ビエルサ監督がストライクの出場停止に説明を希望、オーナーは「受け入れられない」と紛糾
2021.09.17 20:10 Fri
リーズ・ユナイテッドのマルセロ・ビエルサ監督がオランダ人DFパスカル・ストライクの出場停止処分について説明を求めた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。ストライクは、12日に行われたリバプール戦でディエゴ・ジョレンテの負傷を受けて途中出場。58分のリバプールのカウンターの場面で、MFハーヴェイ・エリオットに対し、ハーフウェイライン付近でタックルを見舞い、ボールを奪取していた。
タックル自体は悪質なものではなかったが、このシーンでエリオットの足首があらぬ方向に。試合が中断され、エリオットはそのまま病院へと搬送されると、ストライクは一発退場となった。
リーズはこの判定について異議を申し立てたが、FA(イングランドサッカー協会)はこれを棄却し、ストライクの3試合出場停止が確定していた。
ビエルサ監督は出場停止に理解を示しつつ、その理由の説明があれば役立つと話した。
「この判定を下した人たちは、私が話していることとは異なる主張であることを理解している。そして、ケガをした選手が話していることも違う。ただ、FAの議論は結果を確定するものだ」
「こういった決定は良いことだ。欲を言えば、このような何気ないことでケガをしないようにする方法について、説明がされると良いだろう」
「私ではなく、決定者の考えを参考にすべきだ。説明を受けたいと思うのは多分行き過ぎているが、それによって選手の意思決定の改善に繋がると思う」
一方、リーズのオーナーであるアンドレア・ラドリザーニ氏は、「試合中にミスを犯すのが人間だが、VARと、合理的な決定を下す時間があるとすれば、それを受け入れるのは非常に困難だ」と、自身のツイッターで見解を示している。
タックル自体は悪質なものではなかったが、このシーンでエリオットの足首があらぬ方向に。試合が中断され、エリオットはそのまま病院へと搬送されると、ストライクは一発退場となった。
ビエルサ監督は出場停止に理解を示しつつ、その理由の説明があれば役立つと話した。
「今回のプレーと似たようなプレーの大半は、今回のような結果を生まない。だからこそ、負傷した選手も悪意がなかったと認めてくれている」
「この判定を下した人たちは、私が話していることとは異なる主張であることを理解している。そして、ケガをした選手が話していることも違う。ただ、FAの議論は結果を確定するものだ」
「こういった決定は良いことだ。欲を言えば、このような何気ないことでケガをしないようにする方法について、説明がされると良いだろう」
「私ではなく、決定者の考えを参考にすべきだ。説明を受けたいと思うのは多分行き過ぎているが、それによって選手の意思決定の改善に繋がると思う」
一方、リーズのオーナーであるアンドレア・ラドリザーニ氏は、「試合中にミスを犯すのが人間だが、VARと、合理的な決定を下す時間があるとすれば、それを受け入れるのは非常に困難だ」と、自身のツイッターで見解を示している。
マルセロ・ビエルサの関連記事
リーズ・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
マルセロ・ビエルサの人気記事ランキング
1
ハフィーニャが恩師ビエルサに改めて感謝 「キャリアにとって重要な人」
リーズ・ユナイテッドからバルセロナに完全移籍したブラジル代表FWハフィーニャ(25)が、恩師への感謝を改めて語った。 ハフィーニャは今夏の移籍市場で、最大6700万ユーロ(約92億8000万円)と言われる移籍金で、バルセロナへ完全移籍。新天地でのプレシーズンマッチではレアル・マドリーとのクラシコでチームを勝利に導くゴールを決めるなど、早くも存在感を示している。 スポルティングCPやスタッド・レンヌ時代からすでに注目の若手として台頭していたブラジル人FWだが、やはりワールドクラスの領域に足を踏み入れたのは、昨季まで在籍していたリーズ時代。 フットボール界屈指の戦術家で若手育成に長けたマルセロ・ビエルサ監督の下、フィジカル、戦術面で大きく鍛えられたハフィーニャは、2021年10月のブラジル代表デビュー。さらに、憧れのバルセロナ移籍を掴み取る形となった。 