ローマ加入のマティッチ、モウリーニョ監督への厚い信頼強調「彼の存在がローマを選んだ理由の一つ」
2022.07.05 13:20 Tue
ローマに加入した元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(33)が、ジョゼ・モウリーニョ監督への信頼を語った。クラブ公式サイトが伝えている。
会見に出席したマティッチもローマでプレーする期待感を口にしつつ、チェルシー、ユナイテッドで共に仕事をしてきたモウリーニョ監督への信頼を強調。指揮官の戦術は熟知しており、すぐにフィットできるはずだと自信を示した。
「またジョゼと一緒に仕事ができてとても嬉しいね。彼は僕がローマを選んだ理由の一つだ。ジョゼの下でプレーした試合数で、僕より上はフランク・ランパードだけだから、彼の記録を破りたい」
「数カ月前に話した際、彼は僕をチームに迎えたいと言ってきた。そして、それはもちろん僕の決断に影響を与えたよ。彼とローマは僕にとって完璧なつながりであり、彼の野心と僕の野心、そしてクラブの野心は同じ方向に進んでいた」
「同じ野心を持っていたから、交渉はとても早かったよ。(優勝した)ヨーロッパ・カンファレンスリーグ決勝の結果は、僕の去就に影響しなかったんだ。僕はすでにローマに来ることを決めていたからね。一度頭の中で決めたことを変えるのは不可能さ」
「ジョゼとの経験から、彼がチームにいる選手次第でシステムを変えることは理解している。僕自身は、中盤3枚でも2枚でもプレーしてきたから、適応はしやすいよ。もちろん、ベストを尽くしたい。僕の役割は監督がどんなプレーをしたいかにより、その指示に従う」
また、マティッチはローマのチームメイトについても言及。主将であるロレンツォ・ペッレグリーニを高く評価しており、共演を待ち望んでいる。
「もちろん、ローマの選手についてはほとんど知っている。試合も見ていたからね。そのなかでもペッレグリーニはベストの一人であり、もっとも重要な存在なのは確かだと思う。彼は素晴らしい選手であり、ピッチ上で僕たちは素晴らしい関係を築けるだろう。もちろん、明日から始まるトレーニングでそれを証明しなければならない。でも、僕は間違いなく選手として彼が好きだよ」
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昨シーズン限りでマンチェスター・ユナイテッドを退団したマティッチ。ラツィオやフルアムなど複数クラブの関心があるなか、恩師であるモウリーニョ監督率いるローマへの加入が決定した。4日に開かれた入団会見では、ゼネラル・マネージャーのチアゴ・ピント氏が「彼がこの選択をしてくれて非常に嬉しい。我々のプロジェクト、進歩における素晴らしい兆候だ」と語るなど、高い期待がかけられている。「またジョゼと一緒に仕事ができてとても嬉しいね。彼は僕がローマを選んだ理由の一つだ。ジョゼの下でプレーした試合数で、僕より上はフランク・ランパードだけだから、彼の記録を破りたい」
「ジョゼとは以前から良い関係を築いていて、連絡も取り合っていた。ただ、(ローマへの誘いがあったのは)ほんの数カ月前だ。フットボールでは次の数カ月で何が起こるかわからず、僕らにはそれを知るだけの経験があった」
「数カ月前に話した際、彼は僕をチームに迎えたいと言ってきた。そして、それはもちろん僕の決断に影響を与えたよ。彼とローマは僕にとって完璧なつながりであり、彼の野心と僕の野心、そしてクラブの野心は同じ方向に進んでいた」
「同じ野心を持っていたから、交渉はとても早かったよ。(優勝した)ヨーロッパ・カンファレンスリーグ決勝の結果は、僕の去就に影響しなかったんだ。僕はすでにローマに来ることを決めていたからね。一度頭の中で決めたことを変えるのは不可能さ」
「ジョゼとの経験から、彼がチームにいる選手次第でシステムを変えることは理解している。僕自身は、中盤3枚でも2枚でもプレーしてきたから、適応はしやすいよ。もちろん、ベストを尽くしたい。僕の役割は監督がどんなプレーをしたいかにより、その指示に従う」
また、マティッチはローマのチームメイトについても言及。主将であるロレンツォ・ペッレグリーニを高く評価しており、共演を待ち望んでいる。
「もちろん、ローマの選手についてはほとんど知っている。試合も見ていたからね。そのなかでもペッレグリーニはベストの一人であり、もっとも重要な存在なのは確かだと思う。彼は素晴らしい選手であり、ピッチ上で僕たちは素晴らしい関係を築けるだろう。もちろん、明日から始まるトレーニングでそれを証明しなければならない。でも、僕は間違いなく選手として彼が好きだよ」
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“ポピー”を着けられないマティッチがユナイテッド浮上のカギ/編集部コラム
