板倉が守備で奮闘!粘りのボルシアMGがバイエルンとドロー、吉田シャルケは守備が崩壊し6失点…【ブンデスリーガ日本人選手】

2022.08.29 06:30 Mon
Getty Images
ブンデスリーガ第4節が週末にドイツ各所で行われた。

今シーズンのブンデスリーガにはフランクフルトのMF鎌田大地、DF長谷部誠、シュツットガルトのMF遠藤航、DF伊藤洋輝らに加え、ボルシアMG、フライブルク、シャルケに加入したMF板倉滉、MF堂安律、DF吉田麻也3選手が新たに参戦。

第4節では開幕から無敗を続ける板倉の所属するボルシアMGが王者バイエルンと対戦。板倉がセンターバックで先発したボルシアMGは、立ち上がりからバイエルンに主導権を握られると33分、ゴールエリア左手前まで抜け出したサネに決定機を許したが、このシュートは板倉に見事なスライディングタックルで阻止。
すると43分、ボルシアMGがワンチャンスを生かして先制する。ラフなロングボールをウパメカノがクリアできず空振ると、テュラムがルーズボールを拾って独走。確実にシュートを決めきった。

後半もバイエルンの猛攻を耐え忍んでいたボルシアMGだったが、終盤の83分に追いつかれる。ボックス内でアルフォンソ・デイビス、ミュージアラとつなぎ、最後はサネにゴールネットを揺らされた。
その後も逆転を狙うバイエルンが攻め立てたが、ボルシアMGが集中した守備で凌ぎ、1-1でタイムアップを迎えた。

また、吉田の所属するシャルケと原口の所属するウニオン・ベルリンによる日本人所属クラブ同士の対戦が実現。試合は6分にセットプレーからトールスビーがネットを揺らし、ウニオンが先制。対するシャルケは、31分に獲得したPKをバルターが沈め、試合を振り出しに戻した。

1度は追いつかれたウニオンだったが、ここからゴールラッシュを見せる。37分にベッカーのゴールで勝ち越すと、前半終了間際にはセットプレーのこぼれ球に反応したハベラーが強烈なミドルシュートを突き刺した。

後半に入っても攻撃の緩めないウニオンは、開始早々の46分にこぼれ球に反応したベッカーに2点目を奪われると、87分にはクリアミスを拾ったミヒャエルがボックス内まで切り込み、必死にカバーへ戻った吉田の股の間を通してゴールネットを揺らした。

さらにウニオンは終了間際の90分にも、吉田に競り勝ったベーレンスのヘディングパスに抜け出したミヒャエルがネットを揺らし、この日のゴールショーを締めくくるチーム6点目とした。

結局、試合はこのままタイムアップ。シャルケの吉田はフル出場、ウニオンの原口はベンチ入りも出場機会はなかった。

★板倉滉[ボルシアMG]
▽8/27
バイエルン 1-1 ボルシアMG
◆フル出場
結果ニュース

★鎌田大地[フランクフルト]
▽8/28
ブレーメン 3-4 フランクフルト
◆フル出場

★長谷部誠[フランクフルト]
▽8/28
ブレーメン 3-4 フランクフルト
◆ベンチ入りも出場せず
結果ニュース

★堂安律[フライブルク]
▽8/26
フライブルク 1-0 ボーフム
◆74分までプレー
結果ニュース

★吉田麻也[シャルケ]
▽8/27
シャルケ 1-6 ウニオン・ベルリン
◆フル出場

原口元気[ウニオン・ベルリン]
▽8/27
シャルケ 1-6 ウニオン・ベルリン
◆ベンチ入りも出場せず

★伊藤洋輝[シュツットガルト]
▽8/28
ケルン 0-0 シュツットガルト
◆フル出場

★遠藤航[シュツットガルト]
▽8/28
ケルン 0-0 シュツットガルト
◆フル出場
結果ニュース

浅野拓磨[ボーフム]
▽8/26
フライブルク 1-0 ボーフム
◆75分までプレー
結果ニュース

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バイエルンDFがパリで窃盗被害、一瞬の隙を突かれ驚きの表情

バイエルンのフランス人DFサシャ・ブイが窃盗の被害に遭っていた。 スタッド・レンヌでキャリアをスタートさせたブイは、2024年1月にガラタサライから完全移籍でバイエルンに加入した。 今シーズンは、ブンデスリーガで12試合に出場し1アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)で3試合に出場し1アシストに留まり、ケガに苦しむシーズンとなってしまった。 そのブイだが、窃盗の被害に遭っていた。場所はフランス・パリ。祝賀行事の最中に、車に乗っていたブイだが、ルーフを開けていたところ、そこから何者かが手を伸ばし、被っていたキャップを奪って逃げ去っていった。 流石のブイも驚き、思わずルーフを閉めることに。ケガなどが無かっただけ良かったが、あまりにも酷い行為だった。 <span class="paragraph-title">【動画】天井から突然手が伸びて盗まれる一瞬の出来事</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="fr" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hypemagz/status/1920260157180616954?ref_src=twsrc%5Etfw">May 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.08 23:30 Thu
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バイエルンが2季ぶり34度目の優勝、ケインが待望のキャリア初タイトル【ブンデスリーガ】