今回、スペイン『ムンド・デポルティボ』の取材に応対した25歳は、自身のキャリアにおいて“エル・ロコ(変人の意)”との出会いが大きなターニングポイントになったことを認めている。 「彼は僕がリーズに到着した最初の瞬間から、本当にたくさん助けてくれた監督なんだ。彼は常により多くを要求し、常に最大のパフォーマンスを要求する」 「僕がセレソンに行くのを助けてくれ、バルセロナに到達するサポートをしてくれたんだ。おそらく彼の教えがなかったら、グループにおいても個人の面でも、僕はここにたどり着くことができなかったと思う」 「彼は常にボールを尊重するプレースタイルを持っているだけでなく、トレーニングや試合で最高のパフォーマンスを求めている。彼は僕とキャリアにとって重要な人だった。だから、僕はいつでも彼の教えと共にあるんだ」 その後、同インタビューでは恩師と新たな指揮官であるチャビ・エルナンデス監督のスタイルは異なるものだと主張したハフィーニャだが、トレーニング、試合を通して常にベストを尽くすというアルゼンチン人指揮官の教えは、必ずやカタルーニャの地でも大きな助けとなるはずだ。 2022.07.27 20:49 Wed2
プレミア昇格争いも白熱中! 2部リーズが“元エース”の完全復活とともに6連勝、自動昇格圏2位に肉薄
1年でのプレミアリーグ復帰を目指すリーズ・ユナイテッド。元エースの完全復活とともに調子が上がってきた。 2020-21シーズン、“エル・ロコ”マルセロ・ビエルサ監督(当時)とともにプレミアリーグへ帰ってきた古豪リーズ。同シーズンは望外の9位フィニッシュも、翌季は17位、そして昨季19位となり、今季よりチャンピオンシップ(イングランド2部)からの再出発となった。 ここまでのリーグテーブルを振り返ると、同期降格のレスター・シティとサウサンプトンが順調に歩みを進め、レスターについては首位を独走中。一方のリーズは昇格プレーオフ圏内を維持しつつも、上記2チームに比べると、やや波に乗り切れていない感が否めなかった。 実際に2023年のラスト2試合は2連敗。ところが年が明けると、1月1日のバーミンガム戦からここまで6連勝…原動力となっているのはイングランド代表歴も持つ“元エース”、FWパトリック・バンフォード(30)だ。 バンフォードは2012年に18歳でチェルシー加入も、伸び悩んではレンタル放出を繰り返した、言わば“元逸材”。それでも18-19シーズン加入のリーズで才能を開花させ、プレミア昇格1年目の20-21シーズンに17得点を叩き出した。 しかし、元々ケガが多く、21-22シーズンは大半を棒に振って9試合2得点、22-23シーズンは28試合4得点…今季もケガで出遅れたなか、昨年中のリーグ戦は16試合0得点だった。 ところが、1月1日のバーミンガム戦で今季初スタメンを飾ると、この一戦の先制点を含めて6試合4得点1アシスト。6連勝のリーズは、2位サウサンプトンと暫定ながらも勝ち点「1」差というところまで上昇…バンフォードが原動力となっている。 熱を帯びるプレミアリーグへの昇格争い…レスターの優勝・自動昇格はいまのところ堅そうだが、バンフォードのけん引するリーズが這い上がってきたことで、レスターとしてもうかうかしていられない状況に拍車がかかったと言える。 ◆チャンピオンシップ順位表(上位/2月13日時点) 1位 レスター「勝ち点75」「+42」 2位 サウサンプトン「勝ち点64」「+25」 ---自動昇格ライン--- 3位 リーズ「勝ち点63」「+29」 4位 イプスウィッチ「勝ち点60」「+15」 5位 WBA「勝ち点49」「+14」 6位 コベントリー「勝ち点47」「+13」 ---昇格プレーオフ進出ライン--- 7位 サンダーランド「勝ち点47」「+10」 8位 ハル・シティ「勝ち点45」「+4」 2024.02.13 21:30 Tue3
セインツに3-0でトップ10浮上のリーズ、ビエルサは「攻撃的な試合ができた」と手応え
