トリノ、ヴェネツィアを3季ぶりの昇格に導いたヴァノーリ氏を新監督に招へい

2024.06.22 07:30 Sat
Getty Images
トリノは21日、新監督にパオロ・ヴァノーリ氏(51)を招へいしたことを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。
PR
トリノは同日に2021年夏から指揮官を務めてきたイバン・ユリッチ監督(48)の今季限りでの退任を発表していた。新監督に就任したヴァノーリ氏は、現役時代にパルマやフィオレンティーナ、ボローニャなどでプレーし2007年に現役を引退。引退後はイタリアサッカー連盟入りを果たし、U-17~U-19のイタリア代表でコーチ・監督を務めたのち、1年間だけA代表でアシスタントコーチを歴任。
その後、同胞アントニオ・コンテ率いるチェルシーで副官を務め、2021年のインテルではキャリア初となるスクデットに輝いた。コンテ氏辞任に伴い、自身もインテルを離れると、2021年12月にスパルタク・モスクワの監督に就任。

クラブチームの指揮は初めてだったが、ロシアによるウクライナ侵攻を遠因に半年で契約を解消。その後、2022年10月に解任されたイバン・ヤボルチッチ監督の後任としてヴェネツィアの監督に就任すると、2023-24シーズンは3位でレギュラーシーズンを終えると、プレーオフの末にヴェネツィアを3季ぶりの昇格に導いた。


PR

パオロ・ヴァノーリの関連記事

セリエA昇格を果たしたヴェネツィアは26日、イタリア人指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏(54)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。 ヴェネツィアは20日に2022年10月から指揮官を務め、3季ぶりにクラブをセリエA昇格に導いたパオロ・ヴァノーリ監督と双方合意の下で 2024.06.27 07:00 Thu
トリノは21日、イバン・ユリッチ監督(48)の退任を発表した。 クロアチア国籍のユリッチ氏は2021年夏からトリノの監督を務め、通算122試合で45勝36分け41敗。セリエAでは10位、10位ときて、今季は9位だったが、契約が今季限りだった。 そのなかで、以前に「晴らしいシーズンを送ってきたと自負しているが 2024.06.21 22:15 Fri
知る人ぞ知る名手がセリエAで初指揮へ。 イタリア『スカイ』のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、イバン・ユリッチ監督が退任するトリノは18日深夜、今季ベネツィアでセリエA昇格を成し遂げたパオロ・ヴァノーリ監督(51)の招聘作戦を完結させたとのこと。 ベネツィアに違約金80万ユーロ(約1.3億円)を支払い 2024.06.19 16:15 Wed
ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常 2024.06.07 11:40 Fri
ベネツィアがセリエA昇格プレーオフの準決勝1stレグに勝利した。 21日、セリエBレギュラーシーズン3位のベネツィアは昇格プレーオフ準決勝1stレグでパレルモに1-0と勝利。観衆3万2753人が詰めかけたアウェイでまず一歩前に出た。 美しきユニフォームでお馴染みのベネツィア。21-22シーズンに19年ぶりと 2024.05.21 16:40 Tue

