ユナイテッドがニャブリに関心! アントニー獲得難航でプランBに
2022.06.29 21:50 Wed
マンチェスター・ユナイテッドがバイエルンのドイツ代表FWセルジュ・ニャブリ(26)への関心を強めているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。
エリク・テン・ハグ新監督の下、捲土重来のシーズンに臨むユナイテッド。しかし、チェルシーを除くライバルクラブが積極的に補強を進めている中、ここまで1人の新戦力も獲得できていない。
ここ最近では指揮官の古巣であるアヤックスのブラジル代表FWアントニー(22)獲得に力を注いできたが、7000万~8000万ユーロ(約100億~114億8000万円)と言われる高額な移籍金を要求する相手方の徹底抗戦に遭い、完全に交渉が停滞している。
これを受け、ユナイテッドはより安価な金額で獲得可能なプランBとしてニャブリへの関心を強めているようだ。
2018-19シーズン以降、バイエルンの主力に定着し、ここまで4度のブンデスリーガ制覇、チャンピオンズリーグ、FIFAクラブ・ワールドカップなど多くのタイトル獲得に貢献してきたニャブリ。
古巣アーセナルやチェルシー、レアル・マドリーなども関心を示す26歳に関しては、4000万ポンド(約66億3000万円)程度のプライスタグが付けられているようだ。
ユナイテッドはあくまでアントニーをトップターゲットに定めているが、このまま交渉が難航する場合はより安価で、即戦力となり得るニャブリ獲得に動く可能性もありそうだ。
エリク・テン・ハグ新監督の下、捲土重来のシーズンに臨むユナイテッド。しかし、チェルシーを除くライバルクラブが積極的に補強を進めている中、ここまで1人の新戦力も獲得できていない。
ここ最近では指揮官の古巣であるアヤックスのブラジル代表FWアントニー(22)獲得に力を注いできたが、7000万~8000万ユーロ(約100億~114億8000万円)と言われる高額な移籍金を要求する相手方の徹底抗戦に遭い、完全に交渉が停滞している。
2018-19シーズン以降、バイエルンの主力に定着し、ここまで4度のブンデスリーガ制覇、チャンピオンズリーグ、FIFAクラブ・ワールドカップなど多くのタイトル獲得に貢献してきたニャブリ。
バイエルンとの現行契約が2023年までとなっている中、両者はこれまで幾度となく延長交渉を行ってきたが、フランス代表FWキングスレー・コマンや、ドイツ代表FWレロイ・サネと同等のサラリーアップを求める選手サイドの要求をクラブが拒否しており、今夏、あるいは来夏のフリートランスファーでの退団が既定路線となっている。
古巣アーセナルやチェルシー、レアル・マドリーなども関心を示す26歳に関しては、4000万ポンド(約66億3000万円)程度のプライスタグが付けられているようだ。
ユナイテッドはあくまでアントニーをトップターゲットに定めているが、このまま交渉が難航する場合はより安価で、即戦力となり得るニャブリ獲得に動く可能性もありそうだ。
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▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri4
レーティング:マンチェスター・シティ 6-3 マンチェスター・ユナイテッド《プレミアリーグ》
プレミアリーグ第9節、マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドが2日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが6-3で快勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽マンチェスター・シティ採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221003_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 31 エデルソン 5.5 自身の責任はほぼなかったが、展開を考えれば悔しい3失点。ただ、ディストリビューションやシュートストップはいつも通り安定していた DF 2 ウォーカー 6.0 前半終盤に負傷交代するまで攻守両面でソリッドなパフォーマンスを披露 (→セルヒオ・ゴメス 6.0) 左サイドバックとセントラルMFでプレー。ハーランドの3点目を演出したが、守備強度とポジショニングは要改善 25 アカンジ 7.0 終盤の急造布陣がたたって3失点も、個人としては機動力と読みを利かせた見事な守備にマイボール時も安定したプレーを披露。称賛に値するパフォーマンス 6 アケ 6.5 センターバックと左サイドバックでプレー。ルベン・ディアスらの代役を危なげなくこなした 7 カンセロ 6.0 両サイドバックでプレー。