4日、バイエルンの2季ぶり34度目のブンデスリーガ優勝が決まった。 同日、ブンデスリーガ第32節フライブルクvsレバークーゼンが2-2の引き分けに終わり、残り2試合で首位バイエルンと2位レバークーゼンの勝ち点差が8となり、バイエルンのマイスターシャーレ奪還が決まった。 今季、ヴァンサン・コンパニ監督を迎えたバイエルンは開幕から安定した強さを発揮して首位を快走。第3節に首位に立って以降、一度もその座を明け渡すことなく優勝を果たすこととなった。 今季24ゴールを挙げ、バイエルンの優勝に大きく貢献したFWハリー・ケインは待望の自身キャリア初タイトルとなった。 2025.05.05 04:32 Mon
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バイエルンがライバル主砲に関心? 来季に向けエースのバックアップ探す

バイエルンがレバークーゼンのチェコ代表FWパトリック・シック(29)獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 今シーズンのブンデスリーガで2シーズンぶりの覇権奪還に成功したバイエルン。しかし、DFBポカール、チャンピオンズリーグ(CL)ではタイトル獲得を逃しており、新シーズンに向けては手薄なポジションにテコ入れを図る見込みだ。 そのなかでディフェンスラインとともに緊急性が高いポジションは、イングランド代表FWハリー・ケイン(31)のバックアップを担うセンターフォワード。今季は元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーや2列目を本職とする選手をスクランブルで起用してきたが、ケインも今年7月に32歳を迎える点を鑑みれば、有事に備えたバックアッパーの補強は急務だ。 そんななか、現在候補の1人となっているのが、ライバルのレバークーゼンで主軸を担うチェコ代表FWだ。 以前にマンチェスター・ユナイテッドからの関心も伝えられたシックは、レバークーゼンとの現行契約が2027年夏までとなっているなか、今夏に移籍を選択する可能性があると言われている。 選手本人はプレミアリーグ行きに関心を示し、ケインのバックアップという部分もネックで獲得は非現実との見方もある。 ただ、バイエルンというブランドに加え、ケインの万能型のプレースタイルを考えれば、共存も十分に可能と見られている。 報道によれば、バイエルンはシックの代理人とすでに接触し、今夏の移籍の可能性を探っている段階にあるという。 バイエルンとレバークーゼンではドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ、同DFヨナタン・ターの移籍も噂されているが、今季リーグ戦29試合19ゴールの左利きCFもライバルへの移籍を考慮することになるのか。 2025.05.07 23:10 Wed
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バイエルンとの契約延長合意目前でサネが翻意…代理人変更で白紙に

バイエルンとの契約交渉が進んでいたドイツ代表FWレロイ・サネ(29)だが、土壇場で代理人変更を考え、白紙に戻ったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 シャルケやレバークーゼンの下部組織で育ったサネは、2016年8月にシャルケからマンチェスター・シティに完全移籍。2020年7月からバイエルンでプレーしている。 チームの主軸としてプレーするサネは、ここまで公式戦218試合で61ゴール54アシストを記録。今シーズは4度目のブンデスリーガ制覇を達成した中、今シーズン限りで契約満了を迎える。 『スカイ・スポーツ』はサネとバイエルンが契約延長で口頭合意に達していたと報じ、2028年夏までの3年契約を締結。年間総額約1400〜1500万ユーロ(約22億8000万〜4億4000万円)のサラリーになると見られていた。 サネ自身もバイエルン側の提示を知っているとされ、本人も残留を強調しており、バイエルン側も楽観的に見ており、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるマックス・エーベル氏もRBライプツィヒ戦後にほぼ完了し、サインだけが残っている状況だと語っていた。 しかし、サネは土壇場になって代理人変更を決断。どうやらバイエルン側の条件に不満があったとのこと。アルフォンソ・デイビスやジャマル・ムシアラの契約延長を見て、不満を持っていたという。 サネ自身はバイエルンへの滞在を希望しているが、チームの評価がよくないとのこと。合意に至りたいとは思っているが、条件が変わらなければ退団も十分にあるようだ。 なお、サネの新たな代理人はピニ・ザハビ氏。バルセロナのFWロベルト・レヴァンドフスキやチェルシーのFWクリストファー・エンクンク、レバークーゼンのDFヨナタン・ターなど多くの顧客を抱えているエージェントであり、バイエルンは要求を待っている状況だという。 サネが仮にバイエルンを退団するとなった場合は、アーセナルやチェルシーなどが関心を持っているとのこと。サウジアラビアからも関心はあるようだが、本人は関心を持っていないようだ。 2025.05.06 16:40 Tue
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ダイアーがモナコ移籍へ、フリーでバイエルン退団へ

バイエルンの元イングランド代表DFエリック・ダイアー(31)が来季、モナコにフリーで加入することで合意しているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 ダイアーは2024年1月にトッテナムからバイエルンにレンタル移籍。今季は完全移籍に切り替わった中、公式戦25試合出場2ゴール1アシストを記録。 DF伊藤洋輝、DFダヨ・ウパメカノが離脱したセンターバックのバックアッパーとして、シーズン終盤にかけて存在感を高めていた。 スポーツ・ディレクターのマックス・エバール氏はダイアーの活躍を受けて契約延長の動きを取っていたと報じられるが、MF南野拓実が所属するモナコを新天地に選ぶようだ。 2025.04.30 13:00 Wed

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