朴康造新体制の昨季女王INACが阪口弾などで逃げ切り勝ち!新潟L、仙台Lはそれぞれドロー《WEリーグ杯》
2022.08.20 23:00 Sat
20日、2022-23 WEリーグカップ第1節の3試合が各地で行われた。
序盤から立て続けに新潟Lがチャンスを作り、武田あすみや昨季のチームトップスコアラー・道上彩花のフィニッシュが増える。効果的にボールを前に運べなかったEL埼玉は35分にビッグチャンスを迎え、左クロスからゴール前での混戦となると、最後は河野朱里。だが、GKの足に当たり、右のポストにも嫌われた。
前半終了間際には滝川結女の左足がクロスバーをたたくなど依然として新潟ペースで後半も推移したが、点を奪えずにいると、試合を動かしたのはEL埼玉。86分、右サイドの深い位置でFKを得ると、唐橋万結の低い弾度のキックが飛び込んだサリナ・ボールデンを抜け、直接ゴールへ吸い込まれる。
グループAのもう1試合、AC長野パルセイロ・レディースvsマイナビ仙台レディースは、降りしきる雨の中で行われた。
昨季の攻撃陣をけん引していた白木星や池尻茉由が引退し、前線の顔ぶれに注目が集まった仙台は新加入の中島依美、後藤三知らが先発に名を連ね、モンテネグロ女子代表FWスラジャナ・ブラトヴィッチはメンバー外となった。
万屋美穂のクロスに矢形海優が頭で合わせて23分に先手を取った仙台だったが、以降はホームチームの圧力を前に守勢に回ると、61分に長野が同点弾を奪取。中央の瀧澤莉央がはたいて右サイドから奥津礼菜がグラウンダーで折り返すと、瀧澤のシュートは当たり損ねるもファーで稲村雪乃が詰めて試合を振り出しに。
以降は新たなゴールが生まれず、勝ち点「1」を分け合うこととなった。
昨季のWEリーグチャンピオン、INAC神戸レオネッサはJ-GREEN堺S1メインフィールドでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと相まみえた。
朴康造新監督は既存の3バックを踏襲し、最終ラインには藤枝順心高校から加入した井手ひなたを起用。中盤の底には今季から10番を背負う成宮唯が入った。
INACは11分、相手GKのパスをボックス手前左でカットした阪口萌乃ががら空きのゴールへ蹴り込んで先制すると、6分後にも追加点。央で田中美南がくさびを受け、コンビネーションからボックス左へ侵入した愛川陽菜が左足で決めた。
25分にも阪口がカットインから右足を振り抜いて一気にリードを広げたINAC。だが、ハードワークをベースにする千葉も徐々にギアを上げ、セットプレーから千葉玲海菜のヘッドでゴールへ迫ると、37分にハイプレスを仕掛けてボールを奪い、鴨川実歩が右ポストをかすめてゴールインというミドルを沈めて1点を返す。
2点のビハインドで迎えた75分には鴨川の左CKから岸川奈津希が流し込んで1点差まで迫ったものの、次のゴールは奪えず試合終了。INACが逃げ切り勝ちを収めている。
また、とものスペインのクラブから日本へ戻ってきたINACの山本摩也と千葉の十川ゆきは、ベンチ入りを果たすも、今節は出番なく終わっている。
◆WEリーグカップ グループステージ 第1節
▽8月20日
グループA
アルビレックス新潟レディース 1-1 ちふれASエルフェン埼玉
AC長野パルセイロ・レディース 1-1 マイナビ仙台レディース
グループB
INAC神戸レオネッサ 3-2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
▽8月21日
大宮アルディージャVENTUS vs 三菱重工浦和レッズレディース
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WEリーグの名を冠して初めて行われるカップ戦。リーグ戦に先駆けてスタートし、新シーズンが幕を開けた。グループAは2試合が行われ、新発田市五十公野公園陸上競技場では、アルビレックス新潟レディースvsちふれASエルフェン埼玉が対戦した。前半終了間際には滝川結女の左足がクロスバーをたたくなど依然として新潟ペースで後半も推移したが、点を奪えずにいると、試合を動かしたのはEL埼玉。86分、右サイドの深い位置でFKを得ると、唐橋万結の低い弾度のキックが飛び込んだサリナ・ボールデンを抜け、直接ゴールへ吸い込まれる。
だが、新潟も直後にようやくゴールをこじ開ける。園田の右からのグラウンダークロスを道上がDFの寄せを物ともせずにニアで収め、右足でねじ込んだ。両者が終盤にスコアを動かした一戦はそのままタイムアップを向かえ、1-1の引き分けに終わっている。