リーズ・ユナイテッドのマルセロ・ビエルサ監督が、プレミアリーグでの完勝を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 リーグ連敗中のリーズは、23日に行われたプレミアリーグ第18節延期分で、日本代表MF南野拓実が所属するサウサンプトンと対戦。前半こそ拮抗した試合展開となったが、後半攻撃陣が爆発。FWパトリック・バンフォードのゴールを皮切りに、3-0で完勝した。 この結果、リーズはリーグ10位に浮上しており、上位を狙える位置につけている。試合後のインタビューに応じたビエルサ監督は、この試合で内容以上の結果を得られたと語った。 「後半素早く先制点を挙げられたことで、ゲームが開けてきたと思う。3-0という結果の差は、両チームが見せたパフォーマンスの差と比べても大きいものだ。彼らに支配されないよう、そして我々が支配した瞬間リードできるよう、大きな努力をする必要があった」 「我々としては攻撃的な試合ができたと感じており、多くのチャンスを得ていたが、それは相手も同様だ。攻守の切り替えが頻繁に起こる試合だった」 また、ビエルサ監督はこの試合で負傷から復帰し、今シーズン初となるフル出場を飾ったDFディエゴ・ジョレンテに言及。チーム全体が良かったとしつつ、クリーンシート達成に貢献した選手を称えている。 「我々の守備はチーム全員によるものだ。FWは多くの仕事をしており、守備陣がボールを回収するのは難しくないだろう。とはいえ、ディエゴ・ジョレンテは明らかにクオリティを持った選手だ」 「相手が異なるフォワードを起用し、そのほとんどは質の高い選手だった。今日のような試合において、彼の貢献は我々にとって必要なものだったと思う」 2021.02.24 12:54 Wed4
「ルイスが言ったことはすべて真実」、バルベルデが同胞スアレスのビエルサ監督に対する一連の批判的な発言に言及
ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、同胞FWルイス・スアレスによるマルセロ・ビエルサ監督に関する先日のコメントがすべて事実であると認めた。スペイン『レレボ』が伝えている。 “エル・ロコ(変人)”の愛称で知られるビエルサ監督の下、直近のコパ・アメリカでは3位、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選ではここまで3位と安定した戦績を残しているラ・セレステ。 その一方で、チームマネジメントやトレーニング環境の整備に関して独特なスタイルを持つアルゼンチン人指揮官の手法は賛否両論を巻き起こすもので、先日に代表を引退したスアレスは母国のテレビ番組『De Futbol se Habla asi』で指揮官のマネジメントに関する不満を暴露していた。 「セレステ・コンプレックスでは、従業員は僕らプレーヤーに対して通り過ぎて挨拶したり、一緒に食事をしたりすることが許されていない。彼らは入らなければならないドアの向こう側でも身なりを整えなければならない。彼らが今日、コンプレックスでこんな生活を送っているなんて、心が痛むよ」 「マティアス・ベシーノは最初にそれを予見していた。30歳のベシーノのような男が、ある日突然(代表チームを)去ったという事実に誰も疑問を抱かないのか?」 「多くのプレーヤーが監督に、せめて『おはよう』の挨拶をするよう求めるミーティングを開いたけど、監督は挨拶すらしない」 ウルグアイ国内で大きな波紋を残した一連の発言に関しては、指揮官との確執も伝えられたベテランストライカーによる誇張と捉える向きもあったが、今回のインターナショナルマッチウィークで合流直後に地元メディアのインタビューに応じた中心選手のバルベルデは、スアレスの発言がすべて事実だと認めた。 「ルイスが言ったことはすべて真実だ。彼は一度も嘘をついたことはなく、真実ではないことを言ったこともない。彼は決して誇張せず、ありのままを語った」 その上でバルベルデは「並外れた情熱」を持ってフットボールに携わる指揮官へのリスペクトを口にしつつ、これまで同様にチームの問題を解決するために腹を割った話し合いが必要であると、あくまでポジティブに現状を改善していきたいとも語った。 「僕としては、そして他のすべての言及と同様に、ドレッシングルームで話している。チームとしていつものように互いに話し合い、改善していきたい」 ここまでは選手サイドの言い分が強調される状況となっており、次の公式会見の場ではビエルサ監督による一連の指摘に関する見解が語られることになる。 2024.10.08 20:10 Tue5
アーセナルのFWグリーンウッドがリーズに加入!