トリノの関連記事

セルビアのツルヴェナ・ズヴェズダは3日、トリノからセルビア代表FWネマニャ・ラドニッチ(28)とフェネルバフチェからボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチ(30)を完全移籍で獲得した。 なお、ラドニッチの契約期間は2026年6月30日までで、1年の延長オプションが付随している。一方、クルニッチについては 2024.09.04 08:30 Wed
トリノは30日、エンポリからポーランド代表DFセバスティアン・ウォルキエビチ(24)の完全移籍加入を発表した。契約期間は2027年6月までで、1年の契約延長オプションも付帯する。 また、エンポリもトリノからジョージア代表DFサバ・サゾノフ(22)、イタリア代表FWピエトロ・ペッレグリ(23)の買い取りオプション付 2024.08.30 17:50 Fri
トリノは29日、モナコからチリ代表DFギジェルモ・マリパン(30)を完全移籍で獲得した。契約期間は2026年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。 母国のウニベルシダ・カトリカでプロキャリアをスタートしたマリパンは、2017月7月にアラベスへ完全移籍。193㎝の長身に加え、優れた身体能力を兼ね備 2024.08.30 08:00 Fri
アタランタは25日、セリエA第2節でトリノとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。 開幕節のレッチェ戦を4-0の快勝発進としたアタランタは、レッチェ戦ドッピエッタの新戦力ブレシャニーニが、レテギとデ・ケテラエルの2トップ後方に構える[3-4-1-2]で臨んだ。 開幕節でミランに2-2の引き分けに持ち込まれたト 2024.08.26 03:40 Mon
トリノは22日、フェイエノールトに所属するノルウェー代表DFマルクス・ホルムグレン・ペデルセン(24)のレンタル移籍加入を発表した。 なお、特定の条件を満たした場合に買い取り義務が発生するオプションも付帯。イタリア『スポルト・メディアセット』によると、買い取り額は総額450万ユーロ(約7億3000万円)となる。 2024.08.23 13:50 Fri

セリエAの関連記事

パルマのオーストラリア代表DFアレッサンドロ・チルカーティ(20)が重傷だ。 日本代表GK鈴木彩艶も所属するパルマは27日、主力センターバックのチルカーティが、同日午前のトレーニング中に左ヒザ前十字じん帯を断裂したと発表。 弱冠20歳のチルカーティは、オーストラリア代表の主力選手でもあり、9月の2026年W 2024.09.28 16:12 Sat
オランダ代表MFデンゼル・ダンフリース(28)とインテルが契約延長で合意したようだ。 インテル加入以降、夏が近づくたびに売却の可能性を指摘され、なんだかんだで毎回残留もとうとう契約が残り1年を切ったダンフリース。 一方でインテル愛を繰り返し公言し、「プレミアリーグでプレーする」という幼少期からの夢よりも、イ 2024.09.28 14:50 Sat
ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスが偉大な記録に並んだ。 27日、セリエA第6節でレッチェをホームに迎えたミラン。38分にスペイン代表FWアルバロ・モラタがFKからヘディングで決めると、立て続けにテオ・エルナンデス、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシックがゴールを奪い、3-0の勝利を収めた。 ポル 2024.09.28 14:00 Sat
ミランのパウロ・フォンセカ監督が、復調したチームを喜んだ。 27日、セリエA第6節でレッチェと対戦したミラン。前節、“ミラノ・ダービー”で勝利して息を吹き返したチームは、ボールを持ちながらも攻めあぐねていたが、38分にアルバロ・モラタのゴールで先制すると、その直後にテオ・エルナンデス、クリスチャン・プリシックの連 2024.09.28 10:00 Sat
レガ・カルチョは27日、28日に行われるセリエA第6節ジェノアvsユベントスが無観客で行われることを発表した。 この措置は25日に行われたコッパ・イタリア2回戦ジェノアvsサンプドリアにおいてスタジアムの内外で暴動が発生したことを受けてのもの。 数人の逮捕者を出し、暴徒化したサポーターを鎮静にかかった警察官 2024.09.28 07:00 Sat

