ジェラード新監督が初の会見「光栄に思う」、就任の経緯も明かす「クラブが象徴的な存在だから」
2021.11.19 10:43 Fri
アストン・ビラのスティーブン・ジェラード監督が、初の記者会見に臨み、就任の経緯やサポーターへのメッセージを送った。
そのジェラード監督率いるアストン・ビラは、20日に行われる第12節で7位と好調のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンと対戦。試合を前に、初めて記者会見に出席したジェラード監督は、今の心境を語った。
「何よりもまず、私にとってとても誇りに思う瞬間だ。このクラブの監督になれることを光栄に思う。この7〜10日間はとても早く、プレミアリーグに戻るチャンス、家族との距離を縮める機会があり、とても幸せな時間だった。この2つが私にとって正しい行動だった理由だ」
「代理人から電話があり、アストン・ビラからの興味を知った。とてもエキサイティングな電話だった。それから私は、クリスティアン(・パースロー)とヨハン(・ランゲ)の両オーナーに会い、感銘を与えられる準備をしなければならなかった」
「私は自分がその仕事にふさわしい人物だと彼らに納得させる準備をしていたので、あまり眠れなかった。オーナーの信頼と機会に感謝する。彼らへの私の約束は、できる限り彼らを誇りに思うということだった」
「私がこの仕事に就きたいと思ったのは、このクラブが象徴的な存在だからだ。このクラブを長い間知っている。外部の人は、私とクリスティアンが親友であり、一緒に映画館に行ったりしていると思っているかもしれないが、そうではない」
「クリスティアンとは10年来の知り合いで、何度か顔を合わせたことがある。クリスティアンには、私がプレーしていた時と何も変わらず、本当の正直さと真実、建設的な批判を期待している。私はそれを恐れないし、常に真実を求めている。私は常に正直でありたいと思っている」
「この2つの価値観は私が日々実践していることであり、それはクリスティアン、ヨハン、そしてオーナーたちも一緒だ」
「このレベルのゲームでは、そうでなければならない。彼らと共に、このクラブを今よりも良い状態にするために働くことをとても楽しみにしている」
また、アストン・ビラのサポーターたちにも言及。現役時代に感じていたものを、チームのために出してもらいたいと語った。
「我々の後ろに立つ準備をしてほしい。何度もここでプレーしてきたが、雰囲気は最高だった。彼らは本当にチームを応援してくれ、大きな力を与えてくれるし、それを私も感じていた。そしてこのチームと、このサポーターと対戦するのは大変だった」
「新たなスタートだ。週末に、ヴィラ・パークが揺れ動くことを願っている。私自身、スタッフ、そして選手たちは成功させ、誇りに思えるパフォーマンスを与えなければいけない。クラブには「準備万端」というモットーがあり、それを確実にやるだろう」
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アストン・ビラは7日にディーン・スミス監督を解任。11日にレンジャーズを率いていたジェラード監督の就任を発表した。直近のリーグ戦5連敗、現在16位と低迷するアストン・ビラ。チームの立て直しに選ばれたジェラード監督は、昨シーズンはレンジャーズを率いてスコティッシュ・プレミアシップを無敗優勝する偉業を達成。アストン・ビラでもチームの立て直しが期待されている。「何よりもまず、私にとってとても誇りに思う瞬間だ。このクラブの監督になれることを光栄に思う。この7〜10日間はとても早く、プレミアリーグに戻るチャンス、家族との距離を縮める機会があり、とても幸せな時間だった。この2つが私にとって正しい行動だった理由だ」
シーズン途中に首位を走っていたレンジャーズからアストン・ビラへと移ったジェラード監督。今回の監督就任の経緯についても理由を説明。現役時代から知るクリスティアン・パースロー氏との関係も影響したようだ。
「代理人から電話があり、アストン・ビラからの興味を知った。とてもエキサイティングな電話だった。それから私は、クリスティアン(・パースロー)とヨハン(・ランゲ)の両オーナーに会い、感銘を与えられる準備をしなければならなかった」
「私は自分がその仕事にふさわしい人物だと彼らに納得させる準備をしていたので、あまり眠れなかった。オーナーの信頼と機会に感謝する。彼らへの私の約束は、できる限り彼らを誇りに思うということだった」
「私がこの仕事に就きたいと思ったのは、このクラブが象徴的な存在だからだ。このクラブを長い間知っている。外部の人は、私とクリスティアンが親友であり、一緒に映画館に行ったりしていると思っているかもしれないが、そうではない」
「クリスティアンとは10年来の知り合いで、何度か顔を合わせたことがある。クリスティアンには、私がプレーしていた時と何も変わらず、本当の正直さと真実、建設的な批判を期待している。私はそれを恐れないし、常に真実を求めている。私は常に正直でありたいと思っている」
「この2つの価値観は私が日々実践していることであり、それはクリスティアン、ヨハン、そしてオーナーたちも一緒だ」
「このレベルのゲームでは、そうでなければならない。彼らと共に、このクラブを今よりも良い状態にするために働くことをとても楽しみにしている」
また、アストン・ビラのサポーターたちにも言及。現役時代に感じていたものを、チームのために出してもらいたいと語った。
