ムバッペ獲得に必要なのは285億円か、レオナルドSDは放出を否定せずもレアルはどうする?

2021.08.26 13:35 Thu
Getty Images
にわかに動きが激しくなってきたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(22)の移籍問題。レアル・マドリーパリ・サンジェルマン(PSG)の間で緊張感が増している。予てからマドリーへの移籍が噂されていたムバッペ。今夏も移籍の噂があった中、ムバッペが残り1年となっているPSGとの契約延長に合意しないことから、マドリー移籍が過熱していた。

さらに、マドリーが最初のオファーを出したと報道。その金額は、1億6000万ユーロ(約206億3300万円)とされていたが、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長が拒否すると報じられていた。
また、スポーツ・ディレクター(SD)のレオナルド氏がフランス『RMC Sport』を通じてムバッペの状況についてコメント。ムバッペが今夏の退団を希望していること、マドリーから公式オファーが届いたことを認めていた。

しかし「我々は無理に誰かを引き留めることはしない。誰かが出て行きたがっていて、我々の条件が満たされるのであれば、それはそれでいいと考えている」とコメント。ムバッペについては「我々は彼に、彼が我々のプロジェクトの中心であり、重要なプレーヤーであることを証明したいと思っている。ただ、彼は我々のプロジェクトを超越した存在ではない」と語り、何をしてでもチームに残すことはしないとした。
そんな中フランス『ル・パリジャン』は、ムバッペ売却に関してPSGが求める金額を報道。2億2000万ユーロ(約285億円)とのこと。この金額が満たされない限り、交渉に応じることはないとされている。

なおレオナルドSDは1億6000万ユーロのオファーはマドリーの戦略だとも指摘。「レアルに対する我々の考えとしては、彼らは我々からノーという言葉を引き出すことで、周囲にあらゆる手を尽くしたことを示し、1年待ってフリーで獲得しようとする戦略のように思える」と語っており、2億2000万ユーロのオファーはないと見ているようだ。

マドリーとしてはPSGを求める要求を満たせばムバッペは獲得できるが、フロレンティーノ・ペレス会長がどういった決断を下すのか注目だ。

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ヴィニシウスにトラブル…クラブ買収巡る問題で2年間の出場停止求める訴え起こされる

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2001年から続いたレアル・マドリーの“ジダン王朝”、三男テオがカスティージャ退団でとうとう終焉へ

レアル・マドリーから“ジダン”がいなくなる見通しに。スペイン『Relevo』が伝える。 2001年7月9日、レアル・マドリーで前年から第一次政権を発足させたフロレンティーノ・ペレス会長が、21世紀到来を控えてスタートした“銀河系軍団”構築の第2弾として、ユベントスから2000年のFIFA世界最優秀選手賞、ジネディーヌ・ジダン氏を当時史上最高額の9000万ユーロで獲得。全世界が仰天した。 その後、ジダン氏は2006年の現役引退までマドリーでプレーし、引退後は2度にわたって監督を歴任。その間の功績等は説明不要だろう。 一方、ジダン氏には4人の息子が。長男エンツォ・ジダン(1995年生まれ)、次男ルカ・ジダン(98年生まれ)、三男テオ・ジダン(02年生まれ)、四男エリアス・ジダン(05年生まれ)。エンツォとルカは父の現役時代からマドリー下部組織に所属し、テオとエリアスも兄2人を追うようにマドリーの一員となった。 現在もマドリーに残るはリザーブチーム「カスティージャ」でプレーする三男テオのみだが、一家の父が2001年7月にマドリー入りして以来、エル・ブランコには絶えず、”ジダン”が所属しているのだ。 しかし、2024年夏をもって、四半世紀近く続いてきた「マドリーにジダンあり」が終わる見通しに。テオの契約が6月末までとなっており、本人に延長の意志なし。トップチーム昇格を待たずして、キャリアで初めてマドリーを離れる決断を25日に下したとのことだ。 22歳テオは、父の盟友ラウール・ゴンサレスが率いるカスティージャで主力選手。今季のスペイン3部でセントラルハーフとして優れたパフォーマンスを披露し、他クラブのトップチームに羽ばたく目処が立ったとみられている。 なお、マドリートップチーム通算“1試合1得点”という29歳の長男エンツォは、現役引退を宣言せずとも現在サッカーから離れ、不動産業に従事。1月にマドリーからレアル・ベティスへ移籍した18歳の四男エリアスは、来季のトップチーム昇格が決定し、U-19フランス代表でも主力級という194cmの左利きセンターバックだ。 2024.05.27 15:00 Mon

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