リーズ・ユナイテッドは28日、アーセナルからU-18イングランド代表FWサム・グリーンウッド(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2023年6月30日までの3年となる。 サンダーランドのアカデミー出身のグリーンウッドは、2018年にアーセナルへ加入。イングランドの世代別代表でもあるエリートは、センターフォワードを主戦場に、セカンドトップや両ウイングでもプレー可能な万能型のアタッカーだ。 また、得意とするプレースキックは右足で蹴っているものの、マンチェスター・ユナイテッドで活躍する同姓のFWメイソン・グリーンウッドと同様に、両足をそん色なく操る器用さを併せ持つ。 なお、新シーズンの主戦場はU-23チームとなるが、トップチームを率いるマルセロ・ビエルサ監督は積極的に若手を抜擢するタイプだけに、メイソンとのプレミアリーグでの共演も期待されるところだ。 2020.08.28 18:30 Friリーズ・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
最終節で日本人に明暗…田中碧のリーズが優勝、平河悠のブリストル&坂元達裕のコヴェントリーが昇格PO、大橋祐紀はゴールもブラックバーンはPO逃す…橋岡大樹のルートンは3部降格【チャンピオンシップ】
3日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が一斉開催。優勝チーム、昇格プレーオフチーム、降格チームが決定した。 リーズ・ユナイテッドとバーンリーのプレミアリーグ昇格はすでに決定していた中、最終節の時点で勝ち点が並ぶ両者は優勝を争っての最終節となった。 首位のリーズは日本代表MF田中碧が所属。降格圏のプリマス・アーガイルとアウェイで対戦した中、先制許す苦しい展開に。それでもウィルフレッド・ニョントのゴールで後半に追いつくと、同点のまま終わるかと思われた、後半アディショナルタイムにマノー・ソロモンが値千金の逆転ゴール。田中は79分までプレーした中、チームは1-2で勝利し、見事に優勝を果たした。 なお、勝ち点は100に到達。2位のバーンリーもミルウォールをホームに迎えてしっかりと勝利、勝ち点100に。2チームが勝ち点差100を達成した中、リーズが見事な優勝を果たした。 3位から6位に与えられる昇格プレーオフ圏も熾烈な争いに。シェフィールド・ユナイテッドの3位、サンダーランドの4位が確定していた中、5位と6位が未定の状態だった。 この争いでは、5位のブリストル・シティに平河悠、6位のコヴェントリー・シティに坂元達裕、8位のブラックバーンに大橋祐紀が所属している。 最終節ではブラックバーンはシェフィールド・ユナイテッドと対戦。50分に大橋がゴールを奪い、今季のチャンピオンシップで9点目を記録。勝利が必要だった中、59分に追いつかれてしまい1-1のドロー。7位でシーズンをフィニッシュすることとなり、昇格プレーオフ行きを逃した。 7位のミルウォールはバーンリーと対戦して敗れて8位に転落。6位のコヴェントリーは9位のミドルズブラと対戦した中、坂元が先発出場。44分にジャック・ルドニのゴールをアシストすると、ルドニは87分にもゴールを決めて2-0で勝利した。 5位のブリストルは残留を争う20位のプレストン・ノースエンドと対戦。平川は先発フル出場を果たすと、チームは2-2のドローに終わり、6位でフィニッシュ。コヴェントリーが5位に浮上し、坂元と平河がプレミアリーグ昇格の残りの1枠を狙える状況となっている。 また、下位に目を移すと、すでに最下位で降格が決まっているカーディフ・シティと14位のノリッジ・シティと対戦。アーセナル時代のチームメイトであるジャック・ウィルシャーとアーロン・ラムジーが監督として対戦した中、4-2でノリッジが勝利した。 リーズに敗れたプリマスも降格が決まっていた中、降格圏の22位に位置していたハル・シティがポーツマスと1-1のドローで勝ち点を49に。21位に位置していた橋岡大樹所属のルートン・タウンはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦し5-3で惨敗。この結果、ルートンが22位に転落して3部降格となってしまった。