「我々の後ろに立つ準備をしてほしい。何度もここでプレーしてきたが、雰囲気は最高だった。彼らは本当にチームを応援してくれ、大きな力を与えてくれるし、それを私も感じていた。そしてこのチームと、このサポーターと対戦するのは大変だった」
「新たなスタートだ。週末に、ヴィラ・パークが揺れ動くことを願っている。私自身、スタッフ、そして選手たちは成功させ、誇りに思えるパフォーマンスを与えなければいけない。クラブには「準備万端」というモットーがあり、それを確実にやるだろう」
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CkacGsfruNY/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Steven Gerrard(@stevengerrard)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.11.03 20:05 Thu4
史上最高“究極”のオールラウンダー、フランク・ランパード
サッカーにおいての花形ポジションとされるのは、やはりストライカー。チームを勝利に導くその姿に憧れる子供は少なくなく、幼少期には誰もがゴールを奪いたい気持ちでプレーしたはずだ。 プロの世界になれば、それぞれのポジションにスペシャリストがおり、子供たちの憧れの的になる選手は様々。それでも、やはり目に見える結果が残せるFWの人気は高いだろう。 どの時代においても、わかりやすくスターになれるストライカーたち。しかし、FWでプレーしない選手でも数多くのゴールを決められることを証明した究極の選手がいる。それが、元イングランド代表のフランク・ランパードだ。 <span class="paragraph-title">◆IQ150以上の天才MF</span> ランパードのイメージは、やはりチェルシーだろう。2001年から2014年まで在籍し、中盤に君臨。ほとんどの試合でプレーする姿は、“鉄人”と呼ばれていた。 また、“ランプス”と呼ばれて愛されたランパードは、ロマン・アブラモビッチ氏がクラブを買収し、ジョゼ・モウリーニョ監督を迎えて急激に力をつけたチームにおいて、軸となって支えた1人として記憶に残っていることだろう。ランパード無くして、チェルシーの飛躍はなかったと言っても過言ではない。 しかし、ランパードのルーツは同じロンドンでもウェストハムにある。父は元イングランド代表DFのフランク・ランパード・シニア、伯父には監督として多くのクラブを率いたハリー・レドナップ氏を持ち、サッカー一家で育つ。 家庭は裕福であり、ランパードは運動能力に長けるだけでなく、学力も優れており、IQは150を超える天才。育ちもよく、恵まれた環境で能力も高いという、正にエリート街道を歩む選手だった。 そのランパードがプロ生活を始めたのがウェストハム。頭角を現し、イングランド代表としてもプレーする一方で、伯父が監督、父がコーチを務めていたことで、結果が出なければ非難を浴びることも多々あった。 また、イングランド代表にも早くに選ばれながら、なかなかブレイクせず。その流れもあり、環境変化を求めて移籍したチェルシーで、チームに欠かせない選手に一気に成長。クラブ、そしてイングランド代表にとっての柱となった。 <span class="paragraph-title">◆チェルシーと共に花開く</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI2T0tmR0VNTiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> キャリアを始めたウェストハムでも高い能力が認められていたランパード。世代別のイングランド代表に選ばれると、1999年10月10日にイングランド代表デビューを果たす。 しかし、ランパードの代表でのキャリアは順調にはいかない。デビュー後は、出番どころか招集もされず。2001年に入り再び代表に招集されるようになり、日韓ワールドカップ(W杯)の前にはコンスタントに招集を受けるが、最終的にはW杯出場を逃すことに。その後も、しばらく代表からは外れていった。 ランパードがイングランド代表に定着したのは2003年5月以降。チェルシーに移籍して2シーズン目の終わり頃。チームとしても変革を遂げる少し前にポジションを掴んでいく。 そのランパードは定着を果たすと、ユーロ2004ではレギュラーとしてプレー。大会3ゴールを挙げて、ベスト11に選ばれることに。その後のドイツW杯予選では5ゴールを挙げるなど、イングランド代表のW杯出場に大きく貢献する。 その頃、チェルシーはモウリーニョ監督の下でプレミアリーグ制覇を達成し、ランパードとしても乗っている時期と重なっている。 イングランド代表としては2010年の南アフリカW杯、2014年のブラジルW杯にも出場。その後に引退を表明しているが、106試合で29ゴールを記録。歴代10位のゴール記録であり、攻撃的なポジションではない選手では最もゴールを決めている選手となっている。 <span class="paragraph-title">◆類稀なる得点力を備えたオールラウンダー</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJvM2hRUGZHcyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> そのランパードは、チェルシーでも当然輝きを放つ。