ユナイテッド、復調の守護神デ・ヘアと契約延長交渉開始へ
2021.11.14 00:32 Sun
マンチェスター・ユナイテッドがスペイン代表GKダビド・デ・ヘア(31)との契約延長交渉を開始するようだ。移籍市場に精通するトルコ人ジャーナリストのエクレム・コヌル氏が報じている。
2011年にアトレティコ・マドリーから加入したデ・ヘアは、以降10年に渡ってユナイテッドの正守護神を務め上げ、公式戦456試合に出場。ここ数シーズンはパフォーマンス低下が指摘され、昨シーズンはイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンに一時ポジションを奪われ、幾度となく放出の可能性が伝えられていた。
しかし、今シーズンはライバルであるヘンダーソンが新型コロナウイルスの後遺症に悩まされていたこともあり、ここまでチームがプライオリティーを置くプレミアリーグとチャンピオンズリーグの全試合に出場。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入の影響もあり、チームの守備が崩壊しかけている中、驚異的なセーブを連発するなど孤軍奮闘の活躍が続いている。
そして、全盛期のパフォーマンスを取り戻しつつあるスペイン代表GKに再び信頼を置き始めたユナイテッドは、2023年までの現行契約をさらに延長することを検討。近日中にも選手サイドと延長交渉を開始することになるようだ。
2011年にアトレティコ・マドリーから加入したデ・ヘアは、以降10年に渡ってユナイテッドの正守護神を務め上げ、公式戦456試合に出場。ここ数シーズンはパフォーマンス低下が指摘され、昨シーズンはイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンに一時ポジションを奪われ、幾度となく放出の可能性が伝えられていた。
しかし、今シーズンはライバルであるヘンダーソンが新型コロナウイルスの後遺症に悩まされていたこともあり、ここまでチームがプライオリティーを置くプレミアリーグとチャンピオンズリーグの全試合に出場。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入の影響もあり、チームの守備が崩壊しかけている中、驚異的なセーブを連発するなど孤軍奮闘の活躍が続いている。
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