エバートンがファン・デ・ベークをレンタル! 加入の決め手は新指揮官ランパード

2022.02.01 04:12 Tue
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Getty Images
エバートンは1月31日、マンチェスター・ユナイテッドからオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(24)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

移籍の噂が浮上した今冬のマーケットでは、一時クリスタル・パレス行き濃厚と言われていたが、自身と同じ日に新指揮官就任が決定したフランク・ランパード監督からの熱心な説得がトフィーズ行きを決断させたようだ。

「今、僕は正式にエバートンのプレーヤーであると言うことができる」
「(ランパード)新監督とは、とてもポジティブなミーティングをすることができた。フットボールに対する考え方が同じで、自分の決断に大きな影響を与えたよ」

「アヤックス時代に対戦したこともあるし、チェルシー(の監督)時代もあったから、プレーヤーとしての僕のこともよく知っている。彼は僕がチームを助けることができる資質を持っていると考えてくれているんだ」

「このクラブは素晴らしいクラブだと思う。ここには本当に良いプレーヤーたちがいて、僕は順位を上げるのを助けたいからここに来たんだ」

「そしてもちろん、ゴールを決めることもね。ゴールを決めたり、アシストしたりすることは僕のプレーの大きな部分を占めているし、それをもう一度やってみたいと思っている。もちろん、攻撃だけでなく、中盤のプレーヤーとして守備もしなければならないけど、それもできるよ」

アヤックス時代にはバルセロナMFフレンキー・デ・ヨング、ユベントスDFマタイス・デ・リフトと共に生え抜きの若手選手として印象的な活躍を見せてきたファン・デ・ベーク。

多くのビッグクラブからの関心を集めた中、2020年夏にユナイテッドに加入したが、オーレ・グンナー・スールシャール体制に続き、ラルフ・ラングニック現体制においても思うように出場機会を得られずにいた。そのため、出場機会を求めて今冬の移籍を熱望していた。

一方、エバートンでは先日、MFアブドゥライエ・ドゥクレ、MFファビアン・デルフがケガで最低4週間の離脱を強いられることになり、中盤の補強が急務に。前々から前スポーツ・ディレクターのマルセロ・ブランズ氏がターゲットにしていたというファン・デ・ベークが、その穴埋めとして選ばれたようだ。

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