グループAのもう1試合、AC長野パルセイロ・レディースvsマイナビ仙台レディースは、降りしきる雨の中で行われた。
昨季の攻撃陣をけん引していた白木星や池尻茉由が引退し、前線の顔ぶれに注目が集まった仙台は新加入の中島依美、後藤三知らが先発に名を連ね、モンテネグロ女子代表FWスラジャナ・ブラトヴィッチはメンバー外となった。
万屋美穂のクロスに矢形海優が頭で合わせて23分に先手を取った仙台だったが、以降はホームチームの圧力を前に守勢に回ると、61分に長野が同点弾を奪取。中央の瀧澤莉央がはたいて右サイドから奥津礼菜がグラウンダーで折り返すと、瀧澤のシュートは当たり損ねるもファーで稲村雪乃が詰めて試合を振り出しに。
以降は新たなゴールが生まれず、勝ち点「1」を分け合うこととなった。
昨季のWEリーグチャンピオン、INAC神戸レオネッサはJ-GREEN堺S1メインフィールドでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと相まみえた。
朴康造新監督は既存の3バックを踏襲し、最終ラインには藤枝順心高校から加入した井手ひなたを起用。中盤の底には今季から10番を背負う成宮唯が入った。
INACは11分、相手GKのパスをボックス手前左でカットした阪口萌乃ががら空きのゴールへ蹴り込んで先制すると、6分後にも追加点。央で田中美南がくさびを受け、コンビネーションからボックス左へ侵入した愛川陽菜が左足で決めた。
25分にも阪口がカットインから右足を振り抜いて一気にリードを広げたINAC。だが、ハードワークをベースにする千葉も徐々にギアを上げ、セットプレーから千葉玲海菜のヘッドでゴールへ迫ると、37分にハイプレスを仕掛けてボールを奪い、鴨川実歩が右ポストをかすめてゴールインというミドルを沈めて1点を返す。
2点のビハインドで迎えた75分には鴨川の左CKから岸川奈津希が流し込んで1点差まで迫ったものの、次のゴールは奪えず試合終了。INACが逃げ切り勝ちを収めている。
また、とものスペインのクラブから日本へ戻ってきたINACの山本摩也と千葉の十川ゆきは、ベンチ入りを果たすも、今節は出番なく終わっている。
◆WEリーグカップ グループステージ 第1節
▽8月20日
グループA
アルビレックス新潟レディース 1-1 ちふれASエルフェン埼玉
AC長野パルセイロ・レディース 1-1 マイナビ仙台レディース
グループB
INAC神戸レオネッサ 3-2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
▽8月21日
大宮アルディージャVENTUS vs 三菱重工浦和レッズレディース
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滝川結女
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中島依美
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鴨川実歩
岸川奈津希
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「悔しかった」5度目のタイトル挑戦も準優勝、新潟Lの上尾野辺めぐみは“良い経験”と語る「楽しいゲームができた」
アルビレックス新潟レディースのキャプテンを務めるMF上尾野辺めぐみが、自身5度目の決勝を振り返った。 14日、2023-24 WEリーグカップ決勝のサンフレッチェ広島レジーナvsアルビレックス新潟レディースが等々力陸上競技場で行われ、0-0のまま90分、延長戦が終了。PK戦の末に4-2でS広島Rが勝利し、優勝を決めた。 2006年から新潟Lでプレーする上尾野辺。2011年、2013年、2015年、2016年と皇后杯では4度の決勝に進出するも、いずれもINAC神戸レオネッサに敗れ準優勝に終わった。 2021-22シーズンからWEリーグが発足し参入。その中で2022-23シーズンからスタートしたこのWEリーグカップでは初の決勝進出に。タイトル獲得に期待がかかったが、またしても準優勝に終わった。 2015年の皇后杯決勝は同じ等々力陸上競技場で行われ、1-0で敗れていた上尾野辺。今回の決勝に関しては「悔しかったですけど、こういう決勝の舞台を若い選手が経験してくれたことは良かったですし、試合はお互いが力を出して楽しいゲームができました」と語り、良いゲームであり、チームが経験を積めたことは良かったとした。 チームはWEリーグで8位、10位と中位以下で2シーズンを過ごした中、今シーズンのWEリーグカップでは手応えも。