勝ち点3を得るも試合内容に満足していないガスペリーニ監督「勝利に値しない」

2021.08.22 15:43 Sun
Getty Images
アタランタジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、トリノ戦の勝利に満足し切れていないようだ。

21日に行われたセリエA開幕節のトリノvsアタランタ。アウェイのアタランタは開始6分にFWルイス・ムリエルのゴールで先制するも、79分に相手のFWアンドレア・ベロッティに同点ゴールを奪われてしまう。

そのまま同点で試合終了かと思われたが、93分にFWロベルト・ピッコリがゴール。劇的な展開で開幕戦を白星で飾った。
試合後、『DAZN』のインタビューに答えたガスペリーニ監督は、結果に入っていの満足感を示すも、選手のパフォーマンスを評価せず。勝ち点3を得たことに関しては、運が良かったと振り返った。

「あの試合は勝利に値しなかった」
「終了間際に勝ち越したことには満足している。しかし、我々は何人かの負傷した選手を復帰させなければならないし、今後はもっと良いパフォーマンスが必要だ」

「今夜は難しい試合だったが、本当にラッキーだった。我々のパフォーマンスは全体的に低く、トリノはセカンドボールに対する反応が毎回良かった」

「フィジカル面でも負けてしまい、簡単にボールを奪われてしまっていた」

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アタランタの主軸担ったドゥバン・サパタがトリノにレンタル…買取義務も付帯

トリノは1日、アタランタから元コロンビア代表FWドゥバン・サパタ(32)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。なお、今回の契約には買い取りオプションに加え、幾つかの条件を満たした場合、買い取り義務が発生する条項が盛り込まれている。 ナポリでイタリアでのキャリアをスタートし、ウディネーゼやサンプドリアとレンタル先でストライカーとしての才能を開花させたサパタ。その後、2018-19シーズンにレンタルで加入したアタランタでキャリアハイのセリエA23ゴールを挙げると、翌シーズンに完全移籍に移行。ここまで公式戦191試合の出場で82ゴールを挙げる活躍を見せてきた。 しかし、昨シーズンから度重なる負傷やパフォーマンスの低下で序列が下がり、今夏の移籍市場では退団が既定路線に。一時は個人間合意が伝えられたローマ行きが有力視されたが、クラブ間の交渉がまとまらず。 そういった中、移籍市場終盤に複数の選手の交渉を同時並行で行っていたトリノへの移籍が決定した。 2023.09.01 23:26 Fri

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