「言い訳や不足していることを探したくはないが…」力なき惨敗を喫したバルセロナ、クーマン監督がバイエルンとの戦力差を嘆く

2021.09.15 10:56 Wed
Getty Images
バルセロナロナルド・クーマン監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での敗戦を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。

バルセロナは14日、2021-22シーズンのCL初戦でホームにバイエルンを迎えた。しかし、相次ぐケガ人がいる中で臨んだ試合では、前半にトーマス・ミュラーにゴールを許し失点。後半には、ロベルト・レヴァンドフスキに2ゴールを許し、0-3で敗戦。ホームで痛恨のスタートとなった。

今夏の移籍市場ではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが退団。セビージャからオランダ代表FWルーク・デ・ヨングを獲得しこの試合で先発出場。一方で、マンチェスター・シティから獲得したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロはケガで起用できず、デンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイト、スペイン代表FWアンス・ファティ、フランス代表FWウスマーヌ・デンベレもケガで起用できず、ベンチにFWがいない状況での試合となった。
クーマン監督は前線の人員不足を嘆き、バイエルン相手に戦うのは難しい状況であったことを語った。

「ストライカーは3人しかいなかった。戦術的には、我々が試合をコントロールできた時もあったが、バイエルンのプレーは中央を攻めてくるので、そこを埋めなければならなかった。それが現状だ」
「試合に臨む態度は文句のつけようはないが、長く一緒にいるチームと、ベンチも含めて変化チームとのクオリティの違いだ。2、3年で良くなる若手がたくさんいる」

「受け入れるのはとても難しい。しかし、我々は状況を改善し、選手がケガから復帰することを願っている」

バイエルン戦の内容については、「彼らは優勝候補の1つだ。少しずつトラブルが増えていった。先制点の不運、そして後半は、我々よりも優れていることを証明した」と相手が上だったとコメント。起用できる選手が限られている上、スペイン代表DFジョルディ・アルバも試合中に負傷するなど、問題があったとした。

「勝負できるような若手を投入したが、違いはあった。相手の試合を止めようと前半は良かったが、フィジカル面の差もあった。(ジョルディ・)アルバのように悪い夜を過ごした選手もいたし、他の選手では初めての試合の選手もいた。コウチーニョは初出場だった。色々な事情がある」

「攻撃面で人数が足りないことはわかっており、もっとチャンスを増やし、前線のスピードを上げるためには何週間もかけなければいけない。言い訳や不足していることを探したくはないが、誰が起用できたかは誰もが知っている」

「バイエルンのようなチームと対戦するには、前線にスピードがなければ難しい。今あるものを受け入れて、取り組んでいかなければいけない」

苦しいスタートとなったCLだが、現実を見て戦わなければいけない状況。数週間で良くなるだろうと、クーマン監督は選手が復帰すれば問題ないと強調した。

「相手チームを考えなければいけない。バイエルンのような相手を苦しめるには、よほどのことがなければならない。相手チームの方が優れていることを認識しなければならない。3、4週間もすれば、選手も増え、出場時間の長い選手も出てきて、チームは変化するだろう」

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メッシとC・ロナウドは似ているのか、バルセロナとレアル・マドリーからの退団の類似点と相違点

