巨額資金を手にしたニューカッスルのプールはまさかの子供用? 共同オーナーがビッグネーム獲得より前にすべきことを語る「インフラを整えなければ」
2021.10.09 21:25 Sat
7日、サウジアラビアの政府系ファンドであるPIFによるクラブ買収が完了したことを発表したニューカッスル。新たな一歩を踏み出そうとしている。PIFの総資産額は3200億ポンド(約48兆7500億円)と言われ、かつて潤沢なオイルマネーを元手にメガクラブへ成長したチェルシーやマンチェスター・シティに倣う大型補強が期待されており、各クラブで不遇をかこつ選手の名前が挙がり始めている。
また、新監督の招へいも噂されている中、アントニオ・コンテ氏は拒否。現在は、今シーズン好調のブライトン&ホーヴ・アルビオンのグレアム・ポッター監督が浮上している。
そんな中、今冬に交渉がスタートできるビッグネームとの契約に興味があるかを尋ねられた、クラブの共同オーナーとなったアマンダ・ステーブリー氏がイギリス『サン』の取材に応えた。
「私たちには大きな野心があります。ニューカッスル・ユナイテッドのゲームチェンジャーに取ってのゲームチェンジャーになることを願っています」
ビッグネームとの契約に興味を示しているステーブリー氏だが、その前に解決する問題があると強調。それはニューカッスルの時代遅れの設備だ。
多額の資金を手にしたニューカッスルだが、実はトレーニング施設などの環境がプレミアリーグのクラブでも最低ランクということで有名だ。これは前オーナーであるマイク・アシュリー氏が周囲の要望に全く耳を傾けず、投資をしてこなかったことでも有名だ。
例えば、プレミアリーグのクラブのほとんどが、トレーニング施設の一部にプールを完備。選手たちがクールダウンを行うなどできる状況が整っているが、ニューカッスルはまさかの子供用のゴム製のプールでアイスバスを行っているという状況だ。
さらに選手たちは地元のジムのスイミングプールを利用。負傷した選手は、近くのヘルスクラブでリハビリを受ける始末。スカウトたちはプレハブを使用するなど、プレミアリーグどころかチャンピオンシップ(イングランド2部)のクラブ以下とも言われる環境なのだ。
ステーブリー氏は選手の獲得の前に、チームとしてのインフラ整備、設備投資が重要だと考えていることを明かし、そこはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の制限にかからないと、多額の投資を考えているようだ。
「幸いなことに、そこはファイナンシャル・フェア・プレーによって制限されていない部分の1つです」
「彼らがトレーニングする場所がなければ、素晴らしい選手がいることに意味はありません」
「私たちはワールドクラスの選手を求めて、競争できる市場にいます。しかし、ワールドクラスの選手の周りにインフラを整え、彼らとともにプレーできるチームでなければ、どこにも行くことはできません」
「私にとって、ニューカッスルは素晴らしい宝石のようなものです。全てのレベルで少しずす改善していく必要があります」
「プレミアリーグのトップに立つには、優れた選手だけでなく、強力な基盤が必要です。それらは堅牢である必要があり、私たちはそれらを構築しなければなりません」
「セント・ジェームズパークにも投資したいと思っています。もう少し愛情が必要です」
具体的なプランこそまだ明かされていないが、トレーニング場を新たに作る可能性も残されているとのこと。かつてはのスターであるアラン・シアラーやクリス・ワドル、ポール・ガスコインらのような選手を発掘すべく、アカデミーも強化したいと考えているようだ。
それは、ニューカッスルを応援する地元のファンのためでもあると語ったステーブリー氏。チームを飛躍させるための基盤作りから投資を始めたいと改めて語った。
「彼らはユニークです。どうしてかって?彼らは情熱的であり、ハートがあって、勇敢です。そして私は勇敢で正直な人々を愛しています」
「それは私が自分のビジネスを構築した方法であり、情熱的であり、諦めることはありませんでした」
「それは間違いなく私がチームにプレーで見せてもらいたい方法でもあります」
「取引をする上で、ファンのフォーラムでは私はいつも彼らに驚かされ、とても感銘を受けました。私は北欧の出身であり、地元の人間でもあるので、その意味がよくわかります」
「すでにワールドクラスの選手がいますが、彼らの周りにサポートがあるようにしたいと思っています」
「彼らは19位にいてはならず、私たちはすぐにそこに挑戦する必要があります」
