「選手がプレーに喜びを見出せていない」不振ユベントスの状態をラニエリ氏も憂慮
2022.09.21 15:55 Wed
かつてユベントスで指揮を執ったクラウディオ・ラニエリ氏が、古巣の現状を憂慮した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
2007年から2年間チームを率いた経歴を持つラニエリ氏も、こうした古巣の状態を懸念。選手たちのモチベーション低下を指摘しており、経験豊富な指揮官の率いるチームがなぜこのような状態になるのかと訝しんだ。
「今のユベントスの選手たちは、プレーに喜びを見出せていないように見える。何かに怯えながらピッチに立っているようだ」
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昨季11年ぶりの無冠に終わり、今夏には多くの選手を入れ替えて開幕を迎えたユベントス。しかし、新戦力のMFポール・ポグバが長期離脱となった他、FWフェデリコ・キエーザもいまだ復帰していない影響もあってか、セリエAでは7試合を消化して2勝4分け1敗と低迷中だ。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)でもパリ・サンジェルマン(PSG)、ベンフィカに連敗する苦しいスタートに。ベンフィカ戦後にはMFアンヘル・ディ・マリアがマッシミリアーノ・アッレグリ監督の采配に不満を表すような場面もあり、チームには不協和音が鳴り響いている。「今のユベントスの選手たちは、プレーに喜びを見出せていないように見える。何かに怯えながらピッチに立っているようだ」
「アッレグリほどの指揮官がチームを率いて、どうしてこのような状態になるのかはよくわからない。今のチームは奇妙な状況に思えるが、その理由について私のような外部の人間が考えるのは難しいね」
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