ラングニック氏はC・ロナウドをマネジメントできる? ファーディナンド氏が持論 「彼はラウールを指導した」
2021.11.30 21:57 Tue
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏が、ラルフ・ラングニック氏の手腕について語った。イギリス『メトロ』がコメントを伝えている。
21日にオーレ・グンナー・スールシャール監督を解任したユナイテッド。その後はアシスタントコーチのマイケル・キャリック氏に暫定的な指揮を託した中、29日にロコモティフ・モスクワでスポーツ開発部門の責任者を務めるラングニック氏を今季終了までの暫定指揮官として招へいした。
ラングニック氏はゲーゲンプレッシングの生みの親の1人とも言われるドイツ屈指の戦術家で、これまでシュツットガルトやハノーファー、シャルケ、ホッフェンハイム、RBライプツィヒなどで監督を務めた。チェルシーのトーマス・トゥヘル監督やPSVのロジャー・シュミット監督らは教え子として知られている。
ただ、そんなドイツ人指揮官はこれまでユナイテッドほどのビッグクラブで指揮を執った経験がなく、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド級のスター選手をマネジメントできるかどうかが懸念されている。
しかし、ファーディナンド氏はこの疑問に対して、自身のYouTubeチャンネルで持論を展開。シャルケ時代に当時35歳だった元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスを指導し、公式戦22試合で9ゴール8アシストという立派なパフォーマンスを発揮させた63歳の手腕を高く評価した。
「当時のラウールはまだエゴが強く個性的で、適切にマネジメントする必要があった。彼はその方法を知っているし、実際にやってみせたのだ」
「『ラングニックはC・ロナウドを起用しないだろう』と言われていたが、彼は35歳のラウールをプレーさせた。C・ロナウドが問題なのではない。彼はC・ロナウドが自分のチームにフィットする方法を見つけると思う」
21日にオーレ・グンナー・スールシャール監督を解任したユナイテッド。その後はアシスタントコーチのマイケル・キャリック氏に暫定的な指揮を託した中、29日にロコモティフ・モスクワでスポーツ開発部門の責任者を務めるラングニック氏を今季終了までの暫定指揮官として招へいした。
ラングニック氏はゲーゲンプレッシングの生みの親の1人とも言われるドイツ屈指の戦術家で、これまでシュツットガルトやハノーファー、シャルケ、ホッフェンハイム、RBライプツィヒなどで監督を務めた。チェルシーのトーマス・トゥヘル監督やPSVのロジャー・シュミット監督らは教え子として知られている。
しかし、ファーディナンド氏はこの疑問に対して、自身のYouTubeチャンネルで持論を展開。シャルケ時代に当時35歳だった元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスを指導し、公式戦22試合で9ゴール8アシストという立派なパフォーマンスを発揮させた63歳の手腕を高く評価した。
「C・ロナウドをマネジメントできないという話だが、ラングニックは35歳だったラウールを指導したのだ。ラウールは本物のスーパースターであり、ワールドクラスの選手であり、大きな個性を持っていた。その中でマネジメントして、すばらしいパフォーマンスを発揮させた。まるで神話だよ」
「当時のラウールはまだエゴが強く個性的で、適切にマネジメントする必要があった。彼はその方法を知っているし、実際にやってみせたのだ」
「『ラングニックはC・ロナウドを起用しないだろう』と言われていたが、彼は35歳のラウールをプレーさせた。C・ロナウドが問題なのではない。彼はC・ロナウドが自分のチームにフィットする方法を見つけると思う」
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