記事をさがす

パオロ・ヴァノーリの人気記事ランキング

1

時代の波に乗れなかった名手がセリエAで初指揮へ…トリノが“日韓W杯世代”元イタリア代表DFを新監督に招へい

知る人ぞ知る名手がセリエAで初指揮へ。 イタリア『スカイ』のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、イバン・ユリッチ監督が退任するトリノは18日深夜、今季ベネツィアでセリエA昇格を成し遂げたパオロ・ヴァノーリ監督(51)の招聘作戦を完結させたとのこと。 ベネツィアに違約金80万ユーロ(約1.3億円)を支払い、19日に正式契約。指揮官を失うベネツィアは、これを元手にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏(54)を招聘するという。 長年のカルチョファンには刺さるかもしれない名前 “パオロ・ヴァノーリ”。 90年代後半から21世紀初頭にかけ、セリエA135試合出場のイタリア人左サイドバック。パルマやフィオレンティーナ、ボローニャに所属し、セリエAが欧州No.1のリーグと言われた時代にあって、覚えている方もいるはずだ。 1999年11月には27歳でイタリア代表初招集。初キャップのベルギー代表戦でいきなりゴールも、定着できずに通算2キャップでフェードアウト…当時から端正な顔立ちで知られたが、2002年W杯で来日したアッズーリに、パオロ・ヴァノーリの名前は存在しなかった。 引退後はまずイタリアサッカー連盟入り。世代別イタリア代表でコーチ・監督を務めたのち、1年間だけA代表でアシスタントも。その後、アントニオ・コンテ氏の副官に“転職”し、チェルシーとインテルで同氏を支える。 コンテ氏ともどもインテルを離れると、今度はスパルタク・モスクワへ。初のクラブチーム指揮も、ロシアによるウクライナ侵攻を遠因に半年で契約を解消…ベネツィアで現職に就き、とうとうセリエA初指揮へ到達した格好だ。 2024.06.19 16:15 Wed
2

トリノがユリッチ監督退任…指揮3年間はすべてトップハーフに導く

トリノは21日、イバン・ユリッチ監督(48)の退任を発表した。 クロアチア国籍のユリッチ氏は2021年夏からトリノの監督を務め、通算122試合で45勝36分け41敗。セリエAでは10位、10位ときて、今季は9位だったが、契約が今季限りだった。 そのなかで、以前に「晴らしいシーズンを送ってきたと自負しているが、時の流れとともに摩擦も生まれてくるもの」と退任を示唆し、延長オファーを拒否したとも報じられていた。 イタリア『スカイ』によると、後任は直近までヴェネツィアを率いたパオロ・ヴァノーリ氏(51)になる模様だ。 2024.06.21 22:15 Fri
3

長年のカルチョファンならピンとくる? パオロ・ヴァノーリ51歳、来季セリエAで初指揮か

ベネツィアがセリエA昇格プレーオフの準決勝1stレグに勝利した。 21日、セリエBレギュラーシーズン3位のベネツィアは昇格プレーオフ準決勝1stレグでパレルモに1-0と勝利。観衆3万2753人が詰めかけたアウェイでまず一歩前に出た。 美しきユニフォームでお馴染みのベネツィア。21-22シーズンに19年ぶりとなるセリエA昇格を果たすも、現実は厳しく1年で最下位降格…プレーオフを制せば、3季ぶりの昇格だ。 そんな彼らだが、セリエBでの再出発となった22-23シーズンの途中から、懐かしの選手が監督として指揮。長年のカルチョファンならピンとくるだろうか…元イタリア代表DFパオロ・ヴァノーリ(51)だ。 ヴァノーリ氏は1990年代後半から2000年代初頭にかけ、セリエA135試合に出場。パルマやフィオレンティーナ、ボローニャなどでプレーし、セリエAが欧州No.1のリーグと言われた時代にあって、覚えている方もいるかもしれない。 引退後はまずイタリアサッカー連盟入り。U-17〜U-19のイタリア代表でコーチ・監督を務めたのち、1年間だけA代表でアシスタントも。その後、同胞アントニオ・コンテ率いるチェルシーで副官を務め、2021年のインテルではキャリア初となるスクデットに輝いた。 コンテ氏辞任に伴い、自身もインテルを離れると、今度はスパルタク・モスクワへ。クラブチームの指揮は初めてだったが、ロシアによるウクライナ侵攻を遠因に半年で契約を解消…その後、ベネツィアで現職に就いた形だ。 往年の名手パオロ・ヴァノーリ51歳。指揮官としてベネツィアを立て直し、セリエA昇格を見据えるが、実はイバン・ユリッチ監督の退任が決定的なトリノが次期指揮官として掲げており、ベネツィアで昇格失敗ならトリノへ向かうことも十分にあり得ると伝えられている。 どちらに転んでも、来季はセリエAで指揮を執る可能性が高そうだ。 2024.05.21 16:40 Tue
4

