ボルシアMGに大敗のバイエルンが2年連続の2回戦敗退…《DFBポカール》

2021.10.28 06:30 Thu
Getty Images
DFBポカール2回戦の8試合が27日にドイツ各地で行われた。
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2大会ぶりの優勝を目指すバイエルンは、アウェイでボルシアMGと対戦し0-5で大敗した。直近のホッフェンハイム戦から先発を3人変更したバイエルンは、開始早々に失点を許す。2分、ボックス手前でこぼれ球を拾ったコネのパスをボックス右でエンボロが受けるとカットインを試みる。これは相手DFのブロックに阻まれたが、ゴール前にこぼれたボールを走り込んだコネがゴールに流し込んだ。
先制を許したバイエルンは、15分にもエンボロのパスでボックス右に侵入したJ・ホフマンの折り返しを走り込んだベンセバイニに流し込まれ、2失点目。さらに20分には、ボックス左でリュカがエンボロを倒しPKを献上すると、これをベンセバイニに決められた。

3点を追う展開のバイエルンは44分、キミッヒのパスでゴールエリア左付近まで侵入したサネにチャンスが訪れたが、左足のシュートはミートせず。バイエルンは3点のビハンドで前半を終えた。
迎えた後半、反撃に出たいバイエルンだったが、再びスコアを動かしたのはホームチームだった。51分、ロングフィードを対応をウパメカノがもたつくと、これを奪ったエンボロがハーフボレーでゴールネットを揺らした。

勢いの止まらないボルシアMGは57分にも、敵陣中盤でパスカットしたネッツのダイレクトパスでDFの裏に抜け出したエンボロがボックス内まで持ち上がりると、ゴール右隅ににシュート流し込み、試合を決定づける5点目を奪った。

結局、試合はそのままタイムアップ。まさかの大量失点を喫したバイエルンは2年連続の2回戦敗退となった。

また、同日に行われたハノーファーvsデュッセルドルフの日本人対決は、ケルクとベイアーのゴールでハノーファーが3-0で勝利。ハノーファーのDF室屋成はフル出場、デュッセルドルフのMF田中碧は前半のみプレーした。

その他の日本人選手在籍クラブでは、MF遠藤航、DF伊藤洋輝が先発したシュツットガルトがケルンに0-2で敗戦。また、FW浅野拓磨が61分から出場したしたボーフムはアウグスブルクと対戦しPK戦の末に勝利。MF原口元気、MF遠藤渓太の所属するウニオン・ベルリンは3部のヴァルトホーフ・マンハイムに3-1で勝利している。

◆DFBポカール2回戦 結果
▽10/27(水)
ヴァルトホーフ・マンハイム(3部) 1-3 ウニオン・ベルリン
ボーフム 2-2(PK:5-4) アウグスブルク
ディナモ・ドレスデン(2部) 2-3 ザンクト・パウリ(2部)
レバークーゼン 1-2 カールスルーエ(2部)
ハノーファー(2部) 3-0 デュッセルドルフ(2部)
ボルシアMG 5-0 バイエルン
ヤーン・レーゲンスブルク(2部) 3-3(PK:2-4) ハンザ・ロストック(2部)
シュツットガルト 0-2 ケルン

▽10/26(火)
プロイセン・ミュンスター(4部) 1-3 ヘルタ・ベルリン
バベルスベルク(4部) 0-1 RBライプツィヒ
1860ミュンヘン(3部) 1-0 シャルケ(2部)
ホッフェンハイム 5-1 ホルシュタイン・キール(2部)
ドルトムント 2-0 インゴルシュタット(2部)
オスナブリュック(3部) 2-2(PK:2-3) フライブルク
ニュルンベルク(2部) 1-1(PK:2-4) ハンブルガーSV(2部)
マインツ 3-2 ビーレフェルト

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