昇格モンツァ、地元出身のイタリア代表MFペッシーナ帰還を画策か

2022.06.22 14:57 Wed
Getty Images
セリエA昇格のモンツァがさらに現役のイタリア代表選手を獲得しようとしているようだ。

クラブ史上初のセリエA挑戦に準備を進めるモンツァ。トリノとの契約満了が迫るFWアンドレア・ベロッティ(28)や、MFステファノ・センシ(26)とFWアンドレア・ピナモンティ(23)のインテル勢など、現役のイタリア代表選手たちの獲得にチャレンジしているとされる。

21日にはインテルを退団する元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキア(34)の獲得を発表したばかりだが、ここにきて新たなアッズーリの選手も浮かび上がってきた。イタリア『スカイ』によると、地元モンツァの出身にしてクラブの下部組織から羽ばたいていった現アタランタのMFマッテオ・ペッシーナ(25)帰還を画策しているようだ。
ペッシーナはイタリア代表として通算14試合4得点を記録。2試合連続ゴールを挙げた昨夏のユーロ2020における活躍が記憶に新しいが、プロキャリアのスタートはセリエC時代のモンツァだ。2013年10月に16歳にしてファーストチームデビューを果たし、同クラブでは公式戦26試合に出場。2015年7月のミラン移籍を経て、現在はアタランタに在籍している。

モンツァはペッシーナ獲得に向けて、22日にもアタランタ側と接触するとみられている。

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