6試合を振り返り「守備のところは良くなってきたと思いますし、得点のところもこれまではあったので決め切るところ。あとはゴール前に入ったところの精度を上げたいです」と語り、決勝でも見られたフィニッシュの精度は課題として残るとした。 キャプテンでもあり、経験を重ねたベテラン選手となった上尾野辺。前回の等々力の決勝では、「自分が自分がじゃないですが、自分が決めてやる感じもありました」とコメント。ただ、「この7年を経て、若手に思い切りプレーしてもらうということを思うようになって、もちろん自分で得点に絡みたい気持ちもありましたけど、1人1人の役割があるので、それを全うしようと思いました」と、キャプテンらしい振る舞いができたと振り返った。 チームは今季からなでしこジャパンでも一緒にプレーし、小学生時代からのチームメイトでもある川澄奈穂美が加入。また、ノジマステラ神奈川相模原から元なでしこジャパンのMF杉田亜未も加わり、世代別代表を経験しているFW道上彩花と、個の能力を持つ選手も揃ってきた。 上尾野辺は「個人個人が技術を持っている選手が多いので、荒削りな部分はありますが、精度を上げればチームとして面白いサッカーができると思っています」とコメント。「自分自身もプレーしていて楽しいです」と高いレベルのサッカーができることを喜んだ。 バランスを取りながらも、攻撃に出ていく姿勢を忘れない上尾野辺。「今日はシステム的には前目でしたが、タイミングがあれば2ボランチになることを監督と話していました」と語り、「カウンターもあり、守備的になることも多かったですが、ちょっと120分の最後の方が前に出て、自分で点を狙いたい欲が出ましたが、バランスを取ろうと思いました」と、局面を見てしっかりと自分の特徴を出せるほど、冷静にプレーできていたようだ。 惜しくも準優勝に終わったWEリーグカップ。11月にはリーグ戦が開幕し、初戦でINAC神戸と対戦することが決まっている。 「INACさんもカップ戦の悔しさをぶつけてくると思います。決勝には進出しましたが、チャレンジャーとして戦うことを忘れずにやれたらと思います」 この流れをしっかりとリーグにつなげ、新潟Lの躍進を果たせるか。開幕が楽しみでもある。 2023.10.15 07:45 Sun3
浦和が新潟Lにリベンジで暫定首位! 清家貴子がリーグ新記録の6試合連発ゴールなど1G1A【WEリーグ】
27日、2023-24WEリーグ第20節(前倒し開催)の三菱重工浦和レッズレディースvsアルビレックス新潟レディースが浦和駒場スタジアムで行われ、ホームの浦和が2-0と勝利した。 首位・INAC神戸レオネッサを勝ち点1差で追う2位・浦和と、浦和を勝ち点3差で追う3位・新潟L。浦和は引き分け以上で暫定首位…5試合連続ゴール中のFW清家貴子に期待がかかる。 その清家、開始4分に最終ライン背後へ抜け出しGKと一対一も、副審の旗。得点ランキング単独首位(10ゴール)にして2季連続の2桁ゴール…キャリアハイペースでネットを揺らす国内No.1FWだ。 対峙する新潟Lは、今季前半戦にホームで浦和を2-0と撃破。ここまで浦和に唯一黒星を付けたのが新潟Lであり、ユース時代に所属した古巣相手に先制点のDF三浦紗津紀、そしてGK平尾知佳も先発で駒場のピッチに立つ。 浦和の清家は15分に初シュート。後方からの浮き球にMF塩越柚歩が潰れると、収めたMF伊藤美紀がポストし、ボックス右へ走った清家の足元へ。右足を振るが、シュートはゴール左へ外れる。 22分、浦和は新潟LのDF山谷瑠香が出した中途半端な横パスを、MF塩越柚歩がインターセプト。自らボックス手前まで持ち運んで右足シュートも、アウト回転がかかりゴール右へ。風の影響か。 均衡を破ったのは浦和。 34分、MF栗島朱里が最終ライン背後を狙ったロングボールを送ると、DFを振り切って抜け出したのは清家。ボックス左で“同期”GK平尾との一対一を迎え、利き足の右に持ち替えてシュート…ファーポストに弾かれネットへ吸い込まれた。清家はWEリーグ新記録の6試合連続ゴールとなった。 追いかける新潟Lは59分、直前に投入されたばかりのMF川村優理が最終ライン背後へ抜け出し、左足シュート。しかし、軸足が滑ってしまい、打ちきれず。攻撃のギアを上げるが、決定機が遠い。 68分には、やはり途中出場のFW道上彩花が右サイドを抜け出し、ボックス外から右足一閃もGK池田咲紀子の正面。ゴール正面へ直進したFW滝川結女に通せば決定機だったが、シュートを選択。 そうこうしているうちに浦和が追加点。 78分、塩越が右サイドへミドルパスで展開すると、全速力で駆け上がるは先制点の清家。