橋岡はメンバー外だった。 なお、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の斉藤光毅はメンバー外。ストーク・シティの瀬古樹はベンチ入りも出番はなかった。 <h3>◆チャンピオンシップ最終節</h3> ブリストル・シティ(平河悠) 2-2 プレストン・ノースエンド バーンリー 3-1 ミルウォール コヴェントリー・シティ(坂元達裕) 2-0 ミドルズブラ ダービー・カウンティー 0-0 ストーク・シティ(瀬古樹) ノリッジ・シティ 4-2 カーディフ・シティ プリマス・アーガイル 1-2 リーズ・ユナイテッド(田中碧) ポーツマス 1-1 ハル・シティ シェフィールド・ユナイテッド 1-1 ブラックバーン(大橋祐紀) サンダーランド 0-1 QPR(斉藤光毅) スウォンジー・シティ 3-3 オックスフォード・ユナイテッド ワトフォード 1-1 シェフィールド・ウェンズデイ WBA 5-3 ルートン・タウン(橋岡大樹) <h3>◆チャンピオンシップ順位表</h3> 1位:リーズ・ユナイテッド 勝ち点100/+65 2位:バーンリー 勝ち点100/+53 ーーーープレミア昇格 3位:シェフィールド・ユナイテッド 勝ち点90/+27 4位:サンダーランド 勝ち点76/+14 5位:コヴェントリー・シティ 勝ち点69/+6 6位:ブリストル・シティ 勝ち点68/+4 ーーーープレミア昇格PO 7位:ブラックバーン 勝ち点66/+5 8位:ミルウォール 勝ち点66/-2 9位:WBA 勝ち点64/+10 10位:ミドルズブラ 勝ち点64/+8 11位:スウォンジー・シティ 勝ち点61/-5 12位:シェフィールド・ウェンズデイ 勝ち点58/-9 13位:ノリッジ・シティ 勝ち点57+3 14位:ワトフォード 勝ち点57/-8 15位:QPR 勝ち点56/-10 16位:ポーツマス 勝ち点54/-13 17位:オックスフォード・ユナイテッド 勝ち点53_-16 18位:ストーク・シティ 勝ち点51/-17 19位:ダービー・カウティ 勝ち点50/-8 20位:プレストン・ノースエンド 勝ち点50/-11 21位:ハル・シティ 勝ち点49/-10 ーーーー降格 22位:ルートン・タウン 勝ち点49/-24 23位:プリマス・アーガイル 勝ち点46/-37 24位: カーディフ・シティ 勝ち点44/-25 <span class="paragraph-title">【動画】リーズのリーグ優勝セレモニー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OuFyyCoH0g0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.03 23:28 Sat2
田中碧所属のリーズが後半ATの逆転勝利で勝ち点100で並ぶ中で2部優勝! 日本人3選手がイングランド1部〜3部まで優勝に貢献【チャンピオンシップ】
3日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が一斉開催で行われた。 すでにリーズ・ユナイテッドとバーンリーのプレミアリーグ昇格が決定している中、その2チームは勝ち点97で並び、優勝の行方は最終節までわからない状況となった。 日本代表MF田中碧が所属するリーズは、降格圏の23位につけるとプリマス・アーガイルとアウェイで対戦。プリマスは勝ち点としては可能性があるものの、得失点差が大きく離れており、大量得点での勝利が必要となる状況だった。 プレミアリーグでは日本代表MF遠藤航が所属するリバプールが、EFLリーグ1(イングランド3部)ではMF岩田智輝が所属するバーミンガム・シティが優勝を果たしており、リーズが優勝すれば日本人所属クラブが3カテゴリーで優勝するという偉業達成となる。 田中も先発した試合だったが、18分にカウンターからムスタファ・ブンドゥが左サイドを持ち出すと、ボックス内にカットインしてシュート。これがポストに当たるもオウンゴールでプリマスが先制する。 勝てば優勝が決まるなか、リーズは硬さも見られて良い動きを見せられず。