「ユナイテッドでは彼の助けとなるものが必要だが…」 同胞指揮官をOBスタムが支持

2022.06.21 18:50 Tue
Getty Images
現時点で不安の方が大きい来季のマンチェスター・ユナイテッドだが、レジェンドOBのヤープ・スタム氏は同胞のエリク・テン・ハグ新監督に期待しているようだ。
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2021-22シーズンはFWクリスティアーノ・ロナウドの復帰で期待が高まったが、蓋を開けてみればタイトルどころか、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権すら逃したユナイテッド。記録的にもプレミアリーグ創設からクラブワースト勝ち点を叩き出したりと散々だった。
ピッチ外でもFWメイソン・グリーンウッドの悪行が明るみとなるなど、ネガティブなニュースが続き、失意の1年を過ごしたユナイテッドだが、来季からはアヤックスに攻撃的なスタイルを根付かせ、3度のエールディビジ優勝に導いたテン・ハグ監督の下で再出発を図る。

その来季に向けて、今夏のここまではMFポール・ポグバら契約満了者を中心に戦力の整理が顕著な一方で、補強が停滞。サポーターもやきもきする日々が続いているが、元オランダ代表センターバックはイギリス『ガーディアン』で補強次第で成功を掴めると私見を述べた。

「我々は彼の能力や、オランダのアヤックスでの功績を知っている。ユナイテッドでも同じことができるのを願うばかりだ。きっと異なる選手やキャラクターの面で、彼の助けとなるものが必要なのは明らかだが、オランダで良い仕事をした」
また、自身も師事を仰いだ名将のサー・アレックス・ファーガソン氏を引き合いに出して、オランダで手腕を磨いてきたテン・ハグ監督のフットボールに対する考え方の違いを続けている。

「オランダではどのポジションの選手もフットボールをやる力が必要だとずっと言われている。センターバックもボールを持ち上がって、新たな中盤となり、パスの出し手になる必要がある。我々はすべてできるようにという教育を選手に心がけている」

「ユナイテッドではファーギーの能力の1つが自分のポジションでうまくやれる一定の能力を持つ選手を連れてくるというもので、それがうまく噛み合うと、非常にうまくいく可能性があった。彼の下には適切なポジションに適切な選手がいたんだ」

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