▽日本名では「虞美人草(ぐびじんそう)」や「雛芥子(ひなげし)」と呼ばれる可憐な花。ヨーロッパ原産のケシ科の植物は「ポピー」の名で知られている。 ▽プレミアリーグを観る方やこの時期にイギリスへ行ったことがある方は、ユニフォームや監督の胸元に「ポピー」の花が飾られるのを目にしたことがあるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽11月11日は、イギリスでは“Remembrance Day(リメンブランス・デイ)”という記念日である。1918年11月11日の11時に第一次世界大戦の戦闘が集結し、イギリス国王のジョージ5世が定めた記念日。「戦没者追悼の日」とも言われ、今年で100年を迎えることになる。 ▽この日が近づくと、プレミアリーグのピッチには多くのポピーの花が咲く。日本で言うところの、「赤い羽根」に近いだろうか。選手たちだけでなく、一般の方も地下鉄の駅などでは募金をするとポピーの花がもらえるのだ。 ▽そんな中、週末に行われたプレミアリーグでは1人の選手の胸にポピーの花がなかった。それは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するセルビア代表MFネマニャ・マティッチだ。 ▽かつてはチェルシーでプレーしたマティッチは、2017-18シーズンからかつての師であるジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーしている。そのマティッチは、3日に行われたボーンマス戦に先発出場。90分間プレーした。 ▽ユナイテッドの中盤を支えるマティッチだが、イギリスで通例となっているポピーの花をユニフォームにつけない理由がある。それは、自身が少年期に経験した戦争を思い出してしまうからだという。自身のインスタグラム(nemanjamatic)で明かした。 「僕にとっては、1999年にセルビアの爆撃によって母国が荒廃していた。個人的には、恐怖を抱いた12歳の少年のように、ヴレロに住んでいるような個人的な感情を思い出してしまうんだ」 ▽マティッチの故郷は、旧ユーゴスラビアのシャバツ。現在のセルビア西部に位置する都市だ。旧ユーゴスラビアでは、1998年からコソボ紛争が勃発。そして、翌1999年にNATO軍によって空爆が行なわれた。 ▽第一次世界大戦の終結を記念して定められた“リメンブランス・デイ”。そして、戦没者の象徴とされる「ポピー」を身につけることは、空爆を体験をしているマティッチには難しいことのようだ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽チェルシー同様に、ユナイテッドでもフィルター役を務めるマティッチ。鋭いタックルで相手を封じ、バイタルエリアで壁となるマティッチは、気の利いたプレーでチームを支える。そして、そのプレースタイル同様に、自身の考えを押し付けることはなかった。 「人々がなぜポピーを身につけているのかは十分に理解している。僕はみなさんの権利を完全に尊重するし、紛争のために愛する人を失った人には同情する」 ▽マティッチは、自身が「ポピー」を身につけていない理由を明かす前に、しっかりと戦没者へと敬意を払った。それもまた、空爆を経験しているからだろう。戦争で愛する人を失った人々の悲しみを理解しているからだ。そして続けた。 「これまで僕が行ってきたことを考えると、ユニフォームにポピーを着けることが正しいとは思わない」 「イギリスの誇りの象徴であるポピーを傷つけたり、誰かを怒らせたりはしたくない。ただ、僕たちはそれぞれの育ち方をしているし、示した通り、僕個人の選択だ」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽誠実に、そして自身の考えをしっかりと説明したマティッチ。その投稿には、多くの反応があり、誠実な対応をしたマティッチへの称賛のコメントも残されている。 ▽マティッチといえば、決して裕福ではない故郷のヴレロでも英雄的な存在。地元の小学校に修繕費を支援したり、苦しんでいる人々の借金を肩代わりしたり、「いたわり」「思いやり」の心をもって活動を行なっている。 ▽苦しいシーズンスタートとなったユナイテッドだが、モウリーニョ監督の腹心であるマティッチの誠実さ、思いやりのあるプレーは、チームに安定感をもたらせ、必ずやチームを浮上させるカギとなるだろう。そして、マティッチもそれを望んでいるようだ。 「僕が説明した理由をみんなが理解してくれることを願っている。そして、僕はこの先に待つ試合でチームをサポートすることに集中できる」 ▽「ポピー」の花言葉は「いたわり」「思いやり」。さながら、中盤でチームのバランスを取りながらプレーし、相手のことを考えて行動し、多くの支持を受けるマティッチを表しているようだ。「ポピー」を着けられなくとも、その心にはポピーの花が咲いているのかもしれない。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2018.11.06 21:30 Tue2
アヤックスがローマの逸材MFタヒロビッチを獲得!
