INACが"ウノゼロ"で首位堅守、さいまたダービーは大宮Vが2度追い付きドロー【WEリーグ第13節】

2022.03.12 17:21 Sat
©WE LEAGUE
12日、「2021-22 Yogibo WEリーグ」第13節の3試合が各地で行われた。

首位のINAC神戸レオネッサはアウェイでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦した。立ち上がりからボールを保持して主導権を握ると、対する千葉レディースも持ち前の粘り強さを発揮し、セットプレーを絡めてチャンスを創出。32分、ボックス手前右でFKを得た千葉レディースは鴨川実歩がニアの際どいコースを狙い、GKがはじいたところへ至近距離から大熊環が詰める。だが、いずれもGK山下杏也加が鬼神のごとく立ちはだかり、ビッグセーブでチームを救った。

決定機を作るまでには至らず、前半をゴールレスで終えたINAC神戸だったが、後半早々に試合を動かす。田中美南がボックス手前でボールを受けると、一度はDFにディレイさせられたものの、相手が距離を取った瞬間を見計らって意表を突いたミドルシュート。これがGKの手をはじいてネットを揺らした。
1点を追う千葉レディースは終盤、出産後リーグ戦初出場となる大滝麻未らを含め、前線3枚を入れ替えて攻勢に出るが、10試合を終えて2失点のINAC守備陣は崩れず対応。竹重杏歌理の負傷交代というアクシデントはあったものの千葉の攻撃をシャットアウトし、3試合ぶりの白星を手にした。

前節、首位のINAC神戸と引き分けたちふれASエルフェン埼玉は、ホームで大宮アルディージャVENTUSとの"さいたまダービー"に臨んだ。
サイドハーフでの起用が続いていた中村ゆしかの左サイドバックへのコンバートや、冬の新加入組である三浦桃や鈴木千尋の早期フィットがポジティブな要素となっているエルフェン埼玉。序盤から攻勢に出ると、7分には祐村ひかるが胸で落としたボールを河野朱里がスルーパス。ボックス右に侵入した吉田莉胡が冷静に左隅へ蹴り込み、早々に試合を動かした。

守勢が続いた大宮VENTUSだが、ワンプレーを生かして同点に追い付く。CKの二次攻撃からクロスが入り、こぼれ球をボックス手前で上辻佑実が粘って繋ぐと、坂井優紀のパスから有吉佐織が左足のフィニッシュを沈めた。

ただ、人はいてもボールホルダーへのプレス強度が甘い大宮VENTUSの守備陣は前半終了間際にも失点を喫する。右サイドでボールを持った松久保明梨が余裕をもってクロスを送ると、一山超えた先で吉田が受け、左足で流し込みこの日2点目をゲット。エルフェン埼玉が再びリードを奪って試合を折り返す。

後半も青のユニフォームが主導権を握り、三浦にもチャンスが訪れたが決め切れずにいると、71分に同点に追い付かれてしまう。大宮VENTUSは一度左に広げて中央を使い、林みのり、髙橋美夕紀と縦パスが通ると、抜け出した井上綾香がGKとの一対一を冷静に沈めた。

79分には仲田歩夢も決定機を迎えたが、こちらは一対一を決められず、86分のCKからのチャンスも相手のブロックに阻まれた。

前節大勝を収めた日テレ・東京ヴェルディベレーザサンフレッチェ広島レジーナとのアウェイゲームに臨んだ。12分に北村菜々美の2試合連続ゴールで早々に先制点を奪うと、33分にはリーグ戦初先発を飾った山本柚月がWEリーグ初ゴールを奪取。後半は追加点こそ得られなかったが、守備ではクリーンシートを達成し、2連勝を飾っている。

▽3月12日(土)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-1 INAC神戸レオネッサ
ちふれASエルフェン埼玉 2-2 大宮アルディージャVENTUS
サンフレッチェ広島レジーナ 0-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

▽3月13日(日)
ノジマステラ神奈川相模原 vs 三菱重工浦和レッズレディース
AC長野パルセイロレディース vs アルビレックス新潟レディース

WE ACTION DAY(今節試合なし)
マイナビ仙台レディース

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国際女性デーの3月8日に行われた「女性らしさから、ありのままの自分へ」イベント、YS横浜・松本珠奈コーチが3年間の変化を語る