リーズはまさかの展開で1点ビハインドで前半を終えた。 後半に入りリーズは徐々に動きを取り戻すが、なかなかゴールが生まれない。田中も積極的にボールに絡んでいくが、ゴールを奪えず。それでも53分、ボックス左を仕掛けたマノー・ソロモンがグラウンダーのクロスを入れると、最後はウィルフレッド・ニョントが押し込み、リーズが同点に追いつく。 プリマスは守備を固めてリーズにあまり多くのチャンスを作らせず。田中も79分でピッチを後にする。 リーズは終盤にかけて猛攻を仕掛けるがゴールをわれず。それでも91分、ソロモンがドリブルを仕掛けると、ボックス内に侵入し自らシュート。これがゴールに吸い込まれ、リーズが逆転に成功する。 一方の2位バーンリーは昇格プレーオフ進出を目指す7位のミルウォールと対戦。ミルウォールが11分にミハイロ・イバノビッチのゴールで先制するも、バーンリーはジョシュ・ブラウンヒル、ジェイドン・アンソニーのゴールで逆転。さらにブラウンヒルが後半アディショナルタイムにもゴールを決め、3-1で勝利した。 リーズは、土壇場のゴールで見事な逆転勝利を収め、バーンリーと勝ち点で並びながらも得失点差で首位を守り、5度目のチャンピオンシップ優勝を決め、プレミアリーグ昇格に花を添えた。 プリマス・アーガイル 1-2 リーズ・ユナイテッド 【プリマス】 オウンゴール(前18) 【リーズ】 ウィルフレッド・ニョント(後8) マノー・ソロモン(後45+1) バーンリー 3-1 ミルウォール 【バーンリー】 ジョシュ・ブラウンヒル(前13、後48) ジェイドン・アンソニー(後20) 【ミルウォール】 ミハイロ・イバノビッチ(前11) <span class="paragraph-title">【動画】リーズのチャンピオンシップ優勝セレモニー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OuFyyCoH0g0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.03 22:30 Sat3
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.19“ヤング・リーズ”リーズの集大成/リーズ・ユナイテッド[2000-2001]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.19</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2000-2001シーズン/リーズ・ユナイテッド 〜ヤング・リーズ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2000-01leeds.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:デイビッド・オレアリー(43) タイトル実績:プレミア4位、CLベスト4 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ヤング・リーズの集大成</div> 1998年にデイビッド・オレアリー監督が就任したリーズは、若い選手たちが躍動する魅力的なサッカーでプレミアリーグに旋風を巻き起こした。プレミア制覇こそならなかったものの、幾度も優勝争いに絡み、1999-2000シーズンは3位という好成績を残す。 そのリーズの集大成が2000-01シーズン。CLに初参戦したチームは、この大舞台で躍進する。ミランやバルセロナと同居したグループステージ1次リーグを2位で通過。2次リーグでは前年のCL覇者であるレアル・マドリーやイタリア王者のラツィオと同組に入ったが、再び2位で決勝トーナメント進出を決めた。 決勝トーナメント準々決勝では、リーガ王者の“スーペル・デポル”ことデポルティボと対戦し、2戦合計スコア3-2で準決勝に勝ち進む。準決勝ではバレンシアの前に屈して決勝進出を果たせなかったが、大会を大きく盛り上げる活躍を見せ、多くのフットボールファンを虜にした。 しかし、このシーズン以降は財政難に陥り、DFリオ・ファーディナンドなどの主力選手を手放さざるを得なくなる。