簡単には行かないであろうチーム再建だが、何が起こるか分からないのもサッカー界。巨万の富をどう生かすのか、この先のニューカッスルからは目が離せない。
また、新監督の招へいも噂されている中、アントニオ・コンテ氏は拒否。現在は、今シーズン好調のブライトン&ホーヴ・アルビオンのグレアム・ポッター監督が浮上している。
「私たちには大きな野心があります。ニューカッスル・ユナイテッドのゲームチェンジャーに取ってのゲームチェンジャーになることを願っています」
「しかし、ワールドクラスの選手の周りにインフラを整え、彼らとともにプレーできるチームでなければ、どこにも行くことはできません」
ビッグネームとの契約に興味を示しているステーブリー氏だが、その前に解決する問題があると強調。それはニューカッスルの時代遅れの設備だ。
多額の資金を手にしたニューカッスルだが、実はトレーニング施設などの環境がプレミアリーグのクラブでも最低ランクということで有名だ。これは前オーナーであるマイク・アシュリー氏が周囲の要望に全く耳を傾けず、投資をしてこなかったことでも有名だ。
例えば、プレミアリーグのクラブのほとんどが、トレーニング施設の一部にプールを完備。選手たちがクールダウンを行うなどできる状況が整っているが、ニューカッスルはまさかの子供用のゴム製のプールでアイスバスを行っているという状況だ。
さらに選手たちは地元のジムのスイミングプールを利用。負傷した選手は、近くのヘルスクラブでリハビリを受ける始末。スカウトたちはプレハブを使用するなど、プレミアリーグどころかチャンピオンシップ(イングランド2部)のクラブ以下とも言われる環境なのだ。
ステーブリー氏は選手の獲得の前に、チームとしてのインフラ整備、設備投資が重要だと考えていることを明かし、そこはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の制限にかからないと、多額の投資を考えているようだ。
「幸いなことに、そこはファイナンシャル・フェア・プレーによって制限されていない部分の1つです」
「彼らがトレーニングする場所がなければ、素晴らしい選手がいることに意味はありません」
「私たちはワールドクラスの選手を求めて、競争できる市場にいます。しかし、ワールドクラスの選手の周りにインフラを整え、彼らとともにプレーできるチームでなければ、どこにも行くことはできません」
「私にとって、ニューカッスルは素晴らしい宝石のようなものです。全てのレベルで少しずす改善していく必要があります」
「プレミアリーグのトップに立つには、優れた選手だけでなく、強力な基盤が必要です。それらは堅牢である必要があり、私たちはそれらを構築しなければなりません」
「セント・ジェームズパークにも投資したいと思っています。もう少し愛情が必要です」
具体的なプランこそまだ明かされていないが、トレーニング場を新たに作る可能性も残されているとのこと。かつてはのスターであるアラン・シアラーやクリス・ワドル、ポール・ガスコインらのような選手を発掘すべく、アカデミーも強化したいと考えているようだ。
それは、ニューカッスルを応援する地元のファンのためでもあると語ったステーブリー氏。チームを飛躍させるための基盤作りから投資を始めたいと改めて語った。
「彼らはユニークです。どうしてかって?彼らは情熱的であり、ハートがあって、勇敢です。そして私は勇敢で正直な人々を愛しています」
「それは私が自分のビジネスを構築した方法であり、情熱的であり、諦めることはありませんでした」
「それは間違いなく私がチームにプレーで見せてもらいたい方法でもあります」
「取引をする上で、ファンのフォーラムでは私はいつも彼らに驚かされ、とても感銘を受けました。私は北欧の出身であり、地元の人間でもあるので、その意味がよくわかります」
「すでにワールドクラスの選手がいますが、彼らの周りにサポートがあるようにしたいと思っています」
「彼らは19位にいてはならず、私たちはすぐにそこに挑戦する必要があります」
簡単には行かないであろうチーム再建だが、何が起こるか分からないのもサッカー界。巨万の富をどう生かすのか、この先のニューカッスルからは目が離せない。
1
2
アントニオ・コンテの関連記事
ニューカッスルの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
アントニオ・コンテの人気記事ランキング
1
「4、5年かけて彼を追ってきたんだ」 “113億円の新戦力”にPSG指揮官が言及、獲得理由は?