2005年にはバロンドール、FIFA最優秀選手ともに全体の2位という栄誉を得る。なお、どちらも元ブラジル代表MFロナウジーニョが1位だった。 またクオリティの高いプレーもさることながら、愛称の“鉄人”が示す通り、プレミアリーグでは164試合連続出場記録を樹立。それまでは元イングランド代表GKデイビッド・ジェームズが保持していた記録であり、フィールドプレーヤーが達成するのは異例だった。 その後もチェルシーの中心選手として君臨し続けたランパード。プレミアリーグで3回、FAカップで4回、EFLカップで2回と国内で9つのタイトルを獲得。さらに、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグを1度ずつ制しており、クラブの黄金期を支えた。 それはタイトルのみならず、個人の成績でも大きく貢献。公式戦通算648試合に出場し211ゴール150アシストという大記録を樹立。出場数は同時期にプレーした生え抜きのDFジョン・テリーに次ぐ2位、ゴール数は名だたる名FWを差し置いてダントツの1位となっており、まさにクラブのレジェンドそのものとなっている。 しかし、成績とは裏腹に、あまり目立たないのがランパードの真骨頂と言えるだろう。同時期に同ポジションを争ったリバプールのMFスティーブン・ジェラードはスター選手として早くから扱われており、リバプールというクラブに出てきた期待の若手というのが大きな要因といえる。 一方で、選手としての能力だけで見れば、ランパードの方が優れているという声も多く、なんでもこなせるハイスペックなオールラウンダーとして評価。得点力、アシスト、さらには中盤でのタイトな守備や泥臭いプレーなど、全てにおいて高い能力を誇り、さらにはケガをほとんどしないことで愛されていた。 <div id="cws_ad"><hr>イングランド代表でも活躍し、チェルシーのレジェンドとして歴代最多ゴール数を誇るランパードが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>盟友のDFジョン・テリーやMFスティーブン・ジェラードと共に現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD?pid=worldsoccer2110&c=worldsoccer2110&is_retargeting=true&af_inactivity_window=3d&af_dp=ryan.app%3A%2F%2F&af_web_dp=http%3A%2F%2Fsakatsuku-rtw.sega.com%2F" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20211013.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.10.13 20:00 Wed5
中東サウジで苦しいジェラード監督…アル・イテファクは7試合未勝利&昨季から続く観客動員低迷
アル・イテファクのスティーブン・ジェラード監督(44)は、傍から見れば解任の危機である。『サウジ・ガゼット』が伝える。 イングランド代表とリバプールにおける説明不要のレジェンド、ジェラード氏。 名刺がわりの弾丸ミドルでサッカー界を代表するスーパースター…その人気が色褪せることはない。監督キャリアも、いきなりレンジャーズに10年ぶりのリーグ優勝をもたらした。 しかし、21-22シーズン途中にレンジャーズから引き抜かれたアストン・ビラで停滞。1年弱で解任され、昨季から中東へ。サウジアラビア1部のアル・イテファクを率いている。 1年目の昨季は12勝9分け13敗「7位」、今季はここまで3勝2分け5敗「12位」。 直近の試合は、王者アル・ヒラルに1-3と順当な敗戦。ジェラード監督は「言い訳したくない」としつつ「選手たちが大きなプレッシャーにさらされている。責任を持ってミスを減らさないといけない」と力なくコメントする。 自身の去就に質問が飛ぶと、「成績が良くないことは承知だが、負傷している選手の一部でも復帰してくれれば、状況を改善できる。まだ解雇される段階ではない」と語ったそうだ。 ただし、現実的には開幕3連勝から、7試合未勝利の0勝2分け5敗。アル・イテファクは収容人数3万5000人の本拠地に対して、観客動員1万人超えが今季1度もなし…昨季から伝えられる通り、人気低迷もかなり際立つ状況だ。 ジェラード氏のサウジ生活は、それほど長く続かないかもしれない。 2024.11.12 17:10 Tueアストン・ビラの人気記事ランキング
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アトレティコが万一のシメオネ監督退団に備え後任探しか、ビラのエメリ監督やBチーム率いるトーレス監督も候補に
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「彼自身が交代を望んだ」25分で途中交代のアレクサンダー=アーノルド、スロット監督は「良い兆候ではない」
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