そして、2003-04シーズンにはチャンピオンシップに降格し、現在までプレミアリーグの舞台に舞い戻れていない状況だ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">若さ溢れる勢い</div> 主に20代前半から半ばまでの選手で構成されたチームは、攻守においてダイナミックなパフォーマンスを披露した。その若さを存分に生かしたスタイルは、躍進を遂げる大きな原動力だった。 最後尾に構えたベテランのGKナイジェル・マーティンは安定したゴールキーピングに加えてコーチング能力が高く、若いチームの中で重要な存在だった。最終ラインは、若かりしころのファーディナンドが中心。時折ミスはあったものの、スピードとビルドアップ能力に長けたセンターバックとして将来が嘱望されていた。さらに、精度の高い左足のキックを装備する左サイドバックのDFイアン・ハートは、オーバーラップから好クロスを供給し、直接FKでゴールを陥れた。 中盤はMFオリビエ・ダクールらが地味な働きながらも献身的なプレーでチームを助けた。右サイドのMFリー・ボウヤーは精力的な動きで攻守に大きく貢献。左サイドのMFハリー・キューウェルは切れ味鋭いドリブル突破からチャンスに絡んだ。 前線は、弱冠20歳のFWアラン・スミスが豊富な運動量を見せてチャンスメイクに奔走。大型FWマーク・ビドゥカとともに抜群の補完性を見せ、2人でゴールを量産した。その他、スミスと同じく20歳のFWロビー・キーンも少ない時間の中でしっかりと結果を残した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFハリー・キューウェル(22)</span> リーズ・ユース出身のキューウェルは、躍進する若いチームの象徴としてヨーロッパで暴れまわった。全盛期のギグスを彷彿とさせるドリブル突破や正確な左足でチャンスを演出するなど攻撃の中心を担い、プレミアリーグを代表するウインガーとして地位を確立した。また、同じオーストラリア出身のビドゥカとの連係も見事だった。 2019.04.12 22:00 Fri4
ハフィーニャが恩師ビエルサに改めて感謝 「キャリアにとって重要な人」
リーズ・ユナイテッドからバルセロナに完全移籍したブラジル代表FWハフィーニャ(25)が、恩師への感謝を改めて語った。 ハフィーニャは今夏の移籍市場で、最大6700万ユーロ(約92億8000万円)と言われる移籍金で、バルセロナへ完全移籍。新天地でのプレシーズンマッチではレアル・マドリーとのクラシコでチームを勝利に導くゴールを決めるなど、早くも存在感を示している。 スポルティングCPやスタッド・レンヌ時代からすでに注目の若手として台頭していたブラジル人FWだが、やはりワールドクラスの領域に足を踏み入れたのは、昨季まで在籍していたリーズ時代。 フットボール界屈指の戦術家で若手育成に長けたマルセロ・ビエルサ監督の下、フィジカル、戦術面で大きく鍛えられたハフィーニャは、2021年10月のブラジル代表デビュー。さらに、憧れのバルセロナ移籍を掴み取る形となった。 今回、スペイン『ムンド・デポルティボ』の取材に応対した25歳は、自身のキャリアにおいて“エル・ロコ(変人の意)”との出会いが大きなターニングポイントになったことを認めている。 「彼は僕がリーズに到着した最初の瞬間から、本当にたくさん助けてくれた監督なんだ。彼は常により多くを要求し、常に最大のパフォーマンスを要求する」 「僕がセレソンに行くのを助けてくれ、バルセロナに到達するサポートをしてくれたんだ。おそらく彼の教えがなかったら、グループにおいても個人の面でも、僕はここにたどり着くことができなかったと思う」 「彼は常にボールを尊重するプレースタイルを持っているだけでなく、トレーニングや試合で最高のパフォーマンスを求めている。彼は僕とキャリアにとって重要な人だった。だから、僕はいつでも彼の教えと共にあるんだ」 その後、同インタビューでは恩師と新たな指揮官であるチャビ・エルナンデス監督のスタイルは異なるものだと主張したハフィーニャだが、トレーニング、試合を通して常にベストを尽くすというアルゼンチン人指揮官の教えは、必ずやカタルーニャの地でも大きな助けとなるはずだ。 2022.07.27 20:49 Wed5