勢いをキープしたまま高精度のクロスを入れると、DFとGKの合間をすり抜け、走り込んだ途中出場のFW菅澤優衣香がダイビングヘッドを流し込んだ。WEリーグ初代得点王のベテランストライカーは、今季4ゴール目とした。 清家がWEリーグ新記録の6試合連続ゴールを含む1ゴール1アシスト、菅澤がWEリーグ通算50試合出場の節目で追加点(通算29ゴール)の浦和。2点のリードを保ってゲームを締めくくり、敵地で敗れた新潟Lにリベンジ達成、暫定首位浮上だ。 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 アルビレックス新潟レディース 【浦和】 清家貴子(前34) 菅澤優衣香(後33) ※選手の名前表記に誤りがありましたので、修正させていただきます。 大変失礼いたしました。(2024/03/29 13:00) 2024.03.27 16:30 WedINAC神戸レオネッサの人気記事ランキング
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準決勝はカップ連覇目指すS広島Rがリーグ連覇中の浦和と、昨季準優勝の新潟LはI神戸と対戦…4選手も意気込み【WEリーグ クラシエカップ】
7日、2024-25 WEリーグ クラシエカップの決勝・準決勝の組み合わせ抽選が開催。対戦カードが決定した。 6日に全日程が終了したクラシエカップ。3つのグループに分かれて行われたグループステージでは、サンフレッチェ広島レジーナ(グループA・1位)、アルビレックス新潟レディース(グループB・1位)、INAC神戸レオネッサ(グループC・1位)が準決勝に勝ち上がり。また、AFC Women's Champions League 2024/25(AWCL)に出場していた三菱重工浦和レッズレディースも準決勝から登場する。 オンラインで行われた抽選会では、4クラブから選手が参加。準決勝の第1試合ではS広島Rと浦和が、第2試合ではI神戸と新潟Lが対戦することが決定した。 前回大会の王者であるS広島Rの左山桃子は、WEリーグ連覇中の浦和との対戦に「浦和レッズレディースさんは後ろからのビルドアップがとても魅力的で、ここの能力が優れているので、私たちも注目しています」と相手の印象をコメント。「2連覇を目指しているので、準決勝から頑張りたいと思います」と、しっかりと連覇を見据えて戦うとした。 一方で、浦和の伊藤美紀はS広島Rについて「昨シーズンのカップ戦で優勝したチームということもありますし、今シーズンもリーグ戦、カップ戦を通じて!敗しかしていないので、勢いあるチームだと思うので負けないようにしたいです」と今シーズン好調を維持している相手を警戒。「アグレッシブに戦ってくるチームだと思うので、私たちの良さを出したいと思います」と、しっかりと浦和らしさを出して勝利したいとした。 前回大会の準優勝チームである新潟Lの川澄奈穂美はI神戸について「INACさんはリーグ戦で対戦したばかりで、0-3と完封されてしまいました」とリーグ戦の戦いを振り返り、「とても強いチームといことは分かっていますし、攻撃面では前に当てて攻めてきて、縦の速さ、ワイドからのクロスでゴールに迫るので、多彩な攻撃が魅力だと思います。早い時間帯のゴールを奪う強さも持っていて、守備の堅さも持っているチームだと思います」と相手を警戒した。 昨シーズンは悔しい準優勝となっているが「昨シーズンは決勝戦で大変悔しい思いもしましたし、今季は本気でタイトルに挑むということで、カップ戦のタイトルもみんなで目指したいと思います」とタイトル獲得に意気込む川澄。試合会場は10月に開場したPEACE STADIUM Connected by SoftBankで行われる中、出身地での試合に「長崎で生まれたので、そこでプレーできることは嬉しいですし、新しいスタジアムで試合ができることも楽しみなので、たくさんの方に会場に来てみて頂きたいと思います」と、多くの来場者を求めた。 対するI神戸は昨季の皇后杯を制している。水野蕗奈は「アルビレックス新潟レディースさんは、個人個人の技術もすごく上手で、みんな上手いと思うので、そういったところで負けないように自分たちのサッカーをして勝てるようにしたいと思います」とコメント。「今シーズン1つ目のタイトルを獲れるように頑張りたいです」と、久々のタイトル獲得へ意気込んだ。 準決勝は12月8日(日)に長崎県のPEACE STADIUM Connected by SoftBankで開催。ダブルヘッダーで行われる。なお、決勝は12月29日(日)に国立競技場で行われる。 <h3>準決勝</h3> ▽12/8(日) 《12:00》 サンフレッチェ広島レジーナ vs 三菱重工浦和レッズレディースー[1] 《15:45》 INAC神戸レオネッサ vs アルビレックス新潟レディースー[2] [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] <h3>決勝</h3> ▽12/29(日) [1]の勝者 vs [2]の勝者 [国立競技場] 2024.11.07 13:17 Thu4
