ボヌッチに主将は任せないと断言のアッレグリ「どこかで買い、街中などでそれをつけてプレーするしかない」

2021.07.28 12:08 Wed
Getty Images
ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、チームのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチにキャプテンを任せることはないと語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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アッレグリ監督は2014年から2019年までユベントスで指揮を執り、セリエA5連覇と4度のコッパ・イタリア優勝を達成。クラブに黄金時代をもたらしていたが、チャンピオンズリーグ(CL)優勝を果たせなかったこともあり退任となった。しかし、その後ユベントスは思うような結果を出せず、今季から再びアッレグリ監督が指揮を執ることになっている。
27日に復帰後初となる記者会見を行ったアッレグリ監督は、インタビューの中でチームのキャプテン人事について言及。契約満了により退団したものの再契約が濃厚のDFジョルジョ・キエッリーニや、FWパウロ・ディバラへの信頼を語る一方、かつて確執も噂されたボヌッチに対してはキャプテンや副キャプテンを任せることはないと断言。2017年夏にミランへ移籍しているボヌッチは、クラブでのキャリアがリセットされていると強調した。

「ボヌッチはユベントスを一度去ってから戻ってきた。つまりユベントスでのキャリアという意味では、ゼロからのスタートになってしまっている。副キャプテンはディバラになるだろう。私は彼に多くを期待している。彼と話をしたが、やる気に満ち溢れているよ」

「キャプテンと副キャプテンは、チームでどれだけプレーしたかに応じて決める。ユベントスではキエッリーニが最も経験豊富であり、それにディバラが続く」
「ボヌッチは1シーズン抜けた期間があった。彼の決断によってね。だから、もし彼がキャプテンマークを欲するのであれば、自分でどこかで買い、街中などでそれをつけてプレーするしかないね。彼自身も、そのことは受け入れているよ」

「私が以前にユベントスで指揮を執った最後のシーズンでは、マリオ・マンジュキッチサミ・ケディラがボヌッチに先んじてキャプテンの腕章をつけていた。ただそれは、単に彼が序列で遅れをとっていたからだ」

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