決勝でも存在感発揮のルイス・ディアス、リバプールOBも絶賛 「この試合のベストプレーヤーだった」

2022.03.01 11:43 Tue
Getty Images
リバプールのレジェンドである元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が古巣のコロンビア代表FWルイス・ディアスを称賛した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

今年1月に総額6000万ユーロ(約77億2000万円)の移籍金でリバプールへ移籍したルイス・ディアスは、ユルゲン・クロップ監督からの信頼を得て、加入直後から主軸に定着。ここまで公式戦6試合に出場して1ゴールを記録している。

2月27日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)決勝のチェルシー戦でもスタメン出場したルイス・ディアスは、切れ味鋭いドリブルで攻撃陣を牽引。チームはPK戦の末に勝利を掴み、リバプールに加入してからさっそく1つ目のタイトルを手にした。
『スカイ・スポーツ』に出演したキャラガー氏は決勝を振り返り、ルイス・ディアスを獲得した意味は非常に大きかったとコメント。すでにチームで重要な役割を担う選手の今後に、高い期待を寄せた。

「ディアスの契約について興味深いのは、リバプールはトッテナムが彼を獲得しに行ったから動いたということだ。彼は今シーズン、この段階でリバプールに大きな違いをもたらすと思う。もし彼が契約していなかったらチームがどうなっていたか考えてみてほしい」
「ジオゴ・ジョタは100%の状態ではなく、ロベルト・フィルミノは欠場した。だから、(モハメド・)サラーと(サディオ)マネ、そして彼らのレベルには達していない南野拓実ディヴォク・オリジで試合に臨んだだろう。しかし、ディアスはレベルに達している」

「トッテナムが彼の獲得に動かなければ、リバプールは彼を獲得できなかった。だが、もし欲しい選手がいて取りに行くことができるなら、獲得すれば良いと思うがね」

「ディアスはファンタスティックだった。ヴィルヒル・ファン・ダイクがマン・オブ・ザ・マッチを受賞していたが、私はディアスがこの試合でのリバプールのベストプレーヤーだったと思う。彼は傑出していた」

「彼が交代してから、リバプールは調子を落としていた。彼がいかに素晴らしいプレーをしたかは、サディオ・マネが先に交代したことでも物語っているだろう。マネのプレーも悪くなく、彼を左サイドに置いてジョタを起用することもできたはずだからね」

「ディアスは本物に見えるね。まだ6試合しかプレーしていないが、その間でもリバプールのベストプレーヤーの1人になったと思う。リバプールがクロップ監督の下でこれほど成功を収めている大きな要因の一つは、補強がうまくいっているからだろう。彼らはほとんど失敗せず、この男もまた成功しているように見える」

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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon

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