初の3トップ形成も不発のPSG、敵地のドローにポチェッティーノ監督「問題は3人ではない」

2021.09.16 09:37 Thu
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のクラブ・ブルージュ戦を振り返った。フランス『ル・パリジャン』が伝えた。

15日、CLグループA第1節で、アウェイでクラブ・ブルージュと対戦したPSG。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペの3トップが実現し、大きな話題となった。
しかし、試合はなかなか上手く進まず、15分にアンデル・エレーラのゴールで先制するも、27分にハンス・ヴァナケンのゴールで追いつかれる。

PSGはボールを保持しながら、メッシ、ムバッペらがゴールに迫るも得点を奪えず。終盤には完全に押し込むも、最後までゴールをこじ開けられずに終了。1-1の引き分けに終わった。

ポチェッティーノ監督はドローに終わった試合を振り返り、自分たちも悪くなかったとしながら、ブルージュを評価した。
「ブルージュが試合を支配したとは思わない。我々はポゼッションしていた。確かに、彼らの方が優れていた部分もある」

「ただ、試合の入りはよく、得点もできた。与えてはいけないゴールを与えてしまったことで、相手に自信を与えてしまった。改善するための努力は必要だ」

また、この試合で初めてトリオを形成したメッシ、ネイマール、ムバッペの3人は不発に終わり、質問が及んだが、問題は彼らにはないとした。

「問題は3人の前線の選手の働きではないと思う。問題はチャンピオンズリーグの試合では十分な堅さがなかったということだ」

「我々は試合のすべての部分でより強くなる必要がある。組み合わせや相性はトレーニングでしか生まれないわけではない。互いに理解するためには、共に戦う必要がある」

PSGの選手として初めてCLで戦ったメッシについてもポチェッティーノは一定の評価。しかし、もっと上手くやらなければいけないと語った。

「彼のプレー、意志、態度、適応力には満足している。確かに、今日は全ての選手が幸せではないだろう。みんなもっと上手くやらなければいけない」
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