冨安同僚DFガブリエウがバットを振りかざした強盗を撃退…トッテナム生まれの犯人は懲役5年

2021.12.01 11:40 Wed
Getty Images
日本代表DF冨安健洋とともにアーセナルの守備を支えるブラジル代表DFガブリエウが、強盗を退治した。イギリス『デイリー・メール』が報じた。ガブリエウは11月のカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選で初めてブラジル代表に選出されたセンターバック。アーセナルでは、冨安やイングランド代表DFベン・ホワイトとともにディフェンスラインを支える要となっている。
そのガブリエウが、強盗の被害に遭いそうになっていたとのことだ。

ガブリエウは友人と外出しており、夜に帰宅。自宅のガレージに車を停車させた。しかし、ガブリエウは2人組の強盗に後をつけられており、車から降りた際に襲われた。

強盗は車のキーや携帯電話、時計などを要求。バットを片手に持っていた中、強盗の1人がガブリエウにバットを振りかざす展開に。ガブリエウは強盗の顔面を殴り返すと、相手の帽子を掴んで格闘。強盗たちは逃げていった。
ガブリエウの愛車は4万5000ポンド(約680万円)相当の黒のメルセデス。法廷で提出されたCCTV(防犯カメラ)の映像には、ガレージに車を停車させた後、車を降りた際に強盗が侵入。ガブリエウと格闘する姿も映されていた。

この格闘の際に犯人は帽子を落としていき、これが8月に起きた別の強盗事件との関連性を調べるためにDNAを確認した結果、アブデラハム・ムセという容疑者が浮上。5年の懲役が科されることとなった。

なお、犯人はガブリエウのことを狙っていたというわけではないとのこと。裕福そうだったため追いかけていき、襲ったという。

さらに偶然にも犯人のムセは、アーセナルとライバル関係にあるトッテナム地域で生まれ、2009年には禁止されている武器を所持していたことで有罪判決を受けていた。

アーセナルでは、2019年7月にセアド・コラシナツが車を運転していた際にメスト・エジル(現フェネルバフチェ)とともに強盗被害に遭っていたが撃退していた。

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