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督がジョージア代表MFクヴィチャ・クワラツヘリアに期待した。 アントニオ・コンテ新監督のもと、セリエA首位で折り返しに成功のナポリでも中心選手だったクワラツヘリア。この冬のタイミングで以前から紐づいたPSG行きを決断した。PSGが支払った移籍金は報道ベースで7000万ユーロ+ボーナス。日本円換算にして基本の移籍金額だけで約113億5000万円となる。 22日にホームで行われるマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ(CL)を目前にして、『スカイ・スポーツ』のインタビューを受けたルイス・エンリケ監督はチームがクワラツヘリアの獲得を決断した理由をこう話す。 「彼は我々のニーズを満たすし、クオリティがあって、若い。この先の何年もこのクラブで活躍できると信じている」 また、能力もさることながら、PSGが若い才能でチーム作りを進める観点からも合った人材とし、チームとして長らく注目した選手だったと明かした。 「若い選手だが、ナポリで見たように、すでに経験豊富で、素晴らしいクオリティがある。この4、5年をかけて彼のことを追ってきたんだ」 「この補強は若い選手を獲得し、時間をかけてチームとともに成長させていくという我々のニーズに合致する」 「明日はいないだろうが、これから何年も我々とともにやっていけるはずだ」 なお、シティ戦に向けては「(シティ監督のジョゼップ・)グアルディオラが憶測で物事を言わないのはわかっているし、私もそう。難しい試合になるだろうが、見ごたえのある試合になるはず」と述べている。 2025.01.22 14:40 Wed2
パラティチMD不在のトッテナム、スポルティングのペドロ・ゴンサウヴェスに関心か
トッテナムがスポルティングCPの元ポルトガル代表MFペドロ・ゴンサウヴェス(24)に関心を寄せているようだ。 ペドロ・ゴンサウヴェスは日本代表MF守田英正が所属するスポルティングの絶対的エース。今季は[3-4-3]のシャドーとセントラルハーフをこなし、公式戦42試合の出場で18ゴール12アシストをマークしている。ゴールとアシストはどちらもチーム最多の数字だ。 クラブキャリアでは下部組織時代から過ごしたウォルバーハンプトンで2018年8月にプロデビューを果たすも、出場は1試合にとどまり、その後はファマリカンを経て、現所属のスポルティングへ。イギリス『90min』によると、今夏にイングランドに戻ってくる可能性があるようだ。 関心を寄せているのはリバプール、トッテナム、ニューカッスル、アストン・ビラ。その中で最も熱を入れているのは、今冬スポルティングからスペイン代表DFペドロ・ポロを買い取り義務付きの半年レンタルで獲得しているトッテナムだという。 トッテナムは先月に解任したアントニオ・コンテ監督の後任がいまだ決まらず、移籍市場を統括するマネージング・ディレクター(MD)のファビオ・パラティチ氏も停職中。だが、補強計画は中断しておらず、ペドロ・ゴンサウヴェスについても数カ月にわたって注視してきたとされる。 前述の通り、今季のペドロ・ゴンサウヴェスはシャドーとセントラルハーフでプレーし、さらにウィングやトップ下にも対応可能。ほぼ全ポジションをアップグレードしたい考えのトッテナムにとって理想的な選手であると考えられている。 2023.04.12 15:11 Wed3
ユーベ退団のキエッリーニ、堅守の“BBC”を振り返る「歴史の一部だった」
ユベントスを退団する元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、鉄壁を誇った守備ユニットを振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 37歳を迎えた今季限りでユベントスを退団することとなったキエッリーニ。在籍17年間で公式戦560試合に出場し、19個ものタイトル獲得に貢献した。 2011年にアントニオ・コンテ監督が就任してからは、元イタリア代表DFのアンドレア・バルザーリ、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチと抜群の守備力を誇る3バックを形成。元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンとともに、“BBC”と呼ばれた守備ユニットは一時代を築いた。 前人未到となるセリエA7連覇や、2度のチャンピオンズリーグ決勝進出など、輝かしい実績を残した“BBC”。しかし、2018年夏にブッフォンがパリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍すると、翌シーズンにはバルザーリが現役を退いたことによって、終焉を迎えた。 キエッリーニはクラブ公式サイトのインタビューで、そんな守備ユニットについて回顧。互いに高め合った関係性を明かしつつ、1人1人の魅力を語った。 「僕らはユーベの歴史の一部だった。約10年間の間に多くのことを分かち合ったよ。4人が共に高め合ってあのレベルに到達したんだ。お互いの存在から恩恵を受けなかった者はいないし、それはとても良いことだと思う」 「ジジ(ブッフォン)は純粋であり、現実的で、彼の言動全てが人を引きつける。特別な存在だよ」 「一方、バルザーリは、ピッチの内外で常に僕らを支えてくれた。若い選手や、南米の選手には軽い態度で接しつつも、権威を示していた。南米の駐在大使のようだったね。彼が引退する前の最後の1カ月は、毎日が冗談のようで、休む暇もなかったと記憶しているよ」 「ボヌッチの印象は、誰にも負けないエネルギーを持っているということだ。無尽蔵の力を持ち、高い壁や、悪条件の山を乗り越えるような瞬間を何度も経験している。常にエネルギーを持って臨んでいるんだ。多くの非難を浴びながらも、誰も考えつかないようなキャリアを歩んできた」 2022.06.06 12:57 Mon4