約1カ月ぶりのリーグ戦となった浦和はアウェイで快勝、S広島RがI神戸から首位奪還【SOMPO WEリーグ】
19日、20日にかけて、2024-25 SOMPO WEリーグ第6節が行われた。 開幕無敗をキープし4連勝中のサンフレッチェ広島レジーナ(2位/勝ち点13)は、アウェイでセレッソ大阪ヤンマーレディース(5位/勝ち点7)と対戦した。 勝ち点で並ぶ2位につけるS広島R。試合は18分、脇阪麗奈のFKからのクロスがこぼれると矢形海優が押し込みC大阪が先制。3試合連続ゴールを記録した。 先制されたS広島Rだったが、41分に瀧澤千聖がPKを獲得すると、自らしっかりと決めて同点に追いつく。 1-1で迎えた後半はC大阪が攻め込んでいくもゴールは奪えず。百濃実結香が何度もゴールに迫るが得点は奪えなかった。すると75分、中嶋淑乃の浮き球のパスに反応した小川愛が折り返すと、ボックス内で混戦となった中で早間美空が押し込み逆転。85分には李誠雅がダメ押しの3点目を奪うと、89分にはクロスから李誠雅が決めて勝利。1-4でS広島Rが勝利し、首位を奪い返した。 首位に立っていたINAC神戸レオネッサ(1位/勝ち点13)は、大宮アルディージャVENTUS(10位/勝ち点3)とアウェイで対戦した。 I神戸は16分に右CKを獲得すると、桑原藍のクロスをカルロタ・スアレスが合わせてゴール。3試合連続でのゴールとなった。 前日にトップチームがJ3優勝を決めたNACK5スタジアム大宮での試合となった大宮V。しかし、今シーズンは苦しい試合が続いており、この日もI神戸に押され続ける試合に。そのまま0-1でI神戸が勝利し、勝ち点で並ぶも得失点差でS広島Rに首位の座を明け渡した。 AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)に参加していた三菱重工浦和レッズレディース(6位/勝ち点6)は、2試合消化が少ない中で久々のリーグ戦。アウェイでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦した。 なでしこジャパンに初招集されたDF遠藤優も先発した試合は、16分に敵陣でボールを奪った浦和は、伊藤美紀のパスを受けた塩越柚歩がネットを揺らして先制に成功する。 さらに25分には左CKからのクロスを高橋はながファーサイドでダイビングヘッド。これが決まり、0-2とし、そのまま逃げ切って勝利を収めた。 その他、日テレ・東京ヴェルディベレーザはノジマステラ神奈川相模原に1-2でアウェイで勝利。アルビレックス新潟レディースはホームでちふれASエルフェン埼玉に勝利。AC長野パルセイロ・レディースはマイナビ仙台レディースにホームで2-1と勝利を収めた。 ◆2024-25 SOMPO WEリーグ第6節 ▽10/19(土) アルビレックス新潟レディース 2-1 ちふれASエルフェン埼玉 【新潟L】 山谷瑠香(後22) 滝川結女(後43) 【EL埼玉】 吉田莉胡(後37) ノジマステラ神奈川相模原 1-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【N相模原】 大竹麻友(後43) 【東京NB】 松田紫野(前6) 土方麻椰(前25) ▽10/20(日) ジェフ千葉レディース 0-2 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 塩越柚歩(前16) 高橋はな(前25) 大宮アルディージャVENTUS 0-1 INAC神戸レオネッサ 【I神戸】 カルロタ・スアレス(前16) AC長野パルセイロ・レディース 2-1 マイナビ仙台レディース 【AC長野】 安倍乃花(後4) 川船暁海(後38) 【マイ仙台】 石坂咲樹(後29) セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-4 サンフレッチェ広島レジーナ 【C大阪】 矢形海優(前18) 【S広島R】 瀧澤千聖(前41) 早間美空(後30) 李誠雅(後40、後44) 2024.10.20 20:50 Sun5