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マティッチとディバラの仲睦まじい姿にロマニスタもほっこり…名手2人が子供のようなやり取り
ローマのMFネマニャ・マティッチと、FWパウロ・ディバラのベテランコンビの仲睦まじい姿がロマニスタをほっこりとさせている。 マティッチとディバラはいずれも昨夏ローマに加入。それまで所属チームや所属リーグが被っておらず、年齢差も5歳と同世代とは言えないが、すぐさま意気投合。これまで互いのSNSを通じて、仲睦まじい姿が確認されていた。 そういった中、12日のトレーニング後にクラブ公式SNSが投稿した短い動画にはベテランコンビによる、微笑ましいやり取りが映されていた。 トレーニングを終えてクラブハウスに戻る一団の前を歩いていたマティッチの後ろにいたディバラが左手を叩くちょっかいを出すと、少しイラっとしたマティッチは自身のスパイクをディバラの足元に投げて反撃。 このスパイクを拾い上げたディバラはスパイクを遠くに投げる暴挙に出た挙句、挑発的な笑みを浮かべてマティッチの様子を確認。これに対して、35歳はスパイクを拾いにいくよりも先に笑顔を浮かべながら生意気な後輩を追い回した。 なお、21歳の生え抜きMFニコラ・ザレフスキは、2人の子供のようなキャッキャッとした姿をクールなまなざしで見ており、どちらがベテランか若手かが分からないコミカルな一幕となった。 また、公式SNSは「最後は笑顔で終わりました」と、マティッチとディバラの笑顔のツーショート写真で今回のやり合いを締めくくっている。 破格に安い契約解除金の設定によって、現在はチェルシーやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドといった国外のビッグクラブ行きも取り沙汰されるディバラ。ただ、年上の親友やジョゼ・モウリーニョ監督、ロマニスタとの関係も非常に良好な様子で永遠の都での生活を謳歌しているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ワールドクラスの2人が子供のような振る舞い(笑)</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">We need a name for this duo… <br><br>Dybatic?! <a href="https://twitter.com/hashtag/ASRoma?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ASRoma</a> <a href="https://t.co/S4KFXikS0w">pic.twitter.com/S4KFXikS0w</a></p>— AS Roma English (@ASRomaEN) <a href="https://twitter.com/ASRomaEN/status/1679159015564083201?ref_src=twsrc%5Etfw">July 12, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.07.13 16:50 Thu4
「ローマは一連の行動を問題視」 モウリーニョとマティッチの関係破綻、10年来の師弟コンビに何が起きた?
元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(34)のローマ退団およびスタッド・レンヌ移籍には、やはりジョゼ・モウリーニョ監督との関係破綻があったようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 サッカー界を代表する師弟コンビは?と問われて名前を浮かべるファンも多いであろうモウリーニョ監督とマティッチ。チェルシーで始まったこの関係性はマンチェスター・ユナイテッドにローマと今夏まで約10年間続いた。 ところが、8月に入ってマティッチのスタッド・レンヌ行きが急浮上すると、トントン拍子で話が進み、14日に移籍が発表された。また、マティッチはモウリーニョ監督との関係性に亀裂が生じており、ローマも放出を躊躇しないと報じられていた。 強い信頼関係で結ばれたこの両者に一体何が起きたのか。ローマの地元紙『イル・テンポ』のフィリッポ・ビアフォーラ記者によると、マティッチは「チーム練習を投げ出し、モウリーニョだけでなくチームメイトとも問題を抱えた。ローマも一連の行動を問題視し、彼は損得勘定抜きで除外された」という。 酸いも甘いも経験してきたはずのベテランが身勝手な行動をとったなどとは信じたくないが、モウリーニョ監督は19日、セリエA第1節・サレルニターナ戦の前日会見でマティッチ退団の影響を問われ、長年の関係性を考えれば悲しくなるほどにあっさりとコメントした。 「レンヌと1カ月ほど協議していたのだろう。私が付け加えることは何もない」 一方で、ローマが後釜として獲得したレアンドロ・パレデス、レナト・サンチェスについては「パレデスが来てくれて嬉しいよ。彼のことがとっても好きだ。偉大な選手はもういないが、パレデスにサンチェスまで契約できた。街を歩いていて、そうそうお目にかかれる選手ではない」と期待を寄せる。 モウリーニョ監督とマティッチ。何が発端となったかは地元の記者ですら把握できていないようだが、決別したことは間違いない模様。それでも、これからも両者のサッカーキャリアは続いていく。 2023.08.20 15:00 Sun5
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スタッド・レンヌの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチがマンチェスター・ユナイテッド時代を振り返った。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 長らくチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグのクラブでプレーしていたマティッチ。2022年夏にフリーでローマへ移ると、今夏はレンヌへと移籍しリーグ・アンで活躍を続けている。 そんなマティッチはYouTubeチャンネル『YU Planet』に出演し、ユナイテッド時代を回想。遅刻の多かった選手として、ドーピング違反疑惑により暫定的に出場停止となっている現ユベントスMFポール・ポグバや、規律違反によりチームから外されているMFジェイドン・サンチョの名前を挙げた。 「チェルシーでは選手たちがプロとして振る舞い、時間を守り、練習に遅刻することはなかったが、ユナイテッドではほぼ毎日遅刻があった」 「いつも遅刻する選手の中には、ポール・ポグバやジェイドン・サンチョ、他の数人の選手もいた」 また、マティッチは遅刻する選手への対応策として、罰金制度を設けたとも明かしている。 「時間を守っている他の選手たちは怒っていたから、僕が委員長を務める内部規律委員会のようなものを作ることにした」 「壁に紙を貼り、遅刻した人の名前を記録した。あるシーズンでは、約75000ポンド(約1390万円)の罰金を徴収した」 「そのお金を使ってロンドンでパーティーを開く予定だったけど、新型コロナウイルスの感染拡大により中止したんだ」 2023.12.05 18:19 Tueローマの人気記事ランキング
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