イタリア国内で指揮官大移動! ラツィオはヴェローナのバローニ監督と契約合意か

ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri
5

3季ぶりのセリエAに臨むヴェネツィア、新監督にディ・フランチェスコ氏を招へい

セリエA昇格を果たしたヴェネツィアは26日、イタリア人指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏(54)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。 ヴェネツィアは20日に2022年10月から指揮官を務め、3季ぶりにクラブをセリエA昇格に導いたパオロ・ヴァノーリ監督と双方合意の下で契約を解除したことを発表していた。 新監督に就任したディ・フランチェスコ氏は、これまでサッスオーロやローマ、カリアリなどで監督を歴任。直近では2023年の夏にファビオ・グロッソ前監督の後任として昇格組のフロジノーネの監督に就任。 2023-24シーズンは、序盤こそコンスタントに勝ち点を稼いでいたが、昨年12月2日のミラン戦に敗れてから不振に陥ると、そこから最終節までの26試合でわずか3勝に終わり、降格圏の18位でシーズンをフィニッシュ。チームを残留に導くことはできず、16日に退任することが発表されていた。 2024.06.27 07:00 Thu

トリノの人気記事ランキング

1

ミランがセリエAでも指折りのCB獲りに本腰! トリノはボンジョルノ売却に63.7億円を見込む

ビジャレアルにローン中だったイタリア人DFマッテオ・ガッビア(24)を呼び戻したミランだが、トリノからイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(24)の獲得に本腰だという。 トリノ育成出身のセンターバックは今やチームの中心で、今季も最終ラインの軸だが、イタリア『スカイ』によると、ミランは苦しい台所事情の守備陣補強として獲得に乗り出すと決め、早ければ今週中にも正式なオファーを出すようだ。 ただ、トリノのウルバノ・カイロ会長は移籍金を4000万ユーロ(約63億7000万円)に値付けており、ミランは支出を抑えようと、モンツァに貸し出すU-21イタリア代表FWロレンツォ・コロンボ(21)の来季譲渡条件を含め、打診する模様だ。 昨夏に強いクラブ愛からアタランタからのオファーを蹴り、残留を決めたというボンジョルノ。最終的に本人の意思に左右されるともいわれるが、ミラン行きは実現するのだろうか。 2024.01.16 17:05 Tue
2

トリノの21歳イタリア代表MFリッチ、セリエA上位陣3クラブがオファーを提示するも…

トリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(21)を巡り、セリエAの上位陣が争奪戦を繰り広げているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。 リッチは若手選手の育成に定評があるエンポリの下部組織出身。2020-21シーズンのセリエB最優秀若手選手賞に輝くなどエンポリの主力として活躍したのち、今季からトリノへ完全移籍。迎えた今季はセリエA17試合で1得点1アシストを記録している。 エンポリ時代からセリエA上位陣への移籍は噂されていたものの、トリノに来た現在でもその可能性は残っている模様。イタリア『トゥットスポルト』によると、ナポリ、インテル、ミランがトリノに対してオファー済みだという。 だが、トリノはこれらを却下し、リッチを保持する方針を再確認。エンポリから850万ユーロ(約12億円)で釣り上げた自国イタリアの成長株について、3000万ユーロ(約42億5000万円)のオファーでも拒否する考えとのことだ。 2023.03.17 20:46 Fri
3

