いわきが岐阜に勝利し首位キープ、松本は最下位・YS横浜にまさかの完封負け【明治安田J3第26節】
2022.09.25 20:25 Sun
25日、明治安田生命J3リーグ第26節の7試合が各地で行われた。
リードして後半を迎えたいわきだが、53分にクロス処理のミスから岐阜のチームトップスコアラーの藤岡浩介に同点弾を許し、さらにここまで全試合出場の日高が負傷交代というアクシデントにも見舞われる。
それでも67分、ボックス右角付近でFKを獲得すると、山下優人のキックがクリアされて大きく浮き上がったボールに相手GKとDFが被り、こぼれ球に反応した岩渕弘人が蹴り込んで勝ち越し点を挙げる。これが決勝点となり、いわきが苦しみながらも2-1で勝利。首位の座をキープしている。
YS横浜は前半終了間際の44分、吉田明生からのパスを左サイドで受けたロリス・ティネッリがヌルヌルとしたドリブルで3人を置き去り、ボックス左から右足でニアへ流し込んで試合を動かす。
終盤にはセットプレーを含めて松本の猛攻を受けるも、最後まで耐え抜き、クリーンシートを達成。ルクセンブルク人Jリーガーの加入後初ゴールでYS横浜が5試合ぶりの勝利を手にし、松本は6試合ぶりの黒星で3位に後退した。
石﨑信弘前監督が退任し、小田切道治ヘッドコーチがバトンを引き継いだ5位・カターレ富山は17位・カマタマーレ讃岐を相手に4-0と大勝。白星スタートの初陣となった。
前節首位のいわきを撃破した6位・FC今治は、12位・テゲバジャーロ宮崎と対戦。U-19日本代表としてAFC U-20アジア杯ウズベキスタン2023予選で活躍した千葉寛汰の2ゴールなどで打ち合いを制し、2連勝を飾っている。
◆明治安田生命J3リーグ第26節
▽9/25(日)
いわきFC 2-1 FC岐阜
SC相模原 0-2 ヴァンラーレ八戸
カマタマーレ讃岐 0-4 カターレ富山
テゲバジャーロ宮崎 2-3 FC今治
福島ユナイテッドFC 2-1 ギラヴァンツ北九州
松本山雅FC 0-1 Y.S.C.C.横浜
AC長野パルセイロ 2-1 アスルクラロ沼津
▽9/24(土)
ガイナーレ鳥取 6-0 鹿児島ユナイテッドFC
愛媛FC 0-1 藤枝MYFC
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前節11試合ぶりの黒星を喫した首位のいわきFCは、Jヴィレッジスタジアムで10位・FC岐阜と対戦し、2-1で勝利を収めた。いわきは前半終了間際の45分に先制点を奪取。右サイド深くでのスローインを起点にして山なりのクロスをファーサイドへ送ると、収めた鈴木翔大が駆け上がってきた日高大を使う。ボックス左最深部からグラウンダーでの折り返し、有田稜が合わせてネットを揺らした。それでも67分、ボックス右角付近でFKを獲得すると、山下優人のキックがクリアされて大きく浮き上がったボールに相手GKとDFが被り、こぼれ球に反応した岩渕弘人が蹴り込んで勝ち越し点を挙げる。これが決勝点となり、いわきが苦しみながらも2-1で勝利。首位の座をキープしている。
昨日の鹿児島ユナイテッドFC大敗を受け、得失点差で2位に浮上した松本山雅FCだが、ホームで最下位のY.S.C.C.横浜に足元をすくわれた。
YS横浜は前半終了間際の44分、吉田明生からのパスを左サイドで受けたロリス・ティネッリがヌルヌルとしたドリブルで3人を置き去り、ボックス左から右足でニアへ流し込んで試合を動かす。
終盤にはセットプレーを含めて松本の猛攻を受けるも、最後まで耐え抜き、クリーンシートを達成。ルクセンブルク人Jリーガーの加入後初ゴールでYS横浜が5試合ぶりの勝利を手にし、松本は6試合ぶりの黒星で3位に後退した。
石﨑信弘前監督が退任し、小田切道治ヘッドコーチがバトンを引き継いだ5位・カターレ富山は17位・カマタマーレ讃岐を相手に4-0と大勝。白星スタートの初陣となった。
前節首位のいわきを撃破した6位・FC今治は、12位・テゲバジャーロ宮崎と対戦。U-19日本代表としてAFC U-20アジア杯ウズベキスタン2023予選で活躍した千葉寛汰の2ゴールなどで打ち合いを制し、2連勝を飾っている。
