ニューカッスルがGKポープ獲得で基本合意! 今週中にも移籍完了へ

2022.06.22 15:50 Wed
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ニューカッスル・ユナイテッドがバーンリーからイングランド代表GKニック・ポープ(30)の獲得を決定的なモノとしたようだ。

昨年10月にサウジアラビアの政府系ファンドを中心とするコンソーシアムに買収され、上層部の体制が一新されたニューカッスル。資金力はあのパリ・サンジェルマン(PSG)やマンチェスター・シティにも引けを取らないとされ、来季は台風の目として注目される。

昨年11月就任のエディ・ハウ監督による立て直しぶりとともに、イングランド代表DFキーラン・トリッピアーやブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスを獲得した今年1月の補強効果も印象的だったが、今夏も増強の噂が多々。なかでも、加熱するのがGK補強の動きだ。
当初こそマンチェスター・ユナイテッドで出番を得られずにいるイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンを獲得しようとする動きが取り沙汰されたが、昇格組のノッティンガム・フォレストが争奪戦で優勢の様相に。そこで新たに目を光らすのがポープとされる。

そのポープは2021-22シーズンも正GKを務めたが、チームは7季ぶりにチャンピオンシップでの出直しが決定。今年11月に迫るカタール・ワールドカップの代表メンバー入りに向けてプレミアリーグ残留を望むといわれるなか、ニューカッスルの関心が噂されている。
そして、イギリス『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者によると、ニューカッスルは移籍金を巡ってバーンリーと基本合意。これからメディカルチェックが予定されており、ニューカッスルは今週中の移籍完了を目指しているという。

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お気に入りのヴィトンが使えなくなる?ニューカッスルFWのヘアバンドにプレミアリーグから注文が入る

ニューカッスルのフランス人FWアラン・サン=マクシマンが、お気に入りのヘアバンドが使えなくなってしまったようだ。 2019年夏にニースからニューカッスルへ加入したサン=マクシマンは、卓越したスピードとテクニック、創造性を併せ持つドリブラーとして主軸に定着。今シーズンも公式戦31試合に出場し5ゴール4アシストをマークしている。 サン=マクシマンと言えば、そのドリブルだけでなくドレッドヘアーとヘアバンドがトレードマークでもあるが、23日に行われたプレミアリーグ第34節のノリッジ・シティ戦では、ある変化があった。 これまで、サン=マクシマンは高級ブランドの「グッチ」や「ルイ・ヴィトン」のヘアバンドを愛用。第33節のレスター・シティ戦でも、黒地に白と金の柄が入った「ルイ・ヴィトン」のものを着用していた。 しかし、ノリッジ戦では一転してスポーティな黒のヘアバンドになっていた。イギリス『サン』によると、プレミアリーグの規則では、ヘアバンドもユニフォームと同じ色のものを着用しなければならず、レスター戦後にはリーグからニューカッスルに対し通達が行わる予定だったとのことだ。 サン=マクシマンは、以前にもリーグのスポンサー規約に抵触したため、ヘアバンドのブランドロゴを隠すよう指示されたこともあった。 この結果、サン=マクシマンはお気に入りのヘアバンドを着用することができなくなってしまったが、ノリッジ戦でアシストをマーク。気を落とすことなく、変わらぬパフォーマンスを見せていた。 <span class="paragraph-title">【写真】もう見納め…サン=マクシマンが着けていたグッチやルイ・ヴィトンのヘアバンド</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sanmax220414_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sanmax220414_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sanmax220414_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 写真:Getty Images 2022.04.27 06:45 Wed
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その額シティの10倍以上!ニューカッスルの新オーナーとなったサウジアラビアファンドの資産額が驚き