デ・ブライネのナポリ移籍が加速? 近日中にコンテ監督と電話会談か
マンチェスター・シティを今シーズン限りで退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(33)のナポリ移籍が近づいているようだ。 10シーズン過ごしたシティを今季限りで退団することが決まっているデ・ブライネ。新天地にはアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブやサウジアラビアなどの浮上している。 また、同じプレミアリーグを戦うアストン・ビラやリバプールなどが関心を持っているという報道もある中、新たに浮上したのがセリエAのナポリへの移籍だ。 デ・ブライネはナポリ近郊のソレントで結婚式を挙げるなど、夫婦ともにナポリの街を気に入っており、一部メディアではすでに妻であるミッチェル・ラクロワさんがナポリの街を訪れ、いくつかの物件を訪問したと報道されていた。 そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのサシャ・タボリエリ氏はイタリア『スカイ』の取材で、ナポリが1年間の延長オプション付きの2年契約をオファーを提示したとコメント。 また、現在クラブを率いているアントニオ・コンテ監督との会談を希望しており、近日中に電話で話し合いを行うことが予定されているという。 デ・ブライネはまだトップレベルでのプレーが可能と考えており、ヨーロッパ内での移籍を検討しているとみられ、シティと対戦する可能性があるプレミアリーグのクラブは避ける可能性が高く、ベルギー代表の同僚でもあるFWロメル・ルカクが所属し、過去にもドリエス・メルテンスが活躍していたことからも、情報は色々入っていそうだ。 2025.05.13 11:00 Tue5
コンテ氏が教え子ルカクの特長を語る 「彼の強さの理由を説明しよう」
前インテル監督のアントニオ・コンテ氏が、チェルシーに所属する教え子のベルギー代表FWロメル・ルカクについて語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 2019年5月にインテルの監督に就任したコンテ氏は、その夏にルカクをマンチェスター・ユナイテッドから獲得。2019-20シーズンと2020-21シーズンをともに戦った。 特に、昨シーズンはルカクがリーグ戦24ゴールの活躍を見せたこともあり、クラブに11年ぶりのスクデットをもたらし、大きな恩恵を受けている。 チェルシーやユベントスで指揮を執っていた頃から獲得を狙っていたと明かしたコンテ氏は、ルカクの特長を説明。ボックス内でも中盤の位置でも強みを発揮できると語った。 「ロメル(・ルカク)と2年間、重要な関係を築いてきた。彼の強さの理由を説明しよう」 「ボックス内に侵入させると彼が基準点となり危険なので、遠ざけなければならない。しかし、中盤に下がったときには、そこからスピードとクオリティを発揮してアシストすることができる」 「だからこそ、私は長い間彼を追い求めた。チェルシーで監督をしていた時や、ユベントスで監督をしていた頃、つまり彼がウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンでプレーを始めた頃にも狙っていたのだ」 一方で、改善の余地があるともコメント。それと同時に、チェルシーでの活用方法について言及した。 「ロメルはまだ改善できる。例えば、技術的にも伸び代はあるし、試合中にスイッチを入れる能力も必要だ」 「チェルシーのチームメイトは、彼へのサポートの仕方を理解する必要がある。昨年と比較して、ルカクのような本当の意味でのターゲットマンを持っているのだから、適応しなければならない」 「そうなれば、チェルシーはチャンピオンズリーグの優勝候補のひとつになるだろう」 https://sport.sky.it/calcio/champions-league/2021/09/29/conte-lukaku-sky-sport 2021.09.30 21:16 Thuニューカッスルの人気記事ランキング
1
パラティチMD不在のトッテナム、スポルティングのペドロ・ゴンサウヴェスに関心か