◆明治安田生命J3リーグ第26節
▽9/25(日)
いわきFC 2-1 FC岐阜
SC相模原 0-2 ヴァンラーレ八戸
カマタマーレ讃岐 0-4 カターレ富山
テゲバジャーロ宮崎 2-3 FC今治
福島ユナイテッドFC 2-1 ギラヴァンツ北九州
松本山雅FC 0-1 Y.S.C.C.横浜
AC長野パルセイロ 2-1 アスルクラロ沼津
▽9/24(土)
ガイナーレ鳥取 6-0 鹿児島ユナイテッドFC
愛媛FC 0-1 藤枝MYFC
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いわきFCは9日、サポーターの不適切な言動への対応について発表した。 事件は3日に行われたアウェイでの明治安田生命J2リーグ第13節のヴァンフォーレ甲府戦で発生した。 この試合では、甲府が1-0とリードした72分にいわきがFKを獲得。山下優人がクロスを入れると、ファーサイドでいわきのDF速水修平と甲府のDF三浦颯太が競り合うと、速水の振った頭が三浦の後頭部を強打。そのまま2人は地面に落ちて倒れ込んだ。 ボックス内での出来事だったが、主審はすぐに笛を吹いて試合と中断。後頭部に強い打撃があり、力が入らない状態で地面に落下した三浦は、意識はあるものの体が動かず。すぐに近寄った三平和司が仰向けにし、周りの選手たちはドクターをすぐに呼ぶこととなった。 無理に動こうとする三浦を選手たちが動かないように抑えることに。そのまま治療。スタジアムは静寂に包まれる中、いわきのゴール裏から甲府の選手に対して心ない言葉が。これに怒りを示した三平がゴール真裏まで向かうことに。スタッフに抑えられると、いわきのキャプテンである山下がコミュニケーションをサポーターと取りに行くなど騒然とした。 いわきは謝罪声明を出していたが、当該サポーターを特定したとのこと。違反行為はないと判断したものの、厳重注意処分を与えたという。 「試合後、クラブが継続的に行なった調査によって、今回の原因となる不適切な言動を行なったいわきFCサポーターは特定され、クラブから本人へのヒアリングを行ないました。映像の確認およびヒアリングの結果、またJリーグへも情報を共有し、Jリーグが定める「試合運営管理規定」第4条(禁止行為)には当たらないと判断しましたが、今回の言動は緊迫した救命処置が行われている状況であり、それが原因で甲府の選手との言い争いを引き起こしたことを踏まえると極めて不適切であったため、クラブから厳重注意処分を行い再発防止に向けて反省を促しました」 また、SNSでの個人特定に関しても言及。誹謗中傷の対象となっている女性サポーターは、発言をしていない方であることが特定されており、憶測での投稿、誹謗中傷はやめ、削除を求めた。 「今回の騒動において、SNS等で個人を特定しようと当時の中継映像等を切り抜き、いわきFCサポーターが映し出されているシーンの画像を用いてさまざまな憶測や誹謗中傷が飛び交っています。その画像によってSNS上に拡散されてしまった女性は不適切な言動を発した方ではないことが確認できております。これ以上憶測で個人を特定したり誹謗中傷するような発信はおやめいただき、すでに発信されているものに関してもその発信者は削除いただくようお願いいたします」 それでも、今回の事象は重いことだとクラブは判断。再発防止に向け、コミュニケーションを密に取るとし、改めて謝罪した。 「今回の事象はクラブとして非常に重い事象と捉えており、今後もクラブとサポーターが密なコミュニケーションを継続して図ることで再発防止を徹底し、改めて安心・安全なスタジアムづくりを目指してまいります」 「ヴァンフォーレ甲府の選手ならびに関わる全ての皆様、そして今回の騒動により不快な思いをさせてしまった皆様、このたびは大変申し訳ございませんでした」 2023.05.09 21:25 Tue4
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