サウジアラビアの政府系ファンドに買収されたニューカッスルに注目の視線が向けられている。 ニューカッスルは7日、サウジアラビアの政府系ファンドであるPIFの主導の下、PCPキャピタルパートナーズとプライベート・エクイティ・ファンドの『ルーベン・ブラザーズ』による投資グループによるクラブ買収が完了したことを発表。その額は推定3億ポンド(約455億円)とされている。 PIFの会長は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子。ニューカッスルの会長にはPIF総裁のヤシール・アル=ルマイヤン氏が就任されることが決まっているが、サルマン皇太子が実質的なオーナーの立ち位置となるだろう。 イギリス『デイリー・メール』はその資産額に注目。ニューカッスルが最もリッチなクラブになるとしている。 PIFの総資産額は3200億ポンド(約48兆7500億円)相当ということで、これはプレミアリーグで最も資産を持っていたマンチェスター・シティのオーナーであるアブダビ王族のシェイク・マンスール氏の資産額233億ポンド(約3兆5500億円)の10倍以上となっている。 さらに、2011年にパリ・サンジェルマン(PSG)を買収したカタール・スポーツ・インベストメントの親会社であるカタール投資庁の総資産2200億ポンド(約33兆5050億円)すらも優に超え、サッカー界で最も裕福なクラブになるようだ。 前オーナーであるマイク・アシュリー氏は財布の紐が固かったが、新生マグパイズはどのような動きを見せるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】瞑想部屋には水族館も併設!サルマン皇太子が所有する豪華すぎる約350億円相当のフランスの家</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Mohammed Bin Salman’s stunning £230m French chateau almost worth <a href="https://twitter.com/hashtag/Newcastletakeover?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Newcastletakeover</a> fee <a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> <a href="https://t.co/6qmhG5uqn3">https://t.co/6qmhG5uqn3</a> <a href="https://t.co/B8OK4Cbve5">pic.twitter.com/B8OK4Cbve5</a></p>&mdash; Daily Star Sport (@DailyStar_Sport) <a href="https://twitter.com/DailyStar_Sport/status/1251177348323573762?ref_src=twsrc%5Etfw">April 17, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Inside Mohammed Bin Salman’s £230m French chateau called ‘world’s most expensive house’ | <a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> <a href="https://t.co/lY4prIeERB">https://t.co/lY4prIeERB</a></p>&mdash; The Sun Football (@TheSunFootball) <a href="https://twitter.com/TheSunFootball/status/1446124620642336770?ref_src=twsrc%5Etfw">October 7, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.10.09 07:05 Sat
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バーミンガムDF岩田智輝が「時速73マイル」の衝撃ゴラッソ! 指揮官も絶賛「数多くのトップゴールを生で見てきたが…」

バーミンガム・シティのDF岩田智輝が強豪相手に圧巻のシュートを決めている。 8日、バーミンガムはFAカップ4回戦でニューカッスルと対戦。惜しくも2-3で敗れた。 開始早々に先制するも、26分に逆転を許す展開。しかし40分、岩田が試合を振り出しに戻す貴重なゴールを決める。 左クロスが上がるとニューカッスルDFのクリアボールがボックス右手前へ。すかさず走り込んだ岩田が右足を振り抜き、強烈なダイレクトシュートがゴール右上に決まった。 終盤の失点で5回戦進出は逃したものの、EFLリーグ1(イングランド3部相当)のクラブがプレミアリーグの格上クラブ相手に大健闘。クリス・デイビス監督は試合後、「とても誇りに思っているし、選手たちにも大いに誇るべきだと言った」と述べ、岩田の同点ゴールにも言及した。地元メディアの『Birmingham Live』が伝えている。 「2点目のゴールは、どこから見たとしても素晴らしいゴールだ。数多くのトップゴールを生で見てきたが、あれは私にとって最高のゴールだ。信じられないシュートだった」 「時速73マイル(約117km/h)だったと誰かが言っていた。ボールが彼のもとにこぼれた時、シュートを打つと思ったはずだが、キーパーはノーチャンスだった。素晴らしいゴールだった」 夏の移籍市場でセルティックから加わり、ボランチの定位置を掴んでいる岩田。今シーズンはここまで公式戦26試合に出場しており、ゴール数は「7」に伸ばしている。 <span class="paragraph-title">【動画】指揮官も絶賛した岩田智輝のゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qkzwjnVfzpk";var video_start = 97;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.09 10:41 Sun

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