トッテナムがスポルティングCPの元ポルトガル代表MFペドロ・ゴンサウヴェス(24)に関心を寄せているようだ。 ペドロ・ゴンサウヴェスは日本代表MF守田英正が所属するスポルティングの絶対的エース。今季は[3-4-3]のシャドーとセントラルハーフをこなし、公式戦42試合の出場で18ゴール12アシストをマークしている。ゴールとアシストはどちらもチーム最多の数字だ。 クラブキャリアでは下部組織時代から過ごしたウォルバーハンプトンで2018年8月にプロデビューを果たすも、出場は1試合にとどまり、その後はファマリカンを経て、現所属のスポルティングへ。イギリス『90min』によると、今夏にイングランドに戻ってくる可能性があるようだ。 関心を寄せているのはリバプール、トッテナム、ニューカッスル、アストン・ビラ。その中で最も熱を入れているのは、今冬スポルティングからスペイン代表DFペドロ・ポロを買い取り義務付きの半年レンタルで獲得しているトッテナムだという。 トッテナムは先月に解任したアントニオ・コンテ監督の後任がいまだ決まらず、移籍市場を統括するマネージング・ディレクター(MD)のファビオ・パラティチ氏も停職中。だが、補強計画は中断しておらず、ペドロ・ゴンサウヴェスについても数カ月にわたって注視してきたとされる。 前述の通り、今季のペドロ・ゴンサウヴェスはシャドーとセントラルハーフでプレーし、さらにウィングやトップ下にも対応可能。ほぼ全ポジションをアップグレードしたい考えのトッテナムにとって理想的な選手であると考えられている。 2023.04.12 15:11 Wed2
かつて酷評されたニューカッスルの練習場が大幅改修! 今夏移籍市場&来季CLに向け大きな後押しに
長年トレーニング施設に問題を抱えていたニューカッスルが、大きく改修された新たなトレーニング施設の様子を公開した。 2021年にサウジアラビア系投資ファンドによる買収によってビッグクラブ化への歩みをスタートした古豪ニューカッスル。国内で実績十分のエディ・ハウ監督の下、名より実を取る効果的な補強で着実に強化したチームは、今シーズンのプレミアリーグを4位でフィニッシュ。これにより、20年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保した。 今シーズンのチームパフォーマンスに加え、CL出場権を確保したことで、今夏の移籍市場においては豊富な資金はありながらも、これまでタイン・アンド・ウィア行きに難色を示したスタープレーヤーの獲得も可能となるはずだ。 さらに、イングランド北東部の片田舎という地理的な条件以上に、「プレミアリーグ所属クラブとは思えない」と酷評されてきたベントンのトレーニング施設の大幅な改修が、新戦力補強を後押しすることになりそうだ。 プレミアリーグ屈指のケチなオーナーとして知られたマイク・アシュリー前オーナーの下では、最新鋭の設備はおろかチャンピオンシップ(イングランド2部)の大半のクラブに劣る設備しか用意されていなかった。 だが、今回クラブが公式チャンネルを通じて公開した新たなトレーニング施設では水治療法やプランジプールが新たに設置されたほか、ドレッシングルーム、プレゼンテーションルームが最新鋭にアップデートされた。さらに、改修によって選手ラウンジやダイニングエリアも一新されている。 そして、今回のお披露目ツアーに参加したクラブOBのショラ・アメオビ氏も、あまりの変貌ぶりに驚きの様子を示している。 なお、ニューカッスルの共同オーナーを務めるアマンダ・ステーブリー氏は、今回の大幅な改修に一定の満足感を示しているものの、クラブが真にビッグクラブに成長していく上で、新たなトレーニング施設の建設を計画していることを明かしている。 <span class="paragraph-title">【動画】大規模改修されたニューカッスルの新トレーニング施設がお披露目</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> A tour inside our new look training ground! <a href="https://t.co/KBLX9DgF03">pic.twitter.com/KBLX9DgF03</a></p>— Newcastle United FC (@NUFC) <a href="https://twitter.com/NUFC/status/1663485365934608384?ref_src=twsrc%5Etfw">May 30, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.05.31 07:30 Wed3
昇格4年目ブレントフォードの財務はギリギリ? 人件費や運営費が増加も収益横ばい…今季15得点エースの売却で帳尻合わせか
ブレントフォードの財務状況に懸念。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝える。 21-22シーズンからプレミアリーグに定着し、トーマス・フランク監督のもとで強豪相手に一泡吹かせるサッカーがファンを楽しませるブレントフォード。もはやお馴染みの存在だ。 ただ、財務状況に余裕のないことが、23-24シーズンの決算が公表されて明らかとなった。 一昨季のトップチーム給与総額は9880万ポンド(約185.9億円)だったなか、昨季は1億1440万ポンド(約215.2億円)。また、チーム運営費も一昨季の2810万ポンド(約52.8億円)から4250万ポンド(約80億円)まで増加したという。 