最後は集中力の欠如も見受けられたが、前半の左サイドバックでのパフォーマンスは驚異的だった MF 17 デ・ブライネ 8.0 ハーランドの2ゴールをアシストし、それ以外の3ゴールにも起点として絡んだ。守備面のハードワークに加え、攻撃面では精度、ビジョンが異次元 (→アルバレス 6.0) 初のダービーでゴールに迫るなど、見せ場は作った 8 ギュンドアン 6.5 ロドリ不在をきっちり埋める安定したパフォーマンス。右ポスト直撃の惜しい直接FKもあった (→ラポルテ 5.5) 今季初出場で無難にプレーしたが、終盤の連続失点で少し印象が悪くなった 20 ベルナルド・シウバ 7.5 先制点をアシスト。前半は攻撃的な振る舞いで多くの決定機に絡み、後半はバランサーとして見事なゲームメイクを披露 FW 47 フォーデン 9.5 生え抜きMFとして気迫のこもったプレーを続けてハットトリック達成。ハーランドと共に攻守両面で異次元のパフォーマンスで赤い悪魔を蹂躙 (→マフレズ 5.5) 試合展開的に自身が目立つ状況ではなかったが、最低限の仕事をこなした 9 ハーランド 10.0 初のダービーでハットトリック&2アシストという驚愕のパフォーマンス 10 グリーリッシュ 8.0 ゴールやアシストが付かなかったことが気の毒なぐらいのハイパフォーマンス。持ち味の仕掛けで相手守備陣に脅威を与え続けた (→パーマー 5.5) あわよくば決定的な仕事を果たそうと積極的なチャレンジを見せた 監督 グアルディオラ 7.0 過密日程を意識してか積極的な交代策で試合終盤は隙を見せたが、好調のユナイテッドに格の違いを見せつける完勝に導く ▽マンチェスター・ユナイテッド採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221003_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 デ・ヘア 4.5 自身の責任は決して大きくなかったが、看過できない屈辱の6失点… DF 20 ダロト 4.0 開始2分の警告によって以降はグリーリッシュら相手攻撃陣になすすべなく蹂躙された。攻撃面でも効果的なプレーは皆無 19 ヴァラン 4.5 混乱したディフェンスラインを修正できぬまま0-3の状況で負傷交代に (→リンデロフ 4.5) 難しい状況でのスクランブル投入となったが、混乱したディフェンスラインを修正できず 6 リサンドロ・マルティネス 4.5 個人として大きなミスはなく気迫のこもったプレーを90分間続けたが、相手のクオリティの高さに屈した 12 マラシア 4.0 ここまで好パフォーマンスを継続していた中、初めての挫折に。フォーデンを筆頭に相手の攻撃陣に完全に翻弄された (→ショー 5.0) 6失点目ではラインを上げ切れず。攻撃面ではチームに推進力を与えた MF 21 アントニー 5.5 圧巻のゴラッソで意地を見せたが、試合を通しての存在感は希薄だった 39 マクトミネイ 4.5 ゴール前で身体を張ったブロックを見せたが、中盤でのバトルでは攻守両面で完敗 (→カゼミロ 5.0) らしいプレーもいくつかあったが、劣勢のチームを好転させるまでには至らず 8 ブルーノ・フェルナンデス 4.5 ゲームキャプテンとして最後まで戦う姿勢を見せたが、デ・ブライネら相手中盤に対してパスやプレー強度で完全に劣った 14 エリクセン 5.0 前半はチーム同様にほぼ何もできず。2失点目では体格差はあったものの、ハーランドに少しでも制限をかけたかった。ただ、後半は持ち味の繋ぎの部分で盛り返した 25 サンチョ 4.5 古巣対戦も完全に消された。ラッシュフォードと共にカウンターシチュエーションでの打開を期待されたが、ほぼ相手守備者に止められた (→フレッジ 5.5) マルシャルのゴールの起点となる惜しいシュートを放った FW 10 ラッシュフォード 4.5 負傷明けでの先発起用もほぼ何もできぬままピッチを後にした (→マルシャル 6.0) 負傷明けでのプレーとなった中で2ゴールを挙げて意地を見せた 監督 テン・ハグ 4.5 当初のゲームプランが見えないほど前半序盤から圧倒されてリーグ連勝がストップする屈辱の大敗に ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ハーランド(マンチェスター・シティ) フォーデンもほぼ同じ貢献度だったが、初のダービーで結果が求められた中で驚異的なハットトリックを達成した怪物FWをMOMに選出。シティ加入によってバロンドールへの機運が一気に高まる。 マンチェスター・シティ 6-3 マンチェスター・ユナイテッド 【マンチェスター・シティ】 フォーデン(前8) ハーランド(前34) ハーランド(前37) フォーデン(前44) ハーランド(後19) フォーデン(後28) 【マンチェスター・ユナイテッド】 アントニー(後11) マルシャル(後39) マルシャル(後45[PK]) 2022.10.03 00:10 Mon5