菅澤優衣香が得点ランク独走の2ゴール、浦和Lが新潟Lに連勝でINACの試合なし優勝を阻止【WEリーグ第11節】

2022.05.03 17:15 Tue
©WE LEAGUE
3日、「2021-22 Yogibo WEリーグ」第11節延期分のアルビレックス新潟レディースvs三菱重工浦和レッズレディースが新潟市陸上競技場で行われ。2-4でアウェイの浦和レディースが勝利を収めた。

第11節は昨年12月4日、5日に行われる予定であったが、同年11月末に実施したオランダ遠征に参加したなでしこジャパンの選手関係者らが日本政府から帰国後14日間の待機を求められ、該当のリーグ戦に出場できず。公平性を担保するために延期されていた。そのため、中3日での再戦となった。

2位の浦和は首位・INAC神戸レオネッサとの勝ち点差が残り4試合で「12」。引き分け以下ならばその時点でINAC神戸に優勝を明け渡す状況の浦和。4日前は2-0で勝利を収め、この試合もまったく同じ11人をスタメンに並べたが、序盤から仕掛けたのは新潟だった。
前回対戦から4人のスタメンを入れ替えた新潟は、2試合ぶりに先発復帰した上尾野辺めぐみがヘディング。さらに、道上彩花がミドルシュートと、積極的なフィニッシュを見せる。

スペースを消した新潟レディースの守備に手を焼いていた浦和レディースだったが、猶本光がミドルを見せると、21分には清家貴子の突破から先制点を奪取。菅澤優衣香澤のポストプレーから清家が右の裏を取ると、ボックス内、さらにはゴールエリア内までドリブルで運び、右アウトで中に入れたグラウンダーのボールが茨木美都葉のクリア前にラインを割った。
さらに29分には、猶本の左CKが一山越えると、飛び込んだ南萌華の背後にいた三浦紗津紀のオウンゴールを誘発。43分にはGk池田咲紀子のFKを猶本が頭でフリックし、抜け出した菅澤がGK平尾知佳との一対一を迎え、落ち着いてゴールへ流し込んだ。

大きなビハインドを負った新潟レディースも前半終了間際に意地を見せる。セカンドボールの競り合いを制した園田悠奈が縦に付け、滝川結女がボックス右で反転から即座に右足を振り抜いて1点を返した。

後半は一転して序盤から浦和レディースが主導権を掌握。高い位置でボールを回収し、猶本の裏へのパスを相手がクリアし損ねると、菅澤が詰めてリードを広げる。菅澤はこれでリーグ戦12ゴールとなった。

諦めない新潟レディースも72分に左CK二次攻撃からチャンスを作ると、上尾野辺のクロスにイ・ヒョギョンが下がりながら頭で合わせてWEリーグ初ゴールを挙げる。

さらに田中達也の娘である田中聖愛を前線に投入して反撃ムードを高めたものの、浦和レディースが試合巧者ぶりを発揮してゲームをクローズ。必勝を期する一戦で勝ち点「3」をつかみ取った。

なお、INAC神戸は4日に広島レジーナ戦を引き分け以上で優勝が決まる。

▽2021年12月18日(土)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-1 大宮アルディージャVENTUS

▽2022年5月3日(火・祝)
アルビレックス新潟レディース 2-4 三菱重工浦和レッズレディース

▽2022年5月4日(水・祝)
ノジマステラ神奈川相模原 vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
サンフレッチェ広島レジーナ vs INAC神戸レオネッサ
AC長野パルセイロレディース vs マイナビ仙台レディース

WE ACTION DAY(今節試合なし)
ちふれASエルフェン埼玉

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異例の平日デーゲーム、WEリーグ浦和vs新潟Lは入場者数1754人!両指揮官も感謝「本当にありがたい」「素晴らしい雰囲気」