にもかかわらず、収益は1億6650万ポンド(約313.4億円)でほぼ横ばいとなり、790万ポンド(約14.8億円)の損失を計上。 『フットボール・インサイダー』によると、現在11位でプレミアリーグ残留はほぼ確実なブレントフォードだが、財務面の悪化を防ぐべく、今季終了後の主力売却が妥当な線だという。 「仮にも2部降格なら深刻な状況に陥る分類のクラブと言える。現状でさえ人件費を削る必要性が明らかだ。幸い彼らには売却可能な資産がかなりある。夏に売却できる何人かの選手がおり、中には協議が始まっている者もいる」 浮上するのはカメルーン代表FWブライアン・エンベウモ(25)。今季ここまで27試合15ゴールという最大の得点源で、ニューカッスルが大きな関心…ブレントフォードは5000万ポンド(約94.1億円)前後で売却に応じるとのことだ。 2025.02.28 13:45 Fri4
どうやって乗ってるの!? 身長2mを超えるニューカッスルのCB、愛車は車高154cmのマイクロカー
この光景は思わず笑ってしまうしかないはずだ。 ニューカッスルに所属するイングランド人DFダン・バーンの愛車がとんでもないと話題になっている。 フルアムやバーミンガム・シティ、ウィガン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンでもプレーしたバーン。30歳のCBは、2m1cmとプレミアリーグで最も背の高い選手として知られている。 長身を生かしたプレー、フィジカルを生かしたパフォーマンスが特徴だが、本拠地であるセント・ジェームズ・パークに到着したバーンが乗っていた愛車は、まさかの「スマート」の車だった。 マイクロカーとして有名な、メルセデス・ベンツグループの自動車メーカー「スマート」。高性能ではあるものの、その車体はかなり小さく、排気量は900ccで2人乗りだ。 価格は1万1000ポンド(約170万円)とリーズナブル。かつては「アウディ」のSUVに乗っていたバーンだったが、乗り換えたようだ。 しかし、問題はそのサイズ。プレミアリーグで最も大きい2mを超えるバーンがイギリスでは2番目に小さいと言われる車に乗っているのだから、注目せざるを得ない。同じモデルでは、車高が154.5cmと紹介されている。 スタジアムに乗り入れる姿のほか、子供たちのサインに応じる姿も目撃されているが、その車高は子供の背より低いもの。2mのバーンがどう乗り込んでいるのか気になるところだ。 「スマート」には、ラヒーム・スターリングやグラニト・ジャカなども乗っているが、2mの選手が乗るとは普通には想像し難い。残念ながら、つい笑ってしまうのも仕方ないと言えるだろう。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】2m超えの長身CBが乗る車は車高154.5cmのマイクロカー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hilarious moment Newcastle's 6ft 7in Dan Burn arrives for training in tiny car <a href="https://t.co/gqL62enapn">https://t.co/gqL62enapn</a></p>— Scottish Sun Sport (@scotsunsport) <a href="https://twitter.com/scotsunsport/status/1609927887720792064?ref_src=twsrc%5Etfw">January 2, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">NEVER EVER BEAT DAN BURN<a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> <a href="https://t.co/MzPrPdsvIX">pic.twitter.com/MzPrPdsvIX</a></p>— Adam Pearson (YT) (@AdamP1242) <a href="https://twitter.com/AdamP1242/status/1609173326206828546?ref_src=twsrc%5Etfw">December 31, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> defender Dan Burn (6’7) arriving at St James’ Park in quite the motor. <a href="https://t.co/w4WRO3y1jN">pic.twitter.com/w4WRO3y1jN</a></p>— Adam Lackenby (@adamlackenbyy) <a href="https://twitter.com/adamlackenbyy/status/1609518328028045318?ref_src=twsrc%5Etfw">January 1, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.03 23:10 Tue5