「マコトは僕たちの模範」ドイツ代表GKがケインを封じた38歳の長谷部誠を称賛「2度も引退しそうになっていた」

2022.10.05 22:22 Wed
Getty Images
フランクフルトのドイツ代表GKケビン・トラップが、MF長谷部誠を称えた。ドイツ『DW』が伝えた。フランクフルトは4日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD第3節でトッテナムと対戦。ホームに迎えた中、ゴールレスドローで引き分けた。

この試合で注目を浴びたのは、長谷部。3バックの一角として先発出場すると、イングランド代表FWハリー・ケインを完封。トッテナムに枠内シュートを打たせないなど、高いレベルでの守備を披露した。
38歳になり、現役引退も近づいていく中での高パフォーマンスにはオリバー・グラスナー監督が試合後に「マコトは、ワールドクラスのストライカーに対して素晴らしいプレーをした」と称賛していたが、チームメイトも驚きを隠さなかった。

トラップは長谷部について「マコトは僕たち全員にとっての模範だ」とコメント。ワールドクラスのトップストライカーを封じた点を称えた。
「今日、ハリー・ケインに対して、彼はフィジカル的にはおそらくそれほど強くはないが、彼はしっかりとコントロールしていた」

「彼にボールを預けることで、チームに必要な自信を与えてくれることを知っている」

「彼は2度も引退しそうになっていたが、幸いにも引退せずに済んだ。僕たちにとってとても重要な選手だ」

「38歳で、彼は自分の体に必要なことをやっている」

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