国際女性デーである3月8日、「プライドハウス東京」が主催する、「女性らしさから、ありのままの自分へ」プロジェクトのオンラインローンチイベントが開催された。 性のあり方で取り残されることなく、平等に、健やかに生きられる社会づくりに貢献し、さまざまな分断を超えるための希望と経験を創出するプロジェクトの「プライドハウス」。2020年10月に日本初となる常設の大型総合LGBTQセンターの「プライドハウス東京レガシー」を東京・新宿区にオープンさせていた。 このイベントのパネリストには、以下の5名が登壇した。 【パネリスト】 ・大滝麻未さん(WEリーグ/ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) ・中倉あかねさん(WEリーグ理念推進部/マーケティング部) ・下山田志帆さん(現役サッカー選手/株式会社Reboltの共同代表) ・松本珠奈さん(Y.S.C.C.横浜/アスレティックパフォーマンスコーチ) ・松岡けいさん(DAZN JAPAN Vice President Communications&PR) 【モデレーター】 野口亜弥さん(プライドハウス東京理事/S.C.P.JAPAN共同代表) イベント内では、テーマに沿ってパネリストがそれぞれトークをしていく展開に。オンラインで参加した大滝さんは現役選手でありながら出産を経験し、すでにプレーに復帰している。「去年サッカーを辞めるか続けるかの選択が迫られ、子供が欲しいから辞めるということを思っていた」とコメント。しかし、「夫に話した時に、なんでサッカー辞めるの?と当たり前に聞かれて、ハッとした」と明かした。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/otaki20220310_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:left;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">大滝麻未さん/©Pride House Tokyo<hr></div> また、松本さんはトランスジェンダー女性であることを公表。YS横浜と契約を結んだが、このタイミングで性自認をオープンにした理由について「自分が診断を受けて、ホルモン治療を始めたことで体の変化を隠すというのはバレる怖さがあった」とコメント。「ただ、バレても悪いことはしていないし、その考えが良くない」と考えたとのこと。「クラブとも話をして、良い環境でできていて、自分でも力を発揮できると考えていた」と、YS横浜のクラブも受け入れてくれたことが大きいと語った。 下山田さんはLGBTQの当事者である中、女子サッカー界にいることで発信しようと強く思っているとし、「自分が女性だ、LGBTQの当事者であるという感覚があまりない」とコメント。「女子サッカー界では肯定されてきた人生だったので、凄く良かった」と語った。だだ、「ありのままで自分でいることが難しいことも感じていて、女性らしさ、男性らしさによって阻まれている人もいる」と感じているとした。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/otaki20220310_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:left;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">下山田志帆さん/©Pride House Tokyo<hr></div> イベント後の囲み取材では、松本さんがYS横浜での3年間の変化についてコメント。当初はバレることを気にしていたものの、今ではコーチとしての実力が認められ、オープンにしても問題はないと語った。 「最初契約する時は、メイクや服装もバレないように薄くしていました。しかし、2年目になると、徐々に本来の自分を表現する場面も増えていきました。例えば、メイクもだんだん濃くなっていきますた」 「服装も、いつも自分の服装で家を出て、途中でカモフラージュの服装(レディースパンツ)などに着替え、現場に入って現場の服装になるのだが、だんだんと、カモフラージュの服装の時間が短くなっていきました」 「一方で、メイクが濃いとメイクをしていることがバレてしまうので、選手や他のスタッフの目を見れない時もありました」 「3年目の今は、既に選手たちがコーチとしてのスキルを認めてくれているので、オープンにしても接し方が変わることはなかったです」 2022.03.10 20:30 Thu
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田中達也の娘・聖愛が駒場で先制点演出も、浦和レディースが逆転で新潟レディースを下し今季初勝利《WEリーグ杯》

20日、2022-23 WEリーグカップ第2節の3試合が各地で行われた。 浦和駒場スタジアムでは三菱重工浦和レッズレディースとアルビレックス新潟レディースが対戦。互いの男子チームでプレーをした元日本代表FW田中達也氏の娘、2トップの一角で先発起用された16歳・新潟の田中聖愛に注目が集まった。 見せ場はいきなりやってきた。7分、上尾野辺めぐみからのパスを自陣中央右で受けた田中は相手を1枚剥がすと、そのままスピードに乗って独走。ボックス手前右まで運んでのラストパスは若干遠藤優に引っ掛かったが、中央でフリーの山谷瑠香が蹴り込み、新潟に先制点をもたらした。 対する浦和はボールポゼッションで勝り、中央を崩しての清家貴子の右足から安藤梢がお手本のようなファー詰めを決めて11分に振り出しに戻すと、20分には清家のファーへのクロスに今度は菅澤優衣香が頭で合わせて逆転に成功した。 自力に勝る浦和は後半も主導権を握ると、67分に菅澤がボックス内で塩越柚歩のパスのこぼれ球を収め、DFをかわして右足で流し込む。新潟は二種登録の選手、18歳の白沢百合恵や17歳の長崎咲弥をピッチに送り込むも、82分に浦和は猶本光にもゴールが生まれて勝負あり。昨年の皇后杯女王が地力を見せ付け、4-1と逆転勝ちを収めている。 長野Uスタジアムで行われたAC長野パルセイロ・レディースと大宮アルディージャVENTUSの前半は、大宮VENTUSがゴールに近づいた。CKのこぼれ球から仲田歩夢がミドルを放ち、GKが弾いたボールを大熊良奈が蹴り込むが、オフサイド。井上綾香のシュートは枠の左角に嫌われるなど、決定機を創出した。 対照的に後半は長野のゲームとなった。キックオフ直後から各選手が積極的に足を振っていき、稲村雪乃のシュートはクロスバー。怒涛の攻撃が実ったのは81分、伊藤めぐみのパスから瀧澤莉央がボックス左で左足を振ると、相手に当たってゴール前へこぼれると、伊藤が押し込んでネットを揺らした。これが決勝点となり、長野が田代久美子新監督に初勝利をプレゼントしている。 アメリカ遠征からの帰国後、国内での今季初戦を迎える日テレ・東京ヴェルディベレーザは、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの敵地へ乗り込んだ。 フィード1本で千葉玲海菜に背後を取られた場面では岩清水梓が懸命のカバーを見せ、飲水タイム明け後には左サイドの崩しから植木理子にチャンスが到来したが、GK清水栞に阻まれた。 前半は互いにゴール前でのシーンを作ったが、後半は疲労からかベレーザが押し込まれる時間が続き、前線でもボールを収め切れない。ベンチ入りメンバーも5人という台所事情や、宮川麻都が戻りのスプリント時に足を痛めるなどのアクシデントもあった中で、ゼロに抑えてゴールレスドロー。苦しみながらも勝ち点「1」を拾っている。 ◆WEリーグカップ グループステージ 第2節 ▽8月27日 グループA <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">三菱重工浦和レッズレディース 4</span>-1 アルビレックス新潟レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">AC長野パルセイロ・レディース 1</span>-0 大宮アルディージャVENTUS グループB ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ ▽8月28日 グループB ノジマステラ神奈川相模原 vs INAC神戸レオネッサ 2022.08.27 20:07 Sat

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