CL出場のツルヴェナ・ズヴェズダ、セルビア代表FWラドニッチ&ボスニア・H代表MFクルニッチを獲得

セルビアのツルヴェナ・ズヴェズダは3日、トリノからセルビア代表FWネマニャ・ラドニッチ(28)とフェネルバフチェからボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチ(30)を完全移籍で獲得した。 なお、ラドニッチの契約期間は2026年6月30日までで、1年の延長オプションが付随している。一方、クルニッチについては契約期間は明かされていない。 ラドニッチは、ローマやエンポリの下部組織で育ち、2015年7月にローマへと完全移籍。2016年1月に母国セルビアのチュカリチュキへとレンタル移籍を経験すると、2017年7月にはツルヴェナ・ズヴェズダへ完全移籍。 その後、2018年8月にマルセイユへステップアップを果たすも、レギュラー定着には至らず。ヘルタ・ベルリン、ベンフィカ、トリノへとレンタル移籍を経験。2023年7月にトリノへと完全移籍していた。 トリノでは左ウィングやセカンドトップを主戦場に公式戦41試合に出場したが、昨年10月以降は出番が限られ、今冬にはマジョルカへレンタル移籍に出されていた。 一方のクルニッチは、母国でプロデビュー後、セルビアのドンジ・スレムやエラス・ヴェローナ、エンポリなどを経て、2019年夏からミランに加入。高い戦術理解力と献身性を武器にアンカーやサイドハーフ、トップ下、シャドーストライカーと複数のポジションをカバー。ステファノ・ピオリ率いるミランを支えてきた。 しかし、昨夏に同胞FWエディン・ジェコを獲得したフェネルバフチェからオファーが届くと、偉大なる“先輩”との共闘を望んで移籍を熱望。今年1月にフェネルバフチェへの移籍が実現すると、約半年間で公式戦22試合に出場していた。 2024.09.04 08:30 Wed
4

セルティックの守護神、元イングランド代表GKハートが今季限りで現役引退を決断…シティでは2度のプレミア制覇

セルティックに所属する元イングランド代表GKジョー・ハート(36)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 シュルーズベリーの下部組織出身のハート。2006年7月にマンチェスター・シティへ完全移籍すると、トランメア・ローヴァーズ、ブラックプール、バーミンガム・シティへとレンタル移籍を経験した。 2010-11シーズンから正守護神としてプレーした。シティでは公式戦348試合に出場。2度のプレミアリーグ優勝を経験すると、しかし、2016年に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督の下では足元の技術が求められると、クラウディ・ブラーボにポジションを奪われることに。すると、トリノ、ウェストハムへとレンタル移籍を経験し、 2018年にバーンリーへと完全移籍した。その後、トッテナムを経て、2021年からセルティックへ完全移籍しプレーしていた。 セルティックでは正守護神としてプレー。アンジェ・ポステコグルー監督の下でスコティッシュ・プレミアシップ連覇、リーグカップ連覇を経験。ここまで138試合に出場し、今季も正守護神としてプレーしていた。 イングランド代表としても75試合に出場し、ユーロやワールドカップを経験していた。 セルティックはハートについて「最近クラブに自身の決断をつて、長年一緒に仕事をしてきt親友でもあるメンタルパフォーマンスコーチのジェイミー・エドワーズに引退決断を話した」としている。 ブレンダン・ロジャーズ監督は守護神の引退に「ジョーは驚異的なキャリアを楽しんでおり、夏についにサッカー選手を引退する。試合にいなくなるのは非常に寂しいことになる」とコメントした。 2024.02.22 22:20 Thu
5

アタランタの主軸担ったドゥバン・サパタがトリノにレンタル…買取義務も付帯

トリノは1日、アタランタから元コロンビア代表FWドゥバン・サパタ(32)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。なお、今回の契約には買い取りオプションに加え、幾つかの条件を満たした場合、買い取り義務が発生する条項が盛り込まれている。 ナポリでイタリアでのキャリアをスタートし、ウディネーゼやサンプドリアとレンタル先でストライカーとしての才能を開花させたサパタ。その後、2018-19シーズンにレンタルで加入したアタランタでキャリアハイのセリエA23ゴールを挙げると、翌シーズンに完全移籍に移行。ここまで公式戦191試合の出場で82ゴールを挙げる活躍を見せてきた。 しかし、昨シーズンから度重なる負傷やパフォーマンスの低下で序列が下がり、今夏の移籍市場では退団が既定路線に。一時は個人間合意が伝えられたローマ行きが有力視されたが、クラブ間の交渉がまとまらず。 そういった中、移籍市場終盤に複数の選手の交渉を同時並行で行っていたトリノへの移籍が決定した。 2023.09.01 23:26 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly