ジェイミー・キャラガー Jamie CARRAGHER

ポジション DF
国籍 イングランド
生年月日 1978年01月28日(46歳)
利き足
身長 185cm
体重 83kg
ニュース クラブ
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「大きな決断が必要」リバプールOBがヌニェスに不満…獲得望んだクロップ退任の今夏はいかに

リバプールOBの元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス(24)に懐疑的な目を向けている。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 2022年夏にベンフィカから移籍金7500万ユーロ(約125億6000万円)+ボーナス2500万ユーロ(約41億9000万円)でリバプールへとやってきたヌニェス。身体能力を活かしたダイナミックなプレーを見せ、2年目の今シーズンは公式戦50試合で18ゴール13アシストの成績を残すが、決定機を逃す場面も目立つ。 最近では、プレミアリーグ第29節延期分のエバートンとのマージーサイド・ダービーでチャンスを迎えたヌニェスだったが、イングランド代表GKジョーダン・ピックフォードの牙城を崩すことができず。イギリス『スカイ・スポーツ』で解説者を務めるキャラガー氏は、優勝を争うチームを勝利に導けないストライカーについて、ネガティブなコメントを残している。 「彼は全力を尽くすし、走って相手に問題を引き起こす。奇妙なゴールやアシストを決めたりもする」 「でも(加入から)2年が経ち、今シーズンのリバプールはタイトルを狙っている。オールド・トラッフォードでも、グディソン(・パーク)でも、アタランタでも、彼にはこういったビッグマッチで得点してもらわなければならない。今は10月でも11月でもなく、タイトルレースの最終段階だ」 「我々は皆、彼が1年目からスピードを上げていく必要があるようなチームにいたことがある。しかし、今見る限り、大幅な改善はされていない。2年間にわたり彼がどんな選手かを見てきたが、相手に問題を引き起こすこともあれば、フィニッシュが不安定なこともある」 「一番のトロフィーを勝ち取るには不十分だと思う。だからこそ、彼に関しては大きな決断が必要だと思う」 なお、イギリス『タイムズ』によると、リバプールの補強チームは当初、ヌニェスとの契約に乗り気でなく、RBライプツィヒでプレーしていた現チェルシーのフランス代表FWクリストファー・エンクンク(26)を狙っていたとのこと。しかし、ユルゲン・クロップ監督がヌニェスを望み、獲得に至ったようだ。 今夏はそのクロップ監督が退任。ヌニェスにとっては向かい風とは言え、キャラガー氏の言う「大きな決断」が下される可能性もあるが、この逆境を跳ね返すことができるのだろうか。 2024.04.26 15:47 Fri

「これでリバプールのタイトル争いは終わり」 OBキャラガーも嘆く宿敵戦での1敗に

リバプールが佳境のプレミアリーグ覇権争いで痛恨の敗北だ。 アーセナル、マンチェスター・シティと3つ巴の優勝争いを演じるリバプールは24日の第29節延期分でエバートンとのダービーマッチ。2010年10月から負けなしの吉兆データもある一戦だったが、前後半に崩され、0-2で敗れた。 勝ち点を「77」に伸ばしたアーセナルとの差は3ポイントで、順位も依然として2位だが、勝ち点73で3位につけるシティが2つの未消化試合を残す影響から、勝ち点74のリバプールはこの優勝争いで状況を悪くしてしまった。 リバプールはFAカップとヨーロッパリーグ(EL)を含め、4冠の可能性を残しての終盤戦だったが、今やプレミアリーグでの戦いを残すのみ。ユルゲン・クロップ体制のラストイヤーだが、カラバオカップのタイトルだけで終わる恐れに直面している。 イギリス『スカイ・スポーツ』で解説を務め、元イングランド代表DFでクラブOBのジェイミー・キャラガー氏も宿敵相手の黒星に嘆き、リーグ優勝争いからの脱落を口にした。 「エバートンの夜だ。彼らにそれを与えないといけない。いちリバプールファンとして、それを受け入れる必要がある」 「これでリバプールのタイトル争いは終わりだ。ほとんど終わったような気分。彼らはシーズンを力強く締めくくるだけだ」 「十分なチャンスがあった試合だが、現時点ではどちらのボックス内でも冷静ではなかった」 「チームやユルゲン・クロップにあまり腹を立てすぎることはないと思う。素晴らしい道のりの素晴らしい旅だった」 「だが、今夜はエバートンの夜であり、じっと我慢しないといけない」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】エバートンvsリバプール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Gt9p9Dooc9M";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.25 11:30 Thu

乱立するクロップ監督の後任候補、OBはブライトン指揮官の招へいを予想「有力候補と見て間違いない」

リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏は、古巣がブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督(44)を招へいすると考えているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 リバプールは9シーズンにわたってチームを率いてきたユルゲン・クロップ監督が、今シーズン限りで退任。クラブは後任探しに着手しているが、最優先ターゲットとしていたレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が残留を表明したことで、現在はさまざま指揮官の名が報じられている。 その中でも、特に可能性が高いとされていたのがスポルティングCPのルベン・アモリム監督。一時は複数メディアから就任に向けた交渉が進行中と報じられていたが、これは指揮官本人が否定していた。 こうした中、イギリス『The Athletic』はこれまでの報道から一転、リバプールがアモリム監督を招へいする可能性は低いと報道。リバプールのフットボール部門の最高責任者(CEO)であるマイケル・エドワーズ氏とスポーツ・ディレクター(SD)のリチャード・ヒューズ氏は、現在あらゆる選択肢を模索中と伝えている。 これを受けて、キャラガー氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。アモリム監督招へいの線が薄くなった現在、最有力候補はデ・ゼルビ監督だろうとの見方を示している。 「リチャード・ヒューズはボーンマスのテクニカル・ディレクター時代、デ・ゼルビの招へいを望んでいた。だから、もしアムリムに関する報道が本当ならば、デ・ゼルビが後任の有力候補と見て間違いないだろう」 デ・ゼルビ監督は2022年9月、ブライトンの指揮官に就任。魅力的なアタッキングフットボールを志向し、昨シーズンにブライトンをプレミアリーグでクラブ史上最高位の6位フィニッシュに導いた。今シーズンは相次ぐケガ人の発生もあってリーグ戦10位と振るわないが、それでもビッグクラブからは変わらず高い評価を受けている。 2024.04.23 16:10 Tue

エバートン戦判定に憤るフォレストが物議醸す声明…「VAR担当がルートンのファンであると警告したが…」

ノッティンガム・フォレストが、エバートン戦での幾つかの物議を醸す判定を受け、異例の声明を発表した。 共にPSR違反でプレミアリーグから勝ち点剥奪処分を科され、熾烈な残留争いに巻き込まれている16位のエバートンと17位のフォレストは、21日に行われたプレミアリーグ第34節で対戦。このシックスポインターはホームのエバートンがMFイドリサ・ゲイエ、MFドワイト・マクニールの見事なミドルシュートによる2ゴールで勝利した。 今節は18位のルートン・タウンが敗れており、自動降格圏との勝ち点1差を維持して残留圏内をキープしたフォレストだが、この試合ではいずれもエバートンDFアシュリー・ヤングが絡んだプレーに関してPK獲得の可能性があったとして、プロ審判協会(PGMOL)に対して公式X(旧ツイッター)で異例の声明を発表した。 「3件の非常に不適切な決定、つまり3件のPKが与えられなかったということは、我々には到底受け入れられない」 「我々は試合前にPGMOLに対し、VAR担当がルートンのファンであると警告したが、彼らは彼を変えることはなかった。我々の忍耐力は何度も試されてきた」 「ノッティンガム・フォレストは今後、幾つかのオプションを検討する予定だ」 なお、今回フォレストが名指しで批判したVAR担当はスチュアート・アトウェル氏。クラブは同氏がフォレストの残留争いのライバルであるル-トンのファンであり、今回のエバートン戦において自分たちに不利な判定を下す可能性を排除するため、担当の変更をPGMOLに訴えたものの、それが受け入れられなかったとして、公平性を欠く同協会の対応を非難した格好だ。 なお、フォレストが指摘した3つのPKの獲得の可能性があった前半終盤のヤングのハンド疑惑と、後半序盤のFWカラム・ハドソン=オドイがボックス内で後ろから倒されたプレーに関しては、確かに当事者としては受け入れがたい判定だったと言える際どいものだった。 また、フォレストは第18節のボーンマス戦においてもDFウィリー・ボリーのイエローカード2枚での退場に関して、後にPGMOLでチーフを務めるハワード・ウェブ氏がミスを認めたとも報じられる前例があり、その際には主審を務めたロブ・ジョーンズ氏とVARによる会話の録音データ公開や、ジョーンズ氏の資格停止を要求したという一件があった。 そのため、今シーズンを通じての不満が爆発する形で今回の異例の声明発表に至ったようだ。 ただ、イギリス『スカイ・スポーツ』でコメンテーターを務めるジェイミー・キャラガー氏は、「不満はわかるが、VAR担当がルートンのファンか? とのくだりに関してそんなことに首を突っ込んではいけない」、「フットボールクラブであるならば、少しは品格を見せなければならない」と、一部の表現に関して苦言を呈している。 また、イングランドサッカー協会(FA)は今回のフォレストの投稿を大いに問題視しており、今後の処分に向けて調査を開始したようだ。 2024.04.22 08:00 Mon

「まだワールドクラスの選手ではない」直近のビッグマッチで不発のハーランドに元イングランド代表DFが注文「バロンドールを獲りたいなら問題がある」

元イングランド代表DFで解説者として活躍するジェイミー・キャラガー氏が、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに対してワールドクラスではないと言及した。 2022-23シーズンにドルトムントからシティに加入したハーランド。世界最高峰のリーグとも言われるプレミアリーグ挑戦1年目ながら、35試合で36ゴールと驚異的な数字を残すと、公式戦53試合で52ゴールを記録。チームの3冠達成に貢献した。 今シーズンもプレミアリーグで25試合19ゴール、チャンピオンズリーグで8試合6ゴールを記録。公式戦37試合で30ゴールと結果を残している。 圧倒的な得点力には驚かされるばかりだが、まだ23歳。そんなハーランドだが、キャラガー氏はまだまだワールドクラスの選手とは言えないとイギリス『テレグラフ』で主張した。 キャラガー氏はハーランドに対し「究極の贅沢なサッカー選手だ。彼が世界最高のゴールスコアラーの1人であることは間違いないが、まだワールドクラスの選手にはなっていない」と評価。「真にワールドクラスになるには、複数の包括的な特性が必要だ」と主張している。 キャラガー氏によれば、ハーランドの得点力は間違いなくワールドクラスだが、あくまでもゴールを奪っているという事実だけとのこと。選手としてはまだまだ未熟だという。 「過去20年間のプレミアリーグ最高のストライカー、ティエリ・アンリ、ルイス・スアレス、ハリー・ケインのことを考えてみて欲しい。彼らは得点したかどうかに関係なく、最大の試合に大きな影響を与えた。彼ら全員が世界のどのチームでもプレーでき、驚異的なストライクレート以上の貢献をすることができる」 「通常のプレーでは、ハーランドはまだこれらのストライカーと同じレベルには達しておらず、トップクラスのセンターバックとの最近の3試合で、ペナルティエリア内での彼の才気はあっても、そこから抜け出すにはまだ途中であることが確認された」 前述の通り、今シーズンも公式戦で30ゴールを記録しているハーランドだが、チャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦、プレミアリーグのリバプール戦、アーセナル戦とビッグマッチ3試合は無得点に終わっている。 シーズンを通してみても、プレミアリーグのトップ6に入るクラブを相手には、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リバプールを相手に6ゴール。アーセナル戦ではコミュニティシールドを含め3試合で無得点に終わっている。 「ヴィルヒル・ファン・ダイク、ウィリアム・サリバ、アントニオ・リュディガーがハーランドをいじめたが、トップディフェンダーとゴールマシンの対決は大々的に宣伝されたが、そんなものではなかった。両者はマッチアップというよりミスマッチだった」 「いかなる優秀なストライカーも、そう簡単に抑えられるべきではない」 「私の時代、ディディエ・ドログバは私が最も頻繁に対戦したワールドクラスのストライカーであり、その試合では私たち2人が異なる時期にトップに立った。それがストライカーとセンターバックの闘いのあるべき姿だ」 多くのワールドクラスのストライカーと対峙してきたキャラガー氏から見れば、ゴールを奪う能力はあれど、ビッグマッチでの影響力が小さすぎるということだろう。 「ファン・ダイク、サリバ、リュディガーは公には認めていないが、リバプール、アーセナル、レアル・マドリーはマンチェスター・シティの試合の後、彼らは皆、ハーランドを黙らせるよりもはるかに厳しい任務に直面したと信じてピッチを去ったに違いない」 ハーランド以上に周りの選手を抑える方が苦労するだろうという見解を示したキャラガー氏。ゴールを奪うことで高く評価されているが、それ以外の部分がいまいちであることに目がいっていないだけだと主張している。 ただ、ハーランドのゴールを奪う力は高く評価。「彼が得点しないことは非常にまれであることを考えると、シティにとっては完璧にうまくいっている。ハーランドが得点した場合のシティの勝率は88%。彼がゴールを決めたとき、チームはまだどの試合でも負けたことがない」とし、ゴールを奪えているからこそ評価されるとした。 そして、この先のキャリアについても言及。ただゴールを奪い続けて得点記録を破っていくだけなら良いが、トップクラスでプレーを続け、バロンドールを受賞したければ問題があるとした。 「彼の唯一の関心が得点記録を破ることであるなら、何も変える必要はない。もし彼がバロンドールを獲得してレアル・マドリーでプレーするという真剣な野心を持っているのであれば、問題があるかもしれない」 「飛躍を遂げ、同世代最高の選手の称号をかけてライバルのキリアン・ムバッペに真剣に挑戦するには、彼は自分のプレーにさらに力を加えなければならない」 「レアルのようなクラブでセンターフォワードとしてプレーするには、多機能でなければならない。カリム・ベンゼマは、ネットを探る能力を超えて深刻に過小評価されていた。今夏レアルに加入すると予想されているムバッペは、単なるゴールスコアラー以上の存在だ」 それは現代サッカーを牽引してきたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの違いとも言える。2人は驚異的なゴール記録を持つだけではない理由から、2人でバロンドールを獲りあっていた。 キャラガー氏は「これ以上のフィニッシャーはいない」としながらも、「最終的には、ロナウドやメッシと同じように語られるにふさわしい完成品となる必要があるだろう」とコメント。ゴール以外の部分の成長が、トップに君臨し続けるためには必要だと考えているようだ。 2024.04.12 22:57 Fri

ムドリクがアザール彷彿のゴール! 解説のキャラガー氏「彼にとって何かの始まりになれば」

チェルシーのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクが華麗なゴールをマークした。 チェルシーは11日のプレミアリーグ第28節でニューカッスル・ユナイテッドをホームに迎え撃ち、ニコラス・ジャクソン、コール・パーマー、そしてムドリクのゴールで3-2の勝利。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場圏内の7位ウェストハムに4ポイント差となり、欧州カップ戦出場が見渡せるところまできている。 そんなニューカッスル戦でベンチスタートのムドリクだが、2-1の70分から出場すると、76分に左サイドから持ち上がったニコラス・ジャクソンの折り返しをバイタルエリア中央のコナー・ギャラガーがトラップし、ムドリクとスイッチ。相手2人を細かなタッチで抜き去ると、相手GKも交わして無人のゴールに流し込んだ。 かつてのチェルシーをリードしたエデン・アザール氏を彷彿とさせる華麗なゴールはイギリス『スカイ・スポーツ』で解説を務めるジェイミー・キャラガー氏とギャリー・ネビル氏の元選手陣にも好印象だった様子。キャラガー氏は「ムドリクのゴールはただただ嬉しかったね」と語り、ここからの真価発揮を期待した。 「彼にとって、(チェルシーに来てから)簡単じゃなかった。彼が望んだほどうまくいっていない。ニューカッスルからすれば、ショッキングだったことだろうね」 「数年前にチャンピオンズリーグ(CL)で彼のことを目にした。ああいう選手なんだ。あのゴールが彼にとって何かの始まりになるといいね」 また、G・ネビル氏も「ムドリクは生き生きしていたね。積極的だったし、勇敢だった」と感想を述べ、チームにとっても待ちに待った勝ち方だと話した。 「起点はジャクソンの左サイドだった。ギャラガーもあそこにムドリクがいたのに気づかなかったのだろう。彼は(ファビアン・)シェアの股下を抜き、GKも交わしてゴールを決めた。ニューカッスルからこの試合を奪ったのは彼だし、チェルシーにとって待望の勝ち点3だ」 <span class="paragraph-title">【動画】チェルシー10番ムドリクが華麗弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Misha gets Stamford Bridge rocking! <a href="https://twitter.com/hashtag/CFC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#CFC</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/CheNew?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#CheNew</a> <a href="https://t.co/QpblRzl97V">pic.twitter.com/QpblRzl97V</a></p>&mdash; Chelsea FC (@ChelseaFC) <a href="https://twitter.com/ChelseaFC/status/1767339734479614421?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.12 17:00 Tue

「僕もいつか去るけど…」 クロップ退任はサラー去就に影響せず! 監督の決断知った当時も回想

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーにとっても、監督交代は予想だにしない出来事だったようだ。 2015年10月に指揮を執り始めてから、数々のタイトルとともにチームをトップシーンに返り咲かせるユルゲン・クロップ監督。今季もカラバオカップを制し、プレミアリーグをはじめ、ヨーロッパリーグとFAカップでもタイトルチャンスを残すが、このシーズンをもっての退任を決断した。 この決断が選手の去就に影響を及ぼす可能性が取り沙汰されたりもするが、リバプールのエースはイギリス『スカイ・スポーツ』でリバプールOBのジェイミー・キャラガー氏からそれを問われると、「ノー」ときっぱり否定した。 「それも人生というもので、あらゆるものは移り変わる。これまでも重要な選手たちが去っていった。監督だってクラブにとってとても重要な人物だけど、退任する。僕もいつかクラブを去ることになるだろうけど、(クロップ退任の退任が自分の去就に影響することは)ないよ」 また、クロップ監督の退任を知った当時を「普段は10時30分に会議なんてやらない。10時30分は出勤時間だからね」と振り返り、監督から退任の旨を告げられるまでの流れを明らかにしている。 「いつもは10時30分に集まって、12時からトレーニングをやるんだけど、その日は10時30分に会議があると言われた。僕は『えっ?』と思ったよ。あのとき、監督の代理人も練習場にいたし、『彼は契約を更新したのか』と思った。でも、会議の5分前にヴィルヒル(・ファン・ダイク)から『会議の内容を知っているか?』って聞かれて、『ノー』と返したんだ」 「そうしたら、彼から『監督が辞める』って言われた。だから、『本当に監督が辞めるの? 本気で言っているのか? どうしてだ?』って言うと、彼から『わからない』って言われたんだ。その後、監督が来て、それを告げられた。それまで誰も知らなかったし、変な感じがしたよ。メディアでも何もなかったしね。彼は僕らにその準備さえ許さず、ただ告げてきたんだ」 「僕らにとっても、クラブにとっても、とても奇妙な一日だった」 2024.03.10 17:10 Sun

ホームで3試合連続大量失点…守備崩壊の最下位シェフィールド・Uに苦言の声「恥ずべきこと」

アーセナル相手に大敗を喫したシェフィールド・ユナイテッドに対しては、厳しい声が寄せられている。 プレミアリーグで最下位に低迷するシェフィールド・ユナイテッドは、ホームで4日に行われた第27節でアーセナルと対戦。リーグ連敗中のチームはこの日も優勝争い中のアーセナル相手になすすべなく前半だけで5失点を許すと、後半も反撃の糸口すら見つけられず、0-6で敗れた。 これでシェフィールド・ユナイテッドは直近のプレミアリーグ5試合中、ホームゲームの3試合いずれも5失点以上と守備が崩壊中。昨年12月にポール・ヘッキングボトム前監督を解任してクリス・ワイルダー監督を招へいしてからも改善の兆しが見えないが、イギリス『スカイ・スポーツ』で解説者を務めるジェイミー・キャラガー氏はアーセナル戦の戦いについて苦言を呈している。 「(前半だけで5失点は)恥ずべきことだったと思う。前半のみの試合として限るなら、これは私が今まで見た中でもっとも一方的な試合の1つだった」 「彼らはプレミアリーグでつい最近、ブライトン相手に5失点を許していた。今日はホームで2試合連続0-5の敗北を喫した後の試合だったんだ」 「つまり、これは本当に衝撃的な姿だと思う。それ以外言いようがない。先ほども言ったが、こんな姿を私は見たことがないんだ。おそらくこれは、私が今まで見た中で最悪のパフォーマンスの1つだろう」 シェフィールド・ユナイテッドの低調ぶりには、同じく『スカイ・スポーツ』でティエリ・アンリ氏も批判。両チームの現状を考えると、対策が不十分だったと指摘している。 「アーセナルと4バックで戦うという判断は、勇敢過ぎるものだった。彼らとは、5バックで戦う必要があっただろう。アーセナルがあのようなプレーをしている中で、ステップアップできず食らいつくこともできなかった。それでは不十分だ」 2024.03.05 13:05 Tue

「主観的な解説だ」キャラガー氏からの戦術批判にテン・ハグ監督が反論「足りなかったのは意欲、スピリット、情熱」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、ジェイミー・キャラガー氏の批判に反撃した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 テン・ハグ監督の下で迎えた今シーズン、不安定なパフォーマンスが続くユナイテッド。プレミアリーグ第22節から4連勝を飾りようやく波に乗るかに思われたが、その立役者だったFWラスムス・ホイルンドが負傷離脱すると、第26節のフルアム戦はホームゲームでありながら1-2で敗北してしまい、ファンの間には失望が広がっている。 中々調子の安定しないユナイテッドについて、キャラガー氏は『スカイ・スポーツ』にてテン・ハグ監督の戦術の問題点を指摘。戦い方が定まっていない、ビルドアップが整備されていないなどの課題があると解説していた。 これに対して、28日に予定されているFAカップ5回戦のノッティンガム・フォレスト戦に先立った記者会見に出席したテン・ハグ監督は真っ向から反論。課題は戦術ではなく選手の精神面にあり、キャラガー氏の批判はナンセンスだと断言している。 「解説者の中には、客観的なコメントや非常に良いアドバイスをする人物もいれば、非常に主観的な人物もいる。ジェイミー・キャラガーは後者の1人だろう」 「最初の瞬間に批判して、その後に自分の主張を通したがっているだけだ。彼はフルアム戦の最初の30分をポイントにしていたが、その時間は確かに彼らの中盤のプレーに驚かされ、解決策を見つける必要があった。だが、30分後にはそれを見つけたんだ」 「あの試合の守備陣のパフォーマンス、特に左サイドのパフォーマンスには満足できなかった。だが、それは意欲、スピリット、情熱に関係しているものだ。前週には良かった面であり、そこで我々は勝利した」 「フットボーラーはロボットではなく、時には調子の悪い日もあるだろう。それが容認しがたいものであるのは確かで、明日の試合はもっと良くならなければならない」 「1月と2月を無敗で過ごしてきたが、1試合負けてしまった。そこでのパフォーマンスが悪かったことは承知している。だが、我々はどの大会でも勝ち残りたい。明日は勝つ必要があり、我々のアプローチは変わらない。それはどの試合でも同じだ」 2024.02.28 17:10 Wed