世界中で大きな話題となっているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのバルセロナ退団問題。様々な報道がなされ、新天地の候補もいくつか噂されている。 メッシがバルセロナを去ることになる要因についても様々なものが挙げられているものの、やはり1つのクラブで長年プレーした選手、しかも世界最高峰の選手が退団を望むということは、サッカー界にとっては事件のようなものだ。 <div id="cws_ad">◆メッシ、バルサとアルゼンチンで積み上げた700のゴール!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJpdXJXdEtuTyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> しかし、過去にもスター選手が、引退以外の形でチームを去って行くことは多くあったが、世界最高峰の選手ともなればそう多くはない。最も記憶にあるのは、やはりポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが挙げられるだろう。 世界最高の評価を分け合う2人のスターの退団に関して、類似点と相違点を改めて比較してみたいと思う。 <span class="paragraph-title">◆退団時の年齢</span> C・ロナウドとメッシの年の差は2歳。C・ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドから2009年7月にレアル・マドリーへ加入。エースとしてチームを長年牽引すると、2018年7月にユベントスへと移籍。9年間の在籍でチームを去ったが、当時の年齢は「33歳」だった。 メッシは、2000年7月にニューウェルズ・オールドボーイズからバルセロナのカンテラに入団。2005年7月にファーストチームへ正式に昇格し、スター選手とプレーをしながら、自身がエースへと成長していった。今夏バルセロナを退団するとなれば、メッシも「33歳」。奇しくも、長年のライバルであったC・ロナウドと同じ年齢で、長年活躍したチームを去ることとなる。 <span class="paragraph-title">◆クラブ会長との関係</span> 類似点という意味では、選手と会長の関係も似ている部分がある。 C・ロナウドは、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長との関係に問題があり、退団時にはサラリーアップの約束が果たされていないと主張していた。当時、マドリーはC・ロナウドとの契約延長を画策していたが、自身の扱いに不満を覚え、結果的にユベントスへ売却する事となった。 一方のメッシも、クラブとの関係は何年にもわたって冷え切っている。今夏にも契約延長交渉を行うとされていたが、一転して交渉がストップ。コーチングスタッフとの確執や、言われもない責任を問われたほか、バルトメウ会長が掲げているクラブのプロジェクトにもうんざりしているとされてきた。 また、新たに就任したロナルド・クーマン監督が相棒でもあったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに対して電話で構想外を伝えたことが決定打となったともされ、クラブの進む方向性に大きな疑念を抱いた結果が、今回の退団希望につながったようだ。 互いに会長との関係がこじれた結果、退団を希望するという状況に。その点では似ていると言えるだろう。 一方で相違点もいくつかある。 <span class="paragraph-title">◆クラブにおける存在</span> C・ロナウドとメッシの大きな違いは、クラブにおける存在価値だろう。互いに世界最高峰の選手であることは疑いの余地はないが、かたや移籍で加入した選手、かたや下部組織から育った選手だ。 前述の通り、マンチェスター・ユナイテッドから加入したC・ロナウドは公式戦438試合で450ゴール133アシストを記録。ラ・リーガ2回、チャンピオンズリーグ4回など、16のタイトルをもたらせた。 一方のメッシは現時点で20年在籍。731試合で634ゴール285アシストを記録し、ラ・リーガ10回、チャンピオンズリーグ4回など、34のタイトルをもたらせている。 タイトルの差、クラブで残した数字にも差はあるが、メッシの存在はサッカーを超えたものになっていると言える。バルセロナの人々にとっての存在の大きさは、マドリッドの人々にとってのC・ロナウドとは比較にならないだろう。 <span class="paragraph-title">◆移籍金</span> また、両者の移籍金についても差が生まれることになる。C・ロナウドは3年契約で10億ユーロの契約解除条項があったものの、最終的には1億1200万ユーロ(約140億5000万円)の移籍金でユベントスへと移籍。クラブ側がC・ロナウドの希望に沿った形となった。 一方で、メッシはクラブを自分の意思で退団できるリリース条項があったものの、クラブ側は6月10日でその期限が切れていると主張。本来であればフリーで他クラブへ移籍できたところが、この条項が適用されなければ7億ユーロ(約878億円)の契約解除金がかかる可能性も。途方も無い金額だけに、移籍金がかかるのであれば、実質メッシの移籍は不可能と考えるべきだろう。 <span class="paragraph-title">◆監督との関係</span> また、監督との関係も異なる。C・ロナウドが退団したタイミングで指揮を執っていたのはジネディーヌ・ジダン監督だ。ジダン監督はC・ロナウドを信頼しており、チームの中でも当然のことながら中心に置いて考えていた。 一方で、キケ・セティエン監督との関係もあまり良くなかったメッシだが、新たに就任したロナルド・クーマン監督はよりその間に溝を生むことに。「チームを優先する」という明確な意図を示したクーマン監督だが、メッシが気にしたのはスアレスへの扱い。自身のことよりも、チームメイトへの扱いを大きく気にしているとも言われ、今回の決断をしたとみられている。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2020.08.26 21:15 Wed

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