2023-24 WEリーグ第20節、浦和駒場スタジアムで行われた三菱重工浦和レッズレディースvsアルビレックス新潟レディースは、27日の平日水曜日14:00キックオフという中で、入場者数は1754人を記録した。 今試合は、浦和のAFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)決勝参加予定のため、前倒しで組まれていた。 AWCC決勝自体は、アジアサッカー連盟(AFC)から突如の報で22日に中止が決定していたが、浦和vs新潟Lは日程変更が難しいことから予定通り27日に開催された。 平日のデーゲームという、集客面では難しい条件となったが、2位・3位の直接対決には先述の通り、1754人がスタジアムに足を運んだ。 浦和は今季、WEリーグカップを含めてここまで9回ホームゲームを開催しており、入場者数最多は3050人(1月7日第7節大宮アルディージャVENTUS戦/晴のち曇、11.7℃)、最少は1397人(2023年11月26日第4節ジェフユナイテッド市原・千葉レディース/雨、8.6℃)だった。平均値は2056人、今節は7番目の多さだった。 参考までに、今季WEリーグ全体の平均来場者数は1585人で、中央値は1386人となっている。平均入場者数が1000人を割るクラブもあることを考えれば、今試合はかなり健闘したといえるだろう。 来場したファン・サポーターへは、浦和の楠瀬直木監督が「本当にありがたい話で、情報で新潟さん(のサポーター)も100人くらい来るぞと聞いていて、いつもバスが入ってくると(浦和のサポーターが)みんな出迎えてくれるんですけども、(今日は)誰もいなくて、新潟さんのサポーターが手振ってくれたので、ちょっと心細かったんですけど、蓋を開けてみたらこんなに来ていただけていました。その力が選手たちのサポートになるので、本当にありがたいと思います」と、感謝の言葉を残せば、新潟の橋川和晃監督も「平日にもかかわらず、レッズのファン・サポーターのみなさん、そして何よりもアルビのファンが駆けつけてくれて、素晴らしい雰囲気の中で(試合を)させていただいたことに感謝したいと思います」と、両指揮官が感謝の言葉を述べている。 中盤で攻守に奮闘、先制点をアシストした浦和の栗島朱里も「多くのサポーターの姿が見られて本当に嬉しかった」と来場したファン・サポーターへ感謝を伝え、「もう一度来たいと思ってもらえる試合を続けていくことが私たちの使命」との責任感も口にした。 「本当に平日なので、来てくれるかなという少し不安な気持ちもあったんですけど、(スタジアムに)来てみたらこんなに多くのサポーターの姿が見られて、子どもたちも多くて、本当に嬉しかったです」 「『仕事休んで来たよ』って言ってくれた方もいたので、勝ててよかったですし、今日来てくれた方々がもう一度ここに来たいと思ってもらえるような試合を続けていくことが私たちの使命だと思うので、今日はありがとうございましたと伝えたいです」 なお、試合は清家貴子が先制点を挙げ、菅澤優衣香が追加点を奪った浦和が2-0で勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】連戦下でも好ゲーム展開、浦和vs新潟Lの上位対決</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hxyMn4vvpt8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.28 21:05 Thu
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日テレ・東京ヴェルディベレーザが4年目で悲願の初優勝! 三つ巴の最終節でも勝利し自力で決める【SOMPO WEリーグ】

17日、2024-25SOMPO WEリーグ最終節が一斉開催で行われた。 今シーズンのWEリーグは最終節まで優勝チームが決まらない三つ巴の戦いに。首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ、2位のINAC神戸レオネッサは勝ち点で並び、3連覇目指す3位の三菱重工浦和レッズレディースも絡んでの戦いとなった。 首位で最終節を迎えた日テレ・東京ヴェルディベレーザは悲願の初優勝を目指す戦いに。ホームに9位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた中、前半から強さを見せた。 立ち上がりから攻め込む中で32分、右サイドから山本柚月がクロスを入れると、そのままボールはゴールへ。GK望月ありさは反応するもそのままネットを揺らし、東京NBが先制に成功する。さらに40分、東京NBは敵陣でパスを繋ぐと、松田紫野が土方麻椰とのワンツーのリターンを受けるとドリブルで2人をかわしてシュート。これが決まり、リードを2点に広げる。 2-0で迎えた後半も、66分に山本がこの試合2点目を決めて3点目。得失点差でも大きく有利になると、そのまま3-0で勝利を収め、悲願のWEリーグ初優勝を決めた。 2位のINAC神戸レオネッサは、アウェイで10位のノジマステラ神奈川相模原と対戦。逆転優勝にはまずは勝利を収め、さらに大量得点さでの勝利が欲しいところだったが、前半は0-0のゴールレスに。後半に入ると66分に浜田芽来にゴールを許し、先制を許す苦しい展開となる。 それでも75分に途中出場のカルラ・モレラがどう点ゴールを奪うと、77分にもカルラ・モレラが決めてすぐに逆転。85分にも追加点を奪いリードを広げる。そのまま勝利を収めたが、東京NBが勝利したため2位でシーズンを終えることとなった。 3位の三菱重工浦和レッズレディースは自力での優勝はない状況。まずは勝利し、大量得点さをつけての勝利が必要な中、アウェイで6位のちふれASエルフェン埼玉と対戦した。 試合は前半をゴールレスで終えたが、63分に髙橋佑奈のゴールで先制。66分には高橋はなが追加点を奪う。EL埼玉は82分に佐久間未稀のゴールが決まり1点を返す中、90分に浦和は藤﨑智子が追加点。それでもアディショナルタイム1分にEL埼玉は吉田莉胡がゴールを決め1点差に。さらにアディショナルタイム3分には桂亜依もゴールを決め、EL埼玉が土壇場で追いつくことに。浦和は最終戦で勝利することができず、3位でシーズンを終えた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ最終節</h3> マイナビ仙台レディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース ちふれASエルフェン埼玉 3-3 三菱重工浦和レッズレディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ノジマステラ神奈川相模原 1-3 INAC神戸レオネッサ アルビレックス新潟レディース 2-2 サンフレッチェ広島レジーナ セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-2 大宮アルディージャVENTUS <h3>◆SOMPO WEリーグ 順位表</h3> 1位:日テレ・東京ベレーザ|勝ち点51/+34 2位:INAC神戸レオネッサ|勝ち点51/+29 3位:三菱重工浦和レッズレディース|勝ち点46/+19 4位:アルビレックス新潟レディース|勝ち点40/+10 5位:サンフレッチェ広島レジーナ|勝ち点37/+12 6位:ちふれASエルフェン埼玉|勝ち点30/0 7位:セレッソ大阪ヤンマーレディース|勝ち点23/-4 8位:AC長野パルセイロ・レディース|勝ち点22/-15 9位:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース|勝ち点20/-15 10位:ノジマステラ神奈川相模原|勝ち点18/-12 11位:大宮アルディージャVENTUS|勝ち点18/-21 12位:マイナビ仙台レディース|勝ち点10/-37 2025.05.17 16:12 Sat

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