「不可能な戦術を採用している」フルアム戦敗北のユナイテッド…テン・ハグ監督の手腕に疑問の声「彼らの哲学は何だ?」

元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が、マンチェスター・ユナイテッドの戦術の問題点を指摘した。 今シーズン、2シーズン目を迎えたエリク・テン・ハグ監督の下で波の激しい成績となっているユナイテッド。プレミアリーグ開幕から低調な出来が続いたが、第22節からは4連勝を飾り復調したかに見えた。 しかし、好調の原動力となっていたFWラスムス・ホイルンドが負傷離脱すると、第26節のフルアム戦はホームゲームでありながら1-2で敗北。トップ4争いから一歩後退の6位に甘んじており、テン・ハグ監督への批判も強まっている。 イギリス『スカイ・スポーツ』に出演したキャラガー氏も、テン・ハグ監督の戦術には欠陥があると主張。フルアム戦のプレーを例として、いくつかの問題点を指摘している。 「ここ数週間、マンチェスター・ユナイテッドは絶好調に見えたが、それでも基礎的な数字は非常に悪いものだった。彼らはとても幸運だったのだ。だから、フルアムに負けたからこれを話すわけではない」 「重要なのはパフォーマンスだ。彼らはこれまでどのチームもやらなかった守備をしようとしている。つまり、深い位置でブロックを敷きながら、前線からのハイプレスを好むという戦い方だ」 「それは不可能な戦術だと思う。彼らは同時に2つのことをしたがっているが、これはどちらか一方しか実行できないものだ。どのチームも全体としてハイプレスをするか、全体として深い位置で守るかを選ぶ。だが、彼らは両方をやろうとしている」 「(フルアム戦の)キックオフ直後の問題点を指摘したい。ここではコビー・メイヌーにスポットを当てるが、彼に対する批判ではなく試合前の彼にどのような指示がされているかが問題だろう」 「彼は相手の両ボランチを見るか、10番を見るかで迷っていた。板挟みのような状態になっていたんだ。キックオフ直後にも関わらずね。キックオフから自分の仕事が理解できていないなら、それはコーチングスタッフの問題だ」 「もう一つの大きな問題は、ボールを持ったときだ。マンチェスター・ユナイテッドにはプレーのパターンがないという人もいる。彼らの哲学は何だろう? ラファエル・ヴァランがボールを持った時、右サイドバックはパスを受け取る位置におらず、メイヌーは最終ラインにいる。それが正しいポジションとは思わない。そしてブルーノ・フェルナンデスはストライカーのような位置でプレーしている」 「間違ったポジションをとる選手が多く、彼らはカウンター時にスプリントで戻らなければならない。ダロト、メイヌー、ブルーノ・フェルナンデス、リンデロフらは、試合中に30ヤード、40ヤード、50ヤードの距離を5、6回スプリントしているんだ。だから試合中のケガも多い」 「フルアム戦の2失点目を見れば、ハリー・マグワイアとクリスチャン・エリクセンはもう走れず、マーカス・ラッシュフォードは走らない。それは彼らにとって大きな問題だろう」 2024.02.27 18:30 Tue
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2013年7月1日 リバプール 引退 -
1996年7月1日 リバプール 完全移籍