチームのCBであったホセ・ミゲル・プリエト氏も、シメオネ氏は選手時代からリーダシップを発揮していたと明かした。 「彼はよく試合の前、失敗はピッチに持ち込まずロッカールームに置いていけと私たちに言ったよ」 「常にフットボールのことを考えていて、その執着にも似た思いは今でも増していると思う」 「試合中は全てのプレーに関わっていたし、サッカーというものを理解していた。優れたMFがいれば、CBの力を引き出すことができる。私たちが活躍できたのは彼のおかげだ」 しかし、そんな情熱的なシメオネ氏だが、抜けている部分もあったとプリエト氏は語る。 「私たちはトレーニングに彼の車に乗って行ったことがあったが、車のタイヤがパンクしていたのにずっと変えていなかったんだ。だから私がタイヤの買い方を教えてやったんだ」 2020.06.10 12:45 Wed4
オカンポスのお尻に触ったラージョの少年サポーターに約100万円の罰金と1年間のスタジアム出禁を求刑
スペイン・スポーツ暴力対策委員会は14日、ラージョの少年サポーターに罰金6000ユーロ(約97万円)と1年間のスタジアム入場禁止処分を科すことを求刑した。 この少年サポーターは5日に行われたラ・リーガ第23節のセビージャ戦で最前列の座席に座っていた中、スローインのためにタッチライン際に立ったルーカス・オカンポスのお尻を触る挑発を行った。 試合が数分中断する事態となったこの件を重く受け止めたスペイン・スポーツ暴力対策委員会は少年が未成年ではあったものの厳罰を求めた